画期的なディスクロック これなら外出先でも安心  DLZシリーズ

これまで、外出先での防犯対策には苦労してきました。私もキタコのHD-4をサドルバッグに入れて、食事する時などはそれをバッグから出して、フロントタイヤとフレーム間に巻きつけて・・・・・・・・なんてやっていると、ツーリング仲間は既にみんな店の中。寂しいものです。でもロボットアームであるHD-4が私に与えてくれる安心感はとても心強い。

左下がHD-4、上がHD-6、右下がHD-8。HD-4のコンパクトさがよく分かる。













これ以外の防犯対策の代表といえば、ディスクロック。アラーム付きのものも多く出回っているが、ディスクロック最大の弱点は、ディスクを固定しているボルトを外してしまうとディスク板は車輪に関係なくフリーになってしまうこと。だから出先でディスクロックをしてあっても乗り逃げされるという状況が現実に発生しているわけだ。でもディスクロックは簡単に持って出かけられ、簡単に施錠できるという大きなメリットがあり、この恩恵を被りたいと思うのは私だけではないはず。

そこで突如キタコが新開発したのがDLZシリーズと呼ばれる新型ディスクロック。

奇妙な形状をしている部分が特許の安全バーだ。つまりディスク板がフリーになっても、この黒いバー(内部は鋼鉄製)がホイールの間に入り込み、タイヤも一緒に動いてしまう。しかしこのディスクロック部分がフロントフォークに当たってしまうので結論としてハーレーを乗り逃げすることが不可能になるという仕組み。

写真はDLZ-12ですが、99年式ローライダーに合ったのはDLZ-16でした。








実際に私のローライダー(99年式なのでダブルディスク)に取り付けた場合はこうなる。

ご覧いただくと分かるように、ディスク板を挟んでロックがされ、黒い鋼鉄部分のバーがホイールの間を貫通していることが分かる。これを外すことは「不可能」ではないが、電動ツールを使って大音響の元で数十分は掛けなければならないだろう。たかがディスクロックのためにそれだけの装備を用意して人前で奮闘する危険、持ち主にもその音が聞こえてしまう危険性を考えれば、日中の外出時の簡易防犯用品としては十分過ぎるほどの効果が期待できると考える。

このDLZシリーズは車種毎に合うサイズを見つけなければならない点が面倒だが、ライコランド、ドライバースタンドなどには在庫があるようなので、愛馬に乗ってどれが合うものかを店員と一緒に探すことが必要。





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