情報用語辞典(B - 2 )
BHS Basic Header Segment。 iSCSI プロトコルのヘッダの要素。
BHTML Broadcast Hyper Text Markup Language。 米国のデジタル・テレビ放送向けにATSCで討議されたデータ放送用フォーマットの提案の一つ。
BI Business Intelligence。 情報システムを活用してビジネスにおける意思決定を支援する手法や考え方。
BIA Bioindustry Association。 英バイオ産業協会(http://www.bioindustry.org/)。
BIAA British Industrial Advertising Association。 英工業広告協会。
BIB British Interactive Broadcasting。
BIC backplane interconnect card。 バックプレーン相互接続カード。
Bi-CMOS Bipolar-CMOS。 バイポーラ・トランジスタCMOSを組み合わせた回路、またはその製造プロセス。 バイシーモスと呼ぶ。
BIDI Bi-directional。 FTTHの終端装置ONUに利用する光トランシーバ・モジュールの一種。 波長多重機能を用いて、上り通信に1310nm、下り通信に1490nmの波長の光を割り当てて通信する。
BIE British Institute of Engineers。 英技術学会。
BIEE British Institute of Electrical Engineers。 英電気技術学会。
BIEM Bureau international de l'edition mecanique。 国際レコード著作権協会事務局。
Bi-FET Bipolar-FET。 バイポーラ・トランジスタFETを組み合わせた回路。 バイフェットと呼ぶ。
BIFF Binary Interchange File Format。 データと図を同時に格納するスプレッドシート・フォーマット形式。
Big Blue エンジニア達が米IBM社を呼ぶ時の俗称、ニックネーム。
Big Brother ニューヨーク証券取引所の呼称。
Big Drive 次世代ATAインターフェース規格。 従来のATA規格では28bit LBAを採用しており、最大約137GBの容量までしか扱えない。 これを48bit LBAに拡張し、144PBまで扱えるようにする。 48bitのアドレス(=約281兆個)を全セクタに割り振る。 1セクタ512Bであれば、144,000兆Byteとなる。
Big Floyd FBIの犯罪捜査用コンピュータネットワーク
BIGLOBE
リマインダ
BIGLOBEが提供しているサービス(http://reminder.biglobe.ne.jp/)の一つ。 備忘録代わりに様々な情報を電子メールで通知してくれるもの。
BigWater 米Intel社が開発中のメインストリームPC用リファレンスデザイン(仕様)のコード名。 2004年のPCを対象とする。
binary 一般には、全て2進数で表現したデータのこと。 但し、可読文字(や一部の制御コード)以外を含みテキスト形式で表示できないデータの意味で、あるいは単に「バイナリファイル」の意味で使われることも多い。
bind Berkeley Internet Name Domain。 インターネットドメイン名をIPアドレスに変換するDNSサーバ・ソフト。
BinHex Macintoshで採用している電子メールの添付ファイルのエンコード方式(電子メールはテキストしか扱うことができない為、バイナリファイルはテキストに変換する必要がある)。
BioAPI Biometrics Application Program Interface。 関連業界の数十社が加盟するBioAPI Consortiumで仕様策定中のバイオメトリクス認証のためのAPI
BIOS Basic Input/Output System。 バイオスと呼ぶ。 OSやアプリケーションとキーボードハード・ディスク・ドライブなどの周辺装置データの受渡しをするソフトウェア。 現在はブート時に各デバイスの情報を集めてOSに渡すのが主な役割となっている。 ハードウェアに依存した基本的な入出力機能などを提供するシステムルーチン群で、ROMフラッシュメモリなどに書込まれてマザーボード上に搭載されている。 プログラムとしてのOSが起動するまでの動作は、全てこのBIOSの中に収められているプログラムによって行われる。
BIP Basic Imaging Profile。 デジタル・カメラやプリンタなどの機器で画像データをやり取りするためのBluetooth向けプロファイル。
