シアン | cyan。 色の三原色を反射光で表現する時のCMYのCにあたる青色。 |
シーク | seek。 ハードディスクなどの磁気ディスク装置で、磁気ヘッドが目的のデータを記録されている位置に移動すること。 磁気ヘッドはディスクの半径上を移動し、この動きにディスク自体の回転運動を同期させることで、任意の位置のデータの読み書きが可能となる。 シークとディスクの回転に要する時間を合わせたものが、アクセスタイム(Access Time)となる。 |
シークタイム | seek time。 移動時間のことだが、多くはハードディスクやMOディスク、そしてCD−ROMなどがデータを読み取る際のヘッドの移動時間を指す。 ディスクの最外周でのシークタイムと最内周でのシークタイムの平均を「平均シークタイム」という。 シークタイムはドライブ性能を比較する際の1つの指針となっている。 |
シート抵抗 | sheet resistance。 薄膜配線の抵抗を計算する時に使用する単位。 物理的には単位は[Ω]であるが、シート抵抗であることを明示するため、Ω/□(オーム・パー・スクエア)と記されることもある。 幅W、長さLの配線の抵抗Rは、配線材料の抵抗率をρ、配線厚さをtとすれば、R=(ρ/t)×(L/W)で表される。 この時、ρ/tがシート抵抗と呼ばれる数値となる。 つまり、L/Wは、Lが幅の何倍あるか、を示し、長さW、幅Wの正方形シートの何倍あるかを示す指数となる。 薄膜の厚さ、材質が一定ならば、ρ/t(=シート抵抗)は一定であり、配線抵抗は、長さと幅の比を求めることにより、簡単に計算できる。 |
シーモ | Cmode対応の自動販売機の愛称。 |
シールド | shield。 外部からの影響を受けないように、または外部に影響を及ぼさないように遮蔽すること。 ノイズを拾いやすい伝送線や電磁波を発生しやすい電子部品を導電性の物質で負おう子とで、電磁界の影響を防ぐことができる。 |
シールド線 | shield wire。 信号線への誘導ノイズの影響をなくすため、電気・磁気の導体である材料で、線の外皮をシールした電線。 |
シェアウェア | shareware。 有料で使えるソフトウェア。 但し、流通しているパッケージソフトに比べて相当安価になっている。 |
シェアド・アクセス | Shared Access。 NTT地域会社がFTTHを利用して実現するデータ通信技術。 NTT独自開発のSTM-PDS技術を使用。 光ファイバ加入者線に64kbpsのBチャネルを256本用意し、約100本を電話/ISDN用、残り約150本をデータ通信回線として利用する。 データ通信は、9.6Mbps(=64kbps×150)が可能となる。 これを最大32ユーザーで共用する。 |
シェーダー | shader。 レンダラーの計算処理の一過程として、陰面処理、陰影処理、マッピング処理などを行うプログラム部分。 高機能なレンダラーの場合、ユーザーがシェーダーを独自に拡張することもでき、独創的な陰影処理やマッピング処理を可能にする。 |
シェーディング | shading。 物体表面への陰付け。 陰は、物体表面の暗い部分のこと。 同音語の影とは異なる。 シェーディングを行うことで、モデルの立体感が生じる。 シェーディングは、物体表面での光の物理シミュレーションを行うが、このための物理モデルをシェーディングモデルという。 |
シェーピング |
shaping。
(1)ATM ネットワークで、送信側がATMセルの送信間隔を調整して、CDVを一定値以下に抑えること。 (2)帯域を制限してトラフィックを絞り込むこと。 |
ジェネレータ |
generator。
(1)電力を供給するデバイス。 (2)同期信号(クロック)を供給するデバイス。 (3)ソフトウェアを生成するソフトウェア。 |
シェル | shell。 UNIXのコマンドを解析実行するインタプリタ。 OSの一番外側にありOS全体を包んでいるような感じになっているため、シェル(貝殻)という名がある。 |
シェル・アカウント | shell account。 telnetなどでログインするために必要なアカウント。 |
シェル・コマンド | shell command。 シェルの中でシェル・スクリプトを書くために使うコマンド。 |
ジオメトリ | geometry。 3Dグラフィクスの処理の前半に当たる座表計算を中心とする部分。 現在のパソコン用3Dチップではこの機能を持たないものが多い。 |
ジオメトリ・ セットアップ | geometry setup。 3Dグラフィクスの処理の中で座標を計算するジオメトリの処理の最終段階。 レンダリング・エンジンに渡すための各ポリゴンの座標を計算する。 |
