情報用語辞典(S - 5 )
SLA Site-Level Aggregation。 IPv6アドレスでNLAに続く、49〜64bitの16bitを指す。 ユーザーが各ネットワークに割り当てる。
SLA Service Level Agreement。 サービスレベル契約。 システムの可用性、障害時の復旧時間、システム性能などのサービスに関する指標。
Slackware系
Linux
古参のLinux ディストリビューションの系列。 Slackware、Plamo Linux(PC-98シリーズに対応)等がある。 スラックウェアと呼ぶ。
Slammer 2003年1月25日、全世界的にネットワークに影響を与えたコンピュータ・ウィルスの1種で、ワーム型。 米Microsoft社のSQL Server 2000に感染する。 次の感染先を探すために大量のトラフィックを発生させる(ランダムなIPアドレスを生成し、そのUDP/1434ポートに自分自身を送りつける)ことが特徴。 2002年7月に発見され、パッチも提供済みのセキュリティ・ホールを利用したもの。 電子メール(の添付ファイル)を利用していないため、ウィルス対策ソフトでは検出不能。 サイズはわずか376バイト。
Slapper 2002年9月に発見されたコンピュータ・ウィルスの1種で、ワーム型。 Linuxをターゲットとする。 ピアツーピア ネットワークを構成する点が特徴。
SLC Surface Laminar Circuit。 高密度なプリント配線基板の一種。
SLCP Software Life-Cycle Processes。 ソフトウェア開発から保守までのプロセスを定義するISOの標準化案。
SLD Second Level Domain。 TLD(Top Level Domain)の下のドメイン名。 xxx.co.jp の co 等。 日本(jp)では、JPNICが管理しており、co は企業、ne はネットワーク関連サービス、go は政府機関関連に与えている。
SLDL System Level Design Language。 システム・レベル設計言語。
SLDRAM Synchronous Link Dinamic Random Access Memory。 書き込み時のデータ転送速度は、400Mbps。
SledgeHammer 米AMD社が、1999年10月5日に発表した64bitプロセッサのコードネーム。 Hammerサーバ向けバージョン。 スレッジハマーと呼ぶ。 米Intel社Itaniumの対抗プロセッサ。 32ビットx86と完全互換を維持し、従来のアプリケーションをそのまま実行できる。 x86-64アーキテクチャを採用する。
2002年4月24日、正式名称をOpteronと発表。 0.13μmCMOSプロセス使用。
SLG simulation game。 シミュレーションゲーム。
SLI Scalable Link Interface。 単一システム中に複数のGPUを搭載し、それらをインテリジェントに制御することにより、システムグラフィクス性能を拡張する技術。
SLIC Subscriber Line Interface Circuit。 加入者線インタフェース回路。 スリックと呼ぶ。
SLIP Serial Line IP。 回線接続プロトコルインターネットダイアルアップ接続する際に用いる。 スリップと呼ぶ。 ダイヤルアップや内線電話のようなシリアルリンク上でIPパケットを伝送するためのTCP/IP プロトコル
SLIP IP detagrams over serial lines。
SLM Service Level Management。 サービス・レベル管理。
SLM scanning laser microscope。 走査型レーザー顕微鏡。 レーザー光で試料表面を走査しながら照射し、反射光、試料に誘起される電流やフォトルミネッセンスなどを検出、それらの強度を可視化して表示する顕微鏡。
SLMP Stabilizd Lithium Metal Powder。 Liイオン2次電池の負極に金属Liを利用するときに使う、金属Liの粉末化技術。
SLP Service Location Protocol。 (1)TCP/IP ネットワーク上のサーバを探索するプロトコルRFC2165で規定。
(2)MacOS 9MacOS Xネットワーク資源検索プロトコル
SLS Sequential Lateral Solidification。 低温多結晶Si-TFTの移動度向上(高速化)を可能にする新しいエキシマ・レーザーアニール技術
SLSI super-large-scale integration。 超大規模集積回路。
SLT Subscriber Line Terminal。 光加入者線端局装置。
SLVS Scalable Low Voltage Signaling。 蘭Philips Semiconductors社が中心となって策定した次世代LVDS仕様。
SMA Software Maintenance Association。 1985年に設立された、ソフトウェアメンテナンスを推進する非営利組織。
Small PC Card 松下電器産業が開発した、PCカードとピン数(および電気的仕様)に互換性を持たせた小型メモリカード。 サイズは36.4(W)×42.8(D)×3.3(H)mm。 フラッシュメモリSRAM、マスクROMなどを搭載可能で、 将来はSCSIEthernetなどI/Oインタフェースカードへの発展も可能だと言う。 アダプタを利用すれば従来のPCカードスロット(TypeII)にも接続できる。
Smalltalk 米Xerox社のPalo Alto研究所で開発されたオブジェクト指向言語。 オブジェクト指向言語の最初のものであり、数値や演算子なども徹底してオブジェクト指向で定義されている。
S.M.A.R.T. Self-Monitoring,Analysis and Reporting Technology。 ハード・ディスク装置の故障予測を実現する仕様
Smart Battery Duracell社と米Intel社が策定したパソコン用バッテリパックの規格。 バッテリパック自体に、バッテリの残量を正確に計測/表示する機能や充電回数を記憶する回路を内蔵している。
