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スー・グラフトン(旅先で読む文庫本)

スー・グラフトンの描くミステリは、カリフォルニア州の架空都市 「サンタ・テレサ」を舞台にした女性私立探偵モノだ。
主人公キンジー・ミルホーンは、身よりのない、バツ2の30代の女性で、 めっぽう独立心が強い。

話が進展していく途中で、身寄り(母方の祖母やいとこ)が現れたりするが、 ベタベタしないし、身内に対する依頼心も生まれてこない。
5才の時、事故で両親を亡くしてから、一生独身を通した叔母に育てられ、 一時ぐれたりしたが、叔母の力で更正し、警察官の他様々な職業を経て、 私立探偵事務所で探偵術の基礎を経験した後、私立探偵のライセンスをとった。 (と本人は作中で書いている。)
調査は、保険会社からの依頼と、依頼人から直接依頼を受ける場合があるが、 調査が進むに従って事件に巻き込まれる。その事件を解決する過程が毎回話の中心になる。

面白いのは、その生き方と考え方。
タフな生き方にひろさんが共感するわけではなく、独身が良いとはけっして思っていないが、 アメリカの庶民の生き方、考え方が興味深いのでお奨めするわけ。
特に女性同士の会話のやりとりは、話がすれ違っていながら、そのまま進展して行く。 それがアメリカ的でひろさんの興味をそそる。
同じ女性私立探偵のV・I・ウオーショースキー(サラ・パレツキー描くところの、 シカゴの探偵さん)より数段好ましい。(単なる偏見です)

パトリシア・コーンウエルの女性検屍官(検屍長官)ケイ・スカーペッタといい、 上記2人の女性私立探偵といい、アメリカにおける女性の社会進出はめざましい。 社会も女性の社会進出を尊重している。一読をお奨めする。

<ハヤカワ・ミステリ文庫>

アリバイのA
泥棒のB
死体のC
騙しのD
証拠のE
逃亡者のF
探偵のG
殺人のH
無実のI
裁きのJ
殺害者のK
無法のL
悪意のM


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