情報用語辞典(E - 1 )
E exponent。 指数。 浮動小数点表記の際、10のべき乗を示すもの。
E記号 E designation。 ITU-TSにて規定されている、ディジタル専用線のサービス類別。 欧州で使用されている。
Service Voice Channels Speed [Mbps]
E1 30 2.048
E2 120 8.448
E3 480 34.368
E4 1920 139.264
E5 7680 565.148
eクリスマス クリスマスギフトや歳暮などの年末商戦のインターネット販売。
eコマース e-Commerce。 EC(Electronic Commerce)のこと。
e内容証明 2001年2月1日より開始する、郵便局のサービス。 内容証明郵便をインターネットを介して送信できるもの。
e文書法 e文書通則法とe文書整備法の通称。 e文書通則法の正式名称は「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律」。 e文書整備法の正式名称は「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」。 e文書通則法が本体であり、文書の電子化に関する共通事項が定められている。 但し、この法律は書面を電子化することを許したものであり、義務付けるものではないに注意。
e燃費 アスキー社が携帯端末を対象に行っているマイカー情報管理サービス。(http://e-nenpi.com/) 燃費の計算、オイルや消耗品の交換時期の通知、トラブルレスキューなどのサービスを提供している。
Eビジネス Electric ビジネス。 インターネット技術の活用とペーパーレス化により、オープンな取引と企業間のコラボレーション(協調作業)を実現する、新しい経営コンセプト。
eビリング 2000年5月にNTTドコモが開始する、携帯電話やパソコンで携帯電話の使用料金を調べられるサービス。 利用には登録が必要で、利用者には毎月郵送している領収書を送付しない代わりに、携帯電話の基本使用料を100円割り引く。
eプラットフォーム 松下電器産業 、ソニー東芝の3社が共同で構築する、インターネット上の双方向サービスを提供するプラットフォーム名称。 蓄積型データ放送サービスの仕様に基づく受信機の使用が前提。
eラーニング e-learning。 インターネットあるいはイントラネット上で、そのコンテンツやアプリケーションツールを使って学習すること。
eロイヤリティ e Royalty。 ECビジネスにおける顧客のロイヤリティ。 ここで言うロイヤリティとは、特権あるいは優先権の意で、顧客がそのショッピングサイトをひいきにすることを意味する。
EA Enterprise Architecture。 ビジネス戦略とIT戦略を整合させて、企業のITシステム構築を行うこと。
EA Electro Absorption。 電解吸収。
EAB Embedded Array Block。 埋め込み型アレイ・ブロック。
EAC Enhanced Audio Codec。 EVDのオーディオ符号化方式。
EAI Enterprise Application Integration。 異種システム間の連携(例えば、メインフレームと情報系システム、グループウェアERPパッケージなど)を実現するソフトウェア。 各システムは専用の接続アダプタを介してシステム連携を行うEAIソフトウェアに接続される。
EAI Engineers and Architects Institute。 技術者設計者学会。
EAN European Article Number。 欧州統一商品番号。
EAP Extensible Authentication Protocol。 IEEE802.1xユーザー 認証に使用するプロトコル
Early Bird 米欧間を結ぶ通信衛星の愛称。 アーリー・バード。 世界初の商用通信衛星。
EAROM Electrically Alterable ROM。 EEPROMのこと。
EASI Embedded All-in-one System Interface。 名刺大サイズのCPUボードの入出力インタフェース。 イージーと呼ぶ。
EasyDisk アイ・オー・データが開発したUSB インタフェースの新型記録メディア。 使い捨てライターサイズで、接続に必要な回路類を内蔵し、ドライバが不要。 16MB、32MB品を2001年7月下旬より発売予定。 価格はそれぞれ、7500円、12000円。
Easy PC 1999年4月、米Intel社米Microsoft社が共同で提唱したパソコンのコンセプト。 レガシ・インタフェースを排除し、USBIEEE1394に統一する。 IAPC技術も採用する。
EB Electron Beam。 電子ビーム。
EB Electronic Banking。 電子銀行取引。
EB ソニーのDATA Discman(DD-1)などのメディアとして使用されている電子ブックの規格。 テキストデータのみをサポートしている。
EBCDIC Extended Binary Coded Decimal Interchange Code。 米IBM社が定めた汎用コンピュータの文字コード体系。 エビスディックと呼ぶ。
