情報用語辞典(S - 7 )
SP Scattered Pilot。 地上デジタル放送の受信品質を向上させるために、放送波に多重する信号。
SP Stacked Package。 LSIのパッケージ技術の1つで、1個のパッケージに10枚以上のチップを重ねて格納できる。
SPネット型 ブロック暗号方式のアルゴリズムの一つ。 基本処理は、ブロックを複数のbit列に分割し各bit列に置換を行うS関数を適用した後、連結し、並べ替えを行うP関数を適用するもの。 なお、置換とはあるbit列を別のbit列に置き換えるもの(例えば、'0001'を'0101'に置き換える等)で、並べ替えとは順番を入れ替える(例えば、4bitの場合、2bit目、4bit目、1bit目、3bit目と入れ替え、'0001'を'0100'に並べ替えること)。
SPA Software Process Assessments。 ソフトウェア開発工程の査定。
SPA Software Pablishing Association。 米ソフトウェア出版社協会。
S.p.A. Societe per Azioni(イタリア語)。 株式会社。
SPAG Standards Promotion and Application Group。
spam スパムと呼ぶ。 迷惑なメールの送信やネットニュースへの投稿のこと。 数が多いことや内容が受信者と無関係、悪質であることなどが問題になっている。 spamの主な目的は広告活動。 メールによるものを特にスパム・メールと呼ぶ。 メールの場合、第三者のメール・サーバを踏み台にしたり送信元を偽造することが多い。
SpamAssassin サーバサイドで動作する、オープンソーススパム排除用ソフトウェアPerl言語使用。 スパム・アサシンと呼ぶ。 サーバ側でメールをフィルタリングし、スパム判定結果をメールヘッダに追記する。
SPARC Scalable Processor Architecture。 米Sun Microsystems社が開発したRISCアーキテクチャ、およびそのプロセサの名称。 スパークと呼ぶ。
SPD Single Polarizer Display。 液晶パネルの内面に反射層を設けることで視差を抑えると同時にコントラストと色再現性を高める技術。
SPDF Standard Parastic Exchange Format。 LSIの容量値のデータ形式。
S/PDIF Sony Philips Digital Interface。 ソニーとフィリップスが開発した音声インタフェース。 IEC958として規格化。
SPDL Standard Page Description Language。 ページ記述言語の国際規格。
SPDT Single Pole Double Transfer。 単極双投。
SPE Sony Pictures Entertainment。
SPE superparamagnetic effect。 超常磁性効果。 HDDの記録面積が小さくなるにつれて、データ保存の耐性が劣化する現象。
SPE systems performance effectiveness。 システム性能有効性。
SPEC Standard Performance Evaluation Corp.。 コンピュータのベンチマーク・テストを開発する非営利団体。 スペックと呼ぶ。
SpecC 組み込みシステム向けのC言語を拡張したプログラミング言語の1種。 STOCが普及推進している。
SPEC CPU2000 SPECが1999年12月に発表したマイクロプロセッサ用の新ベンチマークテスト。 整数演算性能を測定する「CINT2000」、浮動小数点演算性能を測定する「CFP2000」があり、CINT2000は、12個のC、C++プログラム、CFP2000は、14個のC、FORTRANプログラムから成る。
SPECfp SPECが定めたベンチマークテストによる、コンピュータの浮動小数点演算処理性能を示す値。 現在は一般に、「SPECfp95」('95年版プログラム)が利用されている。
SPECfp95 プロセサの数値演算処理性能を表す指標。 浮動小数点演算性能を示す。 SPEC95の測定結果。 コンパイラの最適化機能を使用せずに測定した場合には、SPECfp_base95という単位を使用する。 また、テスト・プログラムを同時に複数実行してマルチプロセッサ性能を測定した場合には、SPECfp_rate95という単位を使用する。
SPECint SPECが定めたベンチマークテストによる、コンピュータの整数演算処理性能を示す値。 現在は一般に、「SPECint95」('95年版プログラム)が利用されている。 ちなみにPentium-100MHz/133MHz/166MHzのSPECint値はそれぞれ3.30/4.14/4.76となっている。
SPECint95 プロセサの数値演算処理性能を表す指標。 整数演算性能を示す。 SPEC95の測定結果。 コンパイラの最適化機能を使用せずに測定した場合には、SPECint_base95という単位を使用する。 また、テスト・プログラムを同時に複数実行してマルチプロセッサ性能を測定した場合には、SPECint_rate95という単位を使用する。
SPEC OMP2001 SPEC's OpenMP Benchmark Suite 2001。 SPECが定めたマルチプロセッサ・アプリケーション用のベンチマークテスト。
SpectraLAN 米HP社が1998年5月に発表したWDM(波形分割多重)技術。 コア径62.5μmの多モード光ファイバを使って、1波当たり2.5Gbpsの光信号を4波(波長:1280nm、1300nm、1320nm、1340nm)多重する。
SPECTRE Special Purpose Extra channels for Terrestrial Radio-communication Enhancement。 欧州のデジタルHDTVの開発プロジェクト。 スペクトルと呼ぶ。
SPECweb99 SPECが開発したWWWサーバの性能を評価するベンチマーク・テスト。
SPEC95 SPECが1995年に定めたベンチマーク・テスト。 米Sun Microsystems社SPARCstation10の性能を基準とした相対値で表す。
SpeedStep 2000年初頭より出荷されるノートPCに搭載される予定の消費電力制御技術。 CPUの動作クロック及び動作電圧を、ACアダプタ使用時とバッテリ使用時で自動的に切り替える。 一見、バッテリ駆動時間を伸ばすものと見られがちだが、本来の目的は、ACアダプタ使用時にはデスクトップPCと同等の性能を出そうという目論見。 従来、バッテリ使用時の電力仕様で制限されたCPUの動作周波数限界を外す目的である。 AC電源時のモードをMaximum Performance Mode、電池動作時のモードをBattery Optimized Modeと呼ぶ。
