情報用語辞典(I - 4 )
IE Internet Explorer。 米Microsoft社製のWWW ブラウザ
IE Information Engineering。 James Martinによる情報システム設計手法。
IEA International Energy Agency of The Organisation for Economic Cooperation and Development。 国際エネルギー機関。(http://www.iea.org/
IE Bus Inter Equipment Bus。 車内LAN用のバスの一種。
IEC International Electrotechnical Commission。 国際電気標準会議。 電気・電子分野の国際標準化を担当する。 1906年に設立。 本部をスイスGenevaに置く。
IECE Institute of Electronics and Communication Engineers of Japan。 電子通信学会。
IECQ International Electrotechnical Commission Quality Assessment System for Electronic Components。 1982年に英国・フランスなど9ヶ国が開始した電子部品の相互認証制度。
IEDM International Electron Devices Meeting。 半導体製造技術関連の国際会議。
IEE Institution of Electrical Engineers。 イギリス電気技術協会。
IEE Institute of Electrical Engineers。 電気学会。
IEEE The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.。 米国電気電子技術者協会。 アイトリプルイーと呼ぶ。 エレクトロニクス全般に関する規格を制定している。 1963年設立。 30万人を超える会員を持つ。 本部はNew York。
IEEE
P1003委員会
IEEE P1003 Comitee。 IEEE下にあるOSインタフェース標準化を審議するための委員会の一つで、POSIXの検討を担当している。 P1003.0(ガイドライン制定)、P1003.1(システム・インタフェース)、P1003.2(シェル、ユーティリティ定義)などの分科会がある。
IEEE P1625 2004年4月12日、IEEEが発表した、モバイル機器用のバッテリー規格。
IEEE1284 米国電気電子技術者協会(IEEE)が定めた8bitのパラレルインタフェース規格。 主用途はプリンタの接続。 米Centronics Data Computer社が開発したインタフェース 仕様を基にしている。 2MB/s以上の転送モードをサポート。
  1. 3年以上前までのパラレル・インタフェースの標準であったセントロニクス仕様との互換モード(パソコンからプリンタにデータを出力するだけ
  2. プリンタからパソコンにデータを転送するニブル・モード(4ビットずつ2回に分けて送る)
  3. プリンタからパソコンに一気に8ビットのデータを送るバイトモード
  4. 双方向通信が可能なECP(extend capability port)モード
  5. プリンタ以外の周辺装置を想定し双方向通信が可能なEPP(enhanced parallel port)モード
の5種類の転送モードがある。
IEEE1394 パソコンとテレビ、デジタル・ビデオ・カメラ、DVDなどの家電製品を接続するシリアル・インタフェース規格。 最大63個の周辺機器を接続可。 最大データ 転送速度は400Mbps(100Mbps、2000Mbpsもある)。 2000年始めを目標に800Mbpsの規格の策定が進んでいる。 プラグ・アンド・プレイ活線挿抜機能を備える。 1993年に米Apple Computer社SCSIに代わる高速シリアル・バスとして発表した「FireWire」をIEEEが標準化し、1995年、正式に使用の採択がなされた。 SONYがこの規格の愛称として提唱した「i.Link」の商標ライセンスについて、松下電器産業日立製作所を始めとする国内外16社が契約済。 IEEE1394は、1995年に採択された仕様を「IEE1394-1995」として、いくつかの拡張規格が検討されている。 細かな不具合(相互接続性の規定)を解決した修正版のIEEE1394.aは、1999年6月時点で、仕様は確定しているがまだIEEEに承認されていない。 800Mbps、1.6Mbpsの高速版のIEEE1394.bは、ギガビット1394とも呼ばれる。 IEEE1394.1は、ホームネットワークなどの仕様を考慮して接続機能を拡張し、ブリッジという機能を通して63台以上の機器を接続可能にする。
2002年5月29日、FireWireを正式商標、ロゴ、シンボルとして認可。
IEEE1394b IEEE1394の上位互換規格。 パソコンや周辺機器、デジタルビデオカメラの接続に使われている、高速なデータ転送が可能なインターフェース。 「FireWire」や「iLink」とも呼ばれるIEEE1394の発展型で、最大データ転送速度が従来の400Mbpsから、800Mbps/1.6Gbps/3.2Gbpsまで高速化された。 伝送媒体は、従来のSTP(シールド付きツィストペアケーブル)に加えて、UTP(シールドなしツィストペアケーブル)や光ファイバ・ケーブルも使用可能。 ケーブル長は、従来は4.5mまでだったが、IEEE1394bで追加された新しい伝送媒体を使用した場合は、最大100mまで延長可。 またコネクタ形状も変更され、従来の4ピン/6ピンのコネクタに代わり、9ピンのコネクタを使用。
