情報用語辞典(E - 2 )
EDA Electronic Design Automation。 電気回路設計用CAD
EDA Economic Development Administration。 米経済開発局。
EDAC Electronic Design Automation Company。 米国のEDAベンダの業界団体。
EDC Error-Detecting Code。 誤り検出符号。
EDCA Enhanced Distributed Channel Access。 IEEE802.11eで規定される、QoSを確保するためのアクセス制御方法の一つ。 分散制御型の方式で各端末は自律的に通信する。
EDCF Enhanced Distributed Coordination Function。 無線LAN上における音声通信などを想定したQoSを確保する技術の一つで、IEEE802.11eで規定される。
EDD Enhanced Disk Drive。 米Phoenix社のE-IDE対応BIOS
EDEX Electronic Display Exhibition。 電子ディスプレイ展。 社団法人日本電子機械工業会(EIAJ)主催で開催される電子ディスプレイ製品・関連材料、関連部品、機器、装置、応用製品などの展示会。
EDF Earliest Deadline First。 HDDスケジューリング方式の一つ。 終了期限が最も迫っているものを優先する。
EDF Erbium-doped Fiber。 Er(エルビウム)を添加した光ファイバ
EDFA Erbium-doped Fiber Amplifier。 Er(エルビウム)を添加した光ファイバ・アンプ。
EDGE Enhanced Dara Rate for GSM Evolution。 GPRSの後継となる高速データ通信技術。 最大データ伝送速度は384kbps。
Edge 3D Diamond Multimedia社が開発した3Dゲーム用アクセラレータを搭載したビデオカード。 nVIDIA社の「NVI」チップを搭載し、SEGA SATURN用のコントロールパッドを接続可能。 「Virtual Fighter」を同梱して人気を呼んだ。
EDI Electronic Data Interchange。 電子データ交換。 ネットワークを介して、受発注データを中心に決済、物流などに関するビジネス文書をフォーマット化したデータのやり取りをすること。 データ・フォーマットとしてISO国際規格のEDIFACTなどがある。
EDIF Electronic Design Interchange Format。 論理設計LSIの設計データの標準形式。
EDIFACT Electronic Data Interchange for Administration, Commerce and Transport。 行政、商業、運輸のための電子データ交換。 ISO 9735で規定されている。 電子データを記述するための書式、用語集、文例集がある。 エディファクトと呼ぶ。
EDIFICE Standardised Electronic Commerce forum for companies with interests in Computing, Electronics and Telecommunication。 欧州電子工業会。(http://www.edifice.org/) 1986年設立の非営利団体。
EDIRAK Electronic Display Industrial Research Association of Korea。 韓国電子ディスプレイ研究組合。
e-Discovery 電子開示のこと。
e-disk Emulated-disk。 RAMディスクのこと。
e-Distribution ビット配信ビジネスのこと。
EDK Microsoft Exchange Development Kit。 米Microsoft社のMicrosoft Exchange用開発キット。
EDO Extended Data Out。 メモリの動作モードの一つ。 Pentiumに最適化されている。
EDO DRAM Extended Data Out DRAM。 メインメモリとして一般的に使われていたDRAM(FP Modeという)からの読出し手順を効率化して、連続データ転送速度を向上させた高速メモリデータの読出し速度が20ns程度まで高速化できる。 これを使うことでセカンドキャッシュレスのシステムでも、それほどパフォーマンスが落ちないシステムを構築できる。 1998年中頃にはメインメモリとしての地位をSDRAMに奪われた。
EDP Electronic Data Processing。 電子データ処理。
EDR Enhanced Data Rate。 Bluetoothでデータ伝送速度が最大2.1Mbpsの仕様。
EDRAM Enhanced Dynamic Random Access Memory。 米Ramtron International社が開発した高速DRAM。 書き込み動作の完了時に読み出し動作をオーバーラップさせている。
EDS Energy Dispersive X-ray Spectrometer。 エネルギー分散型X線分光器。 EDXとも言う。
EDTV Extended Definition TV。 既存の放送の改良方式。 クリアビジョンなど。
EDTV-II Extended Definition TV-II。 第2世代EDTV。 横長画面のワイドクリアビジョン。
EDX Energy Dispersive X-ray Spectrometer。 エネルギー分散型X線分光器。 EDSとも言う。
Edy 2001年11月に開始された、ソニー・グループのビットワレットが提供する電子マネーサービス。 エディとよぶ。 プリペイド方式の非接触型ICカードを用いる。 最大5万円まで蓄積可能。
EE SCEPS2マイクロプロセッサ Emotion Engineの略。
EE+ Emotion Engineの高速(動作周波数向上)版。 2000年に登場予定。
EEA European Economic Area。 欧州経済地域。
