関東の首都圏。関西圏のほか、地方においても大型バイクの盗難被害は少なくありません。その数、ハーレーだけでも年間100台以上。この現状を知ることから防犯活動が始まります。外国人による組織的窃盗グループです。警察庁によって、組織全体が摘発された台湾のケースも報道されています。私たちハーレー・ダビッドソンのオーナーは、これらの盗難に対する現状認識と、状況に応じた対策を講じることが求められています。
防犯対策は、地域、環境、予算などにより異なります。ここに記述したことを参考にして、サーチエンジンなどで「バイク 盗難」などのキーワードで情報を探し、盗難対策の「最適化」を心掛けましょう。
■メインコンテンツ
- 首都圏における盗難対策 (100円ショップ情報はここです) <<<大切な情報です。必ずお読みください!
- Hobby Worldで把握した盗難事件 <<< これを見て、対岸の火事と思えますか?
- 過去にあった、ある盗難の事例紹介
- 目黒区で発生した2台同時の盗難事件
- 2004年5月に赤坂で発生した乗り逃げ事件現場を検証 <<<私もこの場所で被害者になっていかたもしれない
- 盗難されたハーレーを捜索する手段
- 被害届けの書き方
- ココセコムの紹介
- ココセコムの使用事例
- ココセコムの小型端末への変更ができます
- シートをロックしよう
- 移動先ではHD-4を活用しよう <<<繁華街に出掛ける方は特に知っておくべき防犯対策(1)
- 移動先ではディスクロックDLZシリーズも併用しよう <<<繁華街に出掛ける方は特に知っておくべき防犯対策(2)
- 自宅での保管ではHD-8かHD-10を使用するのがベスト
- 「第一回 盗難対策を考える会」の記録(2001年3月 4日開催)
- 「第二回 盗難対策フォーラム」の記録(2002年1月27日開催)
- 「第三回 盗難対策フォーラム」の記録 (2002年12月8日開催)
- 「第四回 盗難対策フォーラム」 (2004年1月31日開催)
東京ビッグサイトにおいて開催しました。内容は非公開としています。
- 2008年7月5日 荒川区で発生した事件(ラルさんのハーレー)
- 2010年1月15日に発生した事件から学ぶ
■犯人と遭遇した場合(自宅編)
- 犯人とは絶対に戦わない (死傷事件になることを避けるため)
- カラーボールを用意してある場合は、犯人の車の道路を狙って投げる。跳ね上がった液体が車に十分に付く
- 大声を出すか、ホイッスルを吹いて近所の方々にも目撃してもらう
- 車で逃げた場合はナンバーを控えて110番する。警察には現場検証を強く要請する。(証拠物件が残っている可能性があるため)
- ココセコムを付けている場合は直ぐに検索を依頼する
- 後日、ハーレーのディーラーを通じてHOGに連絡して盗難の事実を伝え、HOGの盗難情報に掲載してもらう
- CBXサイトに盗難車として登録を依頼する
■犯人と遭遇した場合(出先編)
- まず大声を出して、犯人を威嚇する事と、周囲の人の助けを借りる。
- 犯人とは絶対に戦わない (死傷事件になることを避けるため)
- 逃走する車またはバイクのナンバーを控える。自分が冷静でいられない場合は、周囲の人にナンバーを控えて下さいと大声で伝える。
- 110番をして現場検証を強く要請する。(証拠物件が残っている可能性があるため)
- ココセコムを付けている場合は直ぐに検索を依頼する
- 後日、ハーレーのディーラーを通してHOGに連絡し盗難の事実を伝え、HOGの盗難情報に掲載してもらう
- CBXサイトに盗難車として登録を依頼する
■警報機の効果
盗難を予防するために使用される警報機にはいくつかの種類があります。
・車両本体に搭載して振動などを検知して鳴るもの
・鳴るだけではなく、離れたところに電波を飛ばして知らせてくれるもの
・駐車スペースへの侵入を検知して警報を鳴らすもの
などです。
2001年4月19日の未明、東京都杉並区においてBMWの盗難未遂が発生しました。 この事件が未遂に終わったのは、警報機が搭載されていたためです。 前輪はワイヤーで固定され、車体カバーが被されていましたが、ワイヤーを切断した際に警報が鳴り、近隣住民にも伝わり、結果的に未遂で終わりました。
このように、警報機で助かる事例がいくつも報告されていますので、このための投資を惜しむことなく、可能な方は必ず設置するようにしてください。盗難されないための日常の気配りも大切です。それでも狙われた場合、それが未遂に終わらせるのは、警報機のお陰かも知れません。
■イモビライダーの取り付け
ハーレー純正のセキュリティは、解除されて盗難された事例が数多く報告されています。(HOG盗難サイトにも掲載あり)
従ってHobby Worldでは純正セキュリティをお勧めしていません。
取り扱い店が少ないですが、「スパイボール」という製品を参考にしてください。このスパイボールを搭載してあるハーレーの盗難事例は私の知る範囲では知りません。ディーラーによっては取り付けしてくれますので是非相談してみてください。東京首都圏では、品川区の陸友モータースが取り扱っています。
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