Smart Card クレジットカード、キャッシュカードなど従来の磁気カードにCPUメモリを搭載したカード。 CPUとメモリを使用してデータの暗号化が行われるため、各種情報のやり取りをより一層安全に行えるようになっている。
Smart Display Windows Powered Smart Display。 2003年1月14日、マイクロソフトが国内発表したワイヤレス・ディスプレイ。 開発コードMiraと呼ばれていたもの。 本体はタブレット型。 タッチパネル搭載のディスプレイ上でペンを使って操作する。 タブレットPCではなく、Windows XP Professional搭載PCをホストとした子機として使用する。
2004年1月、開発中止。
smartSD SDメモリーカードに非接触通信可能なICを搭載したもの。 SDメモリーカードの上位互換規格で、MOPASSカード仕様に準拠。
SMATV Satellite Master Antenna Television。 衛星で放送を配信し、共同アンテナで受信してからケーブル・テレビ等で分配するシステム。
SMB Server Message Block。 米IBM社米Intel社米Microsoft社が共同で開発した、ネットワーク上のコンピュータ間通信プロトコルWindowsも採用している。
SMBA Shared Memory Buffer Architecture。 メインメモリ内にビデオ用の記憶領域を確保する方法。 従来ビデオ用のメモリ(フレームバッファ)はビデオカード上にあってアクセラレータが直接管理していたが、このバッファをメインメモリ内に確保することで、システム全体のコストを下げることができる。
SMBus 米Duracell社と米Intel社が策定した、電池パックとパソコンとが情報を交換するためのインタフェース
SMBus 2.0 2000年8月21日に、SBS-IFが公開したSMBusの新仕様。 OSがロードされていなくてもシステムエラー検出可。 プラグ・アンド・プレイにも対応。
S-MCP Stacked MultiChip Package。 富士通NEC東芝が仕様を策定した携帯電話機向けLSIパッケージ。 一般にSRAMフラッシュ EEPROMを積層して封止する。
SMD Surface-Mounted Device。 表面実装型部品。
SMD Storage Module Drive Interface。 メインフレーム用のディスク装置インタフェースの1種。 データ転送速度は、1〜4MB/s。
SMDL Standard Music Description Language。 座標アドレシング・モデルの標準化プロジェクトの一つ。
SMDS Switched Multimegabit Data Service。 LECが提供する、相互接続LANの高速データ通信サービス。 45Mbpsまで、IEEE802.6DQDB MANネットワーキング技術を使用する。 155MbpsのSONETもサポート。
SME Sony Music Entertainment。
SME Society of Manufacturing Engineers。 米製造技術者協会。
SMF System Management Facility。 米IBM社メインフレーム OSが備えるシステム管理機能。
SMF Standard MIDI Files。 MIDIファイルの標準フォーマット。
SMF Single Mode Fiber。 シングルモード参照。
SMF stationary meteorological satellite。 静止気象衛星。
SMI System Management Interrupt。 SMMに入るための割り込み。
SMI small multimedia interface。 光ファイバコネクタの形状の1種。 2000年9月に松下電器産業、日立電線等が策定した規格。 POFを用いた長距離伝送に使用。 データ伝送速度250Mbpsで20m、125Mbpsで50m。
SMI Structure of Management Information。 SNMPMIBを生成するための定義。
SMIL Synchronized Multimedia Integration Language。 マルチメディア・プレゼンテーションを記述するためのXMLベースの言語仕様。 時間の概念が取り入れられており、音声、画像、テキストなどの要素を同期させて再生/表示させることができる。 1998年6月にW3Cで正式に勧告され、標準仕様を公開。 米RealNetworks社のRealSystem G2がSMILを採用している。 スマイルと呼ぶ。 2001年8月9日、SMIL 2.0がW3C勧告。
S/MIME Secure Multipurpose Internet Mail Extensions。 PEMをベースにして1995年に米RSA社などが策定したメール暗号化方式。 MIME形式のメッセージを暗号化する方式。 送付したいデータはランダムに発生した暗号鍵により共通鍵暗号方式を用いて暗号化し、その暗号鍵を公開鍵で暗号化してデータと共に送付する仕組み。 PGPとは異なり、認証局ITU-T X.509 V3準拠公開鍵を一元管理する。 米Microsoft社や米Netscape Communications社など、主要ベンダのメール・ソフトがサポートしているが、米国の輸出規制のため、日本では共通鍵が40ビット以下に制限されている。 S/MIME Version2が「International」としてRFC2311、2312で、Version3が「Proposed Standard」としてRFC2632、2633で公開されている。 暗号化機能だけではなく、デジタル署名技術を利用しており、改ざんがあれば検知できる。 エスマイムと呼ぶ。
Smithfield 2004年12月14日、米Intel社が発表した、次世代のデスクトップ向けデュアルプロセッサ コア。 2005年に登場予定。 スミスフィールドと呼ぶ。
