ドライ・カッパー | dry copper。 「ドライ」は電気信号が取っていないことを表し、「カッパー」は銅線ケーブルを指す。 NTT東日本、西日本の各社が全国に張り巡らした銅線ケーブルを伝送媒体として、通信事業者に貸し出す形態を言う。 ADSL接続サービスのベースとなっている。 |
ドライバ | driver。 デバイス・ドライバのこと。 |
ドライブ | drive。 通常、ディスクドライブの意味。 駆動装置ともいう。 フロッピーディスクで言うと、データを記録するメディア(媒体)がフロッピーディスク(FD)で、それを差し込んで使用する装置がフロッピーディスクドライブ(FDD)である。 |
ドライブ名 | drive name。 ハードディスクやフロッピーディスクなどのドライブ装置に、OSが管理用に付ける名称。 OSによって名称は異なる。 MS-DOSやWindowsでは、A:、B:、C:...といったようにアルファベットが使われる。 |
ドライブベイ | drive bay。 パソコン本体の内部に、ハードディスクやフロッピー ディスクドライブ、 そしてCD-ROMドライブなどを内蔵するために用意されている空間のこと。 サイズによって5インチベイ、3.5インチベイといった種類がある。 |
トライボロジー | Tribology。 摩擦、磨耗、潤滑など、相対運動する接触面に関する科学・技術の総称。 |
トライリニア・ フィルタリング | tri-linear filtering。 バイリニア・フィルタリングとミップマッピングを組み合わせてテクスチャ・マップの描画品質を向上させる方法。 |
トラクタフィーダ | tracter feeder。 プリンタの給紙装置の1種。 連続用紙の両端の丸い穴にピンを噛ませて紙送りをする。 |
トラッキング ストック | Tracking Stock。 子会社連動株参照。 |
トラック | track。 フロッピーディスクやハードディスク上の物理的な記憶領域。 同心円状に並んでいる。 それぞれのトラックには番号が割り当てられており、複数のセクタから構成されている。 ハードディスクでは、複数の円板の同一位置にあるトラック(同心円)により構成される仮想的な円筒を考え、これをシリンダと呼ぶこともある。 トラックの記録密度を表す指標はTPIである。 1999年現在、最先端の製品は10kTPIを超える値である。 これは、1インチ(=25.4mm)の幅に1万本以上のトラックがあることを意味している。 トラックは最外周から順番にトラック0、トラック1、・・・と番号が振られる。 |
ドラッグ | drag。 マウスのボタンを押したまま、マウスを移動させること。 |
ドラッグ・アンド・ ドロップ | drag and drop。 ファイルなどを移動させるためにつかんで(ドラッグして)動かし、マウスボタンを離す(ドロップ)という、Windowsでは基本の一連の操作のこと。 |
トラックバック | trackback。 ウェブログで、リンク先のウェブログに対して、リンクを張ったことを通知する機能のこと。 その通知のことをトラックバックピング(trackback ping)、通知先をトラックバックURLと呼ぶ。 |
トラックパッド | Track-Pad。 数センチ四方の板(パッド)の上で指をこするように滑らせることによって、マウスポインタを移動させるポインティングデバイス。 ノートパソコン用のポインティングデバイスとして内蔵されることが多いが、デスクトップパソコン用に外付け可能な製品もある。 トラックパッドの方式には、パッドに触れた時の微妙な静電気の違いを検出して位置情報を感知する静電容量方式と、パッドにかかる圧力を感知してポインタの位置を移動させる感圧方式の2方式がある。 通常、左右のボタンがパッドの端に用意されており、パッドを一度軽く叩く(タップする)ことでシングルクリック、2回叩くことでダブルクリック、2回叩いて押したまま移動することでドラッグが可能になる。 ポインタの移動距離が長い場合、何度も指でこすらなければならないなど、操作にはやや慣れが必要。 |
トラックボール | Track-Ball。 マウスと同じ働きをするポインティングデバイスの1種。 装置に埋め込まれたボールを手で回転させて、画面上のポインタを移動させる。 装置自体を移動させる必要がないので、占有面積が少なくて済む。 ゲームやCADの入力用に用いられることが多い。 |
トラック密度 | track density。 情報記録におけるメディアへの記録密度の指標の一つ。 単位は、TPI(1インチ当たり何トラック記録されるか)が使用される。 |
トラフィック | traffic。 通信回線の中を流れるデータの通信量。 |
トラブル シューティング | Trouble Shooting。 故障の原因、故障個所を切り分け追求すること。 また、故障追求手法や手順を指すこともある。 |
トランク接続 | 複数のケーブルを束ねてネットワーク機器を接続し、ネットワーク帯域を拡大する方法。 |
トランザクション | transaction。 データベース処理などの、一連のまとまった処理。 端末からホストコンピュータに送る処理単位1回のメッセージを指す。 データベースでデータの更新を伴う処理の場合、一連の処理の途中でエラーが生じた時、トランザクション全体をキャンセルするなどの機能が必要になる。 |
トランザクション 管理システム | transaction management system。 主にデータベースに対する一連の操作(トランザクション)を管理するシステム。 操作が一つでも失敗したら全ての操作をなかったことにする。 |
トランザクション 処理機能 | データベースへのトランザクション処理において、途中の処理が失敗した場合に、あたかも何もなかったかのように元に戻る機能を持つこと。 |
トランザクション バス | transaction bus。 CPUがメモリアクセス完了を待っている間に、別のアクセスを開始することができるバス。 米Intel社のPentiumProが採用しており、一度に最高8つのトランザクションを開始できる。 スプリットトランザクションバスともいう。 |
