情報用語辞典(A - 3 )
AE Acoustic Emission。 固体が破壊、接触する際に弾性波を発生する現象。
AE aeroelectronic。 航空電子工学。
AEA American Electornics Association。 米国電子産業協会。 1943年に設立。 約3000の企業、250万人の労働者を抱える。
AEC Atomic Energy Commission。 米原子力委員会。 1946年設立。
AED ALGOL Extended for Design。 設計用拡張アルゴル。
AEDP Association for Educational Data Processing。 教育データ処理協会。
AEM Analytical Electron Microscope。 分析電子顕微鏡。
AEM Auger Electron Microanalyzer。 オージェ電子微小分析。
Aero Windows Vistaで採用される新GUI。 ウインドウのタスクバーとフレームが半透明であることが特徴。
AES Advanced Encryption Standard。 DES暗号に代わる共通鍵暗号として、NISTが2000年頃の制定を目指している次世代の米国標準暗号。 制定にあたり、NISTは全世界に向け公募を行ない、6月15日に応募を締め切った。 今後、数回開催されるAES会議を経て、会議内容、学会のコメントなどを考慮して選定作業を行う方針を明らかにしている。 2000年10月2日に、NISTは、ベルギーのJoan Daemen氏とVincent Rijmen氏が開発したRijndaelの採用を決定した。
2001年12月5日、米商務省が正式承認。
AES Auger Electron Spectroscopy。 オージェ電子分光法。 対象物の表面1nm程度をスパッタリングでエッチングしながら、オージェ電子のエネルギー測定を行い、元素を分析。 但し、H、Heは、分析できない。 感度は、0.1〜1%程度。
AES Audio Engineering Society。 音声工学に関する国際団体。
AES Aerospace and Electronic Systems。 航空宇宙電子システム。
AES Atomic Emission Spectroscopy。 原子(発光)分光分析。
AF Application Frameworks。 一定の処理を行うためのAPIをパッケージ化したオブジェクトセット。
AF anti-ferromagnet。 反強磁性体。
AF Auto Focus。 自動焦点。
AF audio frequency。 可聴周波数。
AFC Automatic Frequency Control。 自動周波数制御。
AFC Advanced Feature Connector。 グラフィクス・アクセラレータにビデオ信号を入力するための標準インタフェース
AFC antiferromagnetically‐coupled。 反強磁性結合。 2001年5月21日に米IBM社が発表した、HDDの磁気コーティング技術。 ルテニウム(ruthenium、原子番号44、Ru)の原子2〜3個から成る超薄層を磁気層ではさむ3層コーティング構造。 面記録密度を従来比4倍の100Gb/in2に高める。
AFE Apple File Exchange。 MacintoshAT互換機間のデータ変換を行うMacintosh用ユーティリティソフトウェア
AFH Adaptive Frequency Hopping。 Bluetooth Version 1.2で採用された無線LANとの相互干渉を低減する機能。
Afilias 2000年9月に設立された、世界各国のドメイン登録業者によるコンソーシアム。 2001年からの新gTLDの設置に対応するもの。 19のレジストラが参画。 アフィリアスと呼ぶ。
AFIP American Federation for Information Processing。 米情報処理協会連盟。
AFIPS American Federation of Information Processing Society。 米情報処理学会。 1961年設立。 1990年、FOCUSに発展解消。
AFLC anti-ferroelectric liquid crystal。 反強誘電性液晶。 TFT液晶パネルより視野角が広く応答時間も短い。
AFM Atomic Force Microscope。 原子間力顕微鏡。
AFN American Forces Network。 米軍放送。 1997年に、FENを改称。
AFNOR Association Francaise de Normalisation。 フランス規格協会。
AFP Agence France-Presse。 フランス通信社。
AFP Appletalk Filing Protocol。 米Apple Computer社が開発した、Macintoshのファイル共有のプロトコルクライアントサーバ方式。
AFR Average Failure Rate。 平均故障率。
AFR Annualized(Annual) Failure Rate。 年間故障率。
AFRAL Association Francaise de Reglage Automatique。 フランス自動制御協会。
