情報用語辞典(ク)
クイックキャスト NTTドコモの無線呼び出しサービスの名称。 従来「ポケットベル」と呼称していたもの。 2001年1月1日改名。
クイックソート Quick Sort。 データを昇順または降順に並べ替える整列アルゴリズムの1種。 特に大量のデータ処理に使用される、汎用的で高速な手法の一つ。
空気電池 ボタン電池の一種で「ページャ電池」「ポケベル電池」とも言われる。 使い始める時にシールをはがし、空気に触れさせることで酸化を起こして発電する。 ボタン電池のように小さな体積でも比較的大電流が得られるのが特徴。 但し、一旦封を切ると使用しなくても酸化がどんどん進むため、寿命は一定期間に限られる。
偶発故障 Random Failure / Chance Failure。 初期故障期間を過ぎ、磨耗故障期間以前の偶発的に発生する故障
クエリー query。 データベースのデータに対する一連の処理手順。
グーポン Goopon。 2001年6月5日より活動開始した、NTTソフトウェアの電子クーポン事業。 プラネット、マイカルシステムズ、博報堂などと共同出資したイムコスが主体。 実際の電子クーポン発行は2001年12月からの予定。
グーロー・
シェーディング
Gauroad shading。 ポリゴンの各頂点での明るさを面内で内挿し、隣接するポリゴン間の明るさの変化を滑らかにする技法。 高速に計算でき、ハードウェア化し易いため、グラフィクスアクセラレータで使用されている。 フラット・シェーディングよりも精度が高く、3次元オブジェクトの表面を滑らかにする。 球を描いた場合、フラット・シェーディングだと球が角張ったままだが、グーロー・シェーディングを施すとより滑らかな球が描ける。
下り ホスト側、接続業者側から、ユーザー側への方向の回線のこと。
クッキー cookieWWW サーバ・ソフトがWWWブラウザから情報を得る方法の一つ。 ユーザーが介在することなく、電子メール・アドレスやブラウザの種類などの情報を通知する。 HTTPの一部として規定されている。 Netscape Navigatorが最初に実装した。 WWWブラウザがWWWサーバに最初にアクセスした際に、サーバ名やID、有効期限などの情報をブラウザに送り、クライアントのローカル・ディスク内に記録される。 その後、クッキーは、ブラウザがアクセスする際にHTTPヘッダに埋め込まれて転送され、ユーザーの識別/認証などに利用する。 セッション管理にも利用されている。 ほとんどのWWWブラウザがクッキーをサポートしている。
宮内庁 http://www.kunaicho.go.jp/
国コード TLDに記述する、国・地域のコード。 国コード表参照。
クライアント client。 利用者あるいはその利用者が使用するコンピュータのこと。
クライストロン klystron。 マイクロ波増幅・発振用の真空管の一種。 受信用局部発振器等に使用。
クラウン付きヘッド crowning head。 HDDの磁気ヘッドで、円板との耐粘着性を良くするため、磁気ヘッド浮上面に微小なRを付けたもの。
クラス class。 オブジェクト指向言語で、一つの種類のオブジェクトの振る舞いを定義したもの(構文要素)。 オブジェクトの属性や外部に公開する関数(メソッド)、内部だけで使う関数などを含む。 オブジェクト指向言語のプログラミングはクラスを定義して行くことによって行う。
クラスタ cluster。 WindowsMS-DOSにおいて、ハードディスクフロッピーディスクデータを記録する時のFATで管理する最小単位。 FAT16では、1クラスタ512B〜32kB、FAT32では、1クラスタ4kB〜32kBである。 ちなみにハードディスク自身が管理する最小記憶単位はセクタで、512Bである。
クラスタ・システム cluster system。 複数台のコンピュータを高速ラインで接続して、信頼性と可用性を高めたシステム。 一部のコンピュータに障害が発生しても、他のコンピュータがその代替となることで、システム全体がダウンすることなく稼動し続ける。 また、負荷を分散することで、全体として高性能を発揮するシステムもある。
クラスタリング clustering。 複数のサーバ(ノード)を外部バスで接続した疎結合システム。 一つのサーバに障害が発生しても、別のサーバが処理を継続できる仕組み。 クライアントからは、複数のサーバがあたかも1台のサーバのように見える。 UNIXWindowsNTなどのOSで、クラスタリング機能がサポートされている。
クラス・ライブラリ class library。 C++Javaなどオブジェクト指向言語におけるライブラリ。 これらの言語はクラスの集合体として構成することからクラス・ライブラリという。 オブジェクト指向言語はクラス・ライブラリの設計によってプログラミングのしやすさなどが決まるといっても過言ではない。
