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No.496 麻布十番祭り
2007年8月25日(土)
別にそれほど祭り好きという訳ではないのだが
先週に引き続き2週連続でお祭りに行くことになった。
麻布十番祭りである。
・
皆さんは麻布十番祭りはご存じだっただろうか。
実は僕はそんなお祭りなど全く知らなかった。
ユキちゃんに「麻布十番祭りに行こう」と言われて
「なんだ、それ?」
と聞き返したくらい。
いざ行ってみると大勢の人がごった返していてすごく人気のある大きなお祭りであることを知った。
・
駅を降りたときから人が多くちょっと違う雰囲気。
男も女も浴衣を着た人が多い。
駅から出てさらにびっくり。
なんだ、この人は!?
商店街らしき通りが人で埋め尽くされていた。
ここも地元のお店がいろいろな出店を出している(テキ屋さんもいた)。
だからビールの値段もお店によってまちまち。
僕はおいしそうだったエビスの生ビールをいただく。
そのお店ではワインやシャンパンも売っていた。
さすが麻布十番。
実はここに来る前にしっかりと昼食を食べてきてしまった僕たち。
いろいろ趣向を凝らした面白い食べ物が並んでいてもあまり食指が動かない。
とりあえずなぜかスターバックスの出店で売られていたキュウリの浅漬け丸々1本を買って
それをかじりながら人混みの中を歩いた。
・
麻布十番国際バザールに到着。
麻布十番にはいろいろな国の大使館があるので
それぞれの国がその国ならではの民芸品や料理を振る舞う出店が集まった会場である。
本日トップの写真はそこで撮影したもの。
ここもすごいにぎわいで歩くのもままならない。
・
まずは一通り見て回ることにした。
確かにいろんな国がそれぞれ独自のカラーのお店を出している。
大使館の人なのかどうなのか現地人も大勢いてみんな暑い中大変そうだけど楽しそう。
食べ物もみんな特徴的でおいしそうなものばかり。
どこも長い行列ができていた。
とあるテントにはなぜかアラファト議長の顔写真が張ってあった。
あれ? ここってパレスチナ?
えー!? パレスチナって国だったっけ?
しかも日本に大使館があるのー?
果たして日本にパレスチナ大使館があるのかどうかは分からないが(
ググッても出てこなかった)
パレスチナもしっかりと立派なテントを構えて
楽しそうにお祭りに参加していた。
なんか平和な感じ。
(隣にイスラエルのテントでもあって和気あいあいに出店していたらなおすごかったけど
イスラエルはそもそも出店していなかった)
・
一通り見て回った後
僕とユキちゃんそれぞれ一カ所ずつで気に入った食べ物を買うことにした。
ユキちゃんはチュニジアのブリックという卵、チーズなどを包んだ春巻きを揚げたようなもの。
意外とあっさりした味付けでなかなかおいしかった。
このチュニジアという国。
テントに現地の写真がいくつか貼ってあったがなんとなく良さげな感じ。
ちょっと行ってみたくなってしまった。
・
一方僕は心に決めた食べ物があったのだが
そこに行く途中にあったフィリピンのお店のポークの串焼きに一目惚れしてしまい
思わず衝動買い。
おいしい。
それから元々食べたかったお店(意外だったが実はフランスだった)で
白身魚のくし揚げを買って公園の端のほうの柵に腰掛けて食べた。
あー、人が多すぎてなんだか疲れた。
この後も他の会場でいろいろなイベントがあるようだったが
この人混みの中そんな所まで移動する気力なんて全くない。
なんだかんだビールもたっぷり飲んでしまったし
ユキちゃんと早々に帰ることにした。
初めて知った麻布十番祭り
なかなか面白いのー。
(麻布十番祭りにて撮影)
No.497 シンガポールの仕事仲間
2007年9月5日(水)
今年1月に引き続き2回目のシンガポール出張。
3日(月)から7日(金)の4泊。
と言っても最初と最後の日は移動のみなので実質3日。
毎度のことながら短い出張。
せめて週末を挟みたい。
・
今回の目的も1月と同様5日に行われたあるミーティングでプレゼンをするため。
実は8月に入ってからずっと究極の忙しさで夏休みも1日も取れず
土日ですら家で仕事といった具合。
この1週間のシンガポール出張ですら時間がもったいない。
英語でのプレゼンもあんまり得意じゃないし
