アーカイバ | archiver。 アーカイブを作るソフトのこと。 複数のファイルを一つのファイルにまとめたものをアーカイブという。 通常、ファイルを圧縮する機能を持つ。 ソフトにより独自の拡張子がつく。 |
アーカイブ | archive。 書庫。 複数のファイルを1つのファイルにまとめたもの。 通常、まとめる際に各ファイルは圧縮される。 アーカイブを行うソフトウェアをアーカイバと呼ぶ。 |
アーカイブ・ビット | archive bit。 ファイルの属性の一つ。 ファイルが更新されたことを示すフラグ。 インクリメンタル・バックアップを行うソフトウェアが利用する。 |
アーキテクチャ | architecture。 コンピュータシステムの論理的、物理的な構成をさす。 |
アース | earth。 電気回路における接地のこと。 |
アース雑音 | earth noise。 アース線に高周波電流が流れる際に、アース線のインダクタンス成分に発生する誘導電圧による雑音のこと。 |
アービトレーション | arbitration。 バスなどに対して複数の要求があった場合にそれを調停し、使用権を与えること。 |
アーム | arm。 ハードディスクで、先端に磁気ヘッドを取り付けた金属製(アルミニウム)のバーのこと。 |
アーラン | 電話回線のトラフィックを表す単位。 呼量。 1本の回線を1時間継続して使用した場合の呼量を1アーランと定義する。 |
アイコン | icon。 ファイルまたは機能を象徴する小さな図形。 Windows、MacOS、OS/2などのGUIを取り入れたOSなどで広く採用されている。 |
アイソクロナス 転送 | isochronous transfer。 等時型転送。 送信側が送出したタイミングを受信側まで保持する転送。 動画等、リアルタイム性を要求するデータ伝送に使用される。 IEEE1394がサポートしている。 |
アイドル時間 | Idle Time。 装置の遊び時間。 |
アイドル信号 | 100BASE-TX機器が常時やり取りしている信号。 通信相手に接続されているかどうかを確認するもの。 |
あいまい検索 | サーチ・エンジン等で用いられる検索技術の一つ。 探索語が完全一致していなくても、一致したものとみなす。 |
アイリス | iris。 瞳の虹彩のこと。 個人識別手段として有用でバイオメトリクス認証にも利用される。 |
アウトオブ オーダー実行 | Out-of-Order実行。 米Intel社のPentiumProなどのCPUで採用されている命令の先読み技術。 CPUが内部の資源の利用状況に合わせて先読みした命令の実行順序を決める。 CPUが常に命令の実行順序の最適化を行うため、実行速度の向上が望める。 |
アウトソーサ | Out-sourcer。 アウトソーシング・サービスを請け負う業者。 |
アウトソーシング | out sourcing。 企業内の情報システムにおける開発や運用、保守といった業務を、外部の専門業者に委託すること。 情報化に関する投資の削減と質的な向上を目的とする。 |
アウトプレースメント | outplacement。 雇用者がリストラ等で解雇する従業員の再就職支援を行うこと。 |
アウトラインフォント | outline font。 輪郭線で表現された文字のこと。 いくつかの座標を結ぶ線のデータから成り立っている。 計算によって拡大・縮小が可能なため、文字を大きくしてもギザギザの出ない綺麗な文字として表示できる。 安価なプリンタで印刷する場合、アウトラインフォントをコンピュータ側でドットに置き換え、それを印刷するという方法。 しかしPostScriptプリンタなどでは、プリンタ側でフォントデータを持ち、出力する直前までアウトラインデータとして処理する。 アウトラインフォントとして有名なのは、WindowsやMacOSで使われているTrueTypeフォント、PostScriptで使用されているType1フォントなど。 |
アウトレット | outlet。 (1)電気のコンセント。 (2)LANケーブル同士を接続するための専用ボックスで、モジュラージャックをはめ込む。 |
青紫色レーザ | 発振波長が10nm前後の半導体レーザ。 GaN系材料を使う。 |
アカウンタビリティ | accountability。 説明責任。 特に、企業において、経営者が株主や顧客に対して行うものを指す。 |
アカウント | account。 汎用コンピュータやネットワークを利用した際の料金請求対象となる単位、ID。 近年では、利用料金無料のネットワークIDもアカウントと呼んでいる。 |
アクセシビリティ | accessibility。 様々な機器へのアクセスの可能性。 高齢者や障害者にとっての「使いやすさ」といった意味で使う。 Webにおいては、ブラウザが違っても、マシン、OSが違っても、利用者が障害を持っていても、Webページ上の情報に同じようにアクセスできて利用できることを指す。 視覚障害者がインターネットを利用する場合は、画面上のテキストを音声出力するスクリーン・リーダとテキスト・ブラウザを併用する(あるいは同機能を有する専用ブラウザを使用する)。 この場合、画像やJavaScriptだけによる情報にはアクセスできない。 従って、イメージの代替となるテキストを準備することがアクセシビリティの向上につながる。 |