紫外線 | ultra-violet wave。 波長100〜4000Åの電磁波。 |
時間研究 | 仕事を処理する動作にかかる時間を正確に測定する調査。 |
磁気媒体 | 磁気メディア参照。 |
磁気ヘッド | 磁気メディアにデータを記録したり、磁気メディアからデータを読み出したりする電磁変換素子。 電気信号と磁気信号の双方向変換を行う。 ハードディスクでは、薄膜ヘッドの時代までは、ヘッドはすなわちコイルであり、同一素子で記録・再生を行っていたが、MRヘッド以降からは、再生はMR素子部、記録は薄膜ヘッド部で行うようになった。 そのため従来は2端子素子(あるいは3端子素子(=センタータップを有するヘッド))だったが、現在は4端子素子(あるいは5端子素子(=MRヘッド部がデュアルストライプ))となっている。 通常、円板の両面に対して記録・再生を行う為、磁気ヘッドは円板の倍数必要である。 |
磁気メディア | 磁性体の磁化方向の変化を利用した記憶媒体のこと。 半導体 メモリなどの短期的かつ高速なデータ記憶とは異なり、データを長期保存するための補助記憶装置に使用されている。 フロッピーディスクやハードディスク、磁気テープや磁気カードなど用途に応じて様々な種類がある。 |
字句解析 | token analysis。 コンパイラの処理過程の一つ。 プログラムソースを変数、記号などのトークンに分割し、不要なスペース、コメントなどを除く。 |
時刻系 | 時刻情報を提供するシステム。 UT1、TAI、UTC等がある。 |
時刻認証 | 電子データを作成した日時を厳密に証明する仕組。 第三者の認証サービス事業者が時刻及び電子データのハッシュ値をその事業者の秘密鍵で暗号化した署名(タイムスタンプ・トークン)を作成する。 電子データ受領者は、事業者の公開鍵で署名を復号化し、改ざんの有無を確認する。 |
自己診断 | Self Diagnosis。 コンピュータ関連装置において、装置自体が自装置内部の故障位置や故障状態を指摘するための診断機能を有しており、外部の診断プログラムまたは内蔵診断ルーチンで機械の故障個所を探し出したり、他のプログラムの誤りを追跡すること。 一般に、電源投入時に自動的に実行したり、故障発生時に実行する。 |
事後保全 | Corrective Maintenance。 故障発生の後に行う保全。 |
試作 | trial。 新製品、新技術の開発、製品の改良、作業性の改善、材料認定などのため試験的に製品を作ること。 |
事実審理 | Trial。 米国における裁判において、開示手続きの後実施される、争点となっている事実あるいは法律の適用についての審理。 両当事者は証拠を法廷に提出して、当該の事実に関して判断を求める。 判断は陪審員が行う。 陪審員は、通常、12名が選挙人名簿などから無作為に選ばれる。 集中審理主義がとられ、1週間から数ヶ月程度の比較的短い期間で評決(陪審員による決定)となる。 |
辞書攻撃 | パスワードの解読手法の1つ。 辞書に載っている英単語を総当たりで調べて、パスワードを解読する。 インターネット上には、日本語の単語の辞書も配布されており、日本語だからといって安心できない。 |
指数分布 |
Exponential Distribution。
確率密度関数 f(t) = λe-λt (λ > 0) 分布関数 F(t) = 1 - e-λt で表される分布。 |
システム アドミニストレータ | System Administrator。 情報システム管理者。 「シスアド」と略して呼ぶことが多い。 日本情報処理開発協会の情報処理技術者センターが毎年4月、10月に行う「システムアドミニストレータ試験」は国家資格として認定されている。 |
システムアナリスト | System Analyst。 通産省が認定する高度情報処理技術者資格の一つ。 企業の経営戦略や経営上の課題を把握・評価し、その結果に基づいて中長期的な情報戦略を立案する。 情報システムの構築に関する開発体制やスケジュールの策定、コスト見積りやシステム効果の算定など情報システム全体の基盤整備を担当する。 |
システム 監査技術者 | 通産省が認定する高度情報処理技術者資格の一つ。 システム監査人として、情報システムを信頼性や安全性、効率性などの観点から総合的に監査する能力を持つ。 コンピュータ・システムのセキュリティの実効性を担保する役目なども担う。 |
