情報用語辞典(キ)
キーストローク key stroke。 キーボードのキーを押し込む時に、キーが下がる深さを指す。
キートップ key top。 キーボードで1つ1つのキーがどの文字の入力や機能を果たすかを表示してある部品あるいは形状のこと。 通常はすでに「A」や「Enter」などと印刷されているが、製品によっては自由に変更することが可能なようにシールなどを用意し、キートップに貼って使用するものもある。
キーパッド key pad。 通常のパソコンに接続している汎用性のあるキーボードとは異なり、特定の機能を持ったキーボード。 パーソナルワープロやパソコンなどに接続して使う、数字入力専用のキーボードである10キーパッドや、ビデオゲームのコントローラなどがある。
キーバッファ key buffer。 キーボードからの入力を一時的に蓄えておく記憶エリア(バッファ)のこと。 一旦キーバッファデータを蓄えてアプリケーションからの要求に従ってキーバッファの内容をアプリケーションに伝えるようになっている。 キーバッファがあることによって、キー入力の取りこぼしをある程度防ぐことができる。
キーピッチ key pitch。 キーボードのキーの横方向の間隔。 キーの中心から次のキーの中心まで。 デスクトップ用のフルキーボードは18.8mm。 一般的にキーピッチが15mmになるとタッチタイピングが難しくなり、14mmになるとほぼタッチタイピングができなくなる。 縦方向のキーピッチはあまり問題にならないが、各機種によってわずかながら違いもある。
キーボード keyboard。 コンピュータの最も標準的な入力装置。 あるキーを押すことにより、キーに対応する電気信号がパソコン本体に伝えられる。 キーは、英字、仮名、数字、記号などからなるアルファニューメリックキーと、数字だけを独立させたテンキー、及びソフトウェアによって様々な機能を持つファンクションキー、Capsキーやシフトキーといった特殊キーに大別できる。
キーボード
カバー
keyboard cover。 キーボードの上にかぶせるカバー。 キーの隙間にゴミや液体が侵入するのを防いだり、不用意にキーを押すことを防ぐ目的で使われる。 アクリル板やビニール製、シリコンゴム製のものが多い。 最近では、カバーをした状態でキーが打てるように柔らかく作られたカバーシートも現れている。
キー入力 プログラムにデータを入力する際に、キーボードから入力することを「キー入力」という。 これとは違って、マウスによって画面上に表示されているボタンなどを選択してプログラムに入力する方法もある。
キーロガー key logger。 キーストローク(キーボード上でどのキーが押されたかという情報)を読み取り記録する仕掛け。 通常はソフトウェアだが、ハードウェアも存在する。
キーワード・サービス keyword service。 あるキーワードを任意のURLに対応させるサービス。 米Microsoft社のIE5.0以上のブラウザが既に対応している。
記憶装置 storage equipment。 メモリハードディスクなど、データやプログラムを保存したり、実行時に必要なデータやプログラムを読み書きする場所、装置のこと。 コンピュータには必ずこの記憶装置がある。 パソコンで使用されている記憶装置にはメモリやハードディスク、フロッピーディスク光磁気ディスク、バックアップ用カートリッジテープなどがあり、 メモリをのぞいて電源がOFFの時でもデータを保持することができるようになっている。 CPUが直接アクセス可能なメモリのことを主記憶装置といい、ディスクやテープなどの事を補助記憶装置と読んで区別して使うことが多い。
記憶媒体 storage media、あるいは単に media。 データやプログラムを保管する場所(物質)のこと。 主な記憶媒体としては、RAMや磁気ディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、ICカード、フラッシュメモリなどがあり、 各々の特長を生かしてコンピュータ記憶装置として使用されている。
記憶容量 storage capacity。 データやプログラムを記憶する際の大きさのこと。 通常は単位をバイトで表し、メモリやディスクの性能としてパソコンのカタログなどに表示されている。
