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No.516 ベッドが来た日
2008年1月27日(日)
我が家にベッドがやってきた。
前に住んでいた家では北側にあった洋室はちょっと狭くてベッドが入らず
あとはリビングと和室だったので和室に布団を敷いて寝ていた。
しかし今の家には広い洋室の寝室がある。
これでやっとベッドが置けると
引っ越してからずっとベッド導入計画を進めていた。
先日行った大塚家具でやっと好みのベッドが見つかり
それがこの日届いた。
思っていたよりもマットレスの厚みが厚く
寝る位置がずいぶんと高くなってしまったが
でも寝心地は結構いいのだ。
(自宅にて撮影)
No.517 青梅マラソン!...中止(涙)
2008年2月3日(日)
前にも書いたが
20代最後の年にホノルルマラソンを走ったように
30代最後の今年も再びフルマラソンに挑戦したいと思っていた。
しかしユキちゃんの妊娠のこともあり
ホノルルマラソンは断念。
それならば国内のフルマラソンをと考え
湘南国際マラソンを狙ったが
昨年の
台風9号によりコースの西湘バイパスが崩落。
今年は30kmマラソンの大会になってしまった。
その後もいろいろ探してみたがなかなかいい大会が見つからなかった。
そこで思い出したのが弟もよく参加していた
青梅マラソン。
こちらも30kmコースだが結構名が知れている大きな大会みたいだし
このままでは何も走らないことになってしまいそうだったので
エントリーすることにした。
僕がエントリーしたことにより弟もエントリー。
僕はこの大会に向けかなり本格的に練習してきた。
練習量、体調ともに10年前のホノルルマラソン以上の完成度。
これならばそこそこのタイムで完走できるだろう。
そして大会当日...。
・
前日の天気予報を見てある程度覚悟はしていたが
朝7時前に起きて外を見ると一面の雪景色。
しかもまだ横殴りで雪が降っている。
町田の辺りでこうなのだから青梅はどういうことになってしまっているのだろうか。
さっそく青梅マラソンのホームページを見ようとするがサーバーがダウンしてしまっているみたい。
全くページが表示される気配が無い。
弟とメールで情報をやりとりしながらも
一応朝食を食べて行く準備を進める。
ホームページは相変わらずつながらないまま。
そして8時前弟からメールが届いた。
「中止のようです」
弟の友達がどこからか情報を入手して連絡をくれたようだ。
ホッとしたような残念なような。
しかしやっぱり公式な情報を自分で確認するまではいまいち納得出来ない。
やがて青梅マラソンのページが少しずつ反応するようになってきた。
何度も接続をトライしてついにページが表示された。
しかし中止とはどこにも書かれていない。
どういうこと?
報知新聞のWebには
「中止、開催については、午前6時に
青梅市役所ホームページ(http://www.city.ome.tokyo.jp/)に掲載。」
と書かれている。
そのページも見ようとするがやっぱりつながりにくい状態。
なんとか表示させてもやっぱり何も書かれていない。
問い合わせ先に電話してもお話中。
僕はまだ弟からメールで連絡をもらってるからいいけど
中止がどうか分からなくて困ってる人が大勢いるんじゃないか?
数分おきに青梅マラソンと青梅市役所ホームページを交互にチェックし続けた。
やがて9時前になってついに青梅市役所ホームページの方に一行だけ
「第42回青梅マラソン大会は中止となりました」
という表示が現れた。
やっぱり本当に中止なのね。
昨日までも天気は問題なかったし明日以降も天気はまずまずの予報。
雪はこの日だけ。
いったい僕が何をしたって言うんだー!
仕事も一生懸命がんばってるのにー!
慌てて湘南国際マラソンのホームページを見に行ったが
無情にも「エントリー受付締切」の文字が。
がっくり。
こうなったら40歳になっちゃうけど
今度のホノルルマラソンに出てやるー!
(でもその頃は子どもも生まれててやっぱり難しそうだな...)