ちょうど今もう1人シンガポールに出張中だからその人にプレゼンも任せて
シンガポール行きは止めようかとも思った。
しかし元々出張、特に海外出張が好きな僕。
数少ないシンガポール出張のチャンスをみすみす逃すのももったいない。
プレゼンだってほんの30分くらい我慢すればあとはゆっくり羽を伸ばせるじゃないか。
ということでなんとか仕事をやりくりして予定通り行くことにした。
やっぱり行って良かった。
プレゼンはやっぱりグスグスになってしまい自分としてはいまいちだったが
それでも特に大きな問題もなく終えることができた。
遠出はできなかったがアフターファイブはそれなりに楽しむことができた。
シンガポールは相変わらず面白い。
いい気分転換になった。
・
5日のミーティングが終わってから現地でお世話になってる人たちにディナーに誘われた。
海沿いのオープンな感じのシーフードレストラン。
上の写真はそこで撮影したもの。
「シンガポールの仕事仲間」と書いたものの
みんなそれ相応の立場の人たちばかり。
仕事仲間と呼ぶにはおこがましい方々なのだ。
一番左が僕でその隣にいるのがシンシアといってシンガポールの協力会社で
僕たちのカウンターパートの上司。
その隣はエリック。
同じくシンガポールの協力会社のそれなりの地位の人(のはず。実はよく知らない)。
陽気で僕にはいつも良くしてくれる。
その隣はトムといってUSからこのミーティングのためにやってくる僕と同じ会社の人。
でも立場はちょっと違ってトムはレビューする人。
僕はレビューを受ける人。
その隣がビーシャンというこれまたシンガポールの協力会社のそれなりの立場の人。
このビーシャンと先ほどのシンシアと僕はよくメールでやりとりしている。
そして向かって一番右にいるのが僕の同僚である。
一応僕がチーム・リーダーなので彼はチーム・メンバーである。
本当は僕たちなんか彼らにとってみればぺーぺーの下っ端のはずなのだが
行くたびに歓迎してくれて良くしてくれる。
とてもいいチームワークができていると思う。
これからもこの人間関係を大切にしていきたいと思っている。
・
毎回シンガポールに来て面白いと思うことに
1つの国であるにもかかわらず
様々な人種の人が生活をしていて
それぞれが異なる言語で会話していること。
上の写真はMRTという地下鉄の出口に書かれている注意書き。
英語と中国語、それからよく分からない2つの別の言語で書かれている。
大抵街のいたるところにある注意書きはこのように4つの言語で書かれている。
でもアナウンスは英語。
ほとんどの人は自分たちの本当のネイティブの言語の他に英語は使えるようだ。
よってほとんどのシンガポール人は少なくともバイリンガルであると言える。
(トライリンガルもざら)
国際競争力という点では日本はシンガポールに完全に負けているのだ。
(シンガポールにて撮影)
No.498 久々の釣り
2007年9月22日(土)
6月以来3ヶ月ぶりの釣り。
いつもの
東山湖は9月はまだお休みなので
リヴァスポット早戸に行ってきた。
※本当は先週行こうと思っていたのだが台風9号の爪痕のせいで一部しかオープンしてなかったので止めた。
・
3ヶ月のブランクのせいですっかりやり方も忘れてしまっただろうと思っていたら
意外にもすんなり元通りの感覚で釣りを楽しむことができた。
またそれまでは東山湖のような流れのない場所と流れのある早戸川では
同じ釣り方ができないと思っていたのだが
今回は東山湖で使うテクニックをそのまま生かすことができた。
だいぶスプーンの釣りが体に染みついてきたかな。
前々回からトライしているラインで取るアタリも今回もだいぶ効果があった。
普段一定のたるみがあるラインがフッと真っ直ぐになった時に
サッとロッドを立てるとかかることが多かった。
それまでは手にガツンとアタリが来るまでひたすら待つだけの釣りだった。
だいぶ攻めの釣りになってきた。
今回は全部で8匹釣れたがそのうちの半分くらいはラインのアタリで釣れた。
かなり効果が上がって来ている。
・
朝6時半頃に釣りを始めた頃は空気がひんやりしていて吐く息もほんのちょっとだけ白かったのに
日が出てきたら急に暑くなった。
またまたすっかり日焼けしてしまった。
(リヴァスポット早戸にて撮影)
No.499 秋の江ノ島
2007年10月13日(土)