AFS Andrew File System。 CMUが開発したUNIX向けの分散ファイルシステムファイル・サーバ上のファイルを自分のコンピュータにコピーして処理を行う。
AFS Adaptive Frpmt-lighting System。 ステアリングの舵角に応じて、ヘッドライトが車の進行方向を照らすシステム。
AFSATCOM Air Force Satellite Communications System。 米空軍衛星通信システム。
AG Aktiengesellschaft。(独語) 株式会社。
AGB Alliance for Global Business。 複数の国際団体の連合グループ。
AGC Automatic Gain Control。 自動利得制御。 出力信号がほぼ一定振幅の信号になるように利得を調整して、入力信号を増幅する機能。
AGC信号 Automatic Gain Control Signal。 映像信号に多重する不正コピー防止用信号の1種。 VHS方式VTRAGC回路を誤動作させる。
AGDIC astro guidance digital computer。 宇宙誘導用デジタル・コンピュータ
AGMA Anti-Gray Market Alliance。 Gray Marketに対抗するため、2001年9月5日、米国のIT関連企業が設立した組織。
Agora 米HP社米Microsoft社が共同開発している、PCのリアルタイム通信機能を改善するデバイスのコード名。
AGP Accelerated Graphics Port。 米Intel社が1996年4月にWinHEC96で発表したグラフィクス・カードを接続するための専用インタフェースPCI バスの4倍のデータ転送能力(266MB/s及び533MB/s)を持っている。 チップセットグラフィクス・チップを直接接続し、3次元グラフィクスを高速に描画できる。 バス幅は32bit、バスクロックは66.6MHz。 AGP対応のハードウェアを利用すれば、転送速度のネックが解消されるほか、 パソコン本体のメモリを3次元グラフィクスの用途に使えるため、ビデオカード側のメモリを減らすことが可能になる。
AGP4X 米Intel社が1999年半ばに投入すると言われているチップセットでサポートするAGPの新しいモード。 CPU-AGP間の最大転送速度が1GB/s(正確には1066MB/s)になる。 AGP ProはAGP2X、AGP4Xの両方で利用可能な電源容量などを大きくした仕様。 ちなみに、1Xはデータ転送速度266MB/s、2Xは533MB/s、4Xは1066MB/sのモードである。
AGP8X 米Intel社が提供するAGPの新仕様。(AGP4xの後継) バス幅は32bit、クロック533MHz、転送帯域は2GB/s。 電源電圧+1.5V、信号振幅0.75V。
AH Authentication Header。 IPSECで、ユーザー 認証用のデータを格納して配送するための認証ヘッダ。
AHAM Association of Home Appliance Manufacturers。 家庭器具製造業者協会。 米国の白物家電メーカーを中心とする業界団体。
AHB Advanced High-performance Bus。 英ARM社が開発したチップ内インタフェース
AHCPR Agency for Health Care Policy and Research。
AHD Audio High-density Disc。 デジタル・オーディオ・ディスクの標準化案の一つ。
AHPL hardware programming language。 ハードウェア・プログラミング言語。
AHRA Audio Home Recording Act。 米国の、家庭でのデジタル録音に関する法律。
AHS Advanced Cruise-Assist Highway Systems。 走行支援システム。 道路に施設したセンサなどからの情報を基にドライバに危険などを警告し、場合によってはハンドルやブレーキなどを制御するシステムのこと。
AHS Additional Header Segment。 iSCSI プロトコルのヘッダの要素。
AI Artificial Intelligence。 人工知能。 人間の知識や動作を示すソフトウェアや装置のこと。 特に、経験を通して学習・適応する能力を持つものを指す。
AIAG Automotive Industry Action Group。 米国の自動車メーカ関連の業界団体。
AIAS Academy of Interactive Arts and Science。 米国のゲーム業界が主催する団体。
AIBO 1999年6月1日、ソニーが発売した4足歩行の民生用ロボットの愛称。 製品型名は、ERS-110。 1998年6月10日に発表した娯楽用途向けロボット技術「OPEN-R」の適用例として紹介したペット版試作ロボットの製品版。 AIを組み込んだロボット(robot)、目(アイ)を備えたロボット、ユーザーの良き相棒(アイボー)といった意味。 日米で同時発売、5000台の限定出荷(日本3000台、米2000台)。 WWWのみでの受注販売で、国内価格は25万円。 日本出荷分は、発売開始わずか20分で完売した。 首に3自由度、4本の脚部に3自由度ずつ、尻尾に2自由度、口の開閉に1自由度の計18自由度を持つ。 なお、AIBOは、VCCIや電磁放射雑音に関するFCC規格のクラスB 認証を取得済み。