EBCOT Embedded Block Coding with Optimized Truncation。 ビットプレーンを単位としたエントロピー符号化処理。 JPEG-2000が採用。 エブコットと呼ぶ。
EBDW Electron Beam Direct Write。 電子ビームによる直接描画。
EB G 電子ブックの拡張規格。 テキストデータと画像データをサポートしている。
EBGA Enhanced Ball Grid Array。 LSIのパッケージ形態の一つ。 BGAの1種。
EBGP External Border Gateway Protocol。 プロバイダ間でBGPを使用してルーティング・テーブルを交換すること。
EBIC Electron Beam Induced Current。 電子線励起電流法。
eBML eSTBで使用するマークアップ言語(ページ記述言語)。 XHTML 1.0で記述され、HTML3.2 の主要タグをサポート予定。
EBNA Electronic Book Newsstand Association。 2000年1月29日、米出版業界の主要企業が設立した、電子ブックの業界団体。(http://www.ebna.org/)
e-book electronic book。 電子ブック参照。
EBPP Electronic Bill Present and Payment。 米国のオンライン請求書提示/個人決済サービス。
EBR Electron Beam Recorder。 電子ビーム録画装置。
EBR Electron Beam Recording。 電子ビーム記録。
EBU European Broadcasting Union。 欧州放送連合。
EB XA 電子ブックの拡張規格。 テキストデータ、画像データ、ADPCMによる音声データをサポートしている。
ebXML e-business XML。 企業間電子商取引向けメッセージング技術開発のため、OASISと国連機関のUN/CEFACTが期限限定で共同設立した協議会、及びそこで策定している電子商取引に関するXMLの仕様。 電子商取引における世界標準のデータ交換手法を規定・確立する。 1999年11月に開始、2001年5月に標準化作業完了予定。 2001年5月11日、仕様承認。
ebXMLリポジトリ ebXML repository。 ebXML仕様に基づく各種のビジネス・プロセス、ライブラリ、企業情報などを格納・管理するネットワーク上の保管庫。
EC European Communities。 欧州共同体。 現在はEU
EC Echo Check。 受け取ったデータをそのままデータ送出元へ返し、同一であるかどうかをチェックする方式。
EC Electronic Commerce。 電子商取引インターネットを始めとするオープンなネットワーク上で、企業間や企業・個人間における取引を電子的に実行すること。 ECの実施に当たっては、「なりすまし」、「盗聴・覗き見」、「否認」、「改ざん」を防ぐセキュリティ技術が必要である。
EC化率 年間売上高のうち、EC(=オンライン)で売り上げた率。
EC実験 通産省が「エレクトロニック・コマース推進事業」として、1995年度から実施してきたプロジェクト。 ECのインフラ確立を目的に、情報処理振興事業協会(IPA)を通じて一般消費者向けECを対象に100億円を投じて、14の実証プロジェクト(他に5つの技術開発プロジェクト)を実施した。 中でもSET関連のプロジェクトは、ICカードにSETの機能を取り入れた神戸実験を含めると8プロジェクトに上った。 しかし、売上が伸びず当初想定していた成果を収められなかった実験も多い。 1998年3月のEC実験の終了後は、プロジェクトごとに成果を基に商用化することが暗黙の了解だったが、収益面で軌道に乗せるのは難しいのが現状。 一部の実験は現在も規模を縮小して継続している。
ECA Enterprise Computing Association。 パソコンサーバの活用法を研究する国内のユーザー団体。
ECA Economic Cooperation Administration。 米経済協力局。
ECAFE United Nations Economic Commission for Asia and the Far East。 国連アジア極東経済委員会。 エカフェと呼ぶ。
ECAP Electronic Circuit Analysis Program。 電子回路解析プログラム。
ECaSS Energy Capacitor Cryptography。 岡村研究所(現パワーシステム)が中心となって策定した、キャパシタを使った電源システム。 イーキャスと呼ぶ。
ECB Electronically Controled Brake system。 フル電子制御ブレーキ。 ブレーキペダルはシステム起動スイッチで、実際のブレーキ動作はシステムが完全電子制御する。 ブレーキペダル操作量や車輪速度などの車両情報を各種センサで検知、最適なブレーキ油圧を算出、油圧アクチュエータによって4輪の制動力を独立制御するもの。 2001年6月、トヨタ自動車がエスティマハイブリッドに採用。
ECB European Central Bank。 欧州中央銀行。
