No.346 Austin便りその57〜Walterのウチ
2004年10月24日(日)
前日のボートに引き続き
翌日曜日もWalterに世話になった。
今度は自宅でパーティー。
ここでも再び驚かされることになった。
Walterは一軒家に一人暮らし。
この家がまた素晴らしい!
1階建てだが広くて部屋がたくさんある。
リビングもカウンターキッチンも無茶苦茶広い。
庭には広いバルコニーとジャグジーもある。
これだけ広い家が約3,000万円くらいだという。
3,000万円出して買ったWalterもエライが
それくらいでこんなでっかい家が買えてしまうアメリカもすごい。
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広いリビングとカウンターキッチン。
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広い庭にはバルコニーとジャグジーまで。
素晴らしすぎる!
・
この日もWalterのGirl FriendのJenifer登場。
今度は僕にとっては初めてのJohn(ジョン)もやって来た。
WalterとJohnは毎週日曜日に一緒に料理教室に通っている仲らしい。
とてもそんな風には見えないところが面白い。
そんな訳で今日はWalterの自家製の料理。
Mさんもかなり料理の腕は高いので
事前にCentral Marketで食材を調達して
石狩鍋に挑戦。
かなりまともな食材を用意したつもりだったが
Mさん曰く白菜か長ネギだかがいまいちで味があまり良く出なかったという。
確かに何かいまいちな味だった。
それでもWalter達には結構好評だった。
Walterの料理も相当うまかった。
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それぞれの料理に励むMさんとWalter。
僕たちはただ暖かく見守るだけ。
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この後Walterご自慢の55インチのMitsubishiのプロジェクターTVのご披露。
恐らくこれを僕たちに見せたくてこの日僕たちを招いてくれたんだろう。
おまけに5.1chのサウンドが凄まじい。
隣の家との距離がそこそこ離れているので
どんなに大きな音を出しても大丈夫。
これだったら本当に映画館に行かなくても大丈夫だなと思った。
KenのウチといいWalterのウチといい。
羨ましくなる生活。
もうこっちに移り住もうかな...?
(Walterのウチにて撮影)
No.347 Austin便りその58〜Halloweenの光景
2004年10月31日(日)
この日はHappy Halloween!
と言っても僕には全くと言っていいほど思い入れが無い。
ただしお店などのディスプレイはここしばらくハロウィン一色だった。
ハロウィンのイメージカラーはなんといってもオレンジ。
これはカボチャの色から来ているらしい。
実際ちょっと前には僕がよく行くH-E-Bの軒先にでっかいオレンジ色のカボチャが大量に売っていた。
(この時の写真が無いのが悔やまれる)
あとはハロウィンと言えば仮装とお化け。
Kenに聞いたがこの時期になると日本でいうお化け屋敷のようなものが出来て
大流行になるんだとか。
あとは自分の家に簡単なお化け屋敷のようなものを作って人を招いて楽しんだりもするらしい。
また有名なところでは子供達が仮装して近所の家を回ってキャンディーをもらうこと。
(数年前に日本人の子供がこの時に銃で撃たれて話題になったねー...)