Biportable NTT東日本とNTTアクセスサービスシステム研究所がフィールド実験中の5GHz帯を利用する無線アクセス・サービス。 データ伝送速度は最大36Mbps。
BIPS Billion Instructions Per Second。 1秒間当たりの命令処理単位。 1BIPSは10億回/秒。
BIS British Information Service。 英情報部。
BIS business information system。 企業情報システム。
BIS Bank for International Settlements。 1930年、第一次世界大戦後のドイツの賠償問題処理のために設立された国際決済銀行。 現在は、加盟国中央銀行間の金・為替売買や預金受け入れ、協力促進、国際金融業務への便宜供与、国際的金融決済や調整などの協力促進を行う。 本部はスイスBasel。
bis 2ndバージョンを示す。 古代ラテン語でtwiceの意。 または、フランス語でアンコールの意。
BIS型 dual stack hosts using the "Bump-in-the-Stack" technique。 IPv4IPv6間の通訳を行う手法の一つ。 日立製作所が開発。 IPv4パケットパソコン内部でIPv6に変換することにより、IPv4アプリケーションを使用してIPv6インターネットへアクセスできる。
B-ISDN Broadband-ISDN。 高速の伝送速度(50Mbps〜2.4Gpbs)を実現できる広帯域のISDNATM(非同期転送モード)を伝送技術の中核に据え、高速通信を実現する。 文字や音声、動画などの大容量の情報を高速に伝送するためのISDN。 現在のN-ISDNの次に来る、マルチメディア時代に対応したネットワークITU-Tで標準化作業が行われている。 米国では既に156MbpsのB-ISDNが実用化されている。
BIST Built-in Self-test。 LSI中に組み込まれた自己診断機能。
BISYNC Binary Synchronous Protocol。 2値同期プロトコル
BISYNC Binary Synchronous Communications Protocol。 2進データ同期通信プロトコル
BIT Built In Test。 LSI自身に自己テスト機能を埋め込むこと。
bit ビット。 ディジタル処理で扱う情報の最小単位。 '1'か'0'かの情報。
BitBlt Bit Block Transfer。 矩形の画像データの高速移動処理。 ビットブリットと呼ぶ。 メモリにおけるビット列の転送と論理演算のこと。 メモリから画面、画面からメモリへ転送したり、画面をある場所から別の場所へ転送したりする処理を行う。 Windows用のグラフィクスアクセラレータは、このBitBltをハードウェアで処理することで処理を高速化している。
BitCash インターネット上での少額決済を目的として、1997年にビットキャッシュ株式会社によりスタートされたシステム。 書店やコンビニエンスストアなどで販売される専用のプリペイドカード「BitCashカード」を利用し、ビットキャッシュに対応したWeb上のショッピングモールでの買い物や、有料サービスの利用が可能。 カードの認証や残高の確認には、カードに記載されたシリアル番号と乱数表を利用する。 利用できる商品やコンテンツに制限のある「BitCash kids」や、ギャンブルやアダルトコンテンツなどにも利用できる「BitCashEX」なども提供されている。
bitcast インフォシティが開発したデータ放送方式。 TBSが採用している。
bitmusic 1999年12月にSMEが提供を開始した音楽配信サービス名称。
BITNET Because It's Time Network。 1981年、米ニューヨーク市立大学が米エール大学とのファイル転送のため設立したネットワーク
BizTalk
フレームワーク
米Microsoft社が提唱する業務プロセスの流れを制御するための仕様を、XMLベースで共通化するための枠組み。
BJT Bipolar Junction Transistor。 バイポーラ・トランジスタのこと。
Blackcomb 米Microsoft社が開発している、Whistlerの次のOSの開発コード名。 ブラッコムと呼ぶ。 .NETに完全対応する。 当初、2002年後半出荷予定だったが、開発遅延により、Windows XPの後継は、Longhornになる見通し。 Blackcombの製品化は2003年〜2004年。
Black Diamond 半導体上で、トランジスタの下に置かれる低誘電率の膜。 low-k技術の一つ。