クラッカー Clacker。 クラッキングを行う者。 インターネットを通じて他人のコンピュータに不正に侵入し被害を与える者。 同様の意味で侵入者(intruder)、攻撃者(attacker)という言葉も使用している。 以前はハッカー(hacker)と呼ばれていたが、「ハッカー」とは本来敬称であり、近頃では、クラッカーと明確に区別するようになっている。
クラッキング Clacking。 悪意を持って企業ネットワークなどに侵入したり、利用を許可されていないサーバにアクセスし、データを盗み見たり、データを変更・削除したり、システムへ被害を与える行為のこと。
クラッシュ Crash。 ディスクの破損やボードの故障などハードウェアの障害発生やプログラムの破壊によりコンピュータが正常に動作しなくなった状態を指す。 元々は、破損や凄まじい大音響を意味する英語「crash」から来ている。
グラフィクス
アクセラレータ
Graphics accelerator。 グラフィックの描画処理をパソコン本体のCPUによるソフトウェア処理に代わって、ハードウェア的に処理してくれる専用LSIのこと。 最近のビデオカードのほとんど全てがグラフィクスアクセラレータを装備しており、それらをグラフィックアクセラレータカードなどと呼ぶ。 グラフィクスアクセラレータを装備したビデオカードは、通常は、VGAカードとして動作するが(PC/AT互換機の場合)、 アクセラレータチップ専用のディスプレイドライバをWindowsなどに組み込むことにより、アクセラレータの機能を活用することができる。 一般に、Windowsでは、基本的に直線の描画や矩形領域の移動(スクロール)といった描画処理が頻繁に使われる。 例えば直線を描画する場合、CPUが直線を構成する全てのドット(座標)を指定しなくても、始点と終点の座標を「直線に引け」という命令をグラフィクスアクセラレータに送るだけでグラフィクスアクセラレータが処理するので、CPUは煩雑な描画処理から解放されることになる。 現在はこうした単純なWindowsの描画に加えて、動画再生時に必要になる色空間の変換や画像の拡大縮小といった処理までをサポートしたアクセラレータチップが主流と主流となっている。 また最近は、ポリゴン処理やテクスチャマッピングなど、3D表示に必要な機能をサポートしたアクセラレータチップも主流になりつつある。
グラフィクスメモリ graphics memory。 マザーボードもしくはグラフィクスアクセラレータに搭載されたグラフィクス表示用のデータを格納する為のメモリ。 表示する解像度や色数(ビット数)により必要な容量が決まる。
[ グラフィクスメモリ容量と解像度、色数の関係 ]
解像度 256色
(8bit)
6万5千色
(16bit:High Color)
1677万色
(24bit:Full Color)
640×480(VGA) 1 MB 1 MB 1 MB
800×600 (SVGA) 1 MB 1 MB 2 MB
1024×768(XGA) 1 MB 2 MB 4 MB
1280×1024(SXGA) 2 MB 4 MB 4 MB
1600×1200(UXGA) 2 MB 4 MB 8 MB
2048×1536(QXGA) 3 MB 6 MB 9 MB
グラフィックカード graphics card。 画面を表示するための拡張ボード。 ビデオカードと呼ばれることもある。 以前のパソコンでは、この機能はマザーボード上に搭載されていたが、 Windowsなどではグラフィック環境を自由に選択できる仕組みになって来たため、簡単に交換が行えるように別のボードとしての形態が発達した。 現在のグラフィックカードのほとんどが、ハードウェア的にグラフィックの高速化が図れるグラフィクスアクセラレータ機能を有している。
グラフィックチップ graphics chip。 グラフィックカードに搭載されている、画面を表示するための機能を有したチップのこと。 このチップの性能がグラフィックカードの性能を大きく左右するので、特に注目されることが多い。
クリア clear。 主記憶メモリやレジスタ上のプログラムやデータを消去して何も記憶されていない状態に戻したり、画面に表示されている内容を消去したりすること。 前者をメモリクリア、後者を画面クリアと呼ぶ子ともある。
グリーファー griefer。 オンラインゲームの欠陥を利用して、他のプレーヤーを妨害するユーザーのこと。 チーズプレイヤーとも呼ぶ。
クリーム・スキミング Cream Skimming。 収益性の高いサービスだけを提供すること。 原乳のおいしい上澄みだけを取り出すことが原意。
グリーン・ブック Green Book。 CD-Iに関して、1987年に定められた規格。
