ココセコム使用の事例 2001年6月28日

セコム発表の資料によると、今年4月1日にサービスを開始したココセコムにより、盗難車両が見つかった事例がすでにあることが判明した。


盗難バイク多数発見! 神奈川県
5月11日(金) 神奈川県Y市で盗難発生

午前6時31分
契約者が盗難されたことを確認し、セコムへ連絡。位置検索を要請。
自宅から約100km離れた場所にバイクがあることが確認された。
契約者が警察へ連絡し、セコムに現場急行サービスを要請。
午前7時15分
セコムの緊急対処員が現場に到着。
午前7時22分
緊急対処員より、敷地内に人がいるとの一報がセンターに入る。監視継続。
午前7時30分
警察官2名が到着。
午前7時33分
ココセコムのオペレーションセンターから、契約者に状況説明。
午前8時24分
警察官が、敷地内でバイク解体中の作業員の身柄を拘束。
同敷地内では、同時に盗まれた契約者のバイク(実はこの契約者は2台同時に盗まれていた。
うち、ココセコムは1台に搭載していた)のほか、多数の盗難バイクと思われる車両を発見。

深夜の有料駐車場から、人気RV車が盗難! 大阪
6月9日(土)

午前0時10分
契約者が、K市内の有料駐車場に停めてあったRV車が盗難にあったとの申告および位置検索の要請をする。
現在位置は、K市から約1km離れたS市内であることが判明。
午前0時24分
契約者からセコムに対し、現場急行サービスを要請。
午前0時37分
セコムの緊急対処員が現場に到着。
午前0時39分
警察官が現場に到着。
午前0時46分
捜索の結果、ビルの駐車場で契約者のRV車が発見される。
午前1時15分
車両はイグニッションキー部分を外されていたほかは損傷無し。
車両も荒らされた様子は無かった。


ここで、残念な情報も合わせてお知らせしなければなりません。

BMW盗難、ココセコム使用でも発見できず

BMW BIKES Vol11の盗難対策に関するページの「Nさんの場合」にココセコム使用の事例があります。

BMWバイクをロック4個で固定し、ココセコムも搭載してありました。
場所は東京首都圏の模様。

【経緯】
4月24日午前10時ころに盗難被害に気がつく。
セコムに連絡し、位置検索を開始する。
最初は検索できていたが、途中から検索ができなくなり、愛車も見つからなかった。
その付近には、あやしい建物があるが、踏み込むことができないまま捜索不能となった。

ココセコムを搭載していても、窃盗団にこれを発見され、廃棄または壊されてしまうこともあり得るということ。
各自これを判断した上で、ココセコムをの契約を検討して欲しい。

このような探せなかった例が1つでもあることで、ココセコムの効果が無いと言うことは適切ではありません。
ロック装置などと一緒で、数が多ければ多いほど、窃盗団による盗難を防いだり、発見できる可能性が高くなるでしょう。

ココセコムとNTTドコモのpドコを併用したり、2000年モデル以降に搭載できることが発表されたハーレー純正の盗難防止装置なども合わせて使用することが必要なのかもしれません。



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