記憶領域 プログラムやデータなどを格納するために割り当てられた領域のこと。 通常は主記憶上の領域を指す。 仮想記憶を採用したシステムでは、スワップ領域やページング領域を含めて記憶領域ということが多い。 仮想記憶で特に主記憶の領域を示したい時には実記憶領域といい、仮想記憶全体を指していることを明確にしたい場合は仮想記憶領域という。
機械語 machine language。 コンピュータが直接処理する'1'と'0'で表されたプログラム言語。
基幹業務システム backbone system。 企業経営に不可欠な基幹業務を、コンピュータを用いて効率的に遂行するシステム。
奇偶検査 parity check。 パリティ参照。
記号処理言語 多くのプログラム言語は数値、文字などの値を主に扱うが、これに対して記号を主に扱うような言語を記号処理言語と呼ぶ。 記号とは、「犬」とか「ポチ」とかいわゆる1つの他と区別可能な概念を表わすもの。 例えば「犬」を0、「ポチ」を1、「タマ」を2、…で表わして普通の言語でプログラミングすることも可能だが、それよりはdogとか、pochiとか書ける方がずっとうれしい。 Lisp族/Prolog族の言語やSmalltalk-80などは記号を言語機能としてサポートしている。
擬似マルチタスク アプリケーションがOSに実行権を渡すことによって実現するマルチタスクの方法。 マナーの悪いアプリケーションがあるとマルチタスクが阻害される。 さらにアプリケーションがハングアップするとOSに制御が渡らないためOS全体がハングアップする。 Windows95WindowsNTのマルチタスクではOSが実行権を管理しており、アプリケーションがハングアップしてもOSが強制的にそれを終了させられる。
気象庁 http://www.kishou.go.jp/
偽色 被写体にはない、撮影した画像データに記録されている色。 画素のRGBへの変換時に発生することがある。
擬似SRAM DRAMと同様のセル構造を持ちながら、セルフリフレッシュ機能を内蔵するなどSRAMに近い使いやすさを実現した半導体 メモリ。 SRAMに比べて大容量かつ安価という特徴があるが、記憶保持に要する電流は大きい。
基数 radix。 数値の各桁の重みの基本になる数。 X進数と呼ぶときのXのこと。
基数変換 radix transformation。 ある基数で表した数を別の基数の数値に変換すること。
き線 ユーザー宅とNTT地域会社の収容局を結ぶ加入者線の幹線部分。
き線点 加入者線で、戸別配線用ケーブルとき線の分かれ目。
期待値 expected value。 確率変数の取り得る平均値。
基地局 Base Station。 無線セルの制御装置。
キッズgoo 2001年7月23日、NTT-Xがgooで提供開始した、子供用Web検索サービス。 データベースから有害サイトを排除している。
基底クラス オブジェクト指向で、継承の機能を使う時の元になるクラスのこと。
揮発性メモリ volatile memory。 電源が切れるとデータやプログラムが消える記憶装置半導体 メモリであるRAMは揮発性。 主電源を切るとデータが消失する反面、アクセス速度が速いために主記憶に採用されている。 これに対して、電源を切ってもデータなどが消えないメモリを不揮発性メモリという。
基板浮遊効果 SOI技術を使用した場合に、トランジスタ本体が基板から絶縁されているために起こる様々な現象。
基本情報技術者試験 2001年度春期より実施予定の新しい情報処理技術者試験。 従来の第二種情報処理技術者試験に代わるもの。
基本認証 ユーザー名とパスワードを並べたテキストをBASE64と呼ぶフィルタを使ってエンコードした後、 このデータHTTP プロトコルのヘッダ中に入れて転送するユーザー認証方式。 伝送パケットをモニタリングするソフトを使えば、簡単にユーザー名とパスワードを盗聴できる。
逆オークション 複数の売り手に対し、1人の買い手という取引形態。 買い手の購入希望に対して、複数の売り手が販売価格を入札する。
ギャザリング Gathering。 ショッピング方式の一つ。 購入希望者が増加する毎に商品がプライスダウンする。 購入価格は選択できないが、必ず商品を購入できる。
キャスビー 2000年10月6日、NTTドコモが発売開始した、電子メールWebページの文章を音声で読み上げる新メール端末。 ディジタル携帯電話を接続して使用する。
