情報用語辞典(Z)
Z指定 2006年5月31日より実施されるテレビゲームのレーティングで追加される区分。 Z区分は「18歳以上のみ対象」とされ、18歳未満への販売が禁止される。
新レーティング区分対象年齢
A全年齢対象
B12歳以上対象
C15歳以上対象
D17歳以上対象
Z18歳以上のみ対象
Zバッファ z座標値を格納するために利用するメモリ領域。 3次元チップは、3次元画像中の各画素のz座標値を比較して裏側に隠れる画素を消去する。
ZAK Zero Administration Kit。 米Microsoft社が提唱するWindows パソコンの管理ツール。 ザックと呼ぶ。
ZAKU 2004年10月に発見されたコンピュータ・ウィルスの1種で、ワーム型。 感染するとレジストリを書き換え、システムフォルダのファイルを削除することもある。
ZAURUS シャープが開発したペン入力型の電子手帳。 液晶画面上で専用のペンを使って文字入力などの操作を行う。 手書き文字認識も可能。 手書きメモ機能、ワープロ機能、ビジネスレポート作成機能、スケジュール/カレンダー機能、名刺/電話番号管理機能、世界時計機能、電卓機能などのビジネスツールを内蔵している。 またパソコンとの連携を行うためのアダプタやソフトウェアファクスモデムによるパソコン通信やファクス送信、 デジタルカメラなど周辺装置やオプションソフトウェアも充実している。
ZAW Zero Administration Windows。 管理不要のWindows。 ゾウと呼ぶ。 米Microsoft社が提唱する、パソコンの運用管理コストを低減するためのコンセプト。 Windowsを搭載したクライアントパソコンをWindowsNT サーバで集中管理する。
ZBR Zone Bit Recording。 ハードディスクにおいて、円板上のトラックをゾーンに分割してゾーンごとにセクタ数を変えて記録する記録方式。 各トラックは複数のセクタに分割されるが、セクタサイズは、ハードディスクの場合、通常512バイト(=ユーザー・データ)であり、内周から外周まで全て同じセクタ数とする(=トラック当たりの記録容量が同じ)とすると、外周の方が記録密度が低くなり無駄が出る。 これを避ける為、内外周の記録密度をほぼ一定にするべく、ZBRが採用されている。 従って、外周のゾーンほど、セクタ数が多い。 ハードディスクの場合は、円板の回転数は一定であるから、外周に行くほどデータ転送速度は大きくなる。
ZC Zone Center。 NTTのディジタル回線網の中継交換局。
ZC接続 NTT以外の通信事業者がNTTのZCで相互接続すること。
ZCAV Zone Constant Angular Velocity。 記録面をゾーンに分割して、角速度を一定にする光ディスク装置の回転制御方式。
ZCLV Zone Constant Linear Velocity。 記録面をゾーンに分割して、線速度を一定にする光ディスク装置の回転制御方式。
ZCS Zero-Current Switching。 ゼロ電流スイッチング。
ZD Zero Defects。 無欠点。
ZD Zener Diode。 ツェナ・ダイオード。
Zenith Zenith Data Systems。 米国のデスクトップPCサーバのメーカ。
ZETA Zero Energy Thermonuclear Assembly。 英国のHarwell原子力研究所の核融合反応装置。 ゼータと呼ぶ。
ZEV Zero-Emission Vehicle。 無公害車。 排出物質がゼロの車。 実質的に電気自動車(EV)のこと。
ZIF Zero Insertion Force。 ICのソケットのひとつ。 ジフと呼ぶ。
ZigBee IEEE802.15.4委員会で標準化が進められている次世代無線規格。 最大データ転送速度250kbps、伝送距離数十m、低電力。 2.4GHz帯、868MHz帯(欧州)、915MHz帯(米国)を利用する。 最大254台の機器とネットワーク接続可。 低速のため大容量データ通信向けではないが、低電力が特徴。 ジグビーと呼ぶ。
2004年12月14日、標準化団体Zigbeeアライアンスが規格承認。
ZIP Zigzag In-line Package。 挿入実装型パッケージの一種。 パッケージの一つの側面だけからリード・ピンをだし、途中で互い違いに折り曲げている。 ジップと呼ぶ。
ZIP PCUNIXで広く採用されているファイル圧縮技術。 圧縮ソフトウェアはPKZIP、解凍ソフトウェアはPKUNZIP。
Zip 米Iomega社が開発した記憶容量100MBのリムーバブル磁気ディスク仕様。 ジップと呼ぶ。 3.5インチFDと同サイズ。 データ 転送速度は、11.2MB/sで、接続方式の違いにより、パラレルポート版、IDE/ATAPI版、SCSI版がある。 ちなみに、Zip Plusドライブは、SCSIとパラレルポートのいずれかにつなぐことができ、どちらにつながれたかを自動判別する。 250MB版もある。 装置は米Iomega社、NEC、東芝が、媒体は米Iomega社、富士写真フィルムなどが販売している。 100MB媒体で1500円程度。
ZKIP Zero Knowledge Interactive Proof。 ゼロ知識証明参照。
z/OS 2001年3月30日、米IBM社がリリースした、メインフレーム用64bitOSIRD(ntelligent Resource Director)機能や、ストレージ装置への高速接続が特徴。
Z-RAM 2005年1月24日、スイスInnovative Silicon社が発表した、SOC用組み込みDRAMメモリ技術。 SOI技術を採用。 キャパシタを使用せず単一トランジスタのみでセルを構成。
zServer 米IBM社e serverシリーズのメインシリーズ。 従来のメインフレーム系列に相当する。 稼働率 99.999% の高信頼性が特徴。
ZT Zone Time。 地方時。
ZTAT Zero Turn Around Time。 日立製作所のマイクロコンピュータの一つ。 ジータットと呼ぶ。
ZV Port Zoomed Video Port。 CPUに負荷をかけずに動画や音声などを高速転送するためのPCカードの規格。 CardBusとピン数や形状は同じ(ピンアサインは違う)なので、チップセットによっては同じスロットを共用できる。 転送速度は最大27MB/s。 最近はハイエンドノートパソコンへのZVポート搭載が進んでおり、MPEG再生カードやビデオデッキキャプチャカードへの利用が期待されている。
ZVS Zero-Voltage Switching。 ゼロ電圧スイッチング。
zx1 2002年2月25日、米HP社が発表した、米Intel社McKinley向けチップセット(3チップ構成)。 AGP4XPCIをサポート。 最大4基までのマルチプロセッサ対応。 最大256GBまでのDDRメモリを搭載可。
Z80 1975年、Zilog(ザイログ)社が開発した8bitCPU。 米Intel社の8080CPUの開発者がスピンアウトして開発したCPUだけに、数多くの改良がされている。 米Motorola社のMC6809と同じくパソコン時代に火を付けた存在。 代表的なパソコンには、NECのPC-8001シリーズやシャープのMZ-80シリーズ、MSXなど一世を風靡したパソコンがある。 現在ではパソコンに使われることはほとんどないが、制御用のボードコンピュータに使われることが多い。
Z8000 米Zilog社が開発した16bitのマイクロプロセッサZ80の後継。