情報用語辞典(C - 7 )
COAST キャッシュメモリモジュールの接続端子の形式。 多くのソケット7マザーボードでは、PBSRAMを装着する際、コネクタ部の共通化のためにCOASTソケットが用いられている。
COAX Coaxial Cable。 中心の芯線の周りを網線で取り囲んだ形態の2線ケーブル
COB Chip On Board。 基板上に半導体ベア・チップを実装する技術。
COB Capacitor Over Bitline。 メモリセルのビット線上に形成したキャパシタ。
Cobington 米Intel社の低価格・普及版PentiumUの開発コードネーム。 コビントンと呼ぶ。 このBasicPC用のPentiumUは、1998年3月4日に「Celeron(セレロン)」というブランド名が与えられた。
COBIT Control Objectives for Information and related Technology。 ISACAが策定したセキュリティ・ガイドライン。
COBOL Common Business Oriented Language。 メインフレーム向けに開発された事務処理計算用のプログラミング言語。 誤差のない事務計算が可能。 コボルと呼ぶ。 公式には1960年に登場したが、1950年代半ばよりFlowmaticと呼ばれて広まっていた。
COBOL
コンソーシアム
2000年12月11日、COBOL開発ツールを開発/販売しているベンダー7社が、COBOLに関する情報流通を活性化させることを目的に設立した。 7社は、NEC、ゼータビッツ、東京システムハウス、ドット研究所、日立製作所富士通、米MERANT社の日本法人メラント。
COC Chip on Chip。 ICチップの上にICチップを搭載する実装技術。
COCOM Coordinating Committee for Export to Communist Areas。 対共産圏輸出統制委員会。 ココムと呼ぶ。
COCOMO Construction Cost Model。 構成的費用モデル。 ココモと呼ぶ。
CoCoon ソニーが2002年9月に発表した、ネットワーク AV家電のブランド名。 コクーンと呼ぶ。
COD Capacity on Demand。 サーバ販売形態の1種。 ユーザーにサーバを納品する際に、あらかじめ予備分のCPUを搭載しておき、ユーザーがより多くの処理能力を必要とした時点で予備のCPUを稼働させ、課金するというもの。 等価的に、ユーザーはオン・デマンドで処理能力を入手できる。
COD Cash on Delivery。 代金着払い。
CODASYL The Conference On Data Systems Languages。 データ・システム言語協議会。 コダシルと呼ぶ。 1959年設立。 COBOLを作った。
CODATA Committee on Data for Science and Technology。 科学技術データ委員会。
CODEC Coder-Decoder。 符号化/復号化器。 コーデックと呼ぶ。
CODEC Compression / Decompression。 デジタル化された音声やビデオ、画像等を圧縮・解凍するのに使用するハードウェアまたはソフトウェア
Code Morphing
Software
米Transmeta社が開発した新CPUCrusoeが採用している専用ソフトウェア86系命令をCrusoeのCPUコアが実行するVLIW命令に変換する。 また、分岐予測や命令スケジューリングの処理も実行する。 Code Morphing Softwareを入れ替えれば、86系以外の他の命令セットに対応することも可能であり、Transmeta社は、既にJavaバイトコードに対応したものを開発済み。
Code Red 2001年7月に登場した、コンピュータ・ウィルスの1種で、ワーム型。 コードレッドと呼ぶ。 Windows NT/2000IISを稼動させているコンピュータに感染する。 大量のデータを送りつけて電子商取引サイトをダウンさせたり、インターネットのアクセス速度を低下させたりする。 各月の第一日目に自身を複製するようプログラムされている。
Code Red.d 2001年8月末に登場したCode Red Uの新種。 Code Red Uより多くのIPアドレスをターゲットにする。
Code Red U 2001年8月に登場したCode Redの新種。 外部から対象マシンの操作を可能とする「トロイの木馬」(バックドア)を仕掛ける、より多数のIPアドレスに対して同時に侵入を試みる、等の点が脅威となっている。
COF Chip on Film。 フレキシブル基板上に直接ベアチップを実装する方法。
COFDM Coded Orthogonal Frequency Division Multiplex。 符号化直交周波数分割多重。
COG Chip On Glass。 ガラス基板上に半導体ベア・チップを実装する技術。
COGO Coordinate Geometry。 土木工学に使用されるプログラミング言語
COI Central Office of Information。 英中央情報局。
COID Council of Industrial Design。 工業デザイン協会。
COIE Chinese Institute of Engineers。 中華民国技術学会。
co.jpドメイン JPNICが割り当てる。 日本国内に登記されている企業に限り、1個だけ取得できる。
COLD Computer Output to Laser Disk。 印字出力を光メディアへ置換すること。
Colossus 1943年、英国で開発されたエニグマ暗号解読用のコンピュータ。 コロッサスと呼ぶ。
Colusa 米Intel社チップセット 860の開発コード名。 コルーサと呼ぶ。
