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ひろさんの読書遍歴(1)
日本の作家

若い頃は,井伏鱒二とか開高健を好んで読んだ。どちらも釣り好きで, 釣りの随筆が多い。井伏と開高の小説にはあまり共通性は無いかも知れないが, どちらも愛読した。
開高のあと,猛烈サラリーマンの初期には,三好徹が好きだった。特に,天使 シリーズの反骨記者には共感をおぼえた。また、三好のスパイものも好きだ。 日本では、職業としてのスパイは現実性に乏しい気がするので,スパイもの は巻き込まれタイプにならざるを得ない。これを良く描いているような気がした。
三好好きの理由を分析すれば,三好の理屈っぽいところか。 三好の文庫本はほとんど全部購入した。
三好のゴルフ関連の図書もひろさんのゴルフ観形成に大いに役立った。

また結城昌治を良く読んだ。泥棒ものが好きだった。

この時期,講談社文庫で興津要の古典落語(上・下・続・続々・続々々・大尾)や 集英社文庫の圓生古典落語(1〜5)なども大いに楽しんだ。

その後,SFの小松左京,諧謔性の旺盛な筒井康隆のファンになった。 どちらも,刊行されるそばからむさぼり読んだ。しかし、SFに惹かれた時期はそれ ほど長くはない。
井上ひさしも当時良く読んだ作家の1人。
新田次郎は登山もの以外でもほとんど読み尽くした。

藤沢周平はもっとも好きな作家での1人で,いくつかの出版社から出る本を 探し歩いたりした。
市井の庶民を描いたもの,剣術を編み出す話,藩の政治の陰謀に巻き込まれる話, 用心棒シリーズなどどれも面白く,三好と共に,購入した本を保管してある 数少ない作家といって良い。 リタイアしたら,じっくりと読み返してみたい。
藤沢周平といえば,題名を付けるのも,この人の右に出る人は居ないのではないか。 タイトルそのもが,すでに一つの世界を造り出している。

胡桃沢耕史は気軽に読める作家。白昼夢警視がデビューした(昭和の終わり)頃, 海外出張には欠かせない本であった。ホテルで,真夜中に目が覚めると,胡桃沢を読んだ。

それ以後も,いろいろの作家の本を乱読した。しかし,個々の本が好きになっても, 作家として全体が好きになるような作家はそれほど多くはない。

現在,人に勧める作家は
佐藤雅美、隆慶一郎、東郷隆、池宮彰一郎、志水辰夫(以上順不同)等である。

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