ECBモード Electric CodeBook モード。 64bit毎に暗号化/復号化を処理するブロック暗号アルゴリズムの一種で各ブロックを独立に処理する方式。 この方法では,下記のような問題がある。
  • (最終)ブロックが8バイトに充たない場合,0その他の固定ダミービットを挿入する為,平文の内容に偏りが生じ,暗合解読の手掛かりを与える。 特にデータベース等の暗合化に際し,フィールド長が8バイト未満の場合,問題となる。
  • 同一の暗合キーの下では平文8バイトと暗合文8バイトが1対1に対応するため既知平文攻撃に対して弱い。
  • ブロック単位で暗合文を改ざんされてもそれが判らない。
EC-Beans 2001年1月15日に、丸紅ソリューション、米Intel社などが結成した、ECサイト構築を支援するコンソーシアム。 イーシービーンズと呼ぶ。
ECC Error Correcting Code。 誤り検出/訂正符号。 メモリ転送におけるビット・エラーを修正する機能のこと。
ECC Error Checking and Correcting。 誤り検出/訂正。 メモリに記憶されたデータと読み出されたデータが同じ物かどうかをチェックするための機能。 データが記録された時に生成されるECCコードと、読み出された時に生成されるECCコードを比較する。 もしも異なる場合は、ECCコードからエラー箇所を見つけ、修正、正しいデータを出力する。 パリティチェックよりシステム全体の信頼性が高くなるが、エラー検出回路を搭載した専用メモリ(ECCメモリ)を必要とする。 PCI チップセット430HX(Triton2)は、ECCをサポートしている。
ECC Elliptic Curve Cryptosystem。 だ円曲線暗号参照。
ECCメモリ メモリの読み書きの際に発生する可能性のあるエラーを自動的に検出し、同時に自動的に訂正を行う専用回路を持ったメモリ。 PCサーバなど、データの耐障害性が強く要求されるシステム用に採用されることが多いが、 クライアントマシンでは使用されることはまだあまり多くない(チップセットが対応していない場合もある)。 通常パソコンでも利用されるパリティ有りのメモリも、同様にエラーのチェック機能を持つメモリだが、ECCメモリの方がパリティチェック機能有りのメモリより耐障害性が強く信頼性も高い。 しかし一般のショップには流通していないので安価での入手は難しい。
ECCA European Cable Communication Association。 欧州ケーブルテレビ事業者連盟。
ECCMA Electronic Commerce Code Management Association。 UNSPSCを管理する非営利の会員制組織。(http://www.eccma-unspsc.org/
ECD Electrochromic Display。 電圧の印加によって色が変わる現象(エレクトロクロミズム)を利用したディスプレイ
ECDSA Elliptic Curve Digital Signature Algorithm。 公開鍵暗号アルゴリズムの一つ。 DSAを特殊なだ円曲線上で行うだ円曲線暗号。 160bitの鍵長で、1024bitのRSAと同程度の暗号強度を持つ。 ANSI X9.62で標準化。
ECE Economic Commission for Europe。 欧州経済委員会(http://www.unece.org/)。
ECG Electronic Contents Guide。 インターネットコンテンツも含めて検索できるEPG
echelon 米国、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの5カ国が運営していると言われる通信傍受システム。 1947年に米英の秘密協定で発足。 全世界の電子メール、FAX、電話、携帯電話を盗聴しているらしい。 公表されてはいない存在。 エシュロンと呼ぶ。 echelonはフランス語で「はしご」の意。 主に人工衛星を使って商業衛星や地上の電信施設を流れる通信を傍受、その情報を世界の中継基地を通じて米国家安全保障局(NSA)に送信、解析を行う。
echo エコーコマンド。 DOSOS/2のスクリーンコマンドの1種。 スクリーンにメッセージを表示したり、スクリーンの応答をon/offする。
Echonet 家電制御用ネットワーク規格。 エコーネットと呼ぶ。 2001年8月、推進団体「エコーネットコンソーシアム」が電力線データ通信方式を最大データ転送速度9.6kbpsのスペクトラム拡散方式に統一。
ECL Emitter Coupled Logic。 高速動作が可能な論理回路。 二つ以上のトランジスタエミッタを共通の負荷を介して接続する。 差動アンプ形式の入力とエミッタフォロワ出力回路から構成される。 NPNトランジスタが非飽和で動作するため、蓄積電荷によるスイッチング遅延がなく、超高速な動作が可能。 ただし、消費電力が大きいというデメリットがある。 世の中に現れた当初は、0Vと-5.2Vあるいは-4.5Vの負電源を使用していた。
ECL EEMBC Certification Laboratories,LLC。 EEMBC ベンチマークのテスト結果を認定する機関。