COM Component Object Model。 米Microsoft社米Digital Equipment社が開発したOLEの通信機構。 コムと呼ぶ。 Windows上で利用できるオブジェクトの基本モデル。 現在のOLE/ActiveXベースの開発・実行環境のベースとなる技術である。 ここでいうオブジェクトは全てバイナリ形式であり、開発したプログラミング言語の種類は問わない。 外部からオブジェクトの機能を利用するには、COMオブジェクトが備えるインタフェースを介してアクセスする。 COMオブジェクトとして最低限搭載する必要のあるインタフェースIUnknownを始め、標準的に使うインタフェースが多数定義されており、どのインタフェースをオブジェクトが持つかによって、OCXとして、あるいはOLEオートメーション・サーバとして使えたりする。 インタフェースとはメソッドの集合のこと。
COM Computer Output Microfilm。 コンピュータ出力からマイクロフィルムを生成すること。
COM+ 米Microsoft社Windows2000に組み込まれるCOMオブジェクトのランタイム・サービス。
COM
オブジェクト
米Microsoft社のオブジェクト間通信仕様COMで定義されたインタフェースを持つオブジェクト。 同様のプログラミング作法でオブジェクトの機能を利用できるのが特徴。 Microsoft Office97やSQL Server6.5など、同社のアプリケーションの多くはCOMオブジェクトの集合で校正されている。
comドメイン Com Domain。 数多くのレジストラが存在する。 取得のための制限はほとんどない。
COMBO "combo"は、組合せ、連結の意。 磁気ディスク装置用のスピンドル・モータ用ドライバ回路とVCM用ドライバ回路を同一チップに集積した半導体をCOMBOと呼ぶ。
COMDEX Computer Dealers Exposition。 毎年開催される、世界最大のパソコン関連製品の展示会。
COMET Computer-Operated Management Evaluation Technique。 コンピュータ使用経営管理評価技法。
COMETS Communications and Broadcasting Engineering Test Satellite。 通信放送技術衛星。 コメッツと呼ぶ。
COMEX commodity exchange。 ニューヨークの商品取引所。 コメックスと呼ぶ。
COMINT communication intelligence。 通話に関する電波情報を収集すること。 コミントと呼ぶ。
Commandキー 米Apple Computer社Macintoshキーボードでアップルマークが付いているキー。 Appleキーと呼ばれることもある。 他のキーとの組み合わせにより、様々なショートカット(マウスを使わずにコマンドを実行させること)を行うことができる。
COMMAND.COM DOS及びOS/2のコマンド・プロセッサ。 DOSプロンプトを表示し、内部DOSコマンドを実行するプログラム。
Commerce 1.1 米InterTrust Technologies社(http://www.intertrust.com/)が開発した音楽配信システム。 配信のビジネス・モデルを構築するソフトウェア・ツール「Commerce Modeler」、課金認証システム「Right Wallet」、暗号化システム「InterRights」などから成る。 使用するオーディオ圧縮技術は問わない。 1999年2月にMP3ファイルを再生するためのプレーヤ・ソフトウェアを開発するライブラリを加えた。
Commodore Commodore Business Machines, Inc.。 米Pennsylvania州West Chesterに本社を置く、コンピュータ製造会社。 1977年、世界最初のPCの1つである、PETを発売。 1985年に発売した画像ビデオ製品のAmigaシリーズが普及した。
COMPACT Committee to Preserve American Color Television。 米テレビ産業保護委員会。
Compact
Flash
PCカードより更に小さいサイズで大容量データを記録できるように作られた記憶媒体。 フラッシュメモリカードの小型版。 サイズは、36.4×42.8×3.3mm。 対抗馬のスマートメディアと同じような大きさであるが、大容量化しやすいというメリットがある。 現在では、最高80MBまで製品化されている。 一方、スマートメディアよりも製造コストが高いことがデメリットである。
CompactHTML 携帯機器向けの情報記述言語。 インターネットWWW向け記述言語であるHTML4.0からフレーム機能などを除いたサブセット。 携帯電話の小さな液晶でWWW コンテンツを表示するためのXML言語。 1998年2月、アクセスと国内電話メーカ6社からの提案を公開。
CompactPCI コンピュータバス規格のひとつ。 PICMGが規格化した、標準PCIの電気的仕様に基づく高性能な産業用PCIバス規格。
COMPAQ Compaq Computer Corporation。 米国にある世界最大のPC製造会社。 本社はTexas州Houston(ヒューストン)。 1982年に、Rod Canion氏、Bill Murto氏、Jim Harris氏が共同設立。
2002年5月7日、米HP社に吸収合併。
COMPCON Computer Convention。 コンピュータ代表者会義。
CompuServe 米国有数のパソコン通信サービスで、1997年9月にAOLに吸収された。
COMSAT Communication Satellite。 通信衛星。
COMSAT Communication Satellite Corporation。 1962年、連邦議会により創立された、米国の民営通信衛星会社。 1965年、Early Birdを打上げ。
COM1 DOSあるいはOS/2シリアルポート1番に付けられた論理名。 通常モデムマウスを接続するが、プリンタを接続することもある。 DOS 3.2まではCOM1、COM2をサポート、それ以上ではCOM4まで、OS/2では8個のポートをサポートした。