No.306 横浜大桟橋
2004年4月30日(金)
横浜大桟橋
僕がAustinに行ってる間に開通したみなとみらい線に乗って横浜大桟橋に行ってきた。
前はJR京浜東北線の関内駅から歩いて20分くらいかかった大桟橋だが
みなとみらい線の日本大通り駅(※)からなら歩いて10分くらい。
だいぶ便利になった。
※日本大・通りではなく、日本・大通りである。

むかーし、まだ僕がバイクに乗っていた頃に来たことがあるが
その時からすっかり新しく変わっていた。
いつの間にこんな大工事をしたんだろ。
木の板でボードウォークのように作られた大桟橋は
全体が1つの公園のようになっている。
芝生のエリアもある。
そして全てが流れるような流線型になっていて
歩いているだけで結構面白い。
全てが流線型 ホール
周囲を見渡せばベイブリッヂも見えるし
ランドマークタワーや赤レンガ倉庫も見える。
もちろん横浜港内を行き来する船もたくさん見える。
天気のいい日にのんびり1日いても結構飽きなさそう。
一通りぐるっと歩き回った後
ボードウォークの一角にあったカフェで
ビールとコーヒーを飲んでのんびりした。

※この日はこの後ワールド・ポーターズまで歩いて行ってショッピングを楽しんで
再びみなとみらい線に乗って今度は中華街まで行って豚まんを食べて
横浜そごうでやってる「ディック・ブルーナ展(ミッフィーを書いた人)」を見て
帰ったのであった。
ビールとコーヒー
(横浜大桟橋で撮影)
No.307 黄色い魚
2004年5月3日(月)
ヒデオが釣った黄色い魚
昨年の11月1日以来半年ぶりに釣りに行った。
場所は毎度おなじみのリヴァスポット早戸
久々にヒデオも一緒。
この日の天気予報は曇り時々晴れ。
気温もそこそこ暖かくなるはずだった。
しかし朝4時半に家を出たときから霧雨のような細かい雨が降っていて
結局午前中はずっとそんな雨が降り続いたままだった。
太陽も出ないので気温も低いまんま。
たいした装備をしないで来てしまったため
雨に濡れて寒い思いをしながらの釣りになってしまった。

半年もブランクが空いてしまったので前のように釣れるかちょっと不安だったが
スプーンでもミノーのでもそこそこ順調に釣れた。
しかしリヴァスポット早戸にはちょっとした異変が。
いつものように大量にいる魚に混じって見慣れない黄色い魚が泳いでいた。
前はあんな魚はいなかった。
最初に僕の竿にその黄色い魚がかかったが
小さかったしなんとなくおいしくなさそうだったのでそのまま逃がしてしまった。
(※バーブレス・フックだったので実は手元まで引き寄せたときに勝手にバレてしまったのだが)
その後ヒデオが
「アレ、どんな味がするのかな。食ってみようよ」
と言い出してそれ以降はもしまた黄色いのが釣れたら持って帰ることにした。
その黄色い魚は結構ルアーにはよく反応して追いかけるそぶりも見せるのだが
食いつくまでにはいたらない。
しかしついにヒデオが釣り上げることに成功した(トップの写真)。
おおー、やっぱりうまくなさそうー。
そんなこんなで本日の釣果はこんな感じ。
この日の釣果
大きいの3匹と小さいのと中っくらいのが3匹
黄色いのが1匹の合計7匹。
黄色いのは見た目以上に小さかった。
リリースした魚は数知れず。
僕がこの日釣った魚は多分7〜8匹程度。
ちょっと少なめの1日だった。

帰ってさっそく塩焼きにして食べた。
黄色いのはヒデオ担当。
味はごく普通(想像通り)。
結局あの黄色い魚はなんて魚だったのだろう...。
僕も釣った
リヴァスポット早戸にて撮影)
No.308 立石会@タカシんち
2004年5月4日(火)
立石会@タカシんち
この日は弟のタカシのご自慢の新居でこれまた本当に久しぶりの立石会が行われた。

今回の立石会のテーマは餃子パーティー。
4時頃に参加メンバーがほぼ集合してから
全員で黙々と餃子作りに取りかかった。
僕も子供の時に何度か餃子を作った記憶があるが
最近はとんと作っていない。
わずかな記憶を頼りにおぼつかない手つきで作っていると
少しずつ餃子の形がまともになっていった。
意外だったのがヒデオが餃子作りがうまいこと。
なかなかいい形の餃子を手早く作る。
きっと普段から作ってるのね。
こうしてわずか30分ほどの時間で何十個もの餃子が完成した。
完成した餃子

