情報用語辞典(4)
4G 4th. generation。 第四世代携帯電話。 総務省情報通信審議会の新世代モバイル委員会にて検討されている次世代携帯電話方式の総称。 2010年頃の実現を目標。
4GL 4th Generation Language。 第4世代言語。 主に事務処理アプリケーションを対話型に開発するために開発された言語で、独自にインタプリタやコンパイラを備える。
4xモード 米Intel社が1998年内に使用を策定するAGP2.0に取込まれる新たなデータ転送モード。 現AGP1.0の2倍の速さでデータを転送できる。 AGPで規定している266MB/sのデータ転送モードを1xモード、533MB/sを2xモードと呼び、4xモードでは最高1GB/sでデータを転送できるようになる。
4004 1971年11月15日に発表された、米Intel社開発の、世界初の4bit マイクロプロセッサ。 正式品名は、MCS-4。 動作クロックは108kHz。 ROMRAM、入出力は別デバイス(それぞれ、4001、4002、4003)となっていた。 当初は、日本ビジコン社の開発依頼による電卓用プロセッサとして開発された。 設計者は、ビジコン社の嶋正利氏。 その汎用性と将来性に気付いたIntel社が、ビジコン社へ開発費を返却し、独占販売権を取り戻した。
401K アメリカの内国歳入法401条k項の規定を指す。 企業年金に関して規定したもので、(1)掛け金の運用先を選択できる自由を個人に与えている(すなわち自己責任に基づいて運用する)、(2)転職の際に積立金を会社から会社へ自由に異動できる、のが特徴。 日本版401Kと呼ばれるものは、確定拠出型年金制度を指す。 厚生年金は、企業に勤めるものは原則として全員加入、掛け金は企業負担、確定給付型で、将来受け取る給付額が決まっており、不足が生じた際には企業が穴埋めの責任を持つ。 また、生存中は給付が受けられる。 これに対して、確定拠出型年金制度は、「企業型年金」「個人型年金」の2種があり、「企業型」は厚生年金とほぼ同様である。(また年金は個人名義で積み立てられるので、持ち分の把握が可能。 しかし、運用により給付額が変動することに注意が必要。 それに対して、「個人型」は、毎月決まった掛け金を積み立て、積立金の運用実績で将来受け取る年金額が変わる制度で、加入は個人の自由、掛け金は全額個人負担、運用(株式や債権などの投資先の選択)は個人の責任に任される。 また、積立金がなくなれば、給付も終了。 年金というより貯蓄に近いもの。
404 エラー Webページの閲覧中、該当ページが存在しない場合にWebサーバが返すエラーメッセージ「404 Not Found」のこと。 404は、HTTP プロトコルで定義されているエラー番号。
430FX 1995年2月に米Intel社が発売開始したPentium用のPCI チップセット。 通称、Triton主記憶としてEDO DRAMSDRAMを利用できる。
430MX 米Intel社ノートマシン向けのPentium用に開発したPCI チップセット。 俗にモバイルTritonと呼ばれる。 省電力機能など、ノートに最適化された機能を持つ。
430TX 1997年2月に米Intel社が発表したPentium及びMMX Pentium向けのPCI/メモリ制御チップセット。 正式名称は「430TX PCIset」。 対応する最高クロックは、66MHz。 主記憶に利用できるDRAMは、EDO DRAMSDRAMマルチプロセッサAGPはサポートしていないが、USBはサポートしている。 ノート型機でも使用できるように省電力に設計されているのが特徴。 また、転送速度33.3MB/sのUltra DMA/33対応IDE ハードディスクをサポートしている。
440BX 1998年4月に米Intel社が開発した、PentiumUプロセッサ用PCI チップセットで、正式名称は「440BX AGPset」。 デスクトップPC用とノートPC用の2つのバージョンが用意されている。 特にデスクトップPC向けバージョンでは、従来の66MHz、及び、初めて100MHzシステムバスや100MHzのSDRAM インタフェースをサポートし、 ACPIに対応、さらに、最大搭載可能メモリ容量を1GBに、PCIバススロットを最大5スロットにそれぞれ拡大するなど、大幅な機能強化が行われている。 主記憶に利用できるDRAMは、EDO DRAMSDRAMマルチプロセッサは2個まで、AGPUSBをサポートしている。