Blackfin 2001年6月11日発表された、米Analog Devices社と米Intel社が共同開発した16bitDSPのファミリー名。 動作周波数は、200MHz〜300MHz。 電源電圧制御機能を有する。
BladeCenter 2004年4月25日、米IBM社が発表した、ブレードサーバのブランド名。 米Intel社Xeonを搭載したデュアルプロセッササーバ
BLAST Bell Labs Layered Space-Time。 米Lucent Technologies社ベル研究所が開発した無線通信技術。 複数のアンテナを用いて、一つの周波数で複数の信号を送信するもの。
Blaster 2003年8月に発見された、コンピュータ・ウィルスの1種で、ワーム型。 感染すると利用しているIPアドレスの昇順のIPアドレスに対して自分自身を送信し感染活動を広げる。
bleem! 米国Bleem社が開発したソフトウェアWindows上(つまりパソコン上)で、SCEのプレイステーション用ソフトを動作させるエミュレータ。 SCEは1999年4月に出荷差し止めを求めて提訴したが、同8月に連邦地裁が販売差し止めの仮処分を却下する判決を下している。 さらに、Bleem社は、2000年5月11日〜13日に米国ロサンゼルス市で開催されたゲーム関連展示会「Electronic Entertainment Expo(E3)2000」で、bleem! for Dreamcastを発表。 これは、セガ・エンタープライゼスのDreamcast上で、プレイステーション用ソフトを動作させるもの。 今度はDreamcastという家庭用ゲーム機の競合製品との組合せであり、他機種用のソフトが動くということは、ゲームソフトのライセンス料やロイヤリティで成り立っているSCEやセガのビジネス・モデルを翻しかねない。 (このビジネスモデルのおかげで、PS2の低価格が実現されている。) 2000年夏に発売予定だが、SCEが今度は特許侵害で提訴しており、今後の動向が注目される。
BLIP Bluetooth Local Infotainment Point。 2001年3月1日、スウェーデンEricsson社が発表した、Bluetooth対応の地域限定の無線通信プラットフォームデータ転送速度は、最大720kbps。 2001年3月26日、CeBITにて公開。 Ericsson社の子会社Ericsson Business Innovations ABが開発した。 Bluetoothによる無線通信機能とEthernetインタフェース(10BASE-T)、及びRS-232Cを備える。
BLOB Binary Large Object。 長いテキスト、画像、音声などのマルチメディア・データのこと。 データベース管理システムにおける、イメージや音声、動画などを格納するための可変長バイナリ・データ型を意味する場合が多い。 ブロッブと呼ぶ。
Blowfish 著名な暗号技術者のBruce Schneier氏が考案した共通鍵暗号方式。 暗号処理が高速という特徴がある。 暗号鍵の長さは32〜448ビットの可変である。 Schneier氏は、選定中の米国次世代暗号標準AESにもTwofishというアルゴリズムを提案しており、高い評価を受けている。
BLS Bureau of Labor Statistics。 労働統計局。
BLSR Bi-directional Link Switched Ring。 ネットワークをリング状に形成し各経路を2重化する形態の一つ。 リングが切れた際に反対方向のバックアップ経路に切り替える。 UPSRに対抗する方式。
B.L.T. Bluetooth Launch Trial。 2001年7月下旬より、日本エリクソン、丸紅、ハンドスプリングの3社が都内各所で実施するBluetoothの公開実証実験。
bluefin 2002年5月22日、米IBM社、米EMC社、日立製作所、などのストレージ機器、ソフトメーカー各社が発表した、ストレージ管理ソフトの共通規格。
Blue Gene 1999年12月6日、米IBM社が開発計画を発表したスーパコンピュータのニックネーム。 演算性能は、1ペタフロップス(1ペタ=1000テラ=100万ギガ)を目標とする。 1ギガフロップスの演算能力を持つCPU100万個以上を並列に接続し、800万以上のスレッドを同時実行可能にすると共に、プロセッサーやスレッドのエラーの影響を自動的に修復する自己修復機能を追加する。 32個のCPUを1チップ上に搭載、64チップを1ボードに実装する(1枚のボードが2テラフロップスの処理能力)。 8枚のボードを1ラックに、64基のラックを並列接続して1システムとする。 システムの大きさは、約14m四方。
