C: | Cドライブを意味する記号。 AT互換機では、起動ディスクとなるHDD装置を指す。 |
C言語 | 米AT&Tのベル研究所で1971年に開発された汎用プログラミング言語。 システム・プログラミングなど低レベルのプログラムが書きやすい。 移植性が高く、UNIXそのものやUNIXアプリケーションを記述するのに使われている。 1980年代後半、アセンブラ言語に代わり、商業ソフトウェアの分野で広く採用され始めた。 |
Cドライブ | DOS/Vマシンは、初期状態ではCドライブが起動用のドライブとなり、Windowsのシステムディレクトリやプログラムのデフォルトのインストール先に指定されるProgram Filesなどのフォルダが集中する。 そのため、Cドライブには、できるだけ多く領域を確保したい。 しかしFAT16でHDDをフォーマットしている場合、いくらHDDの容量が大きくとも、1ドライブ当たり2GBまでしか領域を確保できないため、すぐに空き容量がなくなってしまう傾向にある。 Windows95OSR2以降採用されたFAT32は2TBまでの容量に対応できるため、実質的にこの問題はない。 |
Cバス | NECのPC-9800/9821シリーズで採用されていた拡張バスの形式。 16bitバスで最大データ転送速度は10MB/s。 背面から容易にボードの脱着ができるなど、優れた面も多かったが、NEC固有の仕様だったため新機種PC98-NXでは廃止された。 ちなみにCはコンパチブル(Compatible)に由来している。 |
Cバンド | C band。 4〜8GHzの無線周波数帯。 通信衛星でCバンドと呼ぶ場合は、アップリンクに6GHz帯、ダウンリンクに4GHz帯を使用している。 雨による電波の減衰が少ない。 |
Cメール | auが提供している携帯電話での文字メッセージサービス。 e-mailアドレス宛の通信機能が、大量の迷惑メールを発生させることが問題となり、機能停止される予定。(2001年12月) |
C# | 2000年6月26日、米Microsoft社が発表した新プログラミング言語。 CおよびC++をベースとしたオブジェクト指向言語。 シーシャープと呼ぶ。 Microsoft社は、.NETの主力開発言語と位置付けている。 C++をベースとして改良を加えた(ポインタの廃止、プロパティ、インデクサ導入等)。 ソース・プログラムの拡張子は、CS。 |
C++ | C言語をオブジェクト指向に拡張した汎用プログラミング言語。 Bjarne Stroustrup氏が開発。 1985年に発表された。 変数を宣言する位置が自由で、オーバロード、そしてクラスが使える。 |
CA | Certification Authority。 認証局あるいは認証機関と和訳されている。 インターネット上の商取引で接続相手の正当性に関するデジタル証明書を発行する機関のこと。 X.509ベースの認証システム。 デジタル証明書の発行、有効期間の管理、証明書の破棄等、証明書発行に伴う一連の処理を行う。 インターネット・メールなどのメッセージに対して、デジタル署名を付けると、メッセージ作成者が正しく本人であることや、メッセージが改ざんされていないことが確認できる。 この確認には、一般に公開された作成者固有のかぎ(公開鍵)を使う。 公開鍵が正当なものであることの保証が、認証局の重要な役割である。 認証局が本物かどうかは、さらに上位の認証局が証明する。 証明書の信頼性を認証局に集中させることにより、ユーザー同士が信頼関係を結ぶ手間を省くことができる。 認証局と訳されているが、認証はユーザ同士が行うことであり、認証局は認証に必要なデジタル証明書の発行を行うに過ぎないことに注意。 |
CA | Conditional Access。 条件付きアクセスまたは限定受信。 有料放送において、契約の有無に応じて、スクランブルを受信機側で解除できるようにすること。 |
CA | Computer Associates International, Inc.。 1976年に設立された、米国にある、世界有数のソフトウェアベンダ。 |
C/A | Clear and Acquisition。 GPSによる擬似雑音符号の呼称。 |
CAA | Computer Aided Accounting。 コンピュータ支援会計処理。 |
CAB | Cabinet。 Windows95で使われている、セットアップ用のアーカイブファイル。 |
CABAC | Context Adaptive Binary Arithmetic Coding。 エントロピー符号化の方式の一つ。 H.264で使用。 |
Cabir | Symbian OSで動作する携帯電話を狙ったワームプログラム。 ワーム作成者のグループがウイルス対策会社各社に対して送りつけたもので、被害は発生していない。 カビールと呼ぶ。 |
CACCI | Confederation of Asian Chambers of Commerce and Industry。 アジア商工会議所連合会。 |
CACS | comprehensive automobile(traffic)control system。 自動車総合管制システム。 |
CAD | Computer Aided Design。 コンピュータによる設計支援。 キャドと呼ぶ。 |
CADA | computer-assisted data analysis。 コンピュータ支援データ解析。 |
CAD/CAM | Computer Aided Design / Computer Aided Manufacturing。 コンピュータが支援する設計と製造。 |
