3. ローテンブルク (Rothenburg)
Aug. 23, 2002
3.7 自由行動その3
市庁舎の塔を降り次に向かったのは昨日ユキちゃんが来たがっていたクリスマス・ビレッジ。
中は撮影禁止だったので写真はないが本当にクリスマスそのもの。
大きくてきれいなクリスマスツリーもあった。
ユキちゃんの目に星が輝く。
あれやこれやと目移りの連続。
結構長い時間をかけてたくさんのものを買ってしまった。
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たくさん買ったおみやげの1つがこれ(自宅にて撮影)。
お店の中にはこんな感じの人形がたーくさん並んでいた。
これはドイツの民芸品の1つらしい。
面白いのはどれも口に丸い穴が空いていること。
この穴はいったい何に使うんだろう。
パイプを手に持った人形が多い。
お店の人に「この人形ください」と言ったら「これはどうします?」と出された小箱。
(たまたま近くに日本人の店員さんがいた)
お灸のもぐさのような絵が描かれている。
やっと分かった。
これはきっとお腹の中が空洞になっていてそこでこのお香を焚くと口から煙が出るんだ。
どれどれと飾られている人形の1体を手に取りお腹の辺りを引っ張ってみると足の部分からパカッと割れて
中にお香を置く小皿がくっついていた。
せっかくなのでもみの木の香りのお香も買った。
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家に帰って箱を開けてみるとその名もズバリ「お香人形」という日本語で書かれた説明書が。
さっそくお香を焚いてみるとこんな感じで口から煙が出てきた。
なかなかおちゃめである。
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こんな人形に夢中になっているユキちゃんを後目に
僕は「なんでこんなもの欲しがるかねー」とちょっとあきれ気味。
そんな僕の目にフッと留まったのがマッチ箱の中に入った町。
写真ではよく分からないが本当に大きさはマッチ箱くらい。
箱の表には「世界一小さな町」と書かれている(らしい)。
うぉぉぉぉ、こっこれは!
思わず買ってしまった。
(結構高い、確か10ユーロ以上)
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中から出して飾るとこんな感じ。
なぜかこんなチマチマしたものに弱い僕でした。
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あとはたくさんの種類の中からユキちゃんが迷いに迷って選び出した
クリスマス・ツリーに飾る小さい人形4体。
これだってそれぞれ結構高いのだ。
でもウチにはクリスマス・ツリー無いんだけど。
しょうがない、アレカヤシにでも飾るか。
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いつの間にかおみやげレポートになっていた。
舞台をローテンブルクに戻そう。
買い物も終わりローテンブルク見物もだいたい一通り済んだ。
でも夕食まではまだちょっと時間がある。
昨日来て結構気に入ったブルク公園にもう1度行ってみることにする。
昨日も通ったブルク門をくぐる。
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やっぱり素晴らしい眺め。
ずっと見て手も飽きない。
ベンチに座り歩き疲れた足を休めつつ
目の前に広がる雄大な景色にしばし時を忘れる。
(上の写真は4枚のデジカメの写真をパノラマ合成したもの)
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やっと日も暮れてきて昨日から来ようと決めていたローテンブルク最古のレストラン(という噂の)
ツア・ヘルに来る。
外でも気持ちよさそうだったがせっかくなので中に入ってみる。
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中は暗くてなかなかいい雰囲気。
結構混んでいた。
繁盛しているようだ。
食事もビールもおいしかった。
特に日替わりスープが特別おいしかったな。
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ローテンブルクもこれでおしまい。
最初のヴュルツブルクも良かったがここローテンブルクもとても良かった。
名残惜しいけどこれから行く先々もまたいろんな良さがあるのだろう。
さようならローテンブルク。
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