Blue Gene/L 米IBM社が開発中のスーパーコンピュータ。 360TFLOPSを目指す。 2004年完成予定。 地球規模での気候変動予測や爆発過程の研究に使用される。 DoEの発注。
2004年9月16日、16000プロセッサ版で、地球シミュレータを上回る36.01TFLOPSの性能達成を発表。
2005年10月27日、米国立ローレンス・リバモア研究所にてLINPACKベンチマークで280.6TFLOPSを記録。
Bluetooth 1998年5月21日に米Intel社米IBM社、スウェーデンEricsson社、フィンランドNokia社、東芝の5社が発表した、パソコン、携帯情報端末(PDA)、携帯電話などビジネス向けモバイル機器のデータ・音声を相互にやりとりする新方式の仕様Bluetooth SIGより、1999年8月に正式仕様Version 1.0が公開された。 低出力で短距離の無線通信を対象にしている。 無線通信で、各国の電波当局の認可が不要な2.45GHzの帯域を利用する。 帯域幅1MHzのチャネルを79個設定し、1秒間に1600回チャネルを切り替える周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散技術で電波を送受信する。 アクセス制御方式は、TDMA。 1次変調方式には、GFSKを使用する。 通信速度は1Mbps(実効的には721kbps)、通信カバー範囲(最大伝送距離)は10メートル、送信データは暗号化される。 ブルートゥースと呼ぶ。 将来(2001年以降?)は、2Mbpsへの高速化を狙う。
なお、「Bluetooth」は、10世紀頃にデンマークとノルウェーを統一したデンマーク国王の名。
2001年半ば、米Microsoft社Windows XPでサポートすることを発表。(但し、2002年半ばの予定)
2003年11月7日、Bluetooth Version 1.2正式承認。 無線LANとの相互干渉を低減するAFHを採用。
Bluetooth
SIG
Bluetooth Special Interest Group。 Bluetoothの標準化を推進する団体。 1999年8月には、参加企業数が1000社を超えた。 (http://www.bluetooth.com/)
Blue Unit BQTFで相互接続性試験を行うための検査基準品のこと。 Bluetooth製品の2大メーカである、エリクソン社とノキア社が供給する。
Blu-ray Disc 2002年2月19日、松下電器、蘭Philips社、ソニー他の各社が共同で発表した、次世代光ディスク・ビデオレコーダーの仕様。 光ディスク直径120mm、厚さ1.2mmで記録容量は23.3/25/27GB(それぞれ最短ピット長0.16/0.149/0.138μm)。 カートリッジ(129×131×7mm)を採用。 波長405nmの青紫色レーザー使用。 データ転送レートは36Mbps。
2005年8月9日、BDAが新しいコンテンツ管理システムを採用。コンテンツ管理システムAACS(Advanced Access Content System)、プログラマブルなコンテンツ保護更新機能BD+、大量複製からの保護機能ROM Markから成る。
BM Berlekamp-Massey。 BCH符号や、リード・ソロモン符号などの高速多重誤り訂正方式の復号アルゴリズム
BMA British Manufacturers' Association。 英製造業協会。
BMC Bulk Molding Compound。 熱硬化性樹脂の一種。 熱膨張係数が小さい。
BMD biomedical computer program。 医学用統計解析プログラム。
BMDO Ballistic Missile Defense Organization。 米弾道ミサイル防衛局。
BML Broadcast Markup Language。 電波産業界が仕様を定めたマルチメディアコンテンツの記述言語。 XHTML1.0がベース。 動作記述言語としてECMAScriptを採用。
BMP Basic Multilingual Plane。 ISO/IEC10646規格において、2オクテット(16bit)で構成される基本文字コード・プレーン。
BMP/DIB BitMaP/Device Independent Bitmap。 Windowsの静止画像形式の一つ。
BMS Broadcast Message Server。 アプリケーション間でデータを交換する米HP社の機構。
BMW Bayerische Motoren Werke(独語)。 ドイツの自動車メーカー。 ベーエムベー。