CADD | Computer Aided Design and Drafting。 図面作成機能を付加したCAD。 |
CAE | Computer Aided Engineering。 コンピュータが支援するエンジニアリング。 |
CAE | Common Application Environment。 X/Openが定めた、共通アプリケーション環境。 |
CAFC | Court of Appeals for Federal Circuit。 米国の連邦控訴裁判所。 |
CaFCP | California Fuel Cell Partnership。 米California州大気資源局や自動車メーカー、石油メーカー、燃料電池の関係メーカーにより共同実施される燃料電池自動車の実証試験のこと。 |
CAFIS | Credit and Finance Information Switching System。 NTTデータ通信が運用している共同利用型のクレジット・カード・オンライン・システム。 クレジット・カード加盟店がユーザーの与信限度額をカード会社に照会するなどの目的で利用する。 与信限度額や無効カードのチェックなどを24時間提供する。 電子商店のシステムからCAFISに接続するためのライブラリ・ソフトとして、同社が開発した「CAFIS-Link」があるほか、CAFISへの接続を代行する事業者も存在する。 NTTデータは1998年10月から、CAFISセンター内にSET対応のイベント・ゲートウェイを設置して、電子商店からインターネット経由で送られてきた決済情報をCAFISなどの電文方式に変換してクレジット・カード会社へ伝送する「CAFISインターネット・ショッピング・サービス(仮称)」の実証実験を行っている。 既にDCカードが同サービスを利用した電子決済サービスを提供済み。 クレディセゾンや日本信販、UCカードなども利用を予定している。 NTTデータは1999年1月に本サービスに移行する計画である。 |
CAGR | Compound Annual Growth Rate。 年平均成長率。 |
CAI | Computer Assisted (Aided) Instruction。 コンピュータが支援する教育。 |
CAIA | Chinese Audio Industry Association。 中国電子音響工業協会。 |
CAIT | Central Academy of Information Technology。 日本情報処理開発協会(JIPDEC)の付属機関である中央情報教育研究所(http://www.cait.jipdec.or.jp/)。 |
CAJ | computer assisted journalism。 コンピュータ支援報道。 |
CAL | computer aided (assisted) learning。 コンピュータ利用学習。 |
Calexico | 米Intel社が開発した無線LANモジュールIntel PRO/Wireless 2100の開発コード名。 キャレキシコと呼ぶ。 |
Calexico II | 米Intel社が開発中の無線LAN チップセット。 IEEE802.11a/b/gすべてに対応する。 さらに、IEEE802.11i(AES暗号化プロトコル)、次世代CCX(Cisco Compatible Extensions:シスコシステムズの無線LAN拡張機能と互換性のある仕様)もサポート。 |
Calistoga | 米Intel社が開発中の、ノートPC向けデュアルコアプロセッサ Yonah向けチップセット。 |
CALR | computer aided (assisted) legal research。 電子判例検索。 |
CALS | Commerce At Light Speed、あるいは Computer Acquisition and Logistics Support、あるいは Continuous Acquisition and Life-cycle Support。 製品の生産・調達・運用を電子化するための規格。 キャルスと呼ぶ。 |
CALS プロジェクト | CALS Project。 1984年に米国防総省が始めたプロジェクトの名。 |
Caltech | California Institute of Technology。 カリフォルニア工科大学。 |
CAM | Computer Aided Manufacturing。 コンピュータが支援する製造。 キャムと呼ぶ。 |
CAM | Content Addressable Memory。 連想メモリ。 入力されたビット列と記憶内容の比較結果を出力するメモリ。 一部のビットを比較対象としない「ドント・ケア・ビット」を設定できるものもある。 ルータやレイヤ3スイッチ等で、ルーティング・テーブルを高速に検索する用途等に使用される。 |
CAM | Conditional Access Module。 CAS(限定受信システム)の機能をモジュール化してセットトップ・ボックスから切り離したもの。 |
Camellia | 2000年3月10日に、NTTと三菱電機が発表した次世代共通鍵暗号 アルゴリズム。 カメリアと呼ぶ。 ブロック長128bitのブロック暗号。 鍵長は128bit、192bit、256bitに対応。 世界最小クラスのハードウェアサイズ(10kG相当)という。 線形解読法、差分解読法に対処するアルゴリズムとその他の攻撃に対処するアルゴリズムを組み合わせたことが特徴。 NTTグループの標準暗号として採用。 |
Camino |
(1)米Intel社が開発している次世代プロセッサ「Coppermine」に対応した次世代チップセットの開発コード名。
