情報用語辞典(ワ)
ワーク work。 機械又は組立作業における加工対象品のこと。
ワークステーション Workstation。 高機能の業務アプリケーションや計算量の多い専門アプリケーションを実行できる高性能コンピュータの中で、比較的小型で机の上や側に設置できるタイプのもの。 OSとしてUNIXWindowsNTを使う製品が多い。 パソコンの最高機種をこう呼ぶ場合もある。
ワークフロー work flow。 オフィスにおける情報の流れ、業務プロセス。
ワークフロー
システム
workflow system。 文書を自動回覧し、内容に不備があれば差し戻して確認するといった一連の作業を便利にすすめるシステム。
ワークマンシップ workman ship。 製品の出来栄え、仕上がり状態のこと。
ワークロード管理 Work Load Management。 メインフレームの主要機能の一つ。 各種、複数のプログラムをハードウェア資源のバランスを取りながら同時並行的に実行する機能。
ワーム worm。 ウィルスの一種。 ネットワークを使って自分自身のコピーを伝播させ、増殖するようにプログラムされた実行ファイル。 破壊活動を行う場合もある。
ワイズナット Wisenut。 2001年5月、米Wisenut社が開発した検索エンジン。(http://www.wisenut.com/) ページのリンク及びそのページの文脈を調べてランク付けを行なうアルゴリズムを採用。
ワイヤ・スピード LAN機器がフレームを送受信する際の理論上の最高性能。 1秒当たりのフレーム数で表わす。 例えば、Ethernetの場合、最小フレーム長は64バイト、それにプリアンブル8バイト、IFG12バイトが付加されるため、1フレーム当たり84バイト分(=672bit分)の時間が必要となる。 従って、100M Ethernetにおけるワイヤ・スピードは、100,000,000÷672≒148810フレーム/秒となる。
ワイヤ・プロテクタ wire protector。 LANケーブルの受け皿の役割を果たすもので、LANスイッチ、あるいはパッチパネルのモジュラープラグ列の前に設置する。 この中にケーブルの束を水平方向にはわせ、1本ずつ上に引き出して各ポートに接続する。 プラグの付け根にケーブルの重量が集中して折れ曲がるのを防ぐ役割。
ワイヤレス
映像通信技術
携帯端末からのワイヤレス環境における映像通信を可能とする技術。
ワイヤレスMMX Wireless MMX。 マルチメディア処理を高速化するためのSIMD演算を行う命令セット。 MMXと互換性を持つ。
ワイヤレス
Speed Step
Wireless Speed Step。 Speed Stepの携帯機器版。 周波数と電圧の両方をコントロールする。
ワイヤレス1394 IEEE1394を無線化する技術。 変調方式はOFDM。 5.2GHz帯使用。 最大70Mbps。 リアルタイム通信可。
ワクチン vaccine。 ウィルス対策ソフトウェアの総称。
割り込み interrupt。 システムが現在行っている処理を中断させて、別の処理を行わせる(割り込ませる)。 x86プロセサではCPU内部割り込み、ハードウェア割り込みソフトウェア割り込みの3種類がある。
割り込みベクタ interrupt vector。 X86 プロセサの場合、ハードウェア/ソフトウェア割り込みが発生すると、割り込みベクタと呼ばれる領域を走査し、そこに設定されたアドレスにジャンプする仕組みになっている。 割り込みベクタには、割り込み番号順にジャンプ先のアドレスが設定される。
割り込みレベル interrupt level。 CPUが処理中のプログラムを一時待避させ、別の処理(割り込むプログラム)を実行する際の割り込みの番号。 インタフェースボードなどからハードウェア割り込みを行う際に、どのインタフェースが何番の割り込みを発生させるかといった設定を行う。 この割り込みレベルが異なるインタフェース間で重なってしまうとコンピュータのハングアップなどの障害が発生する。
ワレズ Warez。 Warezのこと。
ワンウェイ・
ネットワーク
One-Way Networks。 基本的に売り手と買い手のいずれか一方だけにメリットがあるネットワーク
ワンセグ 2006年4月開始予定の地上デジタルテレビの携帯・移動体向けサービスのこと。 地上デジタル放送では6MHz幅の帯域を13分割し、うち12セグメントがハイビジョンに使用されているが、残りの1セグメントを移動体向けに使用するのが、ワンセグ。 データ放送を受信・表示できる。 送信方式はOFDMで、変調方式はQPSK。 送信ビットレート約312kbps。 映像方式はAVC/H.264で、映像サイズは16対9。 データ放送フォーマットはBML
ワンタイム・
パスワード
one-time password。 一度しか使えない、使い捨てのパスワードのこと、あるいはそれを生成する仕組み。 サーバやアプリケーションにログインするたびに、入力するパスワードが変わるため、高いセキュリティを確保できる。 通常はアクセス制限をかけたいネットワークのワンタイム・パスワードのサーバを置き、アクセスするユーザーはトークンと呼ぶパスワード生成用の機器を持つ。 パスワードが毎回自動的に変わるので、パスワードが盗聴されたとしても、すぐに使えなくなる。 米Security Dynamics社のSecurIDが代表的な製品。 主に3つの方式がある。
  1. 時間同期:ログインする時刻によって生成パスワードが変わる。
  2. カウンタ同期:ログインするたびにインクリメントされるカウンタをパラメータにしてパスワードを生成する。
  3. チャレンジ・レスポンス:ログインの際にサーバから送られてくるパラメータを元にパスワードを計算する。
ワンタイムURL one time URL。 1回しか使えない使い捨てURL。 時刻に応じて自動的にURLを変更して、不正利用を防止する仕組み。
ワンタッチボタン one-touch button。 押すだけでメールソフトやWWWブラウザを起動したり、音楽CDの操作ができる専用ボタン。
ワン・トゥー・ワン・
マーケティング
One to One marketing。 細かな個々の顧客ニーズを識別して、最適なマーケティングを行うこと。