これらは今でも実際に行われているらしい。
TVでも子供用の仮装グッズのCMなどが流れていた。
前日の夜とこの日の夜
ダウンタウンの6th Streetという一番にぎわう通りが
仮装した人たちで溢れるらしい。
朝のニュースで前日の夜のシーンを放送していた。
面白そうだったけど
ユキちゃんでもいれば一緒に見に行くところだったが
1人で行っても面白くないのでやめた。
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とは言ってもなんとかWebではハロウィンのイメージ写真を紹介したい。
日曜日の夕方になってカメラを持ってショッピングモールをうろついた。
しかし遅すぎた。
いくつかのお店がすでにクリスマス・モードに入ってしまっていた。
ハロウィンが過ぎたらもうクリスマスなんだね。
なんとかユキちゃんの好きなWhole Foodsというオーガニック食品専門のスーパーの軒先で
ハロウィンのシンボルとも言うべきカボチャが置かれているのを発見。
これが本日トップの写真。
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ハロウィンというとなぜかクモ。
この写真は会社のエレベータ・ホールの写真なのだが
いつからかこんな感じでクモの巣だらけに飾られていた(もちろんクモの模型もくっついている)。
古びたお化け屋敷のイメージなのだろう。
ガイコツとかコウモリとかのたぐいのお化けなら全然いいが
クモだけは勘弁して欲しい。
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H-E-Bのお菓子売り場もこんな感じ。
クモの絵がいっぱい。
お陰でだいぶ慣れた。
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究極がコレ。
この前Walterのウチに行った時に見つけたもの。
クモの形のろうそく立てである。
なんとも悪趣味なろうそく立て。
気持ち悪くてとても手のひらにはのっけられない。
・
ちょっと話は変わるか
この日の朝2時から時間が1時間ずれた。
日本で言うサマータイムが終わったのだ。
(※ちなみにこっちでサマータイムと言っても全く通じない。
本当の名前はDaylight Saving Timeという)
朝の7時が6時になった。
つまり今までより1時間遅くまで寝ていられると言うこと。
(寝る時間だって1時間遅くなる訳だから結局は変わらないんだけどね)
話には聞いていたが実際に時間が変わるその時をアメリカで経験したのは初めて。
でも別にどってこと無かった。
朝起きたら1時間ずれてただけってこと。
テレビ番組だって変更後の時間で普通に放送している。
皆何事も無かったかのように普通に生活している。
ただしカレンダー機能を内蔵していない時計などは自分で合わせなくちゃいけないんだけどね。
(あちこちで撮影)
No.348 Austin便りその59〜Inks Lake State Park
2004年11月6日(土)
Halloweenを過ぎて突然スイッチが切り替わったかのように寒くなった。
僕にとってはこの時期Austinで過ごすのは初めてなので
いつもこんなに暖かいのかと思ったら
やっぱり今年は例年になく暖かいらしい。
普通なら10月でかなり気温が下がるそうだ。
11月になって突然冬に突入したかのような寒い一週間だった。
しかしこの週末は再び一転。
陽気はかなり良くなるらしい。
この土曜日も朝から晴天でいい陽気だった。
絶好の行楽日和。
これはどこかに行かなければ!
ということで久々にまだ行ったことのないState Parkに行ってみることにした。
地図とにらめっこしながら比較的近くそして面白そうな
Inks Lake State Parkに行くことにした。
ここは
Longhorn Cavernの近く。
車で約1時間半くらいで着いた。
事前にWebで調べてだいたいのことは知っていたが
ここは完全なキャンプ場であった。
普通のテントのキャンパーもいれば
日本ではなかなかお目にかかれないトレーラー・タイプのキャンプもかなり多かった。
この日は天気も良かったせいか
キャンプもとても気持ちよさそうだった。
うう、キャンプがしたい...。
・
遠くに桟橋が見える。
ちょっと行ってみることにした。
思った通り釣りを楽しむ人がいた。
あまり釣れていないようだったけど...。
釣り竿を持った少年少女たちとすれ違った。
これから君たちもこの桟橋で釣りを楽しむのか。
しばらくして振り返るとなんとみんなずぶずぶと湖に入って遊んでいた。
それじゃー魚は釣れないよ!
と心の中で突っ込みつつもとても楽しそうで羨ましかった。
・
突然右足のかかとの辺りに激痛が走った。
激痛と言っても針で刺されたかのようなチクリとした痛さだ。
慌てて足を見ると小さい赤いアリがへばりついていた。
これか!