トランザクション モニタ | transaction monitor。 オンライン・トランザクション処理(OLTP)を制御するソフトウェア。 トランザクションを効率的に処理するためのスケジュール管理機能や、障害発生時に備えてログを取り、自動復旧する機能、セキュリティ管理機能などを備える。 |
トランジスタ | transistor。 3端子の電子素子。 2端子間に流れる電流を残る1端子の電圧または電流により制御する。 増幅、スイッチング等の機能を実現できる。 1947年、ベル研究所のW.Shockleyらにより発明された。 IC、LSIの基本素子もトランジスタである。 現在は、主にMOSトランジスタ、バイポーラトランジスタの2種が使用されている。 |
トランスコーダ技術 | transcoder technology。 ある方式で符号化されたオーディオデータやビデオデータをディジタル処理で異なる方式に変換する技術。 |
トランス ペアレント伝送 | transparent transmission。 伝送するデータの内容に関係なくそのまま伝送すること。 |
トランスポート層 | transport layer。 OSIで規定されたプロトコル層の7階層モデルの第4層の名称。 データを授受する端末間で信頼性が高いトランスペアレントなデータ転送を行う。 |
トランスポンダ | transponder。 中継機。 高周波通信関連機器に使用するデータ記憶素子。 周波数、データ量、出力、読取り距離等、用途に応じ様々な仕様、形態のものがある。 英語では、XPDRと略記することもある。 |
トランスレータ | translator。 IPv4とIPv6間の通訳機能及びその装置。 プロキシ型、NAT-PT型、SIIT型、TRT型、BIS型、SOCKS型等、様々な方式が開発されている。 |
トリガ | trigger。 テーブルへデータの挿入、削除、行進など、何らかのデータベース処理が行われると自動的に実行されるデータベース処理用プログラム。 クライアント・サーバ・システムの高速化手法の一つ。 |
トリニトロン | ソニーが開発したブラウン管の一種で、1ガン3ビーム方式のアパーチャグリル管の商品名。 |
トリプル・ウェル | triple well。 p型基板上にn型の埋込み層を設け、さらにその上にp型のウェルを形成するといった3層構造のウェルのこと。 |
トリプルDES | Triple DES。 共通鍵暗号方式のアルゴリズムの一つであるDESの応用技術。 現在のコンピュータ処理能力から見ると、DESの暗号鍵は56bitと小さく、暗号強度が弱いことが指摘されている。 その対策として、3倍の192bitの鍵(DESは入力する鍵は64bitでそのうち56bitが使用される)を用いて3回のDES処理を行う方式としてトリプルDESが提案された。 暗号鍵の長さは168bitであるが、暗号強度は112bit相当と計算されている。 |
ドルビー方式 | Dolby System。 オーディオの雑音抑圧方式の一種。 1968年に米Dolby Laboratories社が開発。 |
ドレイン | drain。 FET(電界効果型トランジスタ)の3端子のうちの一つ。 |
トレーサビリティ | Traceability。 (1)標準器または計測器が、より高位の標準によって次々と校正され、国家標準につながる経路が確立されていること。 (2)製品の製造番号から、その製品の製造履歴等が追跡できること。 |
トレード シークレット | Trade Secret。 企業秘密情報。 営業秘密。 知的所有権の一つ。 企業が秘密として管理している、事業活動に有用な技術情報または営業情報で、公知でないもの。 1991年6月15日施行の改正不正競争防止法で保護されている。 特許は公開しなければ保護されないが、非公開での保護が必要なものに関して規定している。 |
トレードドレス | trade dress。 米国商標法(ランハム法)で認められた製品デザインに関する知的所有権。 製品の形状・外観、さらには、ホームページのデザインやレイアウト等も法的保護の対象となっている。 |
トレセンティ | Trecenti Technologies, Inc。 トレセンティテクノロジーズ株式会社。 2000年3月21日に設立された、日立製作所と台湾United Microelectronics社(UMC)が共同出資(60% / 40%)で設立した半導体製造合弁会社。 世界最初の300mmウェーハ量産ラインを構築、2000年12月1日に試作に成功した。 拠点は、茨城県ひたちなか市。 |
トレランス | Tolerance。 許容差。 (1)規定された基準値と規定された限界値との差。 (2)試験データのバラツキが許容される限界。 |
トレンド | trend。 時系列的に現れるシステマティックな変動。 |
トロイの木馬 |
Trojan horse。
(1)ウィルスの一種。
増殖はしないが、実行すると確実に破壊活動を行うプログラム。
表面上は正常に動作しているように見せかけ、バックグラウンドで破壊活動を行う。 (2)見かけ(表記)とは異なる動作をする単独のプログラムのこと。 |
トンネリング技術 | tunneling technology。 通信の際にデータが通信相手以外に流れないように、データをカプセル化して送信する技術の総称。 IPSECやPPTPのように、カプセル化の過程でデータを暗号化することで盗聴や改ざんを防ぐ技術も含む。 |
トンネル | tunnel。 トンネリング技術の一種だが、特に、IPv6 パケットをIPv4パケットでくるんで、IPv4ネットワーク内を通過させる技術。 IPv6ネットワークとIPv4ネットワークの境に置くサーバを特に、トンネル・サーバと呼ぶ。 |
トンネル効果 | tunnel effect。 極めて薄いエネルギーの壁(ポテンシャル障壁)を、それより低いエネルギーを持った粒子が通り抜けてしまう物理現象。 エサキダイオード、共鳴トンネル効果デバイス、ジョセフソン素子等が利用している。 |
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