820のこと。
主記憶にはDirect RDRAMを使用する。
システムバスの周波数は、133MHz。 (2)Mozilla Organizationが開発した、MacOS X向けのWWWブラウザ。 Geckoベース。 旧名Chimera。 |
Camino2 | 米Intel社が開発中の820後継チップセットの開発コード。 HDD転送高速化、USBの4ポート化、LAN機能の一部取り込みを実施。 |
CAN | Cancel。 取り消し。 |
CAN | National Standards of Canada。 カナダ国家規格。 |
CAN | Controller Area Network。 車載LAN規格の1種。 |
CANARIE | Canadian Network for the Advancement of Research Industry and Education。 カナダ版Internet2。 |
CAN-SPAM | Controlling the Assault of Non-Solicited Pornography and Marketing Act。 未承諾のポルノグラフィーおよびマーケティング攻撃に対する規制法。 2003年12月16日に成立、2004年1月1日施行された、米国のスパム規制法。 商業的な電子メールの送信者に対し、広告主の住所をメッセージに含めること、商用メールである旨を明示すること、受信者に今後の送信を希望しないという選択肢を提供することを義務付けるもの。 |
Canterwood | 米Intel社が開発したハイエンドデスクトップPC向けPentium4、Prescott対応チップセットの開発コード名。 Intel 875P。 AGP8xとデュアルチャネルのDDR-400メモリ(ECCサポート可)に対応。 キャンターウッドと呼ぶ。 |
CANUNET | Canadian University Computer Network。 カナダ大学コンピュータ回路網。 |
CAO | Computer Aided Optimization。 コンピュータによる最適化支援技術。 カオと呼ぶ。 |
CAP | Carrierless Amplitude/Phase Modulation。 搬送波を使わない振幅位相変調。 欧米のADSLモデムで採用されている。 キャップと呼ぶ。 |
CAP | Council to Advance Programming。 改善プログラミング評議会。 |
CAPA | Child Abduction Prevention Act。 米国の児童誘拐防止法。 児童誘拐事件の速報を流す「Amber Alert」ネットワークの構築を目的とするが、買春観光、盗聴に対応、さらに、紛らわしいドメインを利用してユーザーをポルノサイトに誘導することを禁じ、違反者には刑事罰を与えるよう修正された。 |
CAPI | Cryptographic Application Programming Interface。 米Microsoft社のWindowsが搭載する暗号用API。 |
CAPP | Compaq Accredited Professional Program。 米Compaq Computer社のワールドワイドな技術者資格認定制度。 試験レベルを全世界で統一している。 Systems Integration(システム インテグレーション)とOperating System(オペレーティング システム)の2種類がある。 Systems Integrationは、Compaq社の製品、テクノロジ、ソリューションに対応したコースがあり、認定レベルは、APS(Accredited Platform Specialist)、API(Accredited Platform Integrator)、ASE(Accredited Systems Engineer)、Master ASE(Master Accredited Systems Engineer)の4種類。 Operating Systemは、Compaq社のOS Compaq Tru64 Unix v5、Compaq OpenVMS、Compaq NonStop Kernelを対象に、Systems Administrator(システム アドミニストレータ)、Systems Engineer(システム エンジニア)の2種を認定する。 |
CAPS | Cable Patterned Suspension。 HDD向けの配線一体型サスペンションの一種。 |
Capsキー | キーボード入力で、英文の大文字と小文字を切り替えるキー。 押し下げない状態では小文字を入力し、押し下げた状態で大文字を入力する。 押し下げるとロックされた状態になり、再びキーを押すまで大文字入力の状態のままになる(キャプスロック)。 キャプスロックキーとも言う。 |
CAPTAIN | Character And Pattern Telephone Access Information Network System。 公衆向けビデオテックス・サービス。 キャプテンと呼ぶ。 |
CARB | California Air Resource Board。 米カリフォルニア州の環境資源局。 カーブと呼ぶ。 |
CardBay | PCMCIAが仕様策定中のPCカードの新規格名称。 カードベイと呼ぶ。 旧称 Card X。 2000年末に公開予定。 IEEE1394及びUSBに対応。 2001年3月22日、PCMCIAが発表した、PCカードにUSB 2.0 インターフェース機能を統合する新規格。 |