Fire Ants(ファイヤー・アンツ=火のアリ)だ。
前にKevinに聞いたことがある。
会社やホテルの近くでもよく見かける赤くて小さいアリだ。
しかし刺されると結構痛いらしい。
この日僕はいつものようにビーサンで草っぱらの中を歩いた時に何匹か足に付いたらしい。
刺されたのはこの日が初めて。
確かに強烈な痛さ。
腫れるかと思ったが痛かったのはほんのちょっとの間だけで
その後は刺された場所さえも分からないくらいに跡形もなくなっていた。
※間違い。やっぱりプックリと赤く小さく腫れていた。
でも不思議と痒さは感じない。
まああまり喜ばしことではないがTexas名物の1つを身をもって体感できた。
・
ここInks Lake State Park内の唯一の売店。
中にはお土産品の他にソフトドリンクや調味料なども売られていた。
ボートや自転車の貸し出しなどもやっている。
ふと見つけたSnake Bite Kit。
言ってみれば毒蛇に噛まれた時の応急処置用具だ。
やっぱりいるのね。この辺りにも。
持っていてもいざ噛まれた時に英語の説明書を読んでる間に手遅れになっちゃいそうね。
・
せっかくなのでハイキング・コースも少し歩いてみる。
ちょっとした丘を登っていって目の前が開けると
湖が一望できる場所があった。
なかなか気持ちがいい。
湖面近くに唯一紅葉(...と言っても黄色だけど)してる木を発見。
いよいよTexasも秋。
僕のAustinでの仕事もあと2ヶ月足らずである。
(Inks Lake State Parkにて撮影)
No.349 Austin便りその60〜San Marcosでお買い物
2004年11月13日(土)
天気予報によるとこの週末は寒くてずっと雨らしい。
遠出は無理そうなので先週くらいから上映が始まった
ディズニー/ピクサーの新作CGアニメ「The Incredibles」でも見に行こうかと思っていたのだが
少し会社で仕事をしていたらうまく時間が合わなくなってしまった。
それならばと前からまた行きたいと思っていた
San MarcosのOutlet Mallに行くことにした。
・
目的はウェストバッグ。
前の週に近くにある
REIをぶらぶら見ていたら
なかなかいいウェストバッグ($30)を見つけてしまったのだ。
本当にもう少しで買いそうになったが
少しクーリング・オフしようと
そしてやっぱりSan MarcosのOutletもチェックしなければと
なんとかその場では買うのを我慢した。
この日まずやって来たのは
Tanger Outletの
Timberland。
このブランド、結構センスが良くて僕は好きなのだ。
実は昨年の12月に初めて人にここのOutletに連れてきてもらった時に
すでにTimberlandのウェストバッグを1つ買っていた(ちょっと小さめだったので今は日本にある)。
そんな訳でウェストバッグならばと再びここにやって来たのだ。
しかしやっぱり前に買ったのと同じような感じのものしか無かった。
REIで見たのはもっと大きくてしっかりとしたやつだった。
せっかく来たんだからとブラブラ他のものを見て回る。
すると結構感じのいいジャケットを見つけてしまった。
しまった!
実は前の週にREIに行ったのも本当は冬用のジャケットが欲しかったから。
その時はあまりいいのが無かったのとどれも結構高かった($160〜$200)ので
あきらめたのだ。
しかしここでは結構いいやつが$119.99で売っている。
XSというサイズを着てみたらピッタリだった(Sもあったがちょっと大きめ)。
XSは1つしか残っていない。
困った、欲しい...。
ユキちゃんからは買うなら事前に写真を見せてと言われていた。
とりあえず頭を冷やそうとちょっと離れた。
すると日本人風の夫婦が同じジャケットに目をつけ男の方がXSを試着し始めた。
しまったー!!!
