情報用語辞典(X - 3 )
XP Extreme Programming。 Kent Beck氏らが提唱している、小・中規模チーム(2〜10人程度)におけるソフトウエア開発方法論。 二人のプログラマがペアになっての作業(ペア・プログラミング)、テストとリンクの常時実施、等の特徴がある。
XPath XML Path Language。 XMLの構成要素を記述する言語仕様。 XSLTXPointerのベースとなる仕様。 XML文書内の要素、文字列などを指定できる。 XML文書の木構造のトレース、要素の属性指定も可。 1999年12月にW3C勧告。
XPC eXtended Processing Complex。 ユニシスのメインフレームを並列化する機構。
XPDR transponder。 トランスポンダ、中継器、等を意味する。
XPED X-ray Photoelectron Diffraction。 X線光電子回折。
Xperanto 2002年4月1日、米IBM社が公開した、新しいデータアクセス技術。 RDBXML文書、その他の各種情報ソースを1つのデータベースのように検索する技術。 XML技術をベースとする。
XPG X/Open Portability Guide。 英X/Openが決めた共通API
XPJUG Extreme Programming Japan User Group。 日本XPユーザーグループ。 2001年3月に発足した、XPに関する情報交換を目的とした組織。
XPM Cross Phase Modulation。 WDM(波長分割多重伝送)において、他の信号のオン/オフにより信号スペクトラムが影響を受ける現象。
XPointer XML Pointer Language。 XMLポインタ言語。 XML文書の内部構造に対してリンクを張る機能。 XMLのリンク機能で、Webページ内の特定部分をリンク先に設定できる。 これを使えば、ページ内の一部分だけをダイナミックに更新することができる。 XLinkと組み合わせて使う。 XPathをベースに、要素範囲の指定、特定文字列検索でマッチする要素の指定等の機能を付加。
XPS X-ray Photoelectron Spectroscopy。 X線光電子分光法。 対象物の表面をスパッタリングでエッチングしながら、光電子エネルギーを測定し、元素を分析する。 但し、H、He、Li、Be、Bの分析はできない。 深度は2nm程度の単原子層の分析。
XQL XML Query Language。 XML専用のクエリー言語。
X-rated (映画が)成人向き指定であること。
X-ray X線
XRD X-ray Diffraction。 X線回折法。
XREF cross reference。 クロスリファレンス、相互参照表。
XRFS X-ray Fluorescence Analysis。 蛍光X線分析法。 XRSとも言う。
XrML eXtensible rights Markup Language。 米Xerox社が開発した、ディジタル・コンテンツの使用条件を記述するための言語。
XRS X-ray Fluorescence Analysis。 蛍光X線分析法。 XRFSとも言う。 蛍光X線の分光測定による元素の分析を行う。 但し、Na以下の元素の分析はできない。 情報深度は10μm程度、感度は10ppm程度。
XSBI 10Gigabit Serial Bus Interface。 10GbpsのEthernetの標準規格における16bitインタフェース
XScale 2000年8月23日に、米Intel社が発表した、無線通信向けマイクロアーキテクチャの名称。 StrongARMの技術をベース。 0.18μmルールのLSIプロセスを使う。 消費電力は10mW〜1.6W、動作周波数は、〜1GHz、スーパーパイプライン構造。 DVMMPT技術を採用。
Xserve 2002年5月14日、米Apple Computer社が発表した、ラックマウントサーバ。 デュアル1GHz PowerPC G4 プロセッサ、256kB 2次キャッシュ、4MB DDR SDRAM 3次キャッシュを搭載。 1Uで最大480GBのHDD(4基のATA/100ドライブ)、2GBのRAM搭載可能。 ギガビットEthernet 2ポート、FireWire採用。
xServer 米IBM社e serverシリーズのひとつ。 米Intel社プロセサを採用する。
Xserve RAID 2002年5月14日、2002年5月14日、米Apple Computer社が発表した、Xserveを用いたRAIDシステム。 Xserveを14基搭載。 記憶容量1.68TB。 デュアル2GbpsのFible Channel搭載。
XSL Extensible Style Language。 拡張可能スタイルシート言語。 XML文書をWWW ブラウザなどで表示するためのスタイル指定言語。 1998年8月18日、W3Cがドラフト仕様を公開。 CSSと異なり、元のXML文書の木構造を変えて表示する機能がサポートされている。 例えば、目次だけを取り出して表示する、目次の後にすぐ本文を表示する、等。 1999年4月に最新仕様案が出されたが、仕様が巨大化したため、1999年11月、XSLTXPathが切り出されて、W3C勧告として策定された。
2001年10月16日、XSL 1.0をW3C勧告として公開。 XSLT 1.0に基づき、XMLデータや文書がどのように組版されるべきかを記述する。 ページ媒体の表示、組版に特化している。
XSL-FO XSL formatting objects。 XSLにより記述する、各ページの共通要素(脚注、ヘッダ、段組等)の定義。