440EX 1998年4月に米Intel社が発表したPCI/メモリ制御チップセットPentiumU向け。 正式名称は「440EX AGPset」。 対応する最高クロックは、66MHz。 主記憶に利用できるDRAMは、EDO DRAMSDRAMマルチプロセッサはサポートしていないが、AGPUSBはサポートしている。
440FX 1996年5月に米Intel社が発表したPCI/メモリ制御チップセットPentiumPro向けで、3チップから成る。
440LX 米Intel社が1997年9月に発表したPentiumUプロセッサを搭載するデスクトップ PC 向けPCI チップセットで、正式名称は「440LX AGPset」。 グラフィクスパスとして初めてAGPをサポートし、これに、CPUが接続されるプロセッサバス、PCIバス、メモリバスを加えた4つのシステムバス間でのデータ転送を最適化する「Quad PortAcceleration」と呼ばれる新しいアーキテクチャが採用されている。 FSBは、66MHz。 また、ACPIUltra DMAのサポートも行われている。
450NX 米Intel社が1998年6月に開発したPentiumUXeonプロセッサを搭載するサーバ向けPCI チップセット。 プロセサ・バスとのインタフェース回路を備えるLSI(MIOC)とPCIバスのインタフェースを備えるLSI(PXB)を分離し、33MHz動作で64bit幅のPCIバスに対応した。 また、最大8GBのメモリ空間を扱える。
480I デジタルテレビジョンの映像フォーマットの一種で、走査線数480本の飛び越し走査方式。解像度は720×480ドット。
480P デジタルテレビジョンの映像フォーマットの一種で、走査線数480本の順次走査方式。解像度は720×480ドット。
480P-SC 2000年3月、日本テレビ放送網が開発した映像信号フォーマット720Pフォーマットの映像信号を走査線数変換するもの。 1.5Gbpsの信号帯域を540Mbpsにできる。 解像度は720×480ドット。
486 米Intel社のi486シリーズプロセッサの略称。 またはその互換 CPUを含めた総称。 現在では後者の意味で使われることが多い。 i486シリーズは、同社の386シリーズの後継になる32bitCPUで、従来CPUとの互換性を持ちつつ、命令実行クロックの短縮化、内蔵キャッシュなどを持つ。 浮動小数点コプロセッサを内蔵したDXと内蔵していないSX、アップグレードソケットに挿入して使うODP、低消費電力、システムマネジメントモードを持つSL Enhancedなどのバリエーションがある。 またi486DX2シリーズ以降は、内部動作クロックと外部バスクロックが分離され、内部動作クロックがバスクロックの2倍(i486DX2、同SX2)、3倍(IntelDX4オーバードライブプロセッサ)となり高速化された。 互換CPUの中には486という型番を持ちながら、どちらかというと386との互換性が高いものもあり単純に形番号だけでは判断できない。 一般に486というとき、米Intel社の486CPUと命令レベルで互換性があるものを指す。
486DX 米Intel社486で浮動小数点コプロセッサを内蔵したマイクロプロセッサ
486DX2 米Intel社486で浮動小数点コプロセッサを内蔵し、かつ内部動作クロックがバスクロックの2倍のマイクロプロセッサ
486DX4  米Intel社486で浮動小数点コプロセッサを内蔵し、かつ内部動作クロックがバスクロックの3倍のマイクロプロセッサ。 内部クロック75MHz版、100MHz版(それぞれ外部クロック25MHz、33MHz)がある。
486SX 米Intel社486で浮動小数点コプロセッサを内蔵していないマイクロプロセッサ