IEEE1680 2006年3月30日、米国電気電子技術者協会(IEEE)が発表したパーソナルコンピュータ製品の環境アセスメント標準。 素材選択、エネルギー保存、製品寿命、ライフサイクル拡張、パッケージング、企業業績ほか、8カテゴリーにおける基準を定める。 EPEATがIEEE 1680準拠の製品登録、認可システムを実施する。
IEEE488 GPIBの国際標準名称。
IEEE802
委員会
IEEE802 Comittee。 LANMAN規格の標準化を行う。 1980年2月に設立された(=802委員会の名称の由来)。
IEEE802 LMSC IEEE 802 LAN/MAN Standards Committee。
IEEE802.1 IEEE802委員会が規定した標準的なLAN仕様。
IEEE802.1d IEEE802委員会が規定した標準的なLANで使用するMACブリッジの仕様。 スパニング・ツリープロトコルに関する規定。
IEEE802.1p LANの標準化を目的に設置されたIEEE802委員会が規定したLAN上での優先制御の仕様。 MACヘッダとIPヘッダの間に3ビットの識別子(タグ)を挿入し、タグをベースに優先制御を実施する。
IEEE802.1Q VLANIEEE802標準の各種LANEthernetなど)に適用する方法を決めた標準規格。 VLANの相互接続性を保証するため策定されたもの。 VLANタギングなどを規定。
IEEE802.1x IEEE802委員会が規定した、標準的なLANで使用するユーザー認証の方式。
IEEE802.11 IEEE802委員会が規定したEthernetを無線で実現する規格。 2.4GHz帯のキャリアを用いて伝送速度1Mbpsや2Mbpsでデータを無線伝送する方式。
IEEE802.11a 1999年9月にIEEE802委員会で決定されたEthernet無線LANの規格。 5.2GHz帯キャリア(使用周波数帯 5150-5250KHz)を使用し、最大伝送速度54Mbps(54/48/36/24/18/12/9/6Mbps)。 チャンネル数 4。 アクセス制御方式は、CSMA/CA。 1次変調方式には、16値QAM、64値QAM、BPSKQPSKを使用する。 2次変調方式は、OFDM。 屋外利用不可。
IEEE802.11b 1999年11月にIEEE802委員会で決定されたEthernet無線LANの標準仕様。 2.4GHz帯キャリアを使用し(使用周波数帯 2400-2497KHz)、最大伝送速度11Mbps(伝送速度 11/5.5/2/1Mbps)。 チャンネル数 14。 アクセス制御方式は、CSMA/CA。 1次変調方式には、CCKBPSKQPSKを使用する。 2次変調方式は、直接拡散方式のスペクトラム拡散方式(DS-SS方式)。 屋外利用可。
IEEE802.11c IEEE802委員会が策定中の無線LANと有線をブリッジするための規格。
IEEE802.11d IEEE802委員会が策定中の802.11の周波数帯が使用できない地域のための規格。
IEEE802.11e IEEE802委員会で開発中のEthernet無線LAN新規格。 基本的な伝送技術は、IEEE802.11aIEEE802.11bをそのまま流用する。 映像や音声を途切れなくディジタル伝送することが特徴。
2002年5月15日、シャープが仕様を発表。 5GHz帯を使用。 最大伝送速度54Mbps。
IEEE802.11g IEEE802委員会で開発中のEthernet無線LAN規格。 2.4GHz帯を使用(使用周波数帯 2400-2484KHz)した、20Mbps以上の伝送速度を目指す方式。
2001年11月15日、規格がIEEEより暫定承認。 IEEE802.11aと同じ54Mbpsの最大伝送速度(54/48/36/24/18/12/9/6Mbps)となった。(キャリアの帯域が異なる) IEEE802.11bと上位互換性を持つ(IEEE802.11gの機器は、IEEE802.11bネットワークに接続できる)。 チャンネル数 13。 伝送技術は、OFDM(直交周波数分割多重)方式で、アクセス制御にはCSMA/CAを採用。 屋外利用可。
IEEE802.11i IEEE802委員会によって検討が進められている無線LAN セキュリティ規格。
IEEE802.11j IEEE802委員会によって策定されたEthernet無線LAN規格。 IEEE802.11aの日本向けバージョンで、使用周波数帯を4900〜5000MHzにしたもの。
IEEE802.11n IEEE802委員会で開発中のEthernetの次世代無線LAN規格。 100Mbps以上の伝送速度が目標。
IEEE802.12 IEEE802委員会のワーキング・グループの一つで、100VG-AnyLANの標準化を行っている。
IEEE802.15 IEEE802委員会で開発中のPAN(Personal Area Network)の無線通信技術。
IEEE802.15.1 IEEE802委員会が策定したBluetoothとの互換性を確保した無線通信規格。 WPAN規格とも呼ぶ。
IEEE802.15.2 IEEE802委員会で開発中のBluetoothIEEE802.11bの相互運用性を確保するための規格。
IEEE802.15.3 IEEE802委員会で開発中の次世代無線規格。 WiMediaとも呼ぶ。 UWBを利用した無線LAN規格。 最大データ伝送速度50Mbps。
IEEE802.15.4 IEEE802委員会で開発中の次世代無線規格ZigBee
IEEE802.16 IEEE802委員会によって検討が進められている高速無線MAN規格。
