ハーレー被害届けの書き方
盗難に遭った場合、被害届けをだしますが、多くは警察官が代理で記載します。これは私たちにとって都合良く書いていただけないかもしれません。つまり、重要犯罪と読み取れるような記述をして欲しくないためと思われます。そこで、下記に被害届のサンプルを提示しますので、このような事項が記載されるよう、警察官に意思表示してください。
[被害届のサンプル]
警察署長殿
次の通り窃盗被害がありましたのでお届けします。
届出人: 住所 氏名 電話番号 (印を押す)
被害者: 住所、職業、氏名、年齢
被害時間: 平成xx年xx月xx日 午前xx時から午前xx時までの間
被害品目:
品名: ハーレー・ダビッドソン社製 オートバイ(1450cc)
数量: 1台
時価: 「160万円」
(客観的な価格を記載しましょう。ビンテージの場合は一般的な取引価格を書き、極めて高価であることを申告することが有効です。)
特徴: 登録ナンバー 練馬あ1234 車体番号 HDXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
塗装色 黒
車体重量 約300Kg
初年度登録(年式) 平成11年2月XX日
所有者: 被害者と同じ
被害場所: 上記記載の被害者が居住する「自宅敷地内」の駐車場
(被害場所が私有地の場合は、「不法侵入」も適用されますので、はっきり記載しましょう。)
被害状況: 上記記載の被害車両は、フレームと駐車場の鉄パイプの間を鋼鉄製チェーン5本で固定。
盗難防止警報機を装着。車体カバーをかけていました。
このチェーンを切断され、金属片とカバーが残されていました。
駐車場は自宅敷地であり、入り口はアルミニューム製フェンスで閉鎖されていました。
(防犯対策を十分にとっていたことを表現しておきましょう。これを破壊して盗難されたのでしたら、「器物破損」も適用されます。)
犯人: 住所、氏名、人相、着衣、特徴等は不詳
参考事項: この数日、自宅前に不審なワゴン車が停車しているのを目撃。
窓ガラスはフィルムで覆われていたため、内部に人がいたかどうかは不明。
ナンバーは不明。
(犯行が計画的だと判断される事象があったら、それを記載しましょう。これにより、犯行がいたずらや思いつきでないという申告になります。)