3. ローテンブルク (Rothenburg)
Aug. 23, 2002
3.6 自由行動その2
朝からずいぶん歩き回ってお腹も空いてきた。
マルクト広場に面した場所にあるオープン・テラスのレストランで食事をとることにする。
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お約束のビールとランチ。
ビールは右側が僕が好きだった白ビール(ヴァイツェン・ビア)。
左の普通のビールに比べて白く濁ってるのが分かる。
こくがあっておいしいのだ。
僕がビーフカツ。
ユキちゃんがパスタ。
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料理を前にハイ!ポーズ...のはずが突然のハチの登場におびえるユキちゃん。
ハチはともかくとして向こうのレストランではハエが妙に多かった気がする。
そんなに不潔な所じゃないんだけど。
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突如マルクト広場にごく普通の普段着の結構いいお年のおじさまがぞろぞろ集まってきて
合唱を歌い始めた。
紅一点のおばさんが指揮している。
これが素晴らしくうまい。
低音が効いていて見事なコーラスでまるでプロのコンサートを聴いているよう。
こんな所で食事をとりながらこんな素晴らしい歌声を聞けるとは思わなかった。
超ラッキー。
1曲歌い終わるごとに公園中から盛大な拍手がわき起こっていた。
3曲ほど歌い終わった後またどこへともなく消えていった。
結局なんだったんだろう。
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昼食も済ませたところで次は市庁舎の塔に挑戦。
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こんな感じの狭くて急な階段をひたすら登る。
かなり登ったところでエレベータの中くらいしかない狭い小部屋に着いた。
小さな机とイスがありおじさんが一人座っている。
ここでお金を支払う。
いくらか忘れたが大した金額ではない。
ここから最後の難関、これまた急でちっちゃいはしごを登る。
スカートの人はきっと下から丸見えだろう。
これをエイヤッと登り切るとパッと目の前にローテンブルクの町並みが広がる。
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塔のてっぺんは黒い鉄製の丸い屋根がありその周りをぐるりと囲むように展望台が設置されている。
すごく狭くて人とすれ違うことは困難。
自然と一方向に回る人の流れができる。
そして眼下にはどこまでも続く赤い屋根。
素晴らしい。
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聖ヤコブ教会の雄大な全貌も見える。
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下を見下ろすとマルクト広場の人々が豆粒のよう。
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ほとんどの人は1周すると降りていたが僕たちは2周もしてしまった。
全然飽きなかった。
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