XSLT Extensible Stylesheet Language Transformations。 拡張可能スタイルシート言語変換。 XMLを構造の異なる他のXMLに変換すること、及びその言語仕様。
XT IBM PC/XTのこと。
XTC External Clock。 外部クロック。 または、そのクロックに同期すること。
Xtensa V 米Tensilica社が開発した次世代IP組込み用プロセッサアーキテクチャ名称。 入力ビット幅を可変にするなど、拡張性を向上させた、カスタマイズ可能なCPUコア。 同社のTIE技術を適用できる。
XTP eXpress Transfer Protocol。 マルチキャスト機能のあるプロトコル
X-TT X TrueType Serverのこと。 TrueType フォントを使った美しい表示ができるように改造されたX Window Systemである。 XFree86 Projectの次期メジャー・リリースには、X-TTプロジェクトの成果が盛り込まれる予定。
XTV 豪News社傘下のNDSが1999年6月に発表したハード・ディスク装置内蔵型のセットトップ・ボックス
XUV extreme ultraviolet。 極端紫外。 波長105nm以下の領域。
XVD 米Digital Stream USA社が開発したビデオ圧縮技術。 DVDクオリティで映画1本をCD-R1枚に記録可。
XWEBS アイルランドのAdnan Osmani氏(16歳)が開発した、高速Web ブラウザ。 アイルランド・ダブリンで開催された「Esat BT Young Scientist & Technology Exhibition 2003」でグランプリ研究プロジェクト「Esat BT Young Scientist of the Year」を受賞。
X Window
System
Xウィンドウ参照。
x2 ITU(国際電気通信連合)によってV.90が制定される前に56kbpsモデムに存在した2つの規格のうちの1つ。 US Robotics社(現在は3com社に吸収されている)が提唱していた。 受信時のみ56kbpsの通信が行え、送信時は33.6kbpsの速度になる。 もう1つの規格であったK56Flexとは互換性がないため、相互間では56kbpsでの通信は行えなかった。 V.90は、x2とK56Flexを一本化したものでそのどちらでもない。
X.21 ITU-TS(国際電気通信連合電気通信標準化部門セクタ)によって定められたDTEとDCEのインタフェース。 平衡型、平衡・不平衡混合型のどちらでも利用可。 高速で同期信号の場合は平衡型。 DSub 15pinというコネクタを使う。
X.224 エンド・エンド通信の確立に関して規定したITU-T勧告
X.225 データの送信制御等を規定したITU-T勧告
X.226 構文や構文変換に関して規定したITU-T勧告
X.25 1976年、パケット交換網に接続するパケットモード端末のDTE/DCE インタフェースを規定したITU-T勧告。 X.25は、コネクション型 パケット通信を規定している。
X.28 同じ国の公衆ネットワークで、パケット・アセンブリ/逆アセンブリにアクセスするスタート・ストップDTEのための、DTE/DCE インターフェースに関するITU-T勧告。(1977年)
X.29 パケット・アセンブリ/逆アセンブリ機能 (PAD) とパケット・モードDTE、または他のPADとの間の、制御情報の交換手続きに関するITU-T勧告。 (1977年)
X.3 1977年、ITU-TSが定めた、PAD(Packet Assembler/Disassembler)規格。
X3D Extensible 3D。 VRMLの後継となる、WWWブラウザの3次元(3D)コンピュータ・グラフィックスを表示するための標準仕様。
X.32 1984年、ITU-TSが定めた、X.25に対応したネットワークダイヤルアップを行うための規格。
X.500 ITU-Tが定めたディレクトリ・サービスに関する勧告群。 OSIプロトコルで通信する場合には、ネットワーク・アドレスなど通信相手の様々な属性をあらかじめ知る必要がある。 ディレクトリ・サービスは相手の名前からこの属性を検索できる。
X.509V.3 ITU-T X.509.V3標準参照。
x64 IA-32を64bitに拡張したアーキテクチャの総称。 3種の動作モード「レガシーモード」、「互換モード」、「64bitモード」を持つ。
x64の動作モード
((C) C MAGAZINE,
ソフトバンク)
カーネル アプリケーション
再構築
デフォルト値 カーネル及びドライバ
からの利用
アプリケーションからの利用
アドレス長 データ長 レジスタ長 拡張レジスタ
(RXX)
レジスタ長 拡張レジスタ
(RXX)
64bitモード 64bit 必要 64bit 32bit 64bit 64bit
互換モード 不要 32bit 32bit ×
16bit 16bit 16bit
レガシー
モード
プロテクト
モード
32bit 32bit 32bit 32bit × 32bit
仮想86モード 16bit 16bit 16bit
リアルモード 16bit 16bit
X.75 ITU-TSが定めた、X.25に対応したネットワークに接続するための規格。
x86 8086から始まり、80286、80386(i386)、i486(後にIntel486、Intel486DX)、PentiumPentiumProPentiumUと続く、 互換性を持ったマイクロコードアーキテクチャが採用されて来た米Intel社CPUシリーズの名称。 世代と共に少しずつ機能拡張がされているが、基本的な命令セットの互換性は保たれて来た。
x86-64 米AMD社が2000年8月9日に発表した、x86の64bit拡張アーキテクチャ。 64bitと32bitを混在させることが可能。