情報用語辞典(D - 3 )
DFB Distributed Feedback。 分布帰還。
DFBレーザ Distributed-Feedback LaserSONET/SDHで使用される。
DFD Data Flow Diagram。 システム内の各種データ項目とそれらのデータ項目がプロセスからプロセスへと移動するさまを図形で表現した図。 4つの基本要素((1)データフロー:名前付きの矢印(2)プロセス:円(3)ファイル:2本の平行線(4)データ源泉とデータ吸収:四角形)で構成されている。
DFE Decision Feedback Equalizer。 判定帰還等化
DFM Distributed File Management。 分散ファイル管理。
DFM Design For Manufacturing。 生産容易性を考慮した設計。
DFMFM Double Frequency Modified Frequency Modulation。 リーダー/ライターから無線タグにデータを送る際の符号化方式の一種。
DFN Domain Filter Node。 フィルタ処理用の論理回路。
DFN Dual Fine Pich No-Lead。 オペアンプなどを収めるリードレス・パッケージの一つ。
DFP Dual Flat Package。 SOPの別称。
DFP Digital Flat Panel。 パソコンと液晶モニタを接続するデジタル・インタフェース仕様の一つ。
DFPassive液晶 三菱が独自に開発した液晶パネル。 正式名称は、Diamond Fine Passive液晶。 基本的にはDSTN液晶と同じ原理を使っており、パネル表面に特殊なコーティングを施すことによって、TFT液晶並みの高いコントラストと視認性を実現する。 視野角の狭さはDSTN液晶と同じであるが、直射日光下ではTFT液晶よりも見やすく、消費電力も小さいというメリットがある。
DFS Microsoft Distributed File System。 米Microsoft社が開発したWindowsNT Server用の拡張機能。 複数のサーバに分散している共有フォルダを、一つのツリー下にまとめる。
DFSK double frequency shift keying。 二重周波数偏位変調。
DFT Discrete Fourier Transform。 離散フーリエ変換。
DFT Design For Test。 テスト容易化設計。
DFT Drive Fitness Test。 米IBM社が開発した、HDDの故障診断プログラムの名称。
DG Differential Gain。 微分利得。
DGE Dynamic Gain Equalizer。 ダイナミック利得等化器。
DGPS Differential Global Positioning System。 GPSで誤差データを送信し、精度を高める方式。 基準局2局と移動局1局で同時に位置測定を行い、基準局で生じた誤差を計測して、移動局に対し補正情報を送信する。 位置測定誤差は数m以下。
DGT Double Gate Transistor。 チャネルを上下のゲートではさんだ構造のMOSトランジスタ。 電流を効率良く制御でき、漏れ電流も少ない。 次世代のゲート長20〜30nmのトランジスタ構造の一つとして米IBM社などで研究されている。
D-H decimal to hexadecimal。 10進16進変換。
DHBT Double Heterojunction Bipolar Transistor。 ベース層の両側にヘテロ接合を持つバイポーラ・トランジスタ
DHCP Dynamic Host Configuration Protocol。 マシンのIPアドレスやデフォルト・ゲートウェイなどのTCP/IP関連情報をサーバに問い合わせて自動的に設定するプロトコルクライアント起動時に、サーバは空いているIPアドレスを自動的に割り当てる。 ネットワーク管理者は、必要となるIPアドレスをサーバ上にまとめて登録しておけばよく、管理が容易になる。 RFC2131で規定。
DHCPサーバ DHCP Server。 LAN上のクライアントに対して、自動的にIPアドレスを割り当てるサーバ
DHCPリレー DHCP Relay。 ブロードキャスト・パケットが届かないDHCPサーバに対して、パケットを転送する機能。
Dhrystone 整数演算と文字列処理の性能を診断するベンチマークテスト。 1秒間に対象プログラムを何回実行できるかで表わす。 単位は、Dhrystone per Second。 ドライストーンと呼ぶ。
DHSG Data Hiding Sub Group。 CPTWG(デジタル著作物の不正コピー防止技術を標準化する業界団体)の下部組織。
DHWG Digital Home Working Group。 家電、パソコン、携帯電話の主要ベンダー17社が設立した非営利団体。 ホームネットワーク向けメディアの標準策定を目的とする。
DI Diffusion Index。 景気動向指数、業況判断指数。 日本銀行が四半期ごとに実施する景気判断調査で使用される指標。 回答者に様々な項目に関して「好転」「不変」「悪化」の3つ選択肢から1つを選択してもらい、「好転」回答比率から「悪化」回答比率を差し引いたもの。 すなわち、全体としての判断を、DIがプラスなら好転、マイナスなら悪化とみる。
DIA Defence Intelligence Agency。 米国防情報局。
DIAC Defense Industry Advisory Council。 国防省工業諮問委員会。
DIAMOND Digital Scalable Modulation for New Broadcasting。 HDTV放送の実験システムの一つ。
DIB Device Independent Bitmap。 Windowsのビットマップグラフィクス(BMP)のフォーマット
DIBL Drain Induced Barrier Lowering。 CMOSトランジスタで空乏層の障壁がドレイン電圧の影響で低くなり、ソースからドレインに流れてしまうリーク電流。
DIECC Double Block Interleave Error Correction Code。 HD DVD用の誤り訂正方式の名称。 DVD用の誤り訂正方式RS-PCの拡張版。
DiffServ Differentiated Service。 IP ネットワーク上での優先制御や帯域制御のための技術。 トラフィックを識別するための識別子(DSCP:DiffServ Code Point)のフォーマットのほか、ルータが帯域制御などを実行する場合の動作概要も規定する。 DSCPはIPヘッダ中のToS領域に埋め込まれる。