アクセス・ コントロール | access control。 著作権保護のために付加された使用制限(コピー防止ではない)の仕組み。 使用回数を制限したり、正規のユーザー登録をしないと使用できなくする手法。 |
アクセス・サーバ | access server。 リモート・アクセス機能を提供する専用装置。 電話回線やISDN経由でアクセス・サーバに接続し、ユーザー 認証したのちに、企業内ネットワークなどにアクセスさせる。 インターネット・プロバイダも多く導入している。 |
アクセス時間 |
access time。
(1)制御装置が記憶装置から、または記憶装置への情報の転送要求から転送が開始されるまでの時間(呼び出し時間)。 (2)HDDで、1回の読出しや書き込み動作に要する時間。 ヘッドが目的のトラックまで移動する時間(シーク時間)と、移動してから読み書きができる状態に安定するまでの時間(セトリング時間)を合わせたもの。 |
アクセスチャージ | access charge。 他事業者のネットワークを利用することによって生じる、事業者間の支払い。 |
アクセスポイント |
access point。
(1)通信などで、ネットワークへ接続するための設備が置かれた場所、施設。
利用者は、公衆回線などを使ってアクセスポイントを経由してネットワークに接続する。 (2)無線LANにおけるデータ転送中継装置。 |
アクセプタ | accepter。 P型半導体を作るためにSi結晶中に注入する3価の元素のこと。 正孔キャリアを生成する。 |
アクセラレータ | accelerator。 加速装置の意味。 従来ソフトウェアで行っていた処理を高速に実行するためにハードウェアで行ったり、標準のハードウェアを高速化するために後から組み込まれるハードウェアなどのこと。 グラフィックアクセラレータやCPUアクセラレータなどがある。 |
アクチュエータ | actuator。 HDDや光ディスク装置における、ヘッド位置決め機構。 リニア型とロータリ型がある。 現在のHDDに使用されているのは、ほとんどロータリ型。 |
アクティブ | active。 現在動作中という意味を表す形容詞。 |
アクティブ アドレッシング | active addressing。 Motif社が開発した液晶表示方式の1つ。 専用のASICを使用し、LCDの各行をセミランダムに更新する。 これにより液晶の応答時間とコントラストが改善される。 |
アクティブ型 ICタグ | 無線ICタグの一種で、電源(電池)を内蔵するもの。 数十メートル程度の長距離交信が可能。 |
アクティブ 終端回路 | Active Termination。 米California Micro Devices社が開発した、LSI内蔵用のインピーダンス・マッチングのための回路。 信号線の特性インピーダンスや負荷の状況に自動的に最適化する。 |
アクティブ マトリックス方式 | active matrix。 液晶画面の表示方式の1つ。 液晶の画素1つ1つにON/OFFの切替えスイッチを付けた方式。 単純マトリックス方式による液晶画面と比べて、反応速度が速く、画面をスクロールした時の残像現象が少ない。 また、画素間の干渉が少なく鮮明な画像が得られ、視野角が広いので横からでも画面内容を確認することができる。 半導体素子をガラスの上に集積するため生産コストが高いという問題点があったが、最近では量産化の目処が付いたことから多くのノート型パソコンがこの方式のカラー液晶を採用している。 |
アグリゲーション技術 | Aggregation Techniques。 アグリゲーションとは集合化のこと。 B2Bの要となる概念で、買い手及び売り手双方を集合化し、ビジネスの採算規模を確保しようとするもの。 |
アクレディテーション | accreditation。 認定の意。 大学の技術者教育プログラムの評価制度を指す。 |
アサイン | assign。 割り当てること。 一般的なコンピュータ用語としては、プログラムやデータを記憶する装置に領域を割り当てること、あるいは入出力装置などの資源をジョブやタスクに割り当てることを意味する。 |
アジマス角 | Azimuth Angle。 録音または再生のヘッドギャップの中心線が相対進行方向に対してなす角度。 |
アスペクト比 |
aspect ratio。
(1)縦横比。
ディスプレイの1ドット当たりの縦と横の長さの比率を表す。
アスペクト比が1の時は正方形を正確に表示できる。
そのほか、この用語をCGで使う場合は、表示区画となるウィンドウの縦横比を意味することが多い。 (2)磁気記録において、記録媒体上で1bitに対応する領域の縦横比(ビット幅とトラック幅の比)。 数学的にはBPI/TPI。 |
