ハウジング型 | アウトソーシング・サービスの形態の一つ。 ユーザーが用意したファイアウォールなどのマシンを、サービス業者のセンターに設置し、運用管理する方式。 |
ハウリング | howling。 マイクとスピーカを近接させた時などに、スピーカから出る音が突然大きくなる現象。 音声の伝送経路にループができると発生する。 |
バウンダリ・ チェック | boundary check。 境界チェック。 特に、プログラム実行時の配列の指定要素数を超えるアクセスをチェックする機能。 C言語の標準ライブラリにある strcpy にこの機能がないことが、バッファ・オーバーフローを利用したセキュリティ・ホールの一つとなっている。 |
破局故障 | Catastrophic Failure。 突然発生し、システムの機能を完全に失う故障。 |
バグ | Bug。 間違い。 プログラム中の誤り。 ハードウェアあるいはソフトウェアの欠陥。 ソフトウェアのバグはプログラムの変更により修正する。 ハードウェアのバグは回路の変更により修正する。 基本的に、設計時の検討不足が原因となる欠陥をバグと読んでいる。 |
白色LED | 白色に発光するLED。 1996年9月に日亜化学工業が開発した。 すでに白熱電球の発光効率を超える15 lm/Wの製品も現れている。 2005〜2010年には、蛍光ランプの発光効率(60〜100 lm/W)を超える見通し。 省エネの有力な材料である。 GaN系材料、ZnSe系材料、ZnS、ZnO、AlNなどの材料等様々な実現方法が開発されている。 約3.5Vの直流電圧で動作する。 |
爆弾マーク | Bomb mark。 Macintoshがシステムエラーを起こした時に表示されるアイコン。 爆弾の形をしていることから、こう呼ばれる。 システムの異常状態を示しているため、アプリケーションソフトによっては復帰できるものもあるが、大抵はリセットする以外に解決方法はない。 もし、エディタなどでファイルを編集している最中に爆弾マークが出たら、恐ろしいことにファイルが破壊される可能性が高いので、こまめにセーブすべきである。 |
薄膜ヘッド | thin film head。 磁気ディスクドライブに使われる磁気ヘッドの一種。 半導体と同様の製造工程を用いた薄膜製造プロセスによりコンタクト部とコイルを形成する。 |
波形等化 | waveform equalizing。 信号波形を所望の形に整形する信号処理のこと。 オーディオのドルビー処理、磁気記録のプリコンペ処理、トランスバーサル・フィルタ処理等がある。 |
パケット | Packet。 ひとまとまりになったデータの単位。 レイヤー3(ネットワーク層)の通信で使われるPDU(データをやり取りする単位)の呼び名。 |
パケット交換方式 | 情報をパケットと呼ぶ小さなユニットに分解し、それぞれのヘッダ部に送信順序、転送先アドレス等の制御情報を付加して別々に送受信する方式。 |
パケット通信 | データを「パケット」と呼ぶ小さなグループに区切って、伝送する通信方式。 通信回線を複数のユーザーで共有する方式であり、回線費用が安価となる。 |
パケット・フィルタ | packet filter。 受信したパケットのIPアドレスや使用するポートなどを調べて、受信パケットを通過/遮断する機能。 ファイアウォールの機能として利用する。 |
パケット・ ライティング | packet writing。 CD-R/RWの書込み方式の一つ。 CD-Rの規格書「Orange Book, PartU」に1994年1月に追加された。 数十kB程度のパケットと呼ぶ単位でデータを書込む。 パケット・ライティング方式には、ソニーのCDRFS(Compact Disc Recordable File System)とUDF(Universal Disk Format)の2種類があり、両者に互換性はない。 CDRFSでは読出しのためにもデバイス・ドライバ・ソフトウェアが必要だが、UDFでは不要であるため、不特定多数への配布用途に向いている。 |
パケット・ロス | Packet Loss。 ルータの処理が間に合わず到着パケットをルータ内部で破棄してしまうこと。 |