キャッシュ cache。 キャッシュメモリ参照。
キャッシュ
コントローラ
cache controller。 キャッシュメモリを制御する装置。 キャッシュメモリとCPU間のデータアクセスなどを制御する。 CPUからメインメモリへのアクセスが要求された際に、キャッシュメモリに該当するデータが存在する場合は直ちにCPUにデータを送る働きを持つ。 該当データがキャッシュメモリに存在しない場合は、メインメモリからキャッシュメモリにデータをコピーし、さらにCPUに転送する。 CPUの要求がメインメモリへの書き込みの際も、キャッシュメモリとメインメモリの整合性を制御する。 このようにキャッシュコントローラは、常にキャッシュを有効に機能させるためにキャッシュメモリ内の状態を管理している。
キャッシュ
サーバ
cache server。 データを一時的に蓄積しておくサーバ。 一度アクセスしたWebページの情報を蓄積しておき、次回以降同じWebページへのアクセス要求があったときにキャッシュ・サーバが応答を返す。 アクセス要求を出したWWWブラウザの近くにキャッシュ・サーバがあれば、オリジナルのWWWサーバにアクセスしなくてすむためレスポンスを向上させられる。
キャッシュ・
フロー
cash flow。 手元資金。 企業が比較的自由に使える自己資金のこと。
キャッシュ
メモリ
cache memory。 データの転送を行う際、発信側と受信側で処理速度が大きく異なる場合、伝送タイムのロスを軽減するために一時的にデータなどを蓄えておくメモリ。 受送信を行うメモリよりも高速である必要がある。 キャッシュ、及びキャッシュメモリという場合、基本的にはCPU回りのデータのやり取りで行うものを言い、 ハードディスク光磁気ディスクMO)のデータ伝送ロスを軽減するキャッシュメモリはディスクキャッシュと呼ぶことが多い。
キャッシュ
ラインフィル
cache line fill。 主記憶から1次キャッシュデータやコードを読み込むこと。 Pentiumプロセッサなどのキャッシュ付きCPUでは命令を実行する際、主記憶から1次キャッシュへデータやコードを読み込まなければ命令を実行できない。 そのためキャッシュラインフィルの速度がCPUの命令実行速度に大きく影響している。
キャッシュDRAM cache Dynamic Random Access Memory。 内部にキャッシュメモリSRAM)を搭載して、高速なランダムアクセスを実現するSDRAMの一種。 SRAMを搭載する分、コストはSDRAMより割高になる。
ギャップフィラー Gap Filler。 電波の届きにくい地域や場所の受信特性を改善する装置。
キャピタルゲイン Capital Gain。 有価証券の売買差益。
キャプスロック caps lock。(caps は capital lettersの省略形) キーボードでアルファベットを入力する時に、常に大文字(capital letter)になる状態。 そのためのキーをキャプスロックキーまたはCapsキーという。 このキーを押すことにより、キャプスロック状態になるが、シフトキーを押しながらキーを押すことにより、小文字を入力することが可能となる。
キャプチャ capture。 画面に表示している情報をファイル化すること。 画像イメージをファイルにする場合と文字をテキストファイルにする場合がある。 前者はスクリーンダンプもしくはスナップショットとも呼ばれ、イメージデータ編集用のペイント系ソフトウェアで加工ができる。 後者はパソコン通信などのログに当たり、多くの通信ソフトにこの機能が用意されている。 通信内容の全てをテキストファイル化するため、履歴を保存するのに便利である。
キャプチャカード capture card。 ディスプレイに表示されている画面を、データ化してファイルに取り込むことをキャプチャという。 この作業は、一定のメモリ領域やCPUパワーが必要となるため、この作業の負荷を軽減しスムーズにキャプチャを行うには専用のハードウェアが必要となる。 この専用のハードウェアをキャプチャカードという。 なお、ビデオキャプチャカードという場合は、静止画だけでなく動画も取り込める仕様になっている場合が多い。
