情報用語辞典(I - 3 )
ID Identification。 身分証明。 セキュリティの目的で、コンピュータの利用者を特定するための記号、名前。
ID Identifier。 識別子。 複数のものの中から個々を区別する記号、番号。
iD 1999年8月にオリンパス光学工業、三洋電機、日立マクセルの3社が共同開発した2インチ型光磁気ディスク。 媒体の最大記憶容量730MB。 外形寸法 59.5×56.5×4.8mm3。 重量13g。 AS-MO規格を採用。(面記録密度4.6Gb/in2) まず、ディジタル・スチル・カメラの記録媒体として、オリンパス光学工業と三洋電機が採用する。 200万画素程度の静止画ならば約1800枚、320×240画素の動画(30フレーム/秒)ならば約20分の記録が可能。 媒体価格は3000円前後の見込み。
ID装置 ユーザー 認証を行うためにユーザーが保有する小型のハードウェア。
IDタグ 電子荷札。 商品を識別するために商品に埋め込むICチップの総称。 超小型アンテナと組み合わせ、専用読み取り機との無線通信でデータを読み取る。 商品の自動識別による流通、商品管理を目的とするもの。 ICタグとも呼ぶ。 ユビキタスIDセンターが標準規格を制定。
IDAPI Integrated Database API。 米ボーランドインターナショナル社が提唱した異種データベース・アクセス用のAPI
IDB Intelligent/International Transportation Systems Data Bus Forum。 米国の自動車メーカや車載機器メーカなどで構成する車載情報機器インタフェース規格の標準化団体。
IDB-C IDBが標準化を行っている情報系車内LANインタフェース規格の1種。 データ伝送速度250kbps、伝送媒体は銅線。
IDB-M Intelligent/International Transportation Systems Data Bus - Multimedia。 IDBが標準化を行っている情報系車内LANインタフェース規格。 データ伝送速度は、30〜100Mbps程度になる見込み。
IDB-1394 IDBIEEE1394をベースに仕様策定を進めている情報系車内LANインタフェース規格。 データ伝送速度は100Mbps、伝送媒体にはPOFを用いる。
IDC International Data Corporation。 米Massachusetts州Framinghamにある、情報分野で世界最大の市場調査、解析、コンサルティングを行う会社。 1964年設立。
iDC internet Data Center。 データセンター参照。
iDCイニシアティブ internet Data Center Initiative。 日本におけるデータセンタビジネスの推進を目的とした業界団体。(http://www.idcinit.com/) 2000年10月16日、正式発足。 協賛会社は発足時点で154社。 理事会は、NTTデータ、サン・マイクロシステムズ、シスコシステムズ、新日鉄情報通信システム、電通国際情報サービス、東洋情報システム、日本オラクル、野村総合研究所、富士総合研究所の9社で構成。
IDC/HTX 米Microsoft社WWW サーバInternet Information ServerやPersonal Web Server上で実行可能な形式で、 IDCファイルには接続するODBCデータソースの生枝やパスワード、クエリを行うSQL文を記述する。 HTXファイルは、IDCによって取得したデータを組み込んだHTMLファイルのひな形になる。
IDCT Inverce Discrete Cosine Transform。 逆離散コサイン変換。
IDD International Direct Dialing。 国際ダイヤル通話。
IDDN Integrated Defense Digital Network。 米防衛統合デジタル通信網。
IDE Integrated Device Electronics。 IBM PC/AT互換機ハード・ディスクインタフェース。 1台のマシンに2台までディスクを接続可能で、1台目をマスタ、2台目をスレーブと呼ぶ。 ディスク容量は1台当たり最大528MB。 これを拡張した仕様E-IDEである。 米Compaq Computer社、米Western Digital社およびハードディスクメーカの米Control Data社(HDD製造部門はその後Seagate社に吸収された)の共同で開発され、CompaqのDesktop386で採用された。 後にATA(AT Attachment interface)として規格化。
IDEA Improved Data Encryption Algorithm。 共通鍵暗号方式のアルゴリズムの一つ。 1992年にスイス工科大学のJames L.Massey氏とXuejia Lai氏が開発。 データを64bitのブロックに区切って暗号化するブロック暗号方式。 鍵長は128bit。 PGPが採用している。 イデアと呼ぶ。
IDEF Integrated Computer-Aided Manufacturing Definition Method。 ソフトウェア開発の分析段階で使う手法の一種。
IDEMA International Disk Drive Equipment and Materials Association。 国際ディスクドライブ協会。 アイデマと呼ぶ。 ディスク装置業界に関連するほとんどの企業が参画した非営利団体。 IDEMA US、IDEMA Japan、IDEMA Asia-Pacificが兄弟機構として存在する。
ident Identification Protocolのこと。 RFCの1413に規定されている。 あるマシンAから要求された、マシンBへの(HTTPtelnetなどの)プロトコルのコネクションが確立した際に、マシンAのどのユーザーからの要求なのかをマシンBが確認するために使用されるプロトコル。 マシンAでidentサーバ(identd)が動作している場合、その要求を出したユーザーのアカウント名などを返す。 一種の認証機能を提供するが、アクセス制限に用いるには弱いので、あくまでも補助的に使用することが推奨されている。
Identrus 2001年8月1日、欧州委員会が設立を認可した、欧州内と欧州外の金融機関同士の取引などに関する電子署名認証ネットワーク。 アイデントラスと呼ぶ。
IDF Intel Developer Forum。 米Intel社の開発者会議。 1997年より公開されるようになった。 毎年2月頃と9月頃の年2回開催される。 IT業界の動向を見極めるうえで非常に重要なイベントとなっている。
iDisk 米Apple Computer社が提供しているインターネット上のストレージサービス。 20MBまでの個人ストレージを提供する。
IDL Interface Definition Language。 特定のプログラミング言語に依存しない記述言語。 サーバ(オブジェクト)がクライアントに提供するインタフェースを定義するために利用する。 COMCORBAオブジェクトなどのインタフェース 仕様を記述するのにも使用されている。
IDM integrated device manufacturer。 一貫事業者。 半導体製品の設計から製造までの全段階を自社で行う企業。
IDN Internationalized Domain Name。 国際化ドメイン名。 2003年3月7日、IETFより技術仕様を規定する3つのRFCが発行。 RFC3490(IDNA)でIDNのアーキテクチャと処理手順、RFC3491(NAMEPREP)でアプリケーション内部での正規化処理、RFC3492(Punycode)でIDNをアスキー互換表現形式に変換するためのアルゴリズムを規定している。
I-DNA informational DNA。 情報DNA
IDO Nippon idou Tshushin Corporation。 日本移動通信。 2000年10月1日にKDDDDIの2社と合併して、KDDIとなる。
IDP integrated data processing。 事務の集中管理。 情報集中処理方式。
IDS Intrusion Detection System。 侵入検知システム。 クラッキングをリアルタイムで検知するツール。
IDSA Interactive Digital Software Association。 米国のゲームソフト業界団体。
IDSL ISDN DSL。 ISDNのこと。 DSLの一種とみなし、IDSLと呼称することもある。
IDT Inter Digital Transducer。 くし形電極。
IDTV Improved Definition Television。 高画質テレビ。
ID3タグ MP3ファイルの最後にデータを付加するファイル仕様。 付加情報は、曲名やアーティスト名等。 MP3以外のファイルにも適用可能。 デファクトスタンダードになりつつある。