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ポーラ・ゴズリング(旅先で読む文庫本)ひろさんのミステリーの好みは、
概して,女性作家は独りよがりの面が多いが(従って社会性に乏しいのが普通だが), ゴズリングはそんなことはない。 作品には警官が良く出てくるが,人間として描かれていて,警察に対する偏見はあまりない。 警察を中心とした作品も多く,例えば 「ウイッチフォード連続殺人」と「死の宣告」にはイギリスの主任警部が, 「モンキーパズル」と「殺意のバックラッシュ」にはアメリカの警部補が出てくるが, これもはじめに掲げたひろさんの好みに合った描かれ方をしている。 舞台設定も作品毎に違う。 女性がとても魅力的に描かれているのは,当然と言えば当然だがこれも良い。 <ハヤカワ・ミステリ文庫> ウイッチフォード連続殺人
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