キャラクタベース 文字や記号などのキャラクタだけでインタフェースが構成されているソフトウェアや装置に付けられる形容詞。 「キャラクタベースのインタフェース」というように使用する。 主としてグラフィックデータによるインタフェースと対比させるために使われる言葉である。 例えば、VT100などのキャラクタ端末、COMMAND.COMやUNIXのシェルなどのソフトウェアはキャラクタベースである。
キャラクタモード character mode。 画面表示モードの1つ。 ディスプレイに文字だけが表示でき、1画面の表示文字数は80桁×25行などに固定される。 MS−DOSのテキスト表示の標準的なモードである。 これに対する用語としてグラフィックモードがある。 これは、ディスプレイの表示域をドット(点)単位で表示することができるので、WindowsMacOSなどで採用されている。
キャリア carrier。 (1)パソコン通信ネットワークホストコンピュータに接続する際にモデムから聞こえる「ピー」という発信音。 本来、キャリアとは搬送波のことで、電話回線を通して情報を相手先に送る際に「運搬者」の役割を果たす。 キャリア音は搬送波が変調されていない状態の音であり、キャリアを変調することによってデータを伝送する。
(2)半導体において、電荷を運ぶもの。 正孔、または電子のこと。
キャリアセンス carrier sense。 電波の送信前に、チャネルの空き具合をチェックする仕組み。 CSMA/CD等で使用。
キャリッジ carriage。 HDDにおいて、1個ないしは複数のHGAを搭載し、VCMで駆動される回転中心を持つ機構部品。 通常、アルミ合金製。
キャリッジリターン Carriage Return。 プリンタで印字ヘッドを行の左側に移動すること。 またはそのための制御コード。 しかし、最近では次の行の先頭に印字ヘッドを移動する復帰改行を意味することが多い。 但し、制御コードでは復帰だけのCR(Carriage Return)と改行だけのLF(Line Feed)は明確に区別されている。 ちなみに、キャリッジリターンのASCIIコードは16進数で0D(10進数で13)で、ラインフィードは16進数で0A(10進数で10)である。 これらを連続してプリンタに送れば復帰改行が行われる。 また、ディスプレイでもこれらの制御コードで同様の制御が可能。
キャンセル cancel。 取り消すこと。
キュア CURE (Collaborative Use Research Engine)。 米Starpond社が提供する、会員制の検索エンジン。(http://www.starpond.com/ユーザーが指定した学術分野の情報に絞って検索を行う。 他のユーザーが検索した結果によりページのランクを決定する。
キューイング queuing。 ネットワーク機器などに内蔵される一種のバッファ・メモリ(キュー)に一時記憶させたデータの待ち行列を制御する。 たとえば、二つのキューに違う優先度を付け、優先度の高いキューに格納されたデータを先に送出する。 Fairy Queueing、Class Based Queueingなど、いくつかの技術がある。
業界標準 de facto standard。 公的機関が標準として定めたものでないが、大きなシェアと多くのユーザーの使用実績があり、事実上の標準とも言える技術もしくは製品、デファクトスタンダードともいう。 ネットワーク プロトコルであるTCP/IPプリンタ記述言語であるPostScript言語、 モデム制御コマンドであるHayse(ヘイズ)社のATコマンドなど多数ある。
強磁性体 ferromagnetic substance。 強力な磁石に近づけると引き付けられ、その磁石を取り除いた後、自ら磁石になる物質。 ある温度以上になると磁石の性質がなくなる(強磁性体から常磁性体に転移する)。 この温度を、キュリー温度(Curie temperature)と呼ぶ。
共晶はんだ eutectic solder。 共晶組成を持つはんだ。 重量比、Sn 63%、Pb 37%。 融点は183℃。(Snの融点は232℃、Pbの融点は327℃)
強制ライン・フィル 命令によって、指定したアドレスのメモリの内容をキャッシュに読み込む動作。
狭帯域ISDN narrowband-ISDN。 広帯域ISDN(B-ISDN)と区別するための、既存のISDNの呼び方。 N-ISDNとも呼ぶ。