天気が良かったのでフラフラと江ノ島までやってきた。
僕たちが来るときはいつも風が強いのだが
この日はいつになく穏やか。
サーファーもプカプカ波間に漂い退屈そう。
えぼし岩もよく見えた。
敷物の上で波の音を聞きながら
のんびり本を読んでくつろいだ。
海の近くに住んでたら休みの午後はいつも来ちゃうだろうな...。
・
以前はここに来るときは海沿いにある
県営の駐車場に停めていたが
最近は
モスバーガーの駐車場に停めている。
県営の駐車場だとこの時期1時間400円かかるが
モスバーガーの駐車場だとモスで何か買い物すれば2時間タダで停められるのだ。
あとここのモスバーガーはただのモスバーガーではなくロコモコなどいろんなメニューがある。
江ノ島へお越しの際は是非どうぞ。
※モスバーガーのまわし者ではありません。
拡大地図を表示
(湘南海岸公園にて撮影)
No.500 スポーツの秋
2007年10月20日(土)
〜2007年10月25日(木)後日談追記〜
昨年の夏からダイエットを始めその一環として朝のジョギングを始めた。
家の近くに境川(その名の通り東京都と神奈川県の境を流れている)という川が流れていて
その川沿いの遊歩道が絶好のジョギング・コースになっている。
自宅から川まで走って上流と下流の車が通る橋から橋まで往復して帰ってきてだいたい7kmくらい。
時間にして35〜6分といったところ。
それを週2〜3回くらいのペースで走っていた。
最近ではすっかり慣れて
ちんたら走れば特に苦しくなく走れてしまう。
・
話はちょっと変わるが僕ももう39歳。
20代最後の年には何か記念になることをやっておきたいと思い
ホノルルマラソンを走った。
そして今度は30代最後の年。
実は再びホノルルマラソンを走ろうと画策していたのだが
諸般の事情があってやむなく断念。
それならと
第2回東京マラソンに申し込むが
昨年に引き続き抽選で外れた(涙)。
でもやっぱり30代最後の記念にフルマラソンを走りたい。
ということで今は
湘南国際マラソンを密かにねらっているのだ。
※もう「密か」じゃないけど。
しかしWebを見ると10月20日現在まだ今度の大会要項が発表されていない。
台風9号でコースになっている西湘バイパスが陥没しちゃったみたい。
本当に走れるんだろうか...。
・
兎にも角にもまたフルマラソンに向けての準備を始めることにした。
今まではただ黙々と7kmを走っていただけだが
この10月からは意味のある練習をしようと走り方を変えた。
平日の朝はあまり時間が無いので今まで通り7km。
ただしスピードを出して走るようにした。
肺活量や足の筋力を付けるためだ。
それまで楽ちんに走っていた7kmが急にきつくなった。
でもかなり効いてる感じがする。
そして週末はLSD(ロング・スロー・ディスタンス)。
ゆっくりでもいいからとにかく長い時間走るようにした。
まずは目標を1時間半に設定。
いつも折り返す橋を越えてさらに先へ。
新しいコースを走ると景色も変わって結構楽しい。
MP3プレーヤーで好きな音楽でも聴きながら走れば
いつまででも走り続けられる感じがする。
・
ちょっと脱線するがこの境川は地元のユキちゃん曰く以前は汚いドブ川だったらしいが
最近は水がきれいでいろんな生き物を見ることができる。
コイに亀にカモにシラサギに鵜までいる。
一度だけヘビが川を泳いでいるのも目撃した。
サギや鵜は結構でかいので動物園さながら。
鵜が水中を泳ぐ姿も何度も見た。
そして最近ついにカワセミも2回ほど見ている。
そんな水辺の動物たちを見ながらだと本当に飽きないで走れる。
カモ
亀とコイ
シラサギ
・
10月の最初の週末に初めて1時間半走に挑戦した。
それまでも1時間くらいならたまに走ったことがあった。
それをたった30分延ばしただけ。
どうってことないだろうと軽く考えていた。
しかし1時間を過ぎたあたりから急に膝が痛くなってきて
足も前に出なくなった。
どうにか1時間半走りきったが
たった30分延ばしただけなのに足の疲労度はまったく違った。
走った距離は約17kmくらい。
次の週末、再度1時間半走に挑戦。
1度走ってるから全体の感じも分かってる。
一定のペースで調子よく走れた。
前の週と同じ距離を走ったのにタイムは4分ほど縮まった。
しかも辛さもだいぶ軽減していた。
早くも体が慣れてきたのかな?
