情報用語辞典(V - 2 )
VLAN Virtual LAN(Local Area Network)。 ネットワーク接続されたマシンを論理的にグループ化する機能、あるいはそのネットワーク。
VLANタギング VLAN Tagging。 MACフレームVLANグループ情報(VLAN-ID)を含んだタグを付加すること。 LANスイッチ等は、VLAN-IDを見て、どのポートに送出するかを決定する。
VL-Bus VESA Local-Bus。 VESAが定めたディスプレイ・アダプタの規格。 ローカルバスの規格の1つ。 32bit幅、最高33MHzでデータを転送する。 コネクタ形状としては16bitMCAコネクタを採用。 486CPU時代に盛んに使われた。
VLC Variable Length Code。 可変長符号。
VLD Variable Length Decode。 可変長復号。
VLF Very Low Frequency。 超長波。
VLIW Very Long Instruction Word。 命令長が128bit以上で複数の処理を並行して実行するマイクロプロセッサのアーキテクチャ。
VLM Very Large Memory。 64bit RISC及び64bit OSを搭載したサーバにおいて、RDBの処理の高速化を図る手法。 64bit OSが持つ広大なアドレス空間を生かしてサーバ機の主記憶に巨大なバッファ領域を確保し、それによって主記憶/ディスク間の入出力を減らすことで処理効率を上げる。
VLSI Very Large Scale Integration。 超大規模集積回路。
VLSM Variable Length Subnet Mask。 同一ネットワーク上に、異なる個数のIPアドレスを割り振ったサブネットを混在させたい場合に用いる技術。
VM Verification Model。 評価モデル。
VM Virtual Machine。 米IBM社のOS。
VMC VESA Media Channel。 VESAで策定されたビデオオーバーレイカードなどを直結するためのビデオカードインタフェース仕様。
VM/CMS Virtual Machine/Conversational Monitor System。 仮想計算機/会話型システム。 米IBM社の環境対話型システム。
VME Versa Module European。 16,32,64bitの非同期バス。 IEEE1014。
VME Virtual Mobile Engine。 ソニーがオーディオ処理に特化して開発したダイナミック・リコンフィギュアラブル技術。
VM/ESA Virtual Machine/Enterprise Systems Architecture。 仮想計算機/エンタープライズ・システム体系。 米IBM社のOS。
VMIS Threshold Voltage Modulation Image Sensor。 イノテックが開発した新型の小型撮像素子の方式。 ブイミスと呼ぶ。
VML Vector Markup Language。 2次元ベクトル・グラフィクスを表現するXML言語。 PGMLより一般ユーザー向け。 1998年6月、米Macromedia社、米Microsoft社などからの提案を公開。
VMOS V-grooved MOS。 V字型の溝を掘ったMOS。 ブイモスと呼ぶ。
VMS Virtual Memory System。 米DEC社が開発した、VAXシリーズ向けのOSマルチユーザーマルチタスク仮想記憶をサポート。
VMTP Versatile Message Transaction Protocol。 米Stanford Universityが開発したトランスポート層プロトコル
VMWare 米VMWare社が開発したAT互換機エミュレータソフトウェア。 ヴイエムウェアと呼ぶ。 Windows2000版、Linux版がある。 仮想AT互換機上では任意のOSを複数稼動できる。 本体のOSをホストOS、AT互換機上のOSをゲストOSと呼ぶ。 ホストOSとゲストOSは別々のIPアドレスで動作し、MACアドレスも異なる。
VMX Voice Mail Box。 音声メールボックス。
VNC Virtual Network Computing。 英AT&T Laboratories Cambridgeで開発された遠隔操作用のフリーソフト。(http://www.uk.research.att.com/vnc/C/Sクライアントサーバ)型で、サーバ(操作される側)はWindows版(Windows98/95/2000/NT)、Macintosh版、UNIX版(LinuxFreeBSDSolaris)があり、クライアント(操作する側)はさらにWindowsCE版、Palm版、Java版がサポートされている。 TCP/IP環境で動作し、独自プロトコルを使って画面情報(サーバ→クライアント)と入力情報(クライアント→サーバ)を交換する。
VOA Voice of America。 米政府の海外向け放送。