システムクロック | System Clock。 コンピュータが標準で装備している時刻と年月日を刻む時計回路。 OSやアプリケーションソフトが時間や日にち計算、ファイルを作成した日時などを記録するために利用する。 電源はバッテリから取るため、コンピュータ本体の電源を切っても動き続ける。 クロック参照。 |
システムダウン | System Down。 システムが意図した機能を果たせなくなること。 |
システム停止 | コンピュータシステムで障害が発生したとき、システムの処理を続行できなくなる恐れがあり、意図的に停止すること。 |
システムリソース | system resource。 Windowsでプログラムの実行や画像表示を行う際に使用する特定のメモリエリア。 パソコンのメモリ搭載量に関係ない。 |
磁性半導体 | magnetic semiconductor。 強磁性体で、半導体的な電気特性を示すもの。 岩塩型結晶構造を持つ希土類金属とカルコゲン元素(周期表上YB族に属する、酸素、硫黄、セレン、テルル、ポロニウムの5元素)の化合物等。 |
次世代DVD | 波長410nm前後の青紫色レーザを光源に使い、面記録密度を現行DVDの約2.5倍に高めた光ディスク。 ディスク片面当たりの容量は15GB。 2000〜2001年頃に出現見込み。 |
自然語検索 | 検索する語として、通常の話し言葉等が指定可能な検索方法。 米Microsoft社のOFFICEシリーズ等に採用されている。 |
シソーラス | thesaurus。 同義語、関連語などを集めた、検索のための用語辞書。 |
シッククライアント | thick-client。 シンクライアントに対抗する用語。 小規模・軽量のクライアントマシンではなく、機能重装備のクライアントマシンを指す。 |
シックス・シグマ | Six Sigma。 業務プロセス品質向上手法の一つ。 特定テーマに沿ってプロジェクトチームを組み、MAICサイクルに従って改善を進める。 定量的なアプローチを重視する。 |
実行ユニット | プロセサの中で実際に命令を実行する部分。 Pentiumなど最近のプロセサでは実行ユニットを複数持ち、同時に複数命令を処理できる。 |
質問書 | Interrogatories。 米国の裁判において、当事者の一方の弁護士が作成し、相手方に回答を求める書面。 |
実用新案権 | utility model。 知的所有権の一つ。 考案に対して与えられる独占権。 特許法に基づく。(出願手続き等は付録参照。但し、実用新案の場合は、実体審査がなく、すぐに登録される) 自然法則を利用した技術的思想の創作であって、物品の形状、構造または組合せに係わるもの、と定められている。 権利保護期間は、出願より6年。 |
児童買春・ ポルノ処罰法 |
1999年5月18日成立、5月26日に公布、1999年11月1日より施行された。
正式名称は、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」。 【定義】 「児童」とは18歳未満。 「児童買春」は、金銭など対償を与えて性交もしくは性交類似行為をすること。 「児童ポルノ」は、児童の性交している姿や性欲を刺激する裸などを写真やビデオに描写したもの。 【罰則】 児童買春をした者は3年以下の懲役または100万円以下の罰金。 児童買春をあっせんした者は3年以下の懲役または300万円以下の罰金(業としたものは5年以下の懲役または500万円以下の罰金)。 児童ポルノを販売したり業として貸与した者は3年以下の懲役または300万円以下の罰金(同目的での輸出入行為も同様)。 児童買春目的の人身売買は1年以上10年以下の懲役。 |
自動レイアウト・ ツール | LSIの素子やゲートの配置、及びそれらの結線を自動的に行うツール。 入力は、ゲートレベル・ネット・リスト。 出力は、マスク・レイアウト・データ。 |
シフトJISコード | shift JIS code。 Windows日本語版で一般的に使用されている文字コード。 JISコードの一部を変更している。 半角カタカナは1バイト、全角文字は2バイトで表現する。 |
シミュレータ | simulator。 シミュレーションを行う機械またはプログラム。 |
市民選択方式 | 横浜市が提唱している、住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)への参入方式。 不参加を希望する市民のデータは削除するというもの。 |
氏名表示権 | 著作者人格権の一つ。 著作者名を表示するか否か、いかなる表示をするかを決定しうる権利。 |
指紋 | fingerprint。 公開鍵が持つ32バイトのID。 ネットワーク経由で公開鍵を受取った場合、電話などで指紋を照合すれば公開鍵が本人のものかどうかを確認できる。 |
