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北村薫(旅先で読む文庫本)

<すみません古いままです>

長い間、この作家を女性だと思っていた。
なにしろ、女学生や女子大生が主人公のものが多く、それがまた、好もしい女性の 典型みたいなキャラクターである。
その友達も、男っぽい女の子だったりして、リアリティがある。

ところが、スキップを読んで、かなり認識を変えた。
女学生が主人公はほとんど同じだが、昭和40年代にタイムスリップ してしまった彼女の泣き笑いはとても面白く、 いわゆるSFものの範疇を越えている。
で、このコーナーで取り上げることにした。

作者は女学校の教師経験があるそうだ。
女学生を描くのがとても上手なのはそのせいだろう。
奥さんの看病のために学校を辞し、作家生活に入ったとのこと。
これも、時代の先端を行く作家らしい。
ただ、「六の宮の姫君」は私にはいただけなかった。

<新潮文庫>
スキップ

<創元推理文庫>
空飛ぶ馬
夜の蝉
秋の花
六の宮の姫君

<角川文庫>
覆面作家は二人いる
覆面作家の愛の歌
覆面作家の夢の家

<中公文庫>
冬のオペラ新刊


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