SMM System Management Mode。 86系プロセッサが用意する省電力化のための動作モード。
SMM Solar Maximum Mission。 米太陽観測衛星。
SMP Symmetrical Multi-Processing (あるいは Multi-processor)。 対称型マルチプロセッサ・システム。 複数のマイクロプロセサを結合したシステムで、各プロセサが主記憶やディスクを共有し、対等にOSなどのシステム・タスクを分担する方式。
SMP Surface Mount Package。 表面実装型パッケージ。
SMPTE Society of Motion Picture and Television Engineers。 映像機器、放送機器に携わる技術者の国際団体。
SMR Specialized Mobile Radio。 低速なデータ通信方式の一種。
SMR Solid Mounted Resonator。 SAWフィルタの共振器構造の一種。 音響多層膜を使って弾性波を閉じ込める。
SMS System Management Server。 米Microsoft社が開発したWindowsNT向けのシステム開発ツール。
SMS Synchronous Meteorological Satellite。 静止気象衛星。
SMS Short Message Service。 GSMでの短い文字メッセージサービス。 半角英数字で最大160文字、全角文字で最大70文字。
SMT Surface Mount Technology。 表面実装技術。
SMT Simultaneous Multithreading。 1つのCPUコアで複数のスレッドを同時に実行すること。
SMTP Simple Mail Transfer Protocol。 インターネット・メールをマシン間で転送する時に利用されるプロトコル。 インターネット上の標準メール転送プロトコルである。 二つのメール・システムがどのように対話するかを指定し、メール交換用の制御形式を定めている。 RFC821、1428、1652で規定している。 送信側がSMTPのコマンドとその引数を送り、受信側が受け付ける形で処理が進む。 送信元の身元確認を行わないため、メール・アドレスを改ざんされやすい弱点がある。
smurf サービス妨害の1種。 pingパケットを偽造して、第三者のネットワークに送り、攻撃対象のマシンへ大量のping応答パケットを送信させる。
SN Shared Nothing。 並列のデータベース・システムを実現するアーキテクチャの一つ。
S/N Signal to Noise ratio。 信号対雑音比。 信号電力の雑音電力に対する比。 単位はdB(デシベル)。
SNA Systems Network Architecture。 米IBM社が定めたネットワーク体系。
SNAP Subnetwork Access Protocol。 MACフレームのデータの種別を示す仕組みの一つ。 3バイトの識別子と2バイトのプロトコルIDから成る。
SNB Small out-line Nonleaded Board package。 CSPの一種のパッケージ。
SNG Satellite News Gathering。 通信衛星利用ニュース収集システム。 ニュース現場に車載型衛星地球局を派遣し、現場からテレビ中継するシステム。
SNHC Synthetic/Natural Hybrid Coding。 自然画と合成画が混在した画像の符号化方式。
SNIA The Storage Networking Industry Association。 1998年1月に発足したSANを推進する業界団体。(http://www.snia.org/
SNIA-J The Storage Networking Industry Association Japan。 SNIAの日本支部。 2001年7月5日、イーエムシー ジャパン、NTTコミュニケーションズ、コンパックコンピュータ、東芝、日本アイビーエム、NEC日立製作所富士通の8社が設立発表。
2001年8月27日、正式発足。 国内30社が参加。
SNMP Simple Network Management Protocol。 インターネットネットワーク管理用プロトコル。 SNMPマネージャと呼ばれる管理コンソール上でネットワーク機器などの状態などを管理できる。 但し、管理対象はSNMPエージェントと呼ぶクライアント・ソフトを搭載したネットワーク機器に限られる。 TCP/IPによるネットワーク環境で広く採用されている。 RFC1157で規定。
5種のメッセージを使用する。
  • GETリクエスト:マネージャがエージェントに欲しい情報を要求する
  • GET NEXTリクエスト:マネージャがエージェントに直前に要求した情報の次のオブジェクトIDの情報を要求する
  • SETリクエスト:マネージャがエージェントの情報を書き換える
  • GETレスポンス:エージェントからマネージャへの返信
  • TRAP:エージェントからマネージャへの通知(機器の再起動、ポート接続の切断等)
SNMS Secondary Neutral Mass Spectrometer。 二次中性粒子質量分析。
SNOBOL String-Oriented symbolic Language。 スノボル言語。 プログラミング言語の1種。
SNOM Scanning Near-field Optical Microscope。 先端を極めて細く加工した光ファイバなどで光ディスクに近接配置する方法。 スノムと呼ぶ。
SNR Signal-to-Noise Ratio。 S/N参照。
SNS Social Networking Service。 ネットワーク上での人とのつながりをサポートするサービス。 チャットブログ、掲示板などを提供する。 入会するためには会員の紹介が必要。
SNTP Simple Network Time Protocol。 ネットワーク上で時刻情報のやり取りを行うためのプロトコルRFC2030で規定されている。 NTPの簡易バージョンであり、時刻を参照する対象が上位層のホストに限定されている。