指紋認証装置 | ユーザーの指紋を照合して本人認証する装置。 最近では、PCカード型の製品をNECや富士通が発売している。 ソニーもUSB対応の薄型カードを出している。 |
ジャーナル | Journal。 データの集合の内容に対して加えられた変化に関する、時系列的な記録。 システムの稼動履歴情報。 |
シャーマン法 | Sherman Antitrust Act。 1890年に成立した反トラスト法の基本にある法律。 個人から政府までを対象に、取引制限や独占を規制して経済の自由競争を守り、消費者に最も好ましい結果を提供する原則を定める。 米国外の企業や経済活動にも適用される。 また刑事罰を定め、違反に対しては、個人の場合35万ドル以下の罰金または3年以下の禁固刑、企業の場合、最高1000万ドルの罰金が課せられる。 |
ジャイロセンサー | gyro sensor。 カーナビがGPSと併用する位置特定システム。 車の移動距離、進行方向から、自車位置を推測するもの。 GPS衛星からの電波が届かない場所での位置特定を補う。 |
ジャイロトロン | gyrotron。 マイクロ波やミリ波等の増幅、発振を行うマイクロ波用真空管の一種。 |
社会保険番号 | Social Security Number。 米国では、銀行口座、クレジットカード、携帯電話などの申込書には社会保険番号を記入する欄があり、必須の記入項目となっている。 社会保険番号とは、国民ひとりひとりに割り振られる番号で、一度つけられた番号は生涯変わらない。 いわゆる国民総背番号制。 日本ではプライバシー保護の観点から、個人を特定できて名寄せに使える国民総背番号制には反発が多いが、個人収入の一元的集計やそれに基づく課税など多くの面で有効。 本人であることの特定にも利用できるため、非常に便利な制度だが、日本では、プライバシー保護の法律が整備されていないどころか、コンピュータ上の情報を盗んでもそれを取り締まる法律が存在しないような状態であり、悪用された場合の影響を考えると国民総背番号制の導入は大きなリスクを含む。 |
射出成形 | 加熱して流動状態にしたプラスチック材料を、閉じた金型のキャビティに加圧注入し、金型内で固化させる。 |
シャドーマスク方式 | shadow mask。 ブラウン管内部にある、電子ビームを目標の画素に導く為の多数の微細孔が開いている金属板(シャドーマスク)を使用した方式。 多くのCRTで採用している。 |
シャドーRAM | shadow RAM(Random Access Memory)。 アクセスの遅いBIOS ROMの内容を高速なRAMにコピーすることによって処理速度を高速にする方法、またはそのRAM。 ほとんどのIBM PCマシンのマザーボードがこの機能を搭載している。 |
ジャパン ケーブルネット | 2000年10月26日に、富士通、セコム、東京電力、丸紅の4社が共同設立を発表した、CATV網を使ったブロードバンドサービスの新会社名(仮称)。 2001年4月にサービス開始予定。 |
ジャパンネット銀行 | インターネット専業銀行第1号。 2000年9月12日に設立、同10月12日に開業予定。 資本金200億円。 出資者及び出資比率は、さくら銀行(筆頭株主)50%、住友銀行、富士通、日本生命、各10%、東京電力、三井物産、NTTドコモ、NTT東日本、各5%。 サービスの対象は個人だけで、法人は対象外というのが特徴。 365日24時間のサービス提供が最大のメリット。 初代社長は、三井銀行(さくら銀行前身)出身の宮井芳行氏。 |
ジャム | jam。 カードや用紙が機械の中で引っかかって動かなくなること。 |
ジャム信号 | CSMA/CDにおいて、コリジョンを検出した際に、端末がフレームの送信を停止して発生する信号。 コリジョンの発生を正確に伝達することを目的とする。 |
ジャンク | junk。 がらくた、屑。 特に意味のないモノ。 ハードウェアでは動作確認ができていない怪しげな生基板や電子部品のこともそう呼ぶ。 また、系統立てて整理されていない情報の集まりもジャンクと表現されることもある。 |
ジャンクション温度 | junction temperature。 接合温度。 トランジスタ等半導体のPN接合部の温度。 |
ジャンク・メール | junk mail。 表題や本文に無意味な文章が書かれた電子メール。 あるいは「簡単に儲かります」といったダイレクト・メールの類。 Spamともいう。 時にはメール・サーバに数百通もジャンク・メールが届き、電子メール・システムが使用不可能になることもある。 |
