情報用語辞典(ミ)
ミクロン micron。 メートル法の長さの単位の1つ。 1000ミクロン=1ミリ。 現在では、マイクロメートル(μm)が使用されている。
ミッキー micky。 マウスの感度を(反応の良さ)を表わす単位。 マウスを1インチ動かした時にパソコンへ送られる移動量を表わし、カウント数とも呼ばれる。 この数字が大きいほど、細かいマウス操作が可能となる。 なお、「ミッキー」という言葉はお馴染みのキャラクター「ミッキーマウス」に由来する。
ミップマッピング mipmapping。 一つの物体にサイズの異なるテクスチャを複数用意しておき、拡大縮小時に使い分ける方法。
未踏ソフトウェア
創造事業
2000年7月に情報処理振興事業協会(IPA)が公募を行った、独創的ソフトウェア開発支援事業。 2000年10月12日に56人を認定した。
ミドルウェア middleware。 システムに密着した基本ソフトウェアユーザーが利用する応用ソフトウェアの中間に位置するソフトウェア。 データベース管理システムやトランザクション処理モニタ等。
見なし音声接続 アナログ携帯電話やPHSの音声を利用してデータ通信を行うこと。
ミニコン Mini Computerの略。 プロセス制御や科学技術計算などに使用され、高いリアルタイム性を持った比較的小型のコンピュータ。 汎用コンピュータ全盛時代に、低価格なホスト機として登場した。 米DEC社や米Data General社などのベンダーが製品化していた。 DEC社のVAXが大きなシェアを握っていた。 しかし、1980年代になると、より低価格なUNIX ワークステーションに市場を奪われた。
ミニ・スライダ mini slider。 米IBM社ハードディスク装置 IBM3370に搭載されたスライダを基準としたスライダ形状の総称。 100%スライダとも呼ぶ。 スライダ参照。
ミニディスク MD参照。
ミニノート mini note。 サブノートよりさらにコンパクトなA5サイズ、重量1kg以下のノートパソコン
ミュージック・
サーバ
Music Server。 音楽コンテンツを格納したHDDをシステムの中心に置き、インターネット配信や、携帯型音楽プレーヤのデータを統合管理するサーバ
ミューチップ 2001年6月27日、日立製作所が発表した、紙に埋め込むことができる粉末状のICチップ。 0.4mm角で厚さ60μm。 2.45GHzの高周波アナログ回路と128bitROMを実装(数値であれば最大38桁)。 電波でデータを読み取れる。 長さ5.5cm、幅2mmのアンテナを外付けし、読み取り距離は30〜50cm。
2002年11月、2005年愛知万博の入場券への採用が決定。 入場管理(入場者ID確認、入場者数把握、偽造チェック等)、パビリオン予約などへの用途。
2003年2月14日、0.3mm角バージョンを発表。
2003年9月2日、アンテナ内蔵ミューチップを発表。 チップ表面に金でアンテナを形成した。 読み取り距離は1mm程度。
ミューテーション型
ウイルス
mutation virus。 自分自身のプログラム・コードを並べ替えたり、自分自身を暗号化したりするコンピュータ・ウィルス。 ミューテーションは突然変異の意。
ミラーサーバ mirror server。 サーバ上のWebコンテンツなどの複製を配置するサーバ。 アクセス要求を分散させられるため、WWWサーバ1台あたりのCPU負荷を軽減できる。 ミラーサーバをインターネット上に分散配置し、最寄りのミラーサーバにアクセスさせればネットワーク的なパフォーマンスも向上させやすい。
ミラーリング mirroring。 2台以上のハードディスク装置(あるいは2つ以上の論理ドライブ)に同じデータを書き込むことで、1台の装置が故障した場合もデータが失われないようにすること。 RAID-1の機能。
ミリ波 EHF(Extremely High Frequency)。 周波数30GHz〜300GHz、波長1〜10mm。
ミレニアム・
プロジェクト
Millennium Project。 1999年10月に小渕首相が発表したプロジェクト。(http://www.kantei.go.jp/jp/mille/index.html) 全国の公立小中高校へのインターネット接続(2001年まで)、同じく全学級、全授業でのコンピュータ活用環境整備(2005年まで)、電子政府の実現(2003年まで)、超高速インターネットの全国民への提供(2005年まで)等が掲げられている。