IEEE802.16a 2003年1月、IEEE802委員会で策定された、高速無線MAN規格。 最大通信速度70Mbps、最大通信距離50km。 使用帯域は、2〜11GHz。 都市間はDSLやケーブルで結び、基地局から加入者宅までのラスト1マイル(50kmだが)をカバーする。
IEEE802.16e IEEE802委員会で標準化中の、高速無線MAN規格。 IEEE802.16モバイル対応。 「モバイルWiMax」とも呼ぶ。 固定無線通信のWiMAXを移動中でも快適に使用できるように開発。 最大通信速度20Mbps程度の見込み。 使用帯域は、2〜6GHz。
IEEE802.17 IEEE802委員会で開発中のRPRの規格。
IEEE802.2 IEEE802委員会が規定したLANのデータリンク層の上位副層であるLLCの仕様。
IEEE802.20 IEEE802委員会で標準化作業中のモバイル向け次世代通信技術。 米Qualcomm社が開発。
IEEE802.3 IEEE802委員会のワーキング・グループの一つで、CSMA/CD方式のLANの標準化を行う。
IEEE802.3ab Gigabit Ethernet(1000BASE-T)に関する規格。
IEEE802.3ad リンク・アグリゲーションに関する規格。
IEEE802.3ae IEEE802委員会のワーキンググループIEEE802.3のタスクフォースの一つ。 10Gbps版のEthernet開発を担当している。 2001年3月15日、最新ドラフト「802.3ae/D2.3」が承認された。
2002年6月18日、標準規格として正式承認。 シングルモードでの伝送距離は40km、マルチモードでは300m。
IEEE802.3af UTP(より対線ケーブル)を使用して、データ伝送以外に電源供給も行うための規格。 10BASE-T100BASE-TX1000BASE-T等が対象。
IEEE802.3j 1993年に制定された、10base-Fに関する規格。
IEEE802.3u Ethernet(100BASE-TX)に関する規格。
IEEE802.3x 全二重 Ethernetにおけるフロー制御方式に関する規格。
IEEE802.3y 100Base-T2に関する規格。
IEEE802.3z Gigabit Ethernet(1000BASE-LX,1000BASE-SX)に関する規格。
IEEE802.4 IEEE802委員会のワーキング・グループの一つで、トークン・パッシング・パス方式のLANの標準化の目的で発足したが、現在活動休止中。
IEEE802.5 IEEE802委員会のワーキング・グループの一つで、トークン・パッシング・リング・アクセス方式のLANの標準化の目的で発足。 1999年3月に、100Mbps仕様を策定。 現在、1Gbps仕様案を策定中。
IEEE802.6 IEEE802委員会のワーキング・グループの一つで、DQDBの標準化を行っている。
IEM Intelligent Energy Management。 英ARM社が米National Semiconductor社と共同開発中の電力制御技術。
i-engineering 2000年5月12日に日立製作所が開始した、インターネットを利用した有償の技術支援サービス。 研究所で蓄積した技術・ノウハウをベースに、技術情報の提供、技術相談、機器の試作、コンサルティングサービス等を行う。
IESG Internet Engineering Steering Group。 インターネットの問題点を解決するグループの活動を監視する委員会。(http://www.ietf.org/iesg.html
IETF Internet Engineering Task Force。 インターネット上で使われる技術を検討するための委員会。(http://www.ietf.cnri.reston.va.us/) 1987年に発足。 多数のワーキング・グループで構成され、それぞれが標準技術の仕様を議論する。 IETFは議論の結果まとめられた仕様をRFC(Request For Comments)という文書にまとめ、公開する。 ただし、RFCは必ずしも標準技術ではなく、情報公開だけを目的としたRFC文書もある。
IEX Ion Excited X-ray。 イオン励起X線。 対象物に数十eVのイオンビームを照射し励起される特性X線を分光測定し元素を分析する。 但し、H、He、Li、Beの分析はできない。 情報深度は0.1μm程度、感度は10-12gr程度。
IE6 Internet Explorer Ver.6。 米Microsoft社が開発した、WWWブラウザ。 2001年8月27日、英語版が公開。 Windows XPバンドルされる。
IF Intermediate Frequency。 中間周波。
IFA International Funkausstellung。 2年に一度開催される欧州最大の民生エレクトロニクス展。
IFC Internet Foundation Class。 米ネットスケープ・コミュニケーションズ社が提供するJavaクラス・ライブラリ。
IFCC Internet Fraud Complaint Center。 米インターネット詐欺苦情センター。(https://www.ifccfbi.gov/) 2000年5月にFBINW3Cが開設。
IFCS International Federation of Computer Sciences。 コンピュータ科学国際連盟。
IFFT Inverse FAst Fourier Transform。 逆高速フーリエ変換。
IFG Inter Frame Gap。 Ethernetでデータ送信の際にフレーム間に設けられる12バイト分のギャップ。
IFIAS International Federation of Institute for Advanced Studies。 国際高級研究所連合。 人類が直面する問題を国際的に協力研究する目的で設立。 世界の指導的な18の民間研究機関が参画。
