情報用語辞典(ル)
ルータ router。 複数のLAN同士を接続するLAN間接続装置。 中継処理はソフトウェアにより処理される。 IPアドレスなどネットワーク層のアドレスを識別して宛先までの経路を計算し、最適経路を選ぶ仕組みを持つ。 特定のIPアドレスを持つトラフィックだけをフィルタリングする機能もある。 インターネットにおいて、デジタル専用線とEthernetというような物理媒体の違う回線同士の接続を仲介する装置。 同じ物理媒体の接続を仲介するものはハブという。 また通信方式の異なる回線接続を仲介するものはゲートウェイと呼ぶ。
ルーチン routine。 プログラムを構成する処理単位。
ルーティング・
テーブル
routing table。 IPアドレスネットワーク情報とルータの接続経路を対応付けたデータベース。 構成要素は、宛先ネットワーク番号、次のルータ、ポート番号の3つ。 ネットワーク番号は、IPアドレスとサブネット・マスクの組合せである。 ここでの特徴は、宛先ネットワークに接続されているルータを全てリストアップしている訳ではなく、そこまでの経路で最も近いルータを「次のルータ」として登録している点。 つまり、それ以後の経路は、「次のルータ」に任せる。 宛先が自分の所属するネットワークである場合、「次のルータ」は自分自身となる。 「次のルータ」が自分だった場合、ルータはARPにより宛先のMACアドレスを見つけIPパケットを送る。
ルート root。 UNIXシステム管理者。 スーパーユーザー。 全システムリソースに対するアクセス権限をもつ。 管理者権限参照。
ルートサーバ root server。 最上位に位置するネームサーバ。 負荷分散のため、世界中に13台存在する。
ルート
ディレクトリ
root directory。 ファイル管理を行うシステムにおける最上位のディレクトリ。
ループバック・
アドレス
loopback address。 パソコンが自分自身にIPパケットを送るための特別なアドレス。 「127.0.0.0」〜「127.255.255.255」の範囲のIPアドレス
ループメール loop mail。 同一メールが無限にやり取りされること。 自動返信機能を使う際に、誤って自分のメールアドレスを指定した際に生じる。
ルーメン Lumen。 光束の単位。 1カンデラの一様な光度の点光源が、立体角1ステラジアン内に発する光束。 単位記号は、lm。
ルール・ベース Rule Base。 判断基準を単純な条件式の集合として記述し、コンピュータで自動処理するシステム。
ルクス lux。 照度の単位。 1平方メートルあたり1ルーメンの照度。 単位記号は、lx。
ルックアヘッド
キャッシュ
look-ahead cache。 あらかじめアクセスが予測されるデータを前もってキャッシュに読み込んでおく機能。
ルックアップ
サーバ
look-up server。 Jiniの各種サービスの登録を受け付ける機能や、用途に合ったサービスを検索する機能などを提供する「ルックアップ・サービス」が動作するサーバ。 ルックアップ・サービスはDNSのように階層構造を取れる。
ルック・アンド・
フィール
Look and Feel。 見た目と使い心地。OSやアプリケーションとユーザーとが対話的な作業をする際の操作方法に関する基本的な取り決め。
ルミネッセンス luminescence。 与えられたエネルギーを光として放出する現象。