それからはひたすら飲んで食っての大騒ぎ。
餃子はでっかいテーブル・クッキング・コンロで目の前で焼きながら食べる。
焼きたての餃子を食べながら飲むビール。
ク〜たまらん!
カズコおばさんが持ってきたニュージーランド産のクリームチーズがこれまたバカうまで
リッツに付けて食べると最高。
これをつまみに飲む赤ワイン。
ク〜たまらん!
そんなこんなで僕はすっかり酔っぱらい時間もあっという間に過ぎていった。

いやー、なかなか楽しい宴会でありました。
タカシと奥様のヤヨイさん、どうもありがとうございました。
そして数々のご無礼、粗相をお許しください。
でもこれに懲りずにまた呼んでね。
帰る寸前の集合写真
(タカシの新居にて撮影)
No.309 Mt. Bonnell
2004年5月15日(土)
Mt. Bonnell
またまたやって来ましたAustin。
一応3月までということで参加した今回のプロジェクトであったが
その後大幅な延長が決定。
今後も続けるのであればUSのVISAが必要であろうということで
4月はVISAを取得するための一時帰国のようなものだったのだ。
延長したプロジェクトは今年一杯までとも来年までとも言われている。
乗りかかった船だ。
こうなったらAustinに骨を埋める覚悟で最後までやり抜いてやる。

5月12日水曜日にAustin入りしてこの日が最初の土曜日。
このところAustin(というかTexas)はあまり天気が良くない。
着いてからほぼ毎日雨が降ったり止んだりの天気だった。
ニュースでは大雨で水没した町の映像も流れる。
そんな中この土曜日はなかなかのいい天気になった。
この前の日、友人(日本人)と夜遅くまで飲んでしまいこの日は二日酔い気味だったが
とりあえずどこかに出かけることにした。
どこに行こうか考えた結果、前回の最後にAustinにできた友人に連れて行ってもらった
Austinが一望できる公園Mt. Bonnellに行ってみることにした。

カーナビに案内されて到着したMt Bonnell。
やっぱり眺めがいい。
結構たくさんの人が来ていて
お昼時だったせいかお弁当を食べてる人もたくさんいた。
ここから撮影したAustinのダウンタウン方面が下の写真。
右の方でビルが密集しているあたりがダウンタウン。
ここに州の議事堂State Capitolもある。
一番左端に見えるタワーは通称UTと呼ばれるテキサス大学(University of Texas)のシンボルUT Tower。
(UT Towerの前で撮影した写真はこちら
手前に広がるのはAustinの郊外である。
この辺りはちょっと特別だがそれでもAustinがいかに緑の多い街かがお分かりいただけるだろう。
AustinのDowntown

超高級住宅街
ここMt. BonnellはLake AustinというColorado川をせき止めてできた
ちょっとしたダム湖の脇にある。
そのLake Austinの周りは超高級住宅街になっていて
さながらAustinのビバリーヒルズといったところ。
Lake Austinとその周りに広がる超高級住宅街もここMt. Bonnellからは一望できる。
見るからに立派なお屋敷がたくさん建ち並び
湖に面した家には必ずと言っていいほど自分専用の桟橋がある。
ボート専用のガレージもいくつか見受けられる。
ため息が出るほど贅沢なエリアである。
こんな所住んでみたいのー。
(Mt. Bonnellにて撮影)
No.310 Houstonを目指して
2004年5月16日(日)
Houstonを目指して
Houstonの近くに日本のスーパーがあるという情報を入手した。
Austinにも日本の食材を扱っているスーパーはあるのだが
それは韓国人が経営しているスーパー。
Houstonの近くのスーパーは紛れもなく日本のスーパーだという。
Austinに到着してまだ間もないので
それほど日本食が恋しいという訳ではないのだが
とりあえずHoustonに行くための口実にはなる。
3月までAustinにいたときはいつか行こう行こうと思いつつ
結局DallasもHoustonも行かなかったので
ドライブがてらその日本のスーパー目指して
今回いよいよHoustonまで行ってみることにした。

