3. ローテンブルク (Rothenburg)


Aug. 22, 2002

3.3到着〜市内観光その3

夕暮れのローテンブルク1 夕暮れのローテンブルク2 夕暮れのローテンブルク3
市内観光も終わりホテルで夕食を食べた後
まだ外も明るいので2人で町に繰り出した。
町はあちこちライトアップされていてまた別の顔になっていた。

マルクト広場
マルクト広場。
この仕掛け時計が夜9時に動く。
他愛の無いものらしいがとりあえず名物なので見ていくことにしよう。
ちらほらと人が集まってきている。

市庁舎前の階段
市庁舎前の階段に腰掛けてその時を待つ。
日本人が多い。
後ろに座ってるおじさんがちょっと怖い。

仕掛け時計
そして9時。
鐘の音とともに時計の左右の扉が開いた。
この仕掛け時計は以下の実話を表している。
三十年戦争の際、ローテンブルクを攻めた将軍ティリーが
誰かがこの4.2リットルの特大ジョッキ一杯のワインを一気に飲み干す者がいたら
ローテンブルクを焼き払うのを止めると言い出した。
それを聞いた当時のローテンブルク市長、マイスタートルンクが自分がやると申し出て
本当に一気に4.2リットルのワインを飲み干し、ローテンブルクは焼き払われなくて済んだという。
仕掛け時計の左の扉には右を向いた将軍ティリーの横顔。
右の扉は左を向いているローテンブルク市長が手に持ったジョッキを持ち上げる。
たったこれだけの仕掛け時計。
話には聞いていたが本当に他愛の無いものだった。

聖ゲオルグ教会1 聖ゲオルグ教会2
ふとどこからかパイプオルガンの音が聞こえてきた。
音のする方角には聖ゲオルグ教会がある。
歩いていくと他にもパイプオルガンの音色に引き寄せられて来た人たちがいた。
玄関を開けようとするが閉まっているようだ。
外から見ても教会の中に明かりがついているようには見えない。
いったい誰がなんのために弾いているんだろうか。
重圧感のある素晴らしい音色である。
教会の外でしばし清らかなパイプオルガンの演奏に浸った。

マルクト広場の人だかり
マルクト広場に戻るとなぜか人だかりが出来ていた。
集まっているのはドイツ人ばかり。
真ん中で何か喋っている人がいる。
たまに笑い声が上がっている。
何か面白い話を話しているようだ。

夜の更けた暮れた町
夜もすっかり更けてきた。
そろそろホテルに戻って寝るか。
夜のローテンブルクで2人で撮影
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