EEC European Economic Community。 欧州経済共同体。
EECA European Electronic Component Manufacturers Association。 欧州電子部品工業会。(http://www.eeca.org
EELS Electron Energy-Loss Spectroscopy。 電子エネルギー損失分光法。
EEMBC EDN Embedded Microprocessor Benchmark Consortium。 組み込み用マイクロコントローラ向けの新ベンチマークを策定している標準化団体。 参加メーカは、米Intel社米IBM社米Sun Microsystems社、英ARM社、富士通、NEC、日立製作所他26社。 Dhrystoneベンチマークの実用性が薄れてきたことから、新しいベンチマークを策定する必要に迫られた。 ベンチマークテストは用途別に5種類準備する(「自動車/産業機器」「民生機器」「ネットワーク」「OA機器」「通信機器」)。 評価基準は実行時間の他に、オブジェクト・コード・サイズも評価対象とする。 なお、ベンチマーク結果を認定するための機関、ECLを設立した。 ベンチマーク結果は認定後、EEMBCがインターネット上に無償公開する。
EEMS Enhanced Expanded Memory Specification。 米Lotus社、米Intel社米Microsoft社の3社によって、EMS3.0が規格化された後、Quadram社、AST Research社、Ashton-Tate社の各社によって提唱されたメモリ拡張仕様。 EMS 3.xとの相違点は、データだけでなく実行モジュールをバンクメモリにおくことができるようになったこと、利用可能なページフレーム数が64に拡大された(ラージフレームのEMSのサポート)ことにある。 その後、EEMSの仕様とEMS 3.xの仕様が統合されてEMS 4.0として規格化された。
EEPR Extended Extended Partial Response。 パーシャル・レスポンスのクラス4から派生した波形等化方式。
EEPRML Extended Extended Partial Response Maximum Likelihood。 EEPR波形等化方式と最尤複合方式を組み合わせた信号処理方式。
EEPR4 Extended Extended PR4。 EEPRに同じ。
EEPROM Electrically Erasable and Programmable ROM。 電気的に消去可能なROMフラッシュメモリもこの一つ。
EEZ exclusive economic zone。 経済専管水域、排他的経済水域。
EE2 第2世代Emotion Engine。 2002年頃登場予定。 0.13μmプロセスで4000万個のトランジスタを集積する見通し。
EE3 第3世代Emotion Engine。 2005年頃登場予定。 0.1μmプロセスで3億個のトランジスタを集積する見通し。
EFF Electronic Frontier Foundation。 電子フロンティア財団。 1990年、Mitchell Kapor氏とJohn Perry Barlow氏が設立。 米国政府の暗号技術禁輸政策に反対するキャンペーンを繰り広げている団体。 毎年、DES ChallengeDES解読記録を更新している。
Efficeon 米Transmeta社が開発中の新世代Crusoe。 コードネームはAstro、またはTM8000。
EFI Extensible Firmware Interface。 BIOS等、ソフトウェアハードウェアをつなぐためのファームウェア製品の総称。
EFM Eight-to-Fourteen Modulation。 8-14変調。 CDの記録符号化方式。
EFM Ethernet in the First Mile。 Ethernetを利用した、家電やオフィスへのアクセス網。
EFMA Ethernet in the First Mile Alliance。 EFMの普及活動を行っている業界団体。
EFMCC EFM Combi Code。 蘭Philips社が提案している、8/15変調の次世代光ディスク記録符号化方式。
EFMPlus Eight-to-Fourteen Modulation Plus。 EFMDVD用に拡張した記録符号化方式。
EFR Enhanced Full Rate。 J-フォングループが開発した音質向上技術の名称。 ACELPVSELPpsi-CELPの3種類の音声符号化方式を使用する。 EFR機同士の通話では、ACELP、それ以外はVSELPまたはpsi-CELPを使う。
EFT Electronic Fund Transfer。 電子資金決済、電子資金取引。
EFTA European Free Trade Association。 欧州自由貿易連合。 エフタと呼ぶ。
EFTPOS Electronic Funds Transfer POS。 電子資金振替POS
EFU Elementary Functional Unit。 PS2(プレイステーション2)のEmotion Engineに組み込まれているVPUに採用されている演算ユニット。 浮動小数点データの積和演算器と除算器から成り、三角関数や自然対数を高速に演算できる。
eFUSE 2004年7月30日、米IBM社が発表したチップモーフィング技術。 自らの機能を監視、調節して、人間の手を介さずに品質やパフォーマンス、消費電力を改善できるというもの。 具体的には、独自のソフトアルゴリズムと微細な電気ヒューズを用いて、回路構成や効率を変える。
EGA Enhanced Graphics Adapter。 IBM PCビデオボードの一種で、1984年にIBM PC/ATと同時に発売された。 デジタル RGB出力で640×350ドットの解像度を持ち、64色中16色を同時発色できる。 CGAとMDAのモードを持っている。 但し、モードに応じてそれぞれの規格のディスプレイが必要であったために、1台で各モードに対応できるマルチフレクエンシーディスプレイを生むきっかけになった。 現在では、VGASVGAが中心的である。