VOC Volatile Organic Compounds。 揮発性有機化合物。 ホルムアルデヒド、トルエン・キシレンなどの芳香族炭化水素、DBP・DOPなどの可塑材、イソプロピル・アルコール、メタノール等。
VOD Video On Demand。 ビデオ・オン・デマンド参照。
VoDSL Voice over DSL。 DSLを用いた音声通信。
VoFR Voice over Frame Relay。 フレーム・リレー網を使って電話音声を伝送する技術。
VoiceXML 米AT&T社、米IBM社米Lucent Technologies社米Motorola社が提案し、W3Cで仕様検討が行われている、電話による音声でWeb閲覧するXML技術。
2003年1月28日、W3CがVoiceXML 2.0を仕様勧告候補としてリリース。
VoIP Voice over IP。 電話の音声をIP ネットワークを使って中継する技術。 音声データをIPパケットに格納して伝送する。
VOP Video Object Plane。 MPEG4で符号化した映像データの1フレーム。
VOR very-high-frequency omnidirectional radio range。 超短波無指向式無線測距。 VHFを使う航空電波航法システム。
VOS Virtual Operating System。 日立製作所のメインフレーム用オペレーティング・システム。 ボスと呼ぶ。
VOST VESA Open Set Top。 双方向デジタルケーブル・テレビ用セットトップ・ボックスの標準仕様
VoxML Voice Markup Language。 WWWでの音声対応アプリケーション開発を容易にするXML。 1998年9月、米Motorola社が発表。
VP Virtual Path。 仮想パス。
VPC Verification Policy Committee。 DVD Forumの規格検証部会。
V.pcm ITUが提唱していた56kbpsモデムの新規格草案の名称。 1998年2月5日にITUはこの草案の名称を「V.90」と改称することが発表された。
VPE Vapor Phase Epitaxy。 気相エピタキシャル成長。
VPE Vector Processing Engine。 SCEPS2に搭載されているEmotion Engineの演算回路の1つ。
VPI Virtual Path Identifier。 仮想パス識別子。 ATMで通信相手を識別するためにVCIと共に使用する。
VPN Virtual Private Network。 仮想私設網。 インターネットなどの公衆網を専用線のような私設網として利用すること。 他のユーザーからのアクセスを許さない、仮想的に閉じたネットワークになる。 インターネット網を介して特定の会社の社内LAN同士を相互接続したりする。 インターネットVPNは、一般に、盗聴されないためのトンネリングとユーザー認証を組み合わせることで実現する。 送受データの暗号化が必須。 IPSecSSLが代表的。 米国の暗号化技術輸出規制のため、国内ではまだ実用域に達していない。
vPro 2006年4月25日、米Intel社が発表した、新たなビジネスプラットフォームのブランド名。
VPS Vapor Phase Soldering。 不活性液体の飽和蒸気中ではんだ付けする方法。
VPU Vector Processor Unit。 ベクトル演算ユニット。 ベクトル演算専用の演算器。 SCEPS2に使用されているEmotion Engineには、VPUが2個内蔵されている。
VQ Vector Quantization。 ベクトル量子化。
VQFP Very small Quad Flat Package。 ソニー富士通、三菱電機が1987年に共同開発した小形QFP
VR Virtual Reality。 仮想現実感。
VRAM Video RAM。 グラフィクス・ディスプレイのフレーム・バッファ専用RAM。 ブイラムと呼ぶ。 画面に表示するデータを格納するためのメモリのこと。 PC-98では、画面にテキスト(文字)を表示するためのメモリ領域とグラフィクスを表示するためのメモリ領域を分けており、前者をテキストRAM、後者をVRAMと呼ぶことが多い。 IBM PC/AT互換機の世界では単にVRAMといった場合、グラフィックの書込みとディスプレイ表示が同時に行えるように2系統の入出力チャンネルを持った専用メモリ(ビデオメモリ)のことを指す。
VRD Volumetric Recording Disk。 2002年7月16日、オプトウエアが発表した、超高速大容量光ディスクシステム。 ホログラフィック記録技術と光ディスク技術を融合し、12cmディスクでテラバイト級の大容量と1Gbpsを超える高速データ伝送を可能にする。
VRF Video Recording Format。 AV機器とパソコンの間で映像データを共有することを目的に規格化された、書き換え可能なDVDにおける映像の記録方式。
VRM Variable Regulator Module。 多様な電源電圧に対応するためのPentiumPentiumPro用の部品。
