Home

旅先で読む文庫本

ひろさんの読書遍歴
日本作家編

五十嵐貴久New
池宮彰一郎Updated
宇江佐真理Updated
荻原浩New
北森鴻New
佐藤雅美Updated
志水辰夫Updated
真保裕一Updated
東郷隆Updated
藤原伊織Updated
山本一力New
横山秀夫Updated
隆慶一郎

本欄で更新を怠っている作家

帚木蓬生

ひろさんの読書遍歴
海外作家編

ローレンス・ブロック Updated
ロビン・クックUpdated
トマス・H・クックUpdated
コリン・デクスター
ディック・フランシス
ブライアン・フリーマントル
Updated
ポーラ・ゴズリング
スー・グラフトン
ジョン・グリシャムUpdated
キャサリン・H・ペイジ
ロバート・B・パーカーUpdated
ビル・プロンジーニ
サム・リーヴズ
グレッグ・ルッカ
マイクル・Z・リューイン
アンドリュー・ヴァクス
テリー・ホワイト
コリン・ウイルコックス


Home


ジョン・グリシャム(旅先で読む文庫本)

アメリカ大統領選挙がもつれ、訴訟合戦になったのは記憶に新しいが、ジョン・グリシャムの「評決の時」を読んでいたので、訴訟システムが良くわかり、現実の訴訟戦術がまるで小説のように繰り広げられたのには驚いた。

グリシャムの作品は、ほとんどが、若い法律家(弁護士)か法学部の学生が出てくる。
が、グリシャムの作品は、法廷ものというより、法律関係者が主人公の冒険小説で、血わき肉踊る作品といった方が適切な気がする。

評決の時は処女作で、発表時にはあまり売れなかったそうだが、第2作「法律事務所」では、原稿のコピー段階で大いに評判になり、この作品が映画化され、第3作「ペリカン文書」が映画化されるに及んで、この処女作までが売れ始め、ベストセラー作家に連続してノミネートされるようになったという。
ペリカン文書は、ロー・スクールの学生が論文で陰謀を暴き、命を狙われるという話。 これも面白い。
第4作「依頼人」は、マフィアの弁護士が自殺する様を図らずも目撃した少年と、少年の依頼で弁護人になる中年の女性弁護士の話で、これも息をつかせないほど面白い。

食わず嫌いの人も一度試しに読んでみると、やみつきになること請け合いだ。

評決の時<新潮文庫>
法律事務所<新潮文庫>
ペリカン文書<新潮文庫>
依頼人<新潮文庫>
処刑室<新潮文庫>
原告側弁護人<新潮文庫>
陪審評決<新潮文庫>
スキッピング・クリスマス<小学館文庫>
ペインテッドハウス<小学館文庫>
路上の弁護士<新潮文庫>
最後の陪審員(上下)<新潮文庫>
大統領特赦(上下)<新潮文庫>
最後のタッチダウン(上下)<ゴマ文庫>
謀略法廷(上下)<新潮文庫>
無実(上下)<ゴマ文庫>
アソシエイト(上下)<新潮文庫>
自白(上下)<新潮文庫>


Home / Next キャサリン・H・ペイジ