EGO Eccentric (orbit) Geophysical Observatory。 偏心軌道地球圏観測衛星。
E-Government 米国のインターネットを基盤とした電子政府構想。 2001年2月28日、ブッシュ大統領が電子政府基金の設立を発表。 初年度、1000万ドルで、3年間で1億ドルを投資する予定。
EGP Exterior Gateway Protocol。 ARPANETなどで使用されていた初期のネットワーク間接続用ルーティングプロトコルRFC904で規定されている。 現在はBGP-4が主流。
EHCI Enhanced Host Controller Interface。 USB2.0のホスト・コントローラに用いられるレジスタ・セットの規定。
EHF Extremely High Frequency。 ミリ波のこと。
EHLLAPI Extended High Level Language Application Programing Interface。 米IBM社ホスト用のエミュレータ・ソフトでホスト画面の情報を取り出すためのインタフェース 仕様。 イーハラッピと呼ぶ。
e-Home electronic Home。 米Intel社が提唱する、電気と同じように、いつでも簡単にインターネットを利用できる環境を整えた家庭やSOHOのこと。 大容量/高速のインターネット・サービスへの24時間常時接続が前提。
EHS European Home Systems。 欧州の家電メーカーと半導体メーカーが中心となって策定した、家庭内ネットワーク向け通信規格。
EIA Electronic Industries Association。 (米国)電子工業会。 1924年に設立されたRadio Manufacturing Associationが前身。 消費財及び電子部品の規格を策定する。 1988年に情報通信技術グループをTIAとして分離した。
EIA Environment Impact Assessment。 環境アセスメント、環境影響評価。
EIAC Electronic Industries Association of Canada。 カナダ電子工業会。
EIAK Electronic Industries Association of Korea。 韓国電子工業会。
EIAJ Electronic Industries Association of Japan。 日本電子機械工業会、またはその規格。 2000年11月、JEIDAと統合されJEITAになった。
EID Electron Impact Distortion。 電子衝撃離脱法。 ESDとも言う。
E-IDE Enhanced IDE。 IDEを拡張した仕様。 2系列最大4台まで接続可能、CD-ROMHDD以外の機器にも対応、最大8.4GBのHDDを接続可能、高速転送モードの採用、を行ったもの。 1回の読み込み時間を短縮することでデータ転送レートを向上しており、ローカルバスにも対応している。
Eiger 米Microsoft社が開発中の、Windows XPの機能制限版のコード名。 Pentium II プロセッサ、128MBのRAM、500MBのHDDの環境で動作可能。 但し、アプリケーションはサーバベースで、Office等をローカルで動作させることはできない。
EIMS Electrical Insulating Material Standards。 電気絶縁材料工業規格。
EIP Enterprise Information Portal。 WWWブラウザを用いて、企業内に存在するさまざまな情報リソースに、各部署のポータル画面から容易にアクセスできるようにする仕組み。
EIP Electronic Invoicing and Payments。 電子請求書発行および決済システム。
EIRP Effective Isotropic Radiated Power。 通信機器が送信時に消費する電力の合計。
EIS educational information system。 教育情報システム。
EIS environmental information system。 環境情報システム。
EISA Extended Industry Standard Architecture。 1988年、IBM PC互換機のメーカーが定めた、MCAに対抗して作られたパソコン用32bit拡張スロットバス共通規格。 従来の16bitのISAバスを拡張したもので、アドレスバス幅は32bit、データバス幅は8/16/32bit、最大データ転送速度は33MB/s、拡張ボードの自動セットアップ機能などの特徴を持つ。 ISAバス用の拡張ボードもそのまま使用できる。 イーアイサまたはエイサと呼ぶ。
EIT Research Council for Energy and Information Technology Inc.。 社団法人エネルギー・情報工学研究会議
e-Japan戦略 2001年1月22日、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部が策定した、日本のITに関する国家戦略。(http://www.kantei.go.jp/jp/it/network/dai1/1siryou05_2.html) 4つの重点政策として、(1)超高速ネットワークインフラ整備及び競争政策、(2)電子商取引ルールと新たな環境整備、(3)電子政府の実現、(4)人材育成の強化、を謳う。
EJB Enterprise JavaBeans。 JavaBeansサーバソフト向けに拡張したコンポーネント・モデル。 ソフト部品のコンテナをEnterprise JavaBeans Server(EJB Server)と呼び、このEJB Serverが分散メッセージング機能や2フェース・コミット処理を実行する機能、セキュリティ機能などをあらかじめ備えている点がJavaBeansとは異なる。 ソフト部品の開発者は、サービスを他のソフト部品へネットワーク経由で提供するための機能やトランザクション処理エンジンを使うための機能を実装する必要がない。 ソフト部品として提供する機能の開発に専念できることがEJBを使うことの開発者にとってのメリットになる。