VRML Virtual Reality Modeling Language。 インターネットなどで配信する3次元のグラフィクスやスペース、動作を記述するための言語。
VRRP Virtual Router Redundant Protocol。 レイヤ3スイッチルータの経路迂回プロトコルRFC2338で規定されている。
VRT Voltage Reduction Technology。 LSI内部回路を、外部バスインタフェース部分の電源電圧より低い電源電圧で動作させる技術。 米Intel社が1995年5月から出荷しているPentium with VRTより採用している。 特にVRTと呼称してはいないが、それ以後のノート機向けPentiumでも採用されている。
VS Variable Supply Voltage。 LSIの動作周波数に応じてチップ内部の電源電圧を自動的に下げる低消費電力化技術。
VSA Visual Studio for Applications。 2001年1月16日に、米Microsoft社が発表した、WWWアプリケーション用カスタム化技術。 Visual Basicイベント駆動型モデルを使い、サーバ上のビジネス・ロジックをカスタマイズするもの。
VSAM Virtual Storage Access Method。 仮想記憶アクセス方式。 ブイサムと呼ぶ。
VSAT Very Small Aperture Terminals。 超小型衛星通信局。 ブイサットと呼ぶ。 パラボラアンテナの直径が0.6〜1.8m程度の小型アンテナを使用する。
VSB Vestigial Sideband。 残留側波帯変調。
VSB-AM Vestigial Sideband Amplitude Modulation。 残留側波帯の振幅変調。
VSC Vector Stream Cipher。 情報通信研究機構(旧通信総合研究所:CRL)が開発した暗号アルゴリズム。 多次元的ランダムベクトル列を生成する。
VSDA Video Software Dealers Association。 北米のDVD、ビデオテープなどの販売店による業界団体。
VSE Virtual Storage Extended。 米IBM社の汎用機向けOS
VSELP Vector Sum Excited Linear Prediction。 日米デジタル携帯電話の音声コーデック方式の一つ。 ブイセルプと呼ぶ。 音声符号化速度 6.7kbps、エラー訂正 4.5kbps。
VSF-OFCDM Variable Spreading Factor-Orthogonal Frequency and Code Division Multiplexing。 可変拡散率の概念を導入したマルチキャリア方式のCDMA技術、NTTドコモが第4世代移動体通信システムの無線アクセス技術として提案する方式。
VSI Virtual Socket Interface。 コア(マクロセル)をASIC上に集積するための電気的/物理的な規格。
VSIA Virtual Socket Interface Alliance。 米国のIPコアに関する業界コンソーシアム。
VSMP Vertical Surface Mount Package。 SVPの別称。
VSO Very Short pitch small Outline package。 ピン・ピッチが1.0mmのSSOP。
VSOP Very Small Outline Package。 ソニー富士通、三菱電機が1987年に開発した小形のSOP。
VSR Very Short Range。 2001年1月22日にOIFが発表した、光ネットワーク関連装置の標準インタフェース仕様。 OC-192対応。(9.95Gbps) 小規模システム用のVSR-1と、大規模システム用のVSR-2がある。
VSRAM Virtually-Static RAM。 仮想RAM。 ブイエスラムと呼ぶ。
VSR-1 Very Short Range 1。 光ネットワーク関連装置のインタフェース仕様VSRの一つ。 パラレル伝送仕様。 伝送距離300m。 12本の多モード・リボン型光ファイバ(波長850nm)を使用。 うち10本を伝送用として使い、1本当たりの伝送速度は1.25Gビット/秒。 残りは、1本を誤り訂正用、もう1本をバックアップ。
VSR-2 Very Short Range 2。 光ネットワーク関連装置のインタフェース仕様VSRの一つ。 シリアル伝送仕様。 伝送距離600m。 単一モード光ファイバ(同1310nm)を使用。
VSS Volume Shadow-copy Service。 米Microsoft社が開発しているWindows Server 2003でサポートされる新機能。
VSWR Voltage Standing Wave Ratio。 電圧定在波比。
VSYNC Vertical Synchronizing signal。 映像信号において画面を描画する際に垂直方向のタイミングを計るための信号。