[ AIBOの主な仕様 ](参考文献:日経エレクトロニクス 1999.5.31) (動作周波数100MHz)
マイクロプロセサ MIPS アーキテクチャRISC型64bitマイクロプロセサ
主記憶容量 16 MB
装備するセンサ、
出力デバイスなど
映像入力用イメージセンサ:頭部前面に18万画素のCCD型固体撮像素子
音声入力用センサ:頭部側面にステレオ・マイクロホン
音声出力デバイス:頭部の口の部分にスピーカ
温度検出センサ:胴体部
電源 7.2Vの専用Liイオン2次電池
消費電力 約12.6mW(自律モード動作時)
連続動作時間 約1.5時間
外形寸法 約156mm×266mm×274mm(尾部含まず)
重さ 約1.6kg(電池、メモリースティック等を除くと約1.4kg)
2000年10月12日、第2世代AIBOを発表。 製品名は、ERS-210。 同年11月16日より受注開始、12月上旬より出荷開始予定。 価格は15万円。 販売数量に制限はなく、本体の色もゴールド、シルバー、ブラックの3種をサポート。 新たに「音声認識機能」「名前登録機能」等を搭載し、ペットロボットとして、コミュニケーション機能を強化した。 マイクロプロセサの動作周波数192MHz。 主記憶容量32MB。 待機時消費電力は約9W。 可動部の自由度も計20自由度に増加。 外形寸法は、約152 x 281 x 250mm(耳、尾部含まず)と第1世代とほぼ同じ。 重量は、約1.5kg(バッテリー・メモリースティック含む)と少し軽くなっている。
2001年9月5日、第3世代AIBOとして、LATTEMACARONの2機種を発表。 同年9月22日より発売開始予定。 価格は9万8000円。 可動部の自由度は15自由度に下げた(耳、尻尾が固定)。 「音声認識機能」の強化(75語の認識)やAIBO同士のコミュニケーション機能などが特徴。 性格設定プログラムを内蔵したメモリスティックにより、性格設定ができる。
2001年11月8日、新モデル「ERS-220」を発表。 「ERS-210」「ラッテ(ERS-311)」「マカロン(ERS-312)」の上位機。 別売りの無線LANカードとAIBO操作用ソフトにより遠隔操縦ができることが特徴。 価格は18万円。 2001年11月23日、発売開始予定。 2002年5月16日、新機種6種「ERS-220A」「ERS-210A」「ERS-311B/X」「ERS-311B」「ERS-312B」「ERS-31L」発表。 価格は「ERS-220A」18万円、「ERS-210A」15万円、「ERS-311B/X」10万8千円、「ERS-311B」「ERS-312B」9万8千円、「ERS-31L」6万9千円。 「ERS-311B/X」「ERS-311B」「ERS-312B」は、「ERS-311」「ERS-312」と外観が同じでBluetoothを搭載したもの。 「ERS-220A」「ERS-210A」は、「ERS-220」「ERS-210」の高機能版。 「ERS-31L」はバグ犬をモチーフにした新デザイン。
機種名 ERS-311B/X
ERS-311B
ERS-312B
ERS-31L ERS-210A ERS-220A
CPU RISC型64bitマイクロプロセサ
クロック周波数 192MHz 384MHz
主記憶容量 32MB
内蔵センサ 赤外線方式距離センサー、加速度センサー、振動センサー
スイッチ
(頭部内/尻尾/肉球)
傾斜センサー
温度センサー
感圧センサー(頭部)
スイッチ(あご、
背中、脚部)
温度センサー
タッチセンサー
(頭部、頭、
背中、脚部、
テール)
消費電力 約5W(標準モード時) 約9W(標準モード時)
連続動作時間 約2.5時間
(満充電のERA-301B1使用
/標準モード時)
約1.5時間
(満充電のERA-201B1使用
/標準モード時)
外形寸法 約177mm
×280mm
×240mm
約152mm
×281mm
×250mm
約152mm
×296mm
×278mm
重さ 約1.5kg(バッテリー,"メモリースティック"含む)
AIC Advanced Interactive Content。 米国のデジタル・テレビ放送に向けたデータ放送仕様を提案した団体の一つ。
AICC Aviation Industry Computer-based Training Committee。 教育コンテンツの標準化団体、及びその国際標準規格。(http://www.aicc.org/
AID Agency for International Devel opment。 米国際開発局(開発途上国援助機関)。 1961年設立。
AIEA Agence Internationale de l'Energie Atomique。 国際原子力エネルギー局。
AIEE American Institute of Electrical Engineers。 米電気技師協会。
AIF Application Integration Feature。 米IBM社が開発したS/390アプリケーションを自動連携させるソフト。
AIFF Audio Interchange File Format。 オーディオ・データの交換フォーマットの一つ。