クリーン度 クリーンルームの清浄度を示す指標。 空気の単位容積1立方フィート中の0.5μm以上及び5μm以上の粒子の最大許容数で規定。 0.5μm以上の最大許容数をクリーン度クラスとして使用。
クリーンルーム手法 cleanroom software engineering。 ソフトウェア開発における新しい概念の開発手法。 信頼性が高く欠陥がゼロのソフトウェアを開発することを狙いとした管理手法と開発技法。 「単体テストとデバグは不要。というより、有害である。」という考えの下、仕様定義、設計、正しさの検証の実践手法は、関数理論に、テストと品質保証の実践手法は、統計理論に基づき、ソフトウェアの品質はテストではなく、設計と検証によって保証しようとするもの。(詳細説明
クリッカブルマップ clickable map。 Webページの画像中にリンクを埋め込む手法およびその画像。
クリッカブルURL clickable URL電子メール中に記述されたハイパーリンク付きURL。
クリック click。 マウスのボタンをすばやく押して離すこと。
クリックス・アンド・
モルタル
Click and Mortar。 クリックはマウスのクリック、モルタルは漆喰の意。 店舗と倉庫にオンラインを組み合わせた小売ビジネスを意味する。 「ブリックス・アンド・モルタル」の対意語。
クリック単価 ユーザーが1クリックするまでに要したコスト。 ネット広告の費用対効果を評価する尺度の一つ。
クリック&ピック Click & Pick。 オンラインにより注文を受け(クリック)、店頭で受け取る(ピック)販売方式。
クリックラップ click-wrap。 インターネット上で、ユーザーがサービスを利用したり商品を購入する際に、利用規約や契約条項を表示し、これに同意するというシステム。
クリック率 クリック回数をバナー広告の掲載回数やメール広告の配信ユーザー数で割ったもの。
クリップボード clipboard。 一時的にデータを記憶しておく機能、あるいはその場所。 カット・アンド・ペーストコピー・アンド・ペーストの際に使用される。
クリティカルマス critical mass。 最低限採算の取れる規模。
クリントン・ワーム 2002年3月に発見されたコンピュータ・ウィルスの1種で、ワーム型。 ビル・クリントン前米大統領のイラストを同封したメッセージを装っている。 ファイルの破壊活動を行う。
グルーブ groove。 記録可能な光ディスクで使われる記録用のガイドトラック。 レーザ照射方向から見て凸部に当たる。 CD-R/RWでは、この上にレーザでピットを記録する。
グループウェア Groupware。 チームの生産性向上に主眼をおいたソフトウェア、システム。 ネットワークに接続されたパソコンワークステーションでの利用を前提にしている。 ネットワークの機能を利用してコミュニケーションと情報の共有化を支援し、作業の生産性を上げるために使われる。 グループウェアは、電子メールを始め、電子掲示板、グループ・スケジュール管理、文書情報の共有データベースなどの機能を持つのが一般的。 最近はWWWサーバ機能を標準で備えたり、WWWとCGIで連携する製品も登場してきた。 一方でWWW製品もグループウェアの機能を備えるようになり、両者は統合しつつある。
グレア glare。 CRTディスプレイに周囲の光が差し込んで表示画面が見づらい状態。
グレイ・コード Gray Code。 隣接するコードと1bitだけが異なるコード体系。 例えば、2bit列であれば、'00','01','11','10','00',...。 3bit列であれば、'000','001','011','010','110','111','101','100','000',...。 HDDにおいて、サーボ情報の一部がグレイ・コードを用いて記録されている。 なお、Grayは発明者の名前。
グレイマーケット Gray Market参照。
クレードル cradle。 直訳は「ゆりかご」の意。 PDAデジタルカメラパソコンと接続するためインターフェースを持つ、台座となる機器のこと。 本体への充電機能を持つものもある。
クローズセッション close session。 データ以外にリードイン、リードアウトという情報を書き込むこと。 これが行われていないメディアCD-ROMドライブで認識できない。
クローズド
キャプション
closed caption。 テレビ番組中の音声を表す文字放送。 聴覚障害者などに向けたサービス。
グローバル・
サーバID
Global Server ID。 日本ベリサイン社が提供するWebサーバ向けのデジタル証明書発行サービスの一つ。 金融やヘルスケア関連業種のの法人、団体のサイトを対象とする。 128bitのSSLを利用するためのサーバ証明書を発行。 年間料金144,900円。