ECL Enterprise Computing Lab。 2000年10月に、マイクロソフト(日本法人)が新宿に開設した、企業向けシステムを紹介するための施設。
ECM Error Collection Mode。 G3 FAXで採用されているエラー訂正/データ圧縮機能。
ECMA European Computer Manufacturers Association。 欧州電子計算機工業界。 ヨーロッパにおける情報処理関連の標準化を行う機関。 国際標準を定めるISOと比べ審査期間が短く、ECMAで標準化されたものはISO標準になり易いことから、ISO標準化へのファースト・ステップとして使われることが多い。 エクマと呼ぶ。
Ecma International 1994年に設立された、情報通信システムの国際標準化団体。 ECMAを前身とする。
ECMAScript ECMAが音頭を取って、米Microsoft社、米Netscape Communications社、米IBM社などが共同で策定したスクリプト言語。 Netscape Communications社のJavaScript1.1がベースになっている。
ECN Explicit Congestion Notification。 バックボーンネットワーク上でのふくそう状態を通知する技術。 米AT&T Labs. ReseachのK.K.Ramakrishnan氏と米Lawrence Berkeley National LaboratoryのSally Floyd氏の共同提案。 フレームリレー等のWAN プロトコルに採用されている。 ToSの未使用部 2bitをCE(Congestion Experienced)ビットとECT(ECN Capable Transport)ビットに割り当てる。 ふくそう状態にあるルータを経由すると、CEビットが1にセットされ、相手ホストに届く。 CEビットが1にセットされたパケットを受信したホストは、送信元に送り返すIPパケットのECTビットを1にセットする。 これにより、送信元に経路上にふくそう状態が発生していることを通知することができる。
ECO Economic Cooperation Organization。 経済協力機構。
E-coat Electrodeposition Coat。 電着塗装。
ECOC European Conference on Optical Communication。 欧州地域最大の光通信関連の展示会/学会。 イーコックと呼ぶ。
eCo
Framework
CommerceNetが策定している電子商取引に関するXMLの仕様。 電子商取引の通信手順、メッセージのタグ・セットを規定する。
ECOM Electronic Commerce Promotion Council of Japan。 電子商取引推進協議会。(旧称、電子商取引実証推進協議会。2000年4月に「企業間電子商取引推進機構」「産業情報化推進センター」と統合し改名) 1996年1月に設立。 イーコムと呼ぶ。
ECOM Electronic Computer Originated Mail。 コンピュータ発信型電子郵便。 イーコムと呼ぶ。
ECOSOC The United Nations Economic and Social Council。 国連経済社会理事会。
ECP Extended Consumer Response。 効率的な消費者対応。
ECPモード extend capability portモード。 パソコンの一般的なパラレル・インタフェース規格IEEE1284が持つ5種類の転送モードの1つ。
ECPA Electrical Communication Privacy Act。 米国の電子通信プライバシー法。
ECPAT End Child Prostitution, Child Pornography And Trafficking in Children for Sexual Purposes。 1992年に設立された子どもの買春やポルノの根絶を目指す国際的組織。 本部はバンコク。 エクパットと呼ぶ。
ECR Efficient Consumer Response。 効率的な顧客対応。
ECR Electron Cyclotron Resonannce。 電子サイクロトロン共鳴。
ECS European Communications Satellite。 欧州通信衛星。
ECSA European Communications Security Agency。 欧州通信秘密保全庁。
ECTC Electronic Components and Technology Conference。 電子部品関連の国際学会。 2000年度は、5月21日〜24日に第50回大会が米ラスベガスで開催された。
ECTF Enterprise Computer Telephony Forum。 CT技術の標準化団体。(http://www.ectf.org/ectf/home.htm
ECU European Currency Unit。 EUの共通通貨の単位。 ユーロ(Euro)の前の呼び名。
ECU Electric Control Unit。 自動車向け電子制御装置。