IFIP International Federation of Information Processing。 情報処理学会国際連合。 1960年設立。
IFPI International Federation of the Phonographic Industry。 国際レコード産業連盟。
IFPUG International Function Point Users'Group。 ファンクション・ポイント法のユーザー会の名称。
IFRB International Frequency Registration Board。 国際周波数登録委員会。
IFS ICOT Free Software。 ICOTが開発し無料で配布しているソフト。
IFS International Foundation for Science。 国際科学財団。
IGBT Insulated Gate Bipolar Transistor。 絶縁ゲート型バイポーラ・トランジスタ。 少数キャリアの注入によって、MOS FETより動作抵抗を小さくできる3端子バイポーラMOS複合半導体素子。
IGES Initial Graphics Exchange Specification。 図形データ交換用フォーマットの一つ。
IGMP Internet Group Management Protocol。 インターネット・グループ管理プロトコル。 インターネット上でのマルチキャストをサポートするプロトコル。
IGOSS Integrated Global Ocean Service System。 全世界海洋情報サービスシステム。 全世界的に海洋観測データやその解析図、予想図等を提供する国際共同事業。
IGRP Interior Gateway Routing Protocol。 米Cisco Systems社の独自ルーティング・プロトコル
IGRS Intelligent Grouping and Resources Sharing。 中国の家電大手5社が取り組んでいるデジタル家電ネットワークの独自規格。
IGS Interconnection Gateway Switch。 POIの前段に設置する関門交換機。
IGT Insulated Gate Transistor。 絶縁ゲート・トランジスタ。
IH Induction Heating。 電磁誘導加熱。
IHS Information Handling Service。 情報処理サービス。
IHV Independent Hardware Vender。 独立系ハードウェアベンダ。
IIA Information Industry Association。 米国情報産業協会。 本部は米Washington,DC。
IIAP IMEC industrial affiliation program。 2001年7月16日、IMECが発表したCMOS技術に関する二つの研究開発プログラム。 ADIPEMERALDの2つ。
IIC International Institute of Communications。 国際通信学会。
III Insurance Information Institute。 米国保険情報機構。
IIJ Internet Initiative Japan。
IIOP Internet Inter-ORB Protocol。 CORBA2.0が採用した通信プロトコル分散オブジェクト技術の業界標準であるCORBA2.0が採用した通信プロトコルTCP/IP上で動作するもの。 各社が製品化したORB製品間の相互接続をするプロトコル。 実装の異なるORB(Object Request Broker)の間でメッセージ交換をするための標準プロトコルとして定義されている。 米OMG(Object Management Group)が1994年12月に採決し、1995年3月にCORBA2.0仕様の一部としてリリースした。 IIOPのメカニズムは、従来からあるRPC(Remote Procedure Call)と基本的には変わらない。 クライアントからリモート・マシン上にあるサーバへ手続き呼び出しの形で処理を依頼するために、利用できるデータ型とその表現方法、メッセージのフォーマットと転送方法を定めた通信プロトコルである。
IIP index of industrial production。 工業生産指数。
IIPA International Intelligent Patent Ally。 国際知的財産権同盟。
IIR Infinite Impulse Response。 無限インパルス応答。
IIS InB電磁誘導加熱。
IIS Internet Information Server。 WindowsNTインターネットサーバソフトウェア
IIS Internet Information Services。 米Microsoft社Windows2000に付属するWebサーバ・ソフト。
IIS Institute of Information Scientists。 情報科学学会。
IITC IEEE International Interconnect Technology Conference。 LSI配線技術に関する国際会議。
IITF Information Infrastructure Task Force。 NII実現のために作られた推進団体。
IKE Internet Key Excahnge。 RFC2409で規定された、インターネット標準の鍵交換プロトコルIPSECの暗号化で用いる。
iKP internet Keyed Protocol。 米IBM社が開発した暗号化技術。