・
そしてこの日。
またいつも通り1時間半走に出発。
この日は天気が良くて暑くもなく寒くもなくちょうどいい陽気。
体の調子も良くてなんだか本当にいつまででも走っていられそう。
よーし、それなら思い切って2時間走るか。
ということで途中から2時間走に切り替えた。
1時間半はもう2回走ってだいぶ体も慣れている。
さらに30分延ばしたって大丈夫だろう。
ところが1時間を過ぎて少し膝に痛みが来て
1時間半を過ぎたあたりから本格的に足全体が重くなってきた。
足を前に出すのが辛い。
気を緩めるとすぐにでも止まってしまいそう。
急にホノルルマラソンの後半の感じを思い出した。
ホノルルマラソンの後半も無茶苦茶辛かった。
ゴールしてから「もうフルマラソンは一生走らない」と思ったくらい。
それに近い感覚がよみがえってきた。
川沿いを離れて自宅へ向かう道。
いつもなら何も意識しなくても走れる距離。
それが異様に長く感じた
なんとか這うように自宅にたどり着いた。
きつかった。
ふくらはぎがパンパンで膝も痛い。
ちょっと張り切りすぎた。
・
結局この日走ったのは2時間14分で約23km。
ホノルルマラソン以外で長く走ったのはハーフマラソンが最長。
しかもハーフマラソンは大抵1時間45分くらいでゴールしている。
ということは走るスピードは遅くても
この日はホノルルマラソンに次いで2番目の長時間を走った記録ということになる。
(距離的にもハーフマラソン以上走っているのでやっぱり2番目)
辛い訳だ。
でもこんな感じで1時間半走とたまに2時間走を取り入れながら走り続ければ
かなり実力は付きそう。
30代最後の思い出のフルマラソンに向けてがんばるのだ。
・
〜後日談〜
2007年10月25日(木)
2時間走った後の2〜3日は
足だけでなく全身が筋肉痛になった。
やっぱり長距離走ると足だけでなくからだ全体に負担がかかるみたい。
あとなんだか腰が少し痛かった。
腰痛はちょっと前にも少しあったが
1年前にジョギングを始めてからほとんど無くなったと思っていた。
それがここに来て復活。
会社で椅子から立ったり座ったりするときに
腰にわずかながら痛みを感じた。
そして10月23日(火)の夜。
残業を終え自転車で帰宅途中
訳あっていつもとちょっと違う道を通った。
いつも走らない道だったのでこんな所に柵があるとは思わなかった。
ふと見ると端の方に人が1人通れるくらいの柵の隙間があった。
そこを通ろうとした時にちょっとバランスをくずし変な姿勢で左足を付いた瞬間
!!!!!
全身に電気が走った。
腰に来た!
一瞬身体が固まって動かなくなりそうになったが
パニックにならないように落ち着いてなんとか自転車を漕ぎ出す。
意外にも自転車を漕ぐのには何の支障も無かった。
なんとか自宅までたどり着いたが
自転車を跨いで降りようとしたときや自転車に鍵をかけるときに
全身に激痛が走った。
マンションのエレベータまで歩くのもままならない。
家に着いてからズボンも一人で脱げない。
なんと完全に
ぎっくり腰になってしまったようだ。
・
翌朝になっても症状は全く改善無し。
布団から起きあがるのも一苦労。
なんとか立ち上がっても腰を真っ直ぐにできない。
物につかまってどうにか歩くことはできたが腰は折り曲げたまま。
家にいてもメールで仕事はできるのでとりあえず会社は休むことにした。
(eワークという在宅勤務もできたが、休暇が余ってたので思い切って休暇)
以前ぎっくり腰をやった昔の上司に近くのお勧めの治療院をメールで教えてもらって行ってみた。
整骨院というところでマッサージなどで治療してくれるところ。
全身をマッサージしたりストレッチしてくれて少しは楽になった。
でもそれほど急に治るはずもなく歩くときは腰を曲げたまま。
マンションの玄関付近には若いママさんたちがいて
中腰でヨレヨレと歩くのはなんとも恥ずかしいのだが
少しでも背中を伸ばそうとすると全身に激痛が走って余計挙動不審になってしまう。
みじめだ...。
翌日(これを書いてる日)まだ痛みはあったがとりあえず会社に行ってみた。
電車だと駅までの徒歩が辛いので
ぎっくり腰なのに自転車通勤。
乗り降りの時に注意が必要だが自転車は歩くのよりもはるかに楽なのだ。
会社に着いて自分の席に座ってしまえばあとはそこそこ普段通り仕事ができる。
ただし今までは自分から話をしに行っていった人も電話で席まで来てもらった。
実験室にある基板が見たくなった時も実験室に電話して人に持ってきてもらった。
なんだか申し訳ない気分で一杯。
・
ということで生まれて初めてぎっくり腰になってしまった。
運動不足の人がなるもので自分とは無縁の存在だと思っていたが
まさか自分の身に降りかかってくるとは。
いろいろ調べたら走るのは腰にかなりの負担がかかるらしい。
走る前後にちゃんとストレッチとかしないといけないのだ。
僕は軽い準備体操しかしていなかった。
やっぱり10年前とは身体が確実に変化している。
無理は禁物。
せっかく10月に入って気合いを入れて走り始めたのに
しばらく走るのはおあずけ。
とにかく今はぎっくり腰を治すのが先決。
早く普通の生活が送れる身体に戻りたい...。
(境川にて撮影)
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