アセンブラ | assembler。 アセンブリ言語で記述したプログラムをマシン・コードに変換するソフトウェア。 マシン・コードと一対一で対応するニモニックでプログラムを記述する。 アセンブリ言語はアドレスやデータ名に人間の分かりやすい表記をした原始的なプログラミング言語であり、アドレスや命令を直接指定する。 |
アセンブリ言語 | assembly language。 機械語を1対1に対応する英文字(ニーモニックコード)で記述して、人間に理解し易くした言語。 |
アタック検知ツール | ネットワーク・アタックを自動的に検知するツール。 よく知られた攻撃の手法をまとめたデータベースを持つ。 ほとんどの製品は、1台1台のマシンに対するトラフィックをモニタし、トラフィック・パターンと攻撃手法をリアルタイムに照らし合わせ、アタックかどうかを判定する。 |
アタッチ・テーブル | attach table。 リンク・テーブルを参照。 Access2.0以前のバージョンでは、リンク・テーブルをこう呼んでいた。 |
アタッチメント | attachment。 電子メールの添付ファイルのこと。 |
アダプタ | adopter。 中継装置。 基本的にはコネクタやケーブル同士などをつなぐ時に使用するものだが、パソコンではディスプレイアダプタのように、拡張ボードを指すことが多い。 |
アダプティブ アレーアンテナ | Adoptive Array Antenna。 DSP(デジタル信号処理用プロセッサ)を用いてアンテナの指向性をダイナミックに制御し、D/U比を高めることにより、周波数の有効利用を図る。 PHSで1997年より採用。 |
圧縮 | compress。 ファイルのデータサイズをあるアルゴリズムにより小さくすること。 (元に戻すことを解凍という) |
圧縮成形 | 熱硬化性樹脂の成形法。 最も一般的。 成形材料を加熱した金型のキャビティに入れ、圧縮成形機(プレス)によって硬化させる。 |
圧電効果 | piezoelectric effect。 ピエゾ効果とも呼ぶ。 半導体や誘電体結晶に圧力を加えたときに起電力が生じる現象。 電圧を印加した時、結晶が歪む現象も逆過程として含む。 ガス器具などの点火装置、電気信号と音響信号を相互変換する振動子、表面弾性波素子等で利用。 |
アッパー コンパチブル | upper compatible。 上位互換のこと。 ある製品を別の製品に置き換え可能で、元の製品よりも機能が拡張されていること。 |
アップグレード | upgrade。 ハードウェアやソフトウェアなどの機能を強化すること。 ソフトウェアの場合にはバージョンアップと呼ぶこともあるが、製品が上位と下位の2種類あり、下位のものを後から上位の製品と同等にする場合には区別してアップグレードということもある。 また、メーカー製品をユーザーが改造して、強化することをこう呼ぶ場合もある。 |
アップ/ダウン・ コンバータ | Up/Down Converter。 流合雑音対策で使用する、CATVの上り信号の周波数帯変換装置。 |
アップデート | update。 更新のこと。 特に、ウィルス対策ソフトのデータベース更新に使用するものをアップデート・ファイルと呼ぶ。 |
アップリンク | up link。 衛星通信において、地球局から衛星への通信。 |
アップロード | upload。 ファイルやデータを、サーバ、ホスト側などの上位のシステムへ転送すること。 逆の動作をダウンロードと呼ぶ。 |
後入先出法 | 入庫した日付の新しいものから順に出庫する方法。 期末在庫には最も古い商品から順に残る。 |
アドインソフト | add-in software。 一般にアプリケーションソフトの機能強化のために、オプションで追加するソフトウェアを指す。 プラグインと呼ぶ場合もある。 |
アドホック接続 | AdHoc Connection。 無線LANの接続方式の一つ。 無線LAN機能を搭載したパソコン同士が直接データ通信を行う接続方式。 アクセスポイントを使用しない。 |
アドレススキャン | Address Scan。 不正アクセスのための予備調査にも使われる行為。 pingコマンドを使用して、稼動中のマシンを調べること。 |
アドレス・テーブル | Address Table。 レイヤ3スイッチが持つ、経路情報。 MACアドレスと出力ポートの対応表で、アドレス用メモリに格納されている。 |
アドレス変換機能 | プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを変換することで、ISPに割り当てられた1個のIPアドレスを、LAN上にある複数台のパソコンで共有できるようにする機能。 |
アドレスマスク応答 | Address Mask Reply。 ICMPメッセージの一種。 アドレスマスク要求のメッセージに対する応答。 |
アドレスマスク要求 | Address Mask Request。 ICMPメッセージの一種。 サブネット内で、サブネットマスク値を得るためにホストあるいはルータに対して送信するメッセージ。 |
次頁へ >>> | Copyright (c) 1998-2006 by Tomy. |