協調フィルタリング リアルタイム・リコメンデーションを実現するアルゴリズムの一つ。
共通鍵暗号方式 Conventional Encryption System。 慣用暗号方式または秘密鍵暗号方式ともいう。 データの暗号化(encryption)と復号化(decryption)に同じ秘密鍵を用いる暗号方式。 高速な暗号処理ができるため大量のデータを扱う通信メッセージやファイルの暗号化に多く使われている。 DESFEALなどがある。 公開鍵暗号方式と区別するためにこのように呼ぶ。 基本的には、文字の順序を入れ替える「転置(転字)」と、一定の規則に従ってある文字を別の文字に置き換える「換字」を組み合わせて実施する暗号方式。 どのような順序で入れ替えるか、どの文字とどの文字が置き換えてあるかを示すのが暗号アルゴリズムと秘密鍵である。 従来はその両方を秘密にすることで暗号の解読を防いできたが、DESはアルゴリズムを公開し、秘密鍵だけで暗号強度(暗号の解読されにくさ)を保つ。 これは、暗号アルゴリズムを公開しても、秘密鍵がなければ計算量が膨大なため解読できないと考えられるためである。 しかし、マイクロプロセッサの驚異的な発達と並列処理化の進展により、もはや、たかだか56bitの秘密鍵であるDESは決して強いとは言えなくなっており、次世代の暗号アルゴリズムAES(Advanced Encryption Standard)の選定作業が開始されている。
共通線信号方式 common signaling channel。 電話サービスにおいては、電話交換機間で通話回線と信号回線(着信音指示、ダイヤル認識情報、受話器状態変化等)が必要であり、共通線信号方式とは、この信号回線を各通話回線共通で設置するプロトコルNTT他の通信事業者は、現在SS7(No.7共通線信号方式)を採用している。
共通フレーム 日本電子工業振興協会、情報サービス産業協会、日本情報システム・ユーザー協会が共同で策定した、コンピュータ・メーカ、ソフトハウス、ユーザーが共通して利用することを狙ったシステム開発の仕組み。 正式名称は「ソフトウェアを中心としたシステムの取引に関する共通フレーム」。
共鳴トンネル効果 resonant tunneling effect。 トンネル効果の一種。 二つのポテンシャル障壁をもつ半導体構造で、入射してくる電子のエネルギーが、二つのポテンシャル障壁に閉じこめられた電子のエネルギーと一致した時、エネルギーの減衰なしに障壁を通り抜ける現象。
共鳴トンネル素子 resonance tunnel element。 共鳴トンネル効果を利用した半導体素子。 共鳴トンネル効果とは、2つの電位障壁の距離が電子波の波長の2分のn倍になる時、共鳴現象でエネルギーを高められた電子が電位障壁を通り抜ける現象。 数nmの薄膜製造技術の確立が必要で、まだ実用化の目途は立っていない。
共有型ハブ ハブの一種。 単純にネットワーク端末のケーブルを集めて結んだ構造のため、安価。 Ethernetの場合、ネットワーク上に接続された機器は1本のラインを共有するため、1つの機器がデータを送出していると他の機器はパケットを送出できない。 従って、データ送出の際には、ラインの空きを確認するための「キャリア」がまず送出され、その応答がなければラインが空いていると判断し、データの送出が開始される。 この応答の遅延時間はプロトコルで規定されており、共有型ハブを使用する場合、例えば10BASE-Tでは、共有型ハブの接続段数は4段までと決められている。
曲率半径 curvature radius。 曲線の曲がり具合を円の半径で示したもの。 「R(アール)いくつ」というように使用される。 値が小さいほど鋭く曲がっていることを示す。
キルビー特許 Kilby Patent。 米TI社が所有する、集積回路の最も基本的な回路構成特許。 Jack Kilby氏が発明。 1959年に米特許。 日本には1960年申請したが拒絶。 しかし、1989年に認められ、2001年まで効力を持つことになった。
記録密度 recording density。 単位長さあたりに記録できるデータ量。 単位長さとしては、一般的にインチが使用される。 BPI参照。
金融庁 http://www.fsa.go.jp/
金融ビッグバン 2001年を目標に進められている、金融・証券市場の規制を取り払う大改革。