DIFS Distributed access Inter Frame Space。 CSMA/CA方式で定義するパラメータの一つ。
Digital
Dashboards
クライアント側の画面に表示する情報を、サーバ側で設定/管理する仕組み。
Digital Office 米Intel社が開発中の、Centrinoの後継プラットフォーム
DIL Dual-in Line。 半導体のパッケージの1種で、ピンが2列に並んだ挿入型パッケージ。 DIPと同じ。
DiMA Digital Media Association。 米ディジタルメディア協会。 米国のディジタルメディア関連の業界団体。
DIMM Dual In-line Memory Module。 主記憶DRAMを挿すためのスロットやメモリ・モジュールの形状。 SIMMと違い、基板両面のピンを利用している。 基板の片面はピンが84あるので、両方で168ピン分の信号が利用できる。 データ・バス幅が64bit分あるので、Pentium以上のプロセサであれば、1枚単位で増設できる。
DIN Deutsche Institute Normenausschuss。 ドイツ工業規格。 ディンと呼ぶ。
DINコネクタ ドイツ工業規格のコネクタ。 円形の中にピンが配置されており、小型で手軽に抜き差しできるのが特徴。 1970年代にはオーディオ機器などで広く利用されていたが、最近ではMIDIキーボード用のコネクタとして一般的である。
DINA Distributed Information Processing Network Architecture。 NECのネットワーク体系。 ダイナと呼ぶ。
DINA Japan Database Industry Association。 日本データベース協会(http://www4.mediagalaxy.co.jp/DINA/)。
DINKS Double Income No Kids。 共に仕事を持って収入があり子供を持たない夫婦。
DINOR Divided bit-line NOR。 三菱電機開発のフラッシュメモリのセル構造の一つ。 ダイノアと呼ぶ。
DION KDDIが提供しているインターネット接続サービス名称。
DIP Dual In-line Package。 挿入実装型パッケージの一つ。 ディップと呼ぶ。
DIPスイッチ DIP型をしたスイッチのこと。 ジャンパスイッチと同様にコンピュータマザーボード拡張ボードにおいて、機能を設定したり変更したりするために良く使われている。 DIPスイッチは、ジャンパスイッチと比べると変更が容易にできる。
DIPS Dendenkousha Information Processing System。 NTTの汎用コンピュータシステム。 ディップスと呼ぶ。
DIPS Dendenkosha Information Processing System。 電電公社情報処理方式。
DIPS Double IP (Increasing Productivity of Intellectual People) System。 知的生産性向上システム。 1992年に、日本LCAが開発した、時間と仕事の管理手法の一つ。
DirecPC Hughes Network Systems社が提供する、インターネット側からユーザー側へのデータ伝送(下り)に国際通信衛星を利用する通信サービスの名称。 最大で12Mbpsのマルチメディアコンテンツ配送が可能(ユーザー側からインターネット側への上りデータは、通常のインターネットプロバイダなどを経由して送ることになる)。 1995年5月から実用化。 日本では、1997年からダイレクトInternetが「サッとネット」の名称でサービスしている。
Directory
Service
ディレクトリサービス。 ネットワーク上で利用できる資源の一覧を通知するサービス。 必要なプログラムやデータがどこにあるかを一括管理し、ユーザーがその位置を意識せずに資源を利用できるようにする。 分散処理型のネットワーク環境では、ディレクトリサーバを設置してこのようなサービスを行う。
DirectX 米Microsoft社が開発したグラフィクス、サウンド、動画などを扱うためのAPI。 現在のDirectX5.0では、ソフトウェア開発者向けのDirectX foundationとコンテンツ・クリエイタ向けのDirectX Mediaの二つのAPIを用意するようになった。 DirectX6.0が現在の最新版。
Direct3D Windows環境における標準3DCGグラフィクスライブラリ。 OpenGLよりもハードウェアに近い制御ができるため、主としてゲームに用いられている。
DIS Draft International Standard。 国際規格の標準案。
DIS Disaster Information System。 地震防災情報システム。
DISA Distributed Information Processing System Architecture。 NECのシステム・アーキテクチャ体系。 ダイサと呼ぶ。
DiscT@2 ヤマハが開発した、CD-Rディスクの記録面に画像や文字情報を描画する技術。 「ディスクタトゥー」と呼ぶ。 0.1mmドットで128階調の描画が可能。
DISM Digital Interface Standards for Monitor。 パソコンと液晶モニタを接続するデジタル・インタフェース仕様の一つ。
DivX DVD映画をCDに焼き付けるソフトウェア。 「DeCSS」技術と「MPEG4」技術をベースとする。 5GBサイズのDVD映画を650MBのCDに圧縮記録する。 現状では処理に6〜8時間かかるが、映画業界の脅威となる可能性がある。 2001年1月18日、DivXがオープンソースとして公開されることが発表された。
Divx Digital video express。 米Digital Video Express社が開発した、DVDビデオタイトルの課金モデル。
DivX Deux Project Mayoが開発中の、DivX新バージョン。
DIX仕様 Digital, Intel, Xerox Spesification。 米Xerox社の独自LANであったEthernetをオープンな仕様にする目的で、米DEC社米Intel社が加わり、3社で改良を加えたLANの仕様。 Ethernet-2と呼ばれることもある。
Dixon 米Intel社ノートPC向けPentiumU/Celeron プロセサコアの開発コード名。 2次キャッシュをチップに内蔵する。 ディクソンと呼ぶ。
DJIA Dow Jones Industrial Average。 Wall Street Journal紙の発行元であるDow Jones & Company社が発表する、ダウ(ジョーンズ)工業株30種平均。 NYSE(ニューヨーク証券取引所優良株)の30種平均。