CardBus | カードバス。 現在使われている16bitのPCカード規格を32bit仕様に拡張した、ノートパソコン用新型バスアーキテクチャ。 従来のPCカードの性能不足を解消するために開発された。 電気的にはPCカードスロットをPCIバスに対応させたものとなっており、32bitバス幅による最高132MB/sの転送速度を実現する。 |
Carmel | 米Intel社のチップセット 840の開発コード名。 カーメルと呼ぶ。 |
Carnivore | 肉食獣の意。 カーニボアと呼ぶ。 FBI(連邦捜査局)の電子メール監視ツール名。 麻薬密売をはじめとした組織犯罪を摘発する目的で開発されたが、電子メール監視とは、いわゆる電子メールの盗聴であり、マスコミやプライバシー保護団体から激しく抗議されている。 インターネット上の電子メールの盗聴は、パケット通信であることから、電話の盗聴とは異なり、ターゲット以外の全ての通信をも傍受することが必要であり、この点を問題とされている。 2001年2月9日、FBIは名称をDCS1000に変更した。 |
CARO | Computer Anti-virus Research Organization。 コンピュータ・ウィルス対策技術者の団体。 カロと呼ぶ。 |
CARP | Cache Array Routing Protocol。 複数のプロキシ・サーバ間で、キャッシュを分散させるためのプロトコル。 効率的な分散と連携を行うため、ハッシュ関数が利用されている。 |
CARS | computer-aided route selection。 コンピュータ援用経路選択。 |
CAS | Column Address Strobe。 半導体 メモリの信号線で、列アドレス・ストローブ。 キャスと呼ぶ。 |
CAS | Canadian Standards Association。 カナダ規格協会。 |
CAS | China Association for Standardization。 中華民国標準化協会。 |
CAS | Communication Application Specification。 米Intel社が開発した、FAX・モデム プロトコル。 FAX装置を用いてPCでデータのやり取りを行う。 1988年に登場。 |
CAS | Content Addressable Storage。 特定オブジェクトを、オブジェクトのコンテンツ自体のハッシュ値で表すという記憶方式のコンセプト。 |
Cascade | 米Intel社のサーバ用PentiumU Xeon プロセッサの上位プロセッサの開発コード名。 カスケードと呼ぶ。 99年後半に500MHz以上のクロック品を出荷予定。 使用プロセスは、0.18μmCMOS。 |
CASE | Computer Aided Software Engineering。 コンピュータ支援ソフトウェアエンジニアリング。 ケースと呼ぶ。 |
CASEツール | Computer Aided Software Engineeringツール。 ソフトウェアの仕様や要求を分析・設計する作業を支援するツール。 要求分析や基本設計などの上流工程を支援する上流CASEツールと、詳細設計や画面設計を行い、ソース・コードを生成する機能を持つ下流CASEツールに分かれる。 また両方の機能を併せ持つツールを統合CASEツールとも呼ぶ。 |
CASL | 情報処理試験用に作られたアセンブラ言語。 キャスルと呼ぶ。 通産省が開発。 特定のコンピュータに依存せずにアセンブラ言語のプログラムを書けるように、COMETという仮想的コンピュータを考え、その機械語のためのアセンブラ言語として作った。 |
Caswell | 米Intel社が開発中のサウスブリッジICH6Wの開発コード名。 Alderwood/Grantsdale チップセット向け。 無線LANを統合。 キャスウェルと呼ぶ。 |
CAT | Credit Authorization Terminal。 |
CAT | Computer Aided Test。 コンピュータを利用したテスト。 |
CAT | computer-aided teaching。 コンピュータ利用教育。 |
CAT | computer-aided translation。 コンピュータ利用翻訳。 |
CAT | computerized axial tomography。 コンピュータ化体軸断層写真。 CTスキャン。 |
CATT | China Academy of Telecommunications Technology。 中国・電信科学技術研究院。 中国の情報通信省の下部組織。 |
CATV | CAble TV。 ケーブルテレビ。 有線テレビジョンのこと。 現在では、有線のメリットである電波障害の少ない映像が閲覧できることよりも、多チャンネル化やインターネットへの接続手段としての設備として注目されることが多い。 |
CATV | Community Antenna TV。 共同受信テレビ。 |
CAU | Controlled Access Unit。 米IBM社が開発したトークンリング ネットワーク用のインテリジェントハブ。 |
CAV | Constant Angular Velocity。 ディスクの回転角速度が一定となる回転制御方式。 12倍速以上のCD-ROMやDVD-ROMで採用されている。 外周と内周で線速度に差が生じるため、例えば16倍速のCD-ROMは、内周は12倍速である。 |
CAVLC | Context Adaptive Variable Length Coding。 H.264におけるエントロピー符号化方式の一つ。 |
次頁へ >>> | Copyright (c) 1998-2006 by Tomy. |