ジャンパ | jumper。 回路を接続するためのケーブルやプラグの呼称。 試作基板等に見られる回路の誤りを修正するためのリード線をジャンパ線、基板の設定を変更する目的であらかじめ用意された2本のピンをショートさせるプラグをジャンパプラグと呼ぶ。 |
住基ネット | 住民基本台帳ネットワークシステム。 2002年8月、全国自治体が同時に導入予定。 行政事務効率化が目的。 総務省管轄(http://www.soumu.go.jp/)。 |
集積回路 | integrated circuits。 IC参照。 |
周波数 | frequency。 1秒間に繰り返される波の数。 単位は、Hz(ヘルツ)。 |
周波数 ホッピング方式 | FH方式参照。 |
周波数利用効率 | 信号伝送を効率を示す指標の一つで、周波数1ヘルツあたりのデータ信号量(bit/s)。 |
周辺装置 | peripheral equipment。 コンピュータに接続する装置のこと。 ディスプレイはもとより、プリンタ、モデム、ハードディスク、 マウスなど本体以外の全ては周辺装置といえる。 周辺機器ともいう。 |
収容局 | 加入者宅から出た回線が最初に接続される末端のNTT局。 この収容局から交換機を介してバックボーンや他の収容局につながる。 |
主記憶 | main memory。 コンピュータの作業領域として機能する最も重要な部品の1つ。 物理的にはRAM チップのことを指す。 (前世代までは、磁気コアを使用していた。 )記憶といった点では、フロッピーディスクやハードディスクなどの補助記憶装置と同様な働きをするが、 後者が電源を切ってもデータが保存されるのに対し、主記憶は一般的に電源を切るとデータは消失する。 しかし、動作スピードが補助記憶装置に比べるとはるかに高速なため、CPUの作業領域として利用されている。 補助記憶装置から読み込まれたプログラムやデータは一時主記憶に保存され、ディスプレイやプリンタ、補助記憶装置などに出力される。 通常、主記憶上にはOSと関連するシステムソフトウェアが定常的に格納されているため、アプリケーションプログラムやデータは主記憶の残りの部分を使うことになる。 従って、処理能力を上げるには、主記憶の大容量化と高速化がキーポイントになっている。 |
縮退 | デグレード・モード参照。 |
出力 | Output。 情報を出すこと。 または出て行く情報のこと。 入力に対する言葉。 電気回路では、別の装置に信号を伝えるために電気信号を出すことや、出された電気信号そのものを指す。 コンピュータでは、プリンタやディスプレイ、補助記憶装置などに情報を出すことや、出された情報そのものを指す。 また、複数のプログラムの間で別のプログラムにデータを引き渡すことも出力という。 |
出力デバイス | Output Device。 出力装置(Output Unit)ともいう。 コンピュータに接続する装置の一種で、処理された情報を表示したり伝達したりする目的を持つ。 プリンタやディスプレイ、通信装置などがある。 UNIXでは、出力デバイスを指定するために用いられるスペシャルファイル(special file)を出力デバイスと呼ぶこともある。 |
受忍限度 | 忍耐できる限度。 |
主メモリ | 主記憶参照。 |
シュリンク | shrink。 微細な製造技術を使ってチップサイズを縮小すること。 主に回路のレイアウト・パターンなど設計データはそのままで、光学的または設計ルールの単純変換で縮小することを指す。 動作周波数を高くしたり、消費電力を低くする効果がある。 |
準拠 | ある規格に基づいているということ。 C言語のコンパイラでは、ANSI準拠というものが多い。 これはANSIで定められたC言語の規格に基づいてコンパイラが作られているという意味。 |
純正品 | メーカーが自社のパソコン用に販売している周辺機器、消耗品など。 |
瞬断 | ごく短時間の間、電力や信号が途切れること。 |
準天頂衛星 | 天頂とは、天球上で自分の真上(=仰角90度)にある点のこと。 準天頂は、大体、仰角70度以上を指す。 準天頂衛星とは、そのほぼ真上の位置に存在する衛星のこと。 日本の場合、真上では静止軌道を取れないため、複数個の衛星を同じ軌道を走らせて、常時1個の衛星が準天頂位置にあるよう調整する。 山の陰で電波が切れる等の影響が減る。 また、GPSの精度向上が図れる。 |
準ミリ波 | 周波数15GHz〜30GHz、波長10〜20mm。 |
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