DAIDO(大道)という名のそのスーパーは幸いWebで簡単に所在地を知ることができた。
今回の僕のレンタカーもカーナビ付きにしたので
所在地さえ分かればそれをインプットして目的地までカーナビに連れて行ってもらえる。
目的地までの距離はおよそ160マイルとのこと。
キロに直すとだいたい256km。
さすがに遠いなー。

途中いくつか信号があったりするが
ほとんどまっすぐでハイウェイと呼んでもいいような道(TX71)をひたすら東へ向かう。
制限速度は70マイル(時速約112km)。
車の数が少ないので気持ちよく走れる。
同じような景色の中だいたい2時間ほど走ったところでI-10という国道に入る。
※文章で書くとちょっとだが実際には2時間はかなり長かった。
ここからは完全なハイウェイ。
さらに1時間近く走りカーナビに案内されるまま走っていくと
前方に料金所らしきゲートが。
げ!
いつの間にか有料道路になっていた。
それならそうと言ってくれれば別の道にしたのに。
渋々$1.25を払う(ちょうど小銭があった)。
その後約10分ほど走ったところで無事に目的地、大道に到着した。

DAIDO
人から聞いたときにはでっかいショッピングセンターのようなものを想像していたのだが
Austinにある韓国人の経営するNEW ORIENTAL MARKETといい勝負のちっちゃいスーパーだった。
俺はこんな店を目指してはるばる3時間かけてやってきたのか!
せっかく来たので中に入ってみる。
このときまだ午前11時半だったせいか
入ると店員さんがみんな「おはようございます」と声をかけてくる。
おおー、さすがに日本のスーパーだ!
お客さんも日本人が多い。
Houstonにも多くの日本人が住んでいるようだ。
売ってる食材は意外にもNEW ORIENTAL MARKETとそんなに変わらない感じ。
長ネギと刺身を売ってるのがさすが日本といった感じ。
せっかく来たので何か買おうかと思ったが
この後とりあえずHoustonをぐるっと見て回りたいと思っていたので
まずは何も買わずに店を出た。

さてどこに行こうか。
ここでHoustonの地図を持っていないことに気づく。
カーナビでだいたいの方向は分かるのでHoustonの中心の方へ行ってみることにした。
さすがHouston、道路を走る車の数も多く
Austinよりもちょっと都会的。
しかし高層ビルが建ち並ぶ大都市を想像していたのだが
確かにひょろ長いビルはいくつか建っているものの
大都市といった感じの所にはたどり着けなかった。
HoustonはAustinなんかより遙かにでかい都市なのだ。
このまま当てもなく走っていても仕方がない。
作戦を練るためにショッピングセンターの駐車場に入る。
Houstonは比較的海(メキシコ湾)から近い。
テキサス全体の地図はあったのでHoustonの近くの海沿いにState Parkがあることが分かった。
カーナビで検索したところ距離は約45マイル(約72km)。
たっぷり片道1時間はかかるだろう。
そこまでの往復2時間とAustinまでの3時間
併せて5時間をこれから走る気はしなかった。
カーナビで他に何か無いかと検索していたところ
Antique Car Museumというのが比較的近くにあることが分かった。
ちょっと面白そうである。
行ってみることにした。

比較的近くと言いつつだいたい20分くらい走ったところで
前方右手が目的地だとカーナビが告げた。
どれどれ。
しかしそれらしき建物は見つからない。
気が付くとカーナビが指し示していた場所は過ぎてしまっていた。
やられた。
無くなってる。
せっかく来たのにー。
※ホテルに戻ってからWebなどで探してみたが結局Antique Car Museumというものは見つからなかった。
お昼も過ぎていたのでその近くにあったバーガーキングで昼食を食べて
仕方がないのでまたDAIDOまで戻ることにした。

DAIDOに戻って今度は本当にお買い物。
店の片隅にちょっと変わった空間があった。
そこには日本の雑誌がいくつか置いてあり
※よく見なかったがおそらく多少古いものだろう。
それから普通のビデオテープで録画したような
日本のテレビ番組のレンタルビデオもずらりと並んでいる。
近くにこんな店があったら何かと便利だっただろう。
とりあえず僕はおかめ納豆と永谷園のお茶漬けと一平ちゃん焼きそばと赤いきつねを買った。
雑誌とレンタルビデオ

この後ガソリンを給油して再び3時間の道のりをAustinまで帰った。
帰りは行きと違ってだいたいの距離が分かっているので多少気持ち的にはゆとりがあった。
でもやっぱり遠かった。
(Houstonまでの道の途中とDAIDOにて撮影)
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