グローバルスター
計画
Globalstar project。 LEO衛星を利用する衛星通信システム計画。 軌道高度1410kmの衛星48個を使用する。
グローバル
IPアドレス
Global IP Address。 インターネット上で一意のIPアドレスNICなどの公的機関が割り当てる。 本来IPアドレスは、重なり合うことがないように割り当てられていたが、閉じた組織内であれば自由に使えるプライベートIPアドレスが登場したことで、それに対比するためにグローバルIPアドレスと呼ばれるようになった。
クローン clone。 ハードウェアソフトウェアに至るまでそっくりに複製されたパソコンを指す。 ニュアンスとしては、違法的に複製されたものを指す場合が多く、いわゆる許諾を受けて論理的に同一機能・性能を装飾する「互換機(Plug Compatible Machine)」と区別したい時の呼称として用いることが多い。 本来は生物学の用語で、親と全く同じ遺伝子を持つ細胞、あるいは個体を意味する。
クロス・
アセンブラ
cross assembler。 他のマシン用の機械語を生成するアセンブラ
クロスケーブル Cross Cable。 パソコン同士を1本のケーブルで直結して相互にデータのやり取りを行う場合に利用するケーブル。 信号を出力するピンと入力するピンをそれぞれ対応するように、うまく配線が入れ替えられてある。 2台のパソコンのシリアル、パラレル、10Base-Tインタフェース同士を1本のケーブルで接続する場合には、必ずクロスケーブルを利用する。 リバースケーブルとも呼ぶ。 これに対し、プリンタモデムハブなどの周辺機器に接続するケーブルをストレートケーブルと呼ぶ。
クロス・
コンパイラ
cross compiler。 他のマシン用の機械語を生成するコンパイラ
クロスサイト・
スクリプティング
Cross-site Scripting。 2000年2月にCERT/CCが警告を発した、Web ブラウザセキュリティ問題。 動的にページを生成する第三者のWebサイトURLとその引数として悪質なスクリプト(ユーザー・ファイルの読み取りやサービス妨害等)を記述したリンクを、ユーザーがクリックすると、ユーザーのブラウザで動的にページが生成される過程において、悪質なスクリプトが実行されてしまう。 信頼性の高い第三者のサイトを利用することができる点が問題。
クロス・セル Cross Selling。 ある商品を購入しようとしているユーザーに対し、別の商品を一緒に薦めること。 抱合せ販売。
クロストーク cross talk。 漏話。 1つの回路から、別の回路へ望ましくないエネルギーが移る状態。
クロス
プラットフォーム
Cross Platform。 1つのソフトウェアおよびハードウェアが、不特定多数のOSで使えること。 また、動作させるOSとは異なったOS環境でソフトウェア開発を行う時に、この開発環境自体を指して呼ぶこともある。 後者は、不特定多数のOSで動作しない場合もある。
クロスポスト cross post。 同一内容のメッセージをニュースグループBBSに重複して書き込むこと。
クロック Clock。 コンピュータの全ての動作の同期を取るデジタル信号を作り出す電子回路。 システムクロックとも呼ばれる。
クロック・ジッタ Clock Jitter。 クロック発生器の精度を表す。 生成したクロックの周波数がどの程度ゆらぎがあるかを示す。
クロック周波数 Clock Frequency。 CPUの動作の基準となるクロック信号の周波数のこと。 この数字が大きいほどコンピュータの処理速度は高速になる。 但し、同じクロック周波数でもCPUの種類が異なると演算処理速度は異なる。 Pentiumなどの最近のCPUでは、外部からCPUに与えるクロック信号(外部クロック)を、CPU内部で1.5〜5倍にして、CPU内部ではより高速に演算を行っているものが多い。
クロック・スキュー Clock Skew。 クロックをプロセサ内部に伝播する時、伝播した場所や経路の違いでクロック・タイミングがどの程度ずれるかを表す。
クロマキー chroma-key。 画像の合成を容易にするために、透明色として扱う色のこと。 通常、肌色の補色である青色が使用される。
クロマキー合成 特撮による合成シーン作成のための手法の1つ。 人物の背景に単色の板や布などを置いて撮影を行い、後でその単色の色を抜いて実際に合成したい背景に入れ替える技術。 近年ではデジタル技術の向上により、より違和感のない合成が可能になって来ている。
黒ロム 携帯電話のROMに電話番号などの情報が書き込まれている状態。
クワッドコア quad core。 1個のチップに同一の4個のコアが搭載されているもの。