バス | bus。 様々な種類の信号を複数あるそれぞれのターゲットに転送するための通信路。 パソコンにおいては、CPU(複数の場合もある)や場合によっては2次キャッシュメモリを接続するCPUバス、 SIMMやDIMMなどのメモリモジュールを接続するメモリバス、PCIやISAの拡張スロットが接続されるシステムバス、 SCSIコントローラと個々のSCSIデバイスとが接続されるSCSIバスなどがある。 |
パス |
path。
(1)通信において、2点のノード間を結ぶルート。 (2)DBMSにおいて、1セットのデータから他のセットのデータへのルート。 (3)ディスク上で特定のファイルに至るルート。 |
バス・ アービトレーション | bus arbitration。 バス調停参照。 |
バス型 | トポロジ(ネットワークの接続形態)の1種。 1本のコアとなる通信回線に多数の通信端末がぶら下がる形態。 各端末から同時に全ての端末へ通信できる。 コアの通信回線がダウンすると、全通信が不能となる。 但し、端末ダウンは影響しない。 |
バズセッション | buzz session。 何人かずつのグループにわけ、リーダと記録係を決める。 あるテーマについて一定時間話し合い、意見をまとめて発表するグループ討議の手法。 |
バス調停 | bus arbitration。 複数のノードが接続されているバスで、どのノードがバスを使用するかを決定すること。 |
バス幅 | bus width。 バスに使用される信号線の数。 通常、8の倍数である16、24、32、64、28、256本であることが多い。 一般的にはバス幅が広いほど一度に送れるデータが多いので、処理を高速化することができる。 |
パス・フレーズ | pass flaze。 公開鍵暗号システムで秘密鍵にアクセスする際に必要なパスワード。 公開鍵暗号システムでは秘密鍵を守ることがセキュリティ上重大な意味を持ち、他人が容易に秘密鍵を使えないようにするため、無制限長のパスワードを付けられるようにすることが多い。。 単語(ワード)ではなく文章(フレーズ)を使用する。 |
バスマウス | bus mouse。 データバスに接続するタイプのマウス。 NECのPC-9800シリーズでは専用ポートもあるため標準的に使用されるが、IBM PC/AT系のマシンではシリアルマウスが標準的。 |
バスマスタ | bus master。 メモリや周辺機器間のデータ転送に関する高速化技術。 入出力処理専用のチップを使い、CPUの能力を使わずに独自でデータ転送をコントロールする。 CPUはどのデータが欲しいのかをインタフェースに伝えるだけで、転送は自動的に行ってくれる。 高速タイプのハードディスクインタフェースにバスマスタ機能を使ったものがある。 |
バスマスタIDE | bus master Integrated Drive Electronics。 バスマスタによるデータ転送機能を備えたIDE インタフェースの規格。 従来のIDEでは、CPUがデータ転送を制御するPIO方式が使用されていたが、バスマスタ方式ではチップセットが転送を行う。 マルチタスク環境であれば、データ転送時にCPUが他の作業を実行できるため、システム全体の処理能力が向上する。 |
バスマスタ転送 | 拡張カードなどがパソコン本体のCPUを介さずに直接メモリにアクセスしてデータ転送を行う転送方式。 CPUが入出力を処理するPIO(Programmed I/O)方式を使った場合よりCPUの負担が軽く、システム全体のパフォーマンスが向上する仕掛け。 |
パスワード | password。 コンピュータ上のデータや利用環境を他者から守るために使用される暗証文字。 パソコン通信やLANにログインする際、本人を確認するために使われる。 パスワードはユーザーが自由に変更することができ、コンピュータシステムはこれを記録する。 このため、システムに記録されているパスワードは本人以外に知られることはない。 また通常、パスワードを入力している最中は文字は画面に表示されない。 |
パスワード 辞書ファイル | 管理者が設定しそうなユーザーIDとパスワードをリストアップしたもので、インターネット上で入手できる。 |
