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北森鴻(旅先で読む文庫本)

北森鴻の文庫本にはまっている。

きっかけは近所に出来た古本屋の Bックオフ の特売テーブルで見つけた「花の下にて春死なむ」を読んだからだが、香菜里屋のマスターの推理は人をよく観察していて面白い。

北森鴻は多才な作家で、蓮丈那智フィールドファイルシリーズの民俗学にまつわる話はさらに面白い。
女性の民俗学者(助教授)と助手(たち)の関係や教務部主任の狐目担当者との関係が読み進む内に次第に判ってくる。
謎解きとは別に、常連の登場者が役割通りのキャラクターで出てくる小説は安定感があって面白いのだ。

北森鴻は若くして亡くなったので、著作はじっくりと、惜しみながら読まないとすぐに読み尽くしてしまうのがもったいない・・・。

<新潮文庫>
(蓮丈那智フィールドファイル)
凶笑面
触身仏
写楽・考
邪馬台

<講談社文庫>
(旗師・冬狐堂)
狐罠
狐闇
緋友禅
瑠璃の契り

(香菜里屋シリーズ)
花の下にて春死なむ
桜宵
蛍坂
香菜里屋を知っていますか

<実業之日本社/講談社文庫>
(テッキ&キュータシリーズ)
親不孝通りディテクティブ
親不孝通りラプソディー

<光文社文庫>
(裏京都シリーズ)
支那そば館の謎
ぶぶ漬け伝説の謎

<文春文庫>
(佐月恭壱シリーズ)
深淵のガランス
虚栄の肖像


<その他シリーズ物でない文庫本=発表順>

狂乱廿四孝(角川文庫)
冥府神(アヌビス)の産声(光文社文庫)
メビウス・レター(講談社文庫)
闇色のソプラノ(文春文庫)
メイン・ディッシュ(集英社文庫)
屋上物語(祥伝社文庫)
パンドラ'S ボックス(光文社文庫)
顔のない男(文春文庫)
蜻蛉始末(文春文庫)
共犯マジック(徳間文庫)
孔雀狂想曲(集英社文庫)
暁の密使(小学館文庫)
なぜ絵版師に頼まなかったのか(光文社文庫)
暁英 贋説・鹿鳴館(徳間文庫)



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