・
その後スポーツ報知には「
青梅マラソン、降雪のため12年ぶりに中止」という記事が出た。
12年ぶりの出来事に当たるかー(涙)。
(自宅から撮影)
No.518 さよなら、イコちゃん
2008年2月3日(日)
しばらく前から体調を崩していたイコちゃんだが
前日から体調が急変して
この日ついに死んでしまった。
・
一時はずいぶんと持ち直したイコちゃんだったが
2〜3日くらい前からまた身体を重たそうにしていた。
お腹を見るとまた大きく膨らんでいた。
また水が貯まってしまっているみたい。
前日の土曜日に再び動物病院へ連れて行って水を抜いてもらったが
それ以降はむしろさらに調子が悪くなってしまった感じ。
それでも今回もなんとか持ち直すだろうと思っていた。
・
翌日は
青梅マラソンの日。
しかし雪で中止。
中止が分かった後もテレビを見ながらWebの更新なんかをやっていた。
ふとイコちゃんを見るとなんだか調子が悪そう。
餌を食べようとするのだが体勢が崩れてしまい
クチバシでなんとか身体をささえているような状態。
不思議と妙に外には出たがった。
出して手で包んであげると目を閉じて寝てしまう。
最近はこういうことも何度かあったが
今回はちょっといつもとは感じが違った。
もう足で立っていられない状態。
お腹を付けて少し傾いているような状態だった。
呼吸も荒い。
「これは本当に死んじゃうかもしれない」
そう思った。
再び昨日もらった薬を飲ませようと試みるが
無理矢理クチバシの中に入れてもすぐに首を振って吐き出してしまう。
薬はやっぱり無理だと覚悟を決めた。
あとはいつもの餌と水でなんとか回復してもらうしかない。
ストーブを点けてその前にカゴを置いて暖めて
回復を待った。
やがて止まり木にとまっているのも危なっかしくなってきたので
動物病院で買った止まり木の無い小さなカゴに移した。
前回はこの中で復活したのだ。
しかし今回は前回のようには行かなかった。
相変わらず2本足では立っていられない状態。
それでも餌を見つけたまに食べていた。
よし、なんとか回復してくれ。
気が気ではなくずっと様子を見ていた。
今はカゴの角に頭をくっつけてひたすら荒く呼吸をしている。
ある時ふとそれまで下に下がっていた尾っぽが持ち上がり
左右に大きく振り始めた。
なんだかそれまでに見たこと無いような仕草。
どうしたんだろう。
それから数分。
気が付くとそれまで身体全体を揺らして呼吸していたのに
動かなくなっていた。
瞬間的に何が起こったのか分かった。
死んだんだ。
ユキちゃんを呼んだ。
見るとまだ羽が細かく痙攣している。
慌てて持ち上げて訳も分からず心臓マッサージを試みる。
目は薄く開いていてまだ生きているよう。
でもそれから再び動き出すことは無かった。
足の指も丸まってあきらかに普段とは異なるイコちゃん。
しかしその身体は僕の手の中でまだ暖かかった。
ユキちゃんの手にも載せてあげた。
最後のイコちゃんの温もりを感じさせてあげたかった。
・
ユキちゃんと2人しばらく呆然としていたが
このままいつまでも悲しんでいては何も進まない。
イコちゃんを土に埋めてあげることにした。
雪はまだ降っていたが
傘を差して近くの公園に行った。
いい感じの木を見つけた。
この辺りでは一番高い杉の木で後からでも見分けられそう。
幸い根本付近に雪はなかった。
シャベルで土を掘りイコちゃんをその中に置いた。
黒い土の中に横たわる白いイコちゃん。
一瞬土をかけることを戸惑ったが
覚悟を決めて土をかけた。
イコちゃんはすぐに見えなくなった。
また急に涙が出てきた。
死んだ瞬間よりも大きく泣いた。
さよならイコちゃん。
・
帰ってきていつもは真っ先に存在を気にしていたイコちゃんだったが
もういない。
なんだかぽっかり穴が開いてしまったよう。
初めて我が家に来てから5年半。
ずっと僕たちを楽しませてくれてありがとう。
(自宅と近くの公園で撮影)
No.519 独り青梅マラソン
2008年2月10日(日)
青梅マラソン中止と
イコちゃんの死というダブルパンチを喰らって
ノックアウト寸前の僕だったが
このままやられっぱなしでなるものか。
青梅マラソン中止のちょうど一週間後のこの日
たった独りで青梅マラソンと同じ30kmマラソンに挑戦することにした。
走るのはいつもの境川沿いの遊歩道。
最近
Google Mapで距離を測る技を身につけたので