一瞬の気の迷いが...。
急にとても損をしたような気になったがまあ仕方がない。
あきらめるか...。
しかししばらくして見に行くとXSはまだ残っていた。
どうやら買わなかったらしい。
良かったような困ったような...。
一旦店を出る。
となりには
Eddie BauerのOutletがあったのでちょっとのぞいてみる。
すると今度こそ結構いいウェストバッグを発見。
値段も$19.99でREIで見たやつよりもお安い。
実はREIというブランド名が入っていたのも欲しかった理由の1つなのだが
こっちの方が色もいいし何より安い。
ということでこっちを購入決定。
・
さて問題はジャケットだ。
確かTanger OutletにはL.L.Beanもあったはず。
近くにあったお店の案内図を見たがそれらしきお店は見つからない。
隣の
Prime Outletsだったかなー。
この日は天気がいまいちだったのに結構車が混んでいた。
となりのOutletに行くのにも結構時間がかかりそう。
それでもやっぱりL.L.Beanをチェックしてからじゃないと買うことはできない。
がんばって行くことにした。
時間はすでに5時を回っていて辺りは薄暗くなり始めていた。
駐車場内の渋滞をなんとか抜けてやっとPrime Outletsに到着。
しかし案内図を見たがやはりL.L.Beanという文字は見つからなかった。
Webでは確かにどっちかのOutletにあったはずだったんだけどなー...。
(その後L.L.Beanは別の場所のTanger Outletだったことが判明)
しょうがない。
再び渋滞を抜けTanger Outletに戻る。
Timberlandに戻るとまだXSは残っていた。
再びジャケットを試着。
やっぱりいい。
えーい、買ってしまえー!
やっとご購入決定。
$119.99+税だと思っていたのだが
なんとさらにレジで$48も引いてくれて最終的には$77.93で買うことができた。
その日は何か特別なセールをやっていたみたい。
全然知らなかった。
その後再び隣のEddie Bauerに戻ってウェストバッグも購入。
こっちも$19.99だと思っていたのに$4安くなって税込みで$17.31だった。
なんだかとっても得した気分。
・
ということで買ったもののお披露目。
これがウェストバッグ。
またやってしまった。
オレンジ色。
でもこの色好きなんだよなー。
ちょっと使っているがやっぱりウェストバッグはいい。
その便利さを改めて認識してしまった。
一方悩みに悩んで買ったジャケットはこれ。
なぜキッチンで撮っているかというと
ここがホテルの部屋の中で一番明るい場所だから。
このジャケットは内側がフリースになっていて
フリースを外して単体で使うこともできる。
更にフリースを外せば薄手のジャケットにも早変わり。
なかなかの優れもの。
普段はフリースを付けておけばかなり暖かい。
これでこの寒いテキサスを乗り切るぞ!!!
・
ちなみに「The Incredibles」は翌日見に行った。
雨だったせいか映画館大盛況。
「The Incredibles」は3つの劇場で上映していたが軒並みSold Out。
それでもなんとか見ることが出来た。
この映画あまり期待していなかったせいもあるかもしれないけど
かなり良かった!
ピクサーの中では最高じゃないか!?
レビューはいつもの所で...。
(Tanger Outletおよびホテルの部屋にて撮影)
No.350 Austin便りその61〜最近のマイブーム(ビールのお話)
2004年11月16日(火)
以前にも
普段はこんなものを飲んでいるといったようなレポートをお送りしたが
最近はもっぱらこれにはまっている。
ご覧の通り別に珍しくもないコロナ・ビール。
「Austinに行ったらShiner Bockでしょう!」と我が兄コークンに薦められ
結構おいしのでしばらく飲んだが所詮黒ビール系。
次第に飽きてくる。
その後も日本産ビールも含めていろいろ飲み比べてみたが
最近はすっかりこれ。
とは言えコロナ・ビールはこっちもでそこそこの値段なので
(と言っても12オンス=約350ml弱の瓶12本で約$15。これでもこっちでは高い方!)
会社から帰って最初の2本くらいは安ビールで底上げ。
安ビールは以前ご紹介した頃(1月)はBUSCHなどというよく分からない無名のビールだったが
その後ミラー・ライトに変わり
今回9月にAustinに来て以来はずっとクアーズである。
アメリカの定番ビール、バドワイザー、ミラー、クアーズと3種類飲み比べて
一番クアーズがおいしいと感じた