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コリン・デクスター(旅先で読む文庫本)
典型的な探偵小説。
という意味は、
- 舞台がイギリスの田舎であること
- 主人公モース主任警部の推理で事件が解決すること
- 主人公モースに対し、ワトスン役のルイス部長刑事が配されていること
など、お膳立ては完璧だ。
ただ、コリン・デクスターの素晴らしいところは、
- モースの推理を、警察が(主としてルイスが)一つ一つ証拠
固めをして行き、推理が間違えれば、新たな仮説が構築され
ついに真実に至るという、プロセス現代的であること
(さまざまな想像を巡らすところが楽しい)
- モースの高尚かつ低俗な人間性に魅力があること
- モースとルイスの間に介在する、巧まざるユーモア
(ひろさんはモース部長刑事のほうが好き)
- (少し昔の)イギリスの社会事情が垣間見られること
などで、若干気にくわないところは、イギリスの階級社会がどこにも顔を出すところか。
<ハヤカワ・ミステリ文庫>
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