ちょうど30kmになるようなコース取りを事前調査。
前日の夜からまた雪が降り始め
またもや走れないのかと一瞬不安もよぎったが
翌日は朝から比較的いい天気で気温も高め。
予定通り計画を実行することにした。
・
いつも走っているのは朝起きてから朝食を食べるまでの間。
でもさすがに30kmを走るためにはこれでは途中で燃料切れになってしまう。
遅めの朝食をしっかり食べて
1時間ほど休憩してから走り始めた。
ここしばらくでは珍しく本当に暖かい。
これだったら上着はいらなかったなー。
あくまでも完走目的なのでペースはゆっくり目。
MP3プレーヤーでお気に入りの音楽を聴きながら
いい気分で走った。
・
以前走ってその後ギックリ腰になった2時間走のコース。
この時は後半足が動かなくなりかなりきつかったが
この日は2時間を過ぎてもまだ元気。
やっぱり朝食を食べていたのが良かったか。
ふと川の反対側にユキちゃんを発見。
ユキちゃんも最近境川沿いをウォーキングしているのだが
その後に応援に来てくれたのだ。
走ってる途中で知ってる人の応援があるのはかなりうれしい。
やる気が出てくる。
・
しかしこの辺りからかなりきつくなってきた。
走るペースが徐々に落ちてきて
足も痛くなってきた。
音楽もあまり耳に入ってこなくなり
走ることに集中していないと止まってしまいそう。
もう残りあとわずか。
普段だったら意識しないで走れるような距離だったが
遙か長い道のりに感じる。
ふと右の手のひらがとても冷たくなっているのに気づく。
普段だったらどんなに寒い日でも
身体で暖まった血液のせいで暖かいはずなのに。
もしかして途中でまったく水分補給をしていないせい!?
やっぱり独り30kmマラソンは少し無謀だったか。
30km走なら3時間は切れるだろうと予想していたが
気が付けば残り時間あとわずか。
まずい。
なんとか3時間は切りたい。
限界状態の足にむち打って
気持ちの上だけでもちょっとだけペースアップ。
ついにゴールが目の前に近づいてきた。
あとちょっと、あとちょっと。
ゴーーーーーール!
・
走るのを止めたが足の痛さが治まらない。
こんなこと初めて。
歩こうが座ろうがだめ。
もうどうしていいのか分からない。
冷たかった右手が今はなぜかしびれている。
ユキちゃんが持ってきてくれたスポーツドリンクを一気に飲み干して
なんとか少しずつ身体が落ち着いてきた。
タイムは2時間57分03秒。
ぎりぎり目標の3時間を切ることができた。
それにしてもきつかった。
本当の青梅マラソンは上り下りも激しそうだから
もっと厳しいのだろう。
さらにフルマラソンはこれからあと12kmも走らなければならない。
とてもじゃないが考えられない。
しかし今回はかなりしっかりと事前のトレーニングをしていたので
ホノルルマラソンの時のように途中で片足の膝が痛くなったりすることもなかった。
しばらく足を休めて足の痛みが引いてくると
思ったよりもダメージが無かった。
でも明日か明後日くらいにひどい筋肉痛がやってくるんだろうな。
・
兎にも角にもなんとか30kmを途中歩くことなく完走することができた。
かなり自信もついたし十分満足した。
でもやっぱり近い将来
もう一度フルマラソンには挑戦したいと思っているのだ。
(境川沿いで撮影)
No.520 渋谷会(勝手に命名)
2008年2月21日(木)
日帰りスキーに行かないかと
チロくん(従兄弟その1)に声をかけたところ
「積もる話があるので飲みに行きたい」と言いだし
急遽飲みに行くことになった。
いつものメンバーであるヒデオ(従兄弟その2)も誘った。
すでに何回かやっているこのメンバーでの飲み会。
場所は僕が行きやすいという理由でいつも渋谷。
ということで勝手に渋谷会と命名。
積もる話ということでチロくんもとうとう結婚かと
かすかな期待を持って行ったが
単なる仕事の自慢話だった。
話を要約すると「新聞に載って異動になった」
これだけだと何か問題を起こして左遷されたようだが
実はその逆。
いい仕事をして抜擢されたらしい。
見かけによらずやるね。
2軒目はいつもの通りカラオケ(写真)。
でもこの日は平日。
翌日はみんな仕事もあるので
終電に間に合うように健全にお開きにした。
あー面白かった。
(渋谷のカラオケボックスにて撮影)
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