SpeedStep2 米Intel社モバイルPentiumV-Mで採用されている消費電力制御技術。 CPU負荷に応じて動作クロック周波数を変えるもの。
SPEF Standard Parastic Exchange Format。 SPFなどを基にした、LSIの寄生容量のデータ形式。
SPF Standard Parastic Format。 LSIの容量値、抵抗値を表すフォーマット。
SPF Sender Policy Framework。 電子メール認証 プロトコル。 送信者が本人であるかどうかを確認する。
SPGA Staggered Pin Grid Array。 ICパッケージの一つ。 ピンが互い違いに並んだPGA
SPI Service Provider Interface。 WOSAのドライバ・マネジャとドライバ・ソフトウェアとのインタフェース
SPI Serial Peripheral Interface。 LSI間でデータをやり取りする時に使う8bitの同期式の信号。
SPICA Stacked Polymer optical IC/Advanced。 複製光導波路。 オムロンが開発した、光導波路を樹脂(プラスチック)積層による複製プロセスで作る技術。
Spice Simulation Program with Integrated Circuit Emphasis。 米University of Californiaが開発したアナログ回路シミュレータ。 スパイスと呼ぶ。
SPICE Simulation Program with Integrated Circuit Emphasis。 同上。
SPIE The International Society for Optical Engineering/Society of Photo-Optical Instrumentation Engineers。 米国に本拠を置く光学関連の学会。
SPIT SPAM over IP Telephony。 IP電話上のスパム、すなわちIP電話での迷惑電話。
Spitfire 米AMD社Athlonアーキテクチャを使用したCeleron対抗の低価格プロセサの開発コード名。 2000年6月量産出荷開始。 Thunderbird2次キャッシュ縮小版。 スピットファイアと呼ぶ。 製品ブランド名はDuron
SPL Sound Pressure Level。 音圧。
SPL software programming language。 ソフトウェア・プログラミング言語。
SPM Scanning Probe Microscope。 走査型プローブ顕微鏡。
SPM Spindle Motor。 スピンドル・モータ
SPMD Single Program Multiple Data Stream。 同期のゆるいデータ並列プログラミング。
SP@ML Simple Profile at Main Level。 MPEG2のプロファイル。
SPOOL Simultaneous Peripheral Operation OnLine。 スプール参照。
SPOT Smart Personal Object Technology。 2002年11月に、米Microsoft社が発表した、既存の機器をインテリジェント化する技術。
2003年1月、各社より対応製品発表。 ハードウェア的にはFM受信機内蔵のプログラマブルで通信機能を持つ時計。 マイクロプロセッサにはARMを採用。 但し、バッテリー寿命は3日程度。
Springdale 米Intel社が開発中の、Pentium 4向けチップセットの開発コード名。 FSBは800MHz対応の見込み。 Intel 865ファミリ。 Canterwoodとほぼ同機能。(メモリ・バスのECC対応が省略) スプリングデールと呼ぶ。
SPS solar power satellite。 太陽発電衛星。
SPT Scalable Printing Technology。 日本HP社が開発した印刷技術。
SPTF Specrum Policy Task Force。 米FCCに属する周波数政策委員会。
SPU Synergistic Processing Units。 相乗演算処理装置。 Cellに搭載される浮動小数点演算装置。
SPWG Standard Panels Working Group。 TFT液晶パネルの機械的、電気的な仕様を策定する標準化団体。
SPX Sequenced Packet Exchange。 米Novell社のNetwareトランスポート層のコネクション型通信プロトコル
SPXO Simple Packaged Crystal Oscillator。 水晶振動子と発振回路だけで構成する水晶発信器。
SQCIF Sub-QCIF参照。
SQFP Shrink Quad Flat Package。 ピン・ピッチを狭くしたQFP。
SQL リレーショナル・データベース向けの言語で、テーブルやインデクスを定義するDDL(Data Definition Language)と、データの登録/更新/削除を行うDML(Data Manipulation Language)から成る。 エスキューエル、またはシーケルと呼ぶ。 米IBM社が開発したものだが、1986年にANSI(米国規格協会)、1987年にISO(国際標準化機構)がそれぞれ公式規格として制定した。 IBMのStructured Query Languageがベースにはなっているが、規格上は「SQL」が正式名称である。 日本では1987年に日本規格協会がJISとして制定している。 最新版は1992年11月に規定されたSQL92だが、データベース管理システムによって、様々な仕様拡張が行われているのが普通である。
SQRT square root。 平方根。
SQS Swiss Association for Quality Assurance Certificates。 スイスの品質システム認証団体。
SQUID Superconducting Quantum Interference Device。 超伝導量子干渉素子。 スクイッドと呼ぶ。 ジョセフソン素子を使用し、極めて微弱な信号を検知する。
Squid フリーのキャッシュソフトウェアDARPA支援のHarvestプロジェクトの成果のひとつ。