派生クラス | オブジェクト指向の用語の一つ。 基底クラス(親クラス)から、その属性やメソッドなどを継承し、新たな属性などを付加したクラス。 基底クラスと共通する部分のプログラムを書かなくても済むことにより、開発が効率的になるのと同時に、変更があった時も一つのクラスの修正で済むためメンテナンスが容易になる。 |
パソコン |
Personal Computer。
パーソナルコンピュータの略称。
もちろん、日本以外では通用しない。
同様の略称には、1チップのマイクロコンピュータを示すマイコン(micro computer)、超高速のコンピュータであるスパコン(super computer)などがある。 個人が利用することを目的として作られたコンピュータ。 近年ハードウェアは規格化された部品を組み合わせて作られるようになり、均質で低価格に供給されている。 ソフトウェアも規格化されており、OSからアプリケーションソフトまでほとんどのものがパッケージの形で流通している。 市販品としてのパソコンは、1970年後半のAppleIIやTRS-80、PETなどが草分けとして知られ、1981年に登場したIBM PC、1984年のIBM PC/ATによって広く一般に有用性が認められた。 これら製品の成功は、後のパソコン産業の礎を築くこととなる。 当初、8bitのCPU、最大64kBのメインメモリと非力であったパソコンも、今日では32bitCPU、数MBのメインメモリ、数GBのハードディスクと長足の進歩を遂げた。 使い勝手を決定するOSもWindowsやMacOSに代表されるグラフィカルなものが主流となり、さらに使いやすいものへと進化を続けている。 |
パソコン減税 | 情報通信機器の即時償却制度。 個人事業主または企業が、1999年4月1日〜2000年3月31日の期間に、単価が100万円未満の情報通信機器を購入した場合に購入金額全額を損金算入できる制度。 付属品を含めたパソコン一式が対象、期間内なら何台でも適用される。 通常、10万円以上のパソコンを企業が購入した場合、6年間に渡り減価償却を行う。 (20万円未満の場合は、3年間も選択可) 2000年度の税制改正で期間が1年間延長された。 |
パソコン 検定試験 | パソコン検定委員会事務局が行っている試験。 P検と呼ばれる。 1級から4級まである。 パソコン全般に関する広い知識と、パソコンで業務を遂行する技能を検定する。 国家資格ではない。 |
パソコン通信 | personal computer comunications。 ホストコンピュータへユーザーが電話回線等を介して接続し、メールや情報交換を行うシステム。 日本のパソコン通信の歴史は、約10年。 NIFTY-Serveを始めとする主要な商用パソコン通信ネットは、ほぼ1987年から1990年の間にサービスを開始した。 この10年間でパソコン通信は急速に拡大し、その利用者は300万人とも400万人ともいわれるまでに成長した。 いわば、パソコン通信は、一部のマニアから、ビジネスマン、主婦、学生、高齢者まで、幅広い層に利用されるメディアとして定着した。 しかし、ここ数年のインターネットの爆発的な普及は、パソコン通信に質的転換を迫って来た。 ユーザーのニーズに応え、パソコン通信からのインターネット接続だけでなく、インターネット接続サービスを、商用ネット接続サービスと併せて提供するのが、一般的なサービスとなっている。 主要な商用パソコン通信ネットにとって、インターネット接続サービスは欠かせない。 NIFTY(NIFTY-Serve改め)を始めBIGLOBE(PC-VAN)、People、ASAHIネットなどの商用パソコン通信ネットは、無手順による接続からインターネットへの接続と共に、 ダイヤルアップIP接続によるインターネット接続を提供し、商用パソコン通信ネットとプロバイダーの併用サービスが展開されている。 |
破損クラスタ | ディスクの磁気部分の不良や物理的な損傷など、何らかの事故で読み書きできなくなってしまったクラスタのこと。 このエリアに記憶されたファイルは復旧不可能。 また、ディスク管理用のプログラムで、この部分に新たなデータの書込みを禁止できる。 但し、対処療法なのでディスクの使用可能な容量は減る。 |
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