AIFS Arbitration Inter-frame Space。 IEEE802.11eにおいてQoSを確保するために考慮するタイミングの一種。
AIP Application Infrastructure Provider。 コンピューティング・インフラを提供するISP
AIPLA American Intellectual Property Law Association。 米知的所有権協会。
AIPPI Association Internationale pour la Protection de la Propriete Industrielle。 国際工業所有権保護協会(http://www.aippi.org/) 1897年に設立された、工業所有権の国際的保護を目的とする世界組織。 本部Zurich(チューリッヒ、スイス)。
AIPPI-JAPAN Japanese Group of the International Association for the Protection of Industrial Property。 社団法人日本国際工業所有権保護協会。 1956年に設立されたAIPPIの日本部会を前身とし、1991年に設立。
A-IPS Advanced IPS。 改良型のIPS
AIRE Australian Institution of Radio Engineers。 豪通信技術者協会。
AirH" DDIポケットが2001年8月29日から開始予定のPHSを使用したインターネット使い放題サービス。 通信速度は32kbps。 エアーエッジと呼ぶ。 月額料金5800円(年間契約時4930円)。
AirMac 2000年2月18日に出荷開始した、米Apple Computer社の無線LANシステム。 エアマックと呼ぶ。 無線規格IEEE801.11bに対応。 旧Airport。(日本では登録商標が取れなかったため、AirMacと変名した。)
AIRMICS Army Institute for Research in Management Information and Computer Science。 米国の管理情報およびコンピュータ科学に関する陸軍研究所。
Airport Card 米Apple Computer社が開発したiBook専用の無線LANカード。 伝送速度は最大11Mbps。 価格は99米ドル。
Airport Extreme 2003年1月14日、米Apple Computer社が発表した、無線LANポート製品。 既存Airport製品やWi-Fi製品との下位互換性を持つ。 IEEE802.11g(最大伝送速度54Mbps)を採用。 150フィート以内で約50人のユーザーを扱える。 128bit暗号によりセキュリティを確保。
Air5 米Magis Networks社が販売している無線LANチップ。 変調方式にはOFDM採用。 5GHz帯を使用し、最大伝送速度54Mbps。 通信距離最大75m。 高効率QoSIEEE802.11eとは互換性がなく、家電業界で採用の動き。
AIS Accounting Information System。 コンピュータによる自動会計処理システム。
AIS Advanced Information Service。 高度情報サービス。
AISC Association of Independent Software Companies 米独立ソフトウェア会社協会。
AISE Association of Iron and Steel Engineers。 アメリカ鉄鋼技師協会。
AISI Association of Iron and Steel Institute。 アメリカ鉄鋼協会およびその規格。
AIST Agency of Industrial Science and Technology。 工業技術院。
AIST National Institute of Advanced Industrial Science and Technology。 産業技術総合研究所
AIT 秋田県高度技術研究所。
AIT Advanced Intelligent Tape。 ソニーが開発・製造しているテープ・ドライブ。 8mmテープを使用。 記録容量25GB、最大データ転送速度3MB/sのAIT-1、記録容量50GB、最大転送速度6MB/sのAIT-2の2種類がある。 今後開発されるAIT-3は100GB、AIT-4は200GBとなる見込み。
AIT American Institute of Technology。 米技術協会。
AITEC Research Institute of Advanced Information Technology。 日本情報処理開発協会(JIPDEC)の付属機関である先端情報技術研究所(http://www.icot.or.jp/)。
AIX Advanced Interactive eXecutive。 米IBM社が開発したUNIX互換OSの名称。
AIX 5L 2001年4月23日、米IBM社が発表したLinux互換AIX。 LinuxのAPIを装備する。 POWER プロセサIA-64プロセサが対象。 最大32プロセサ構成、主記憶256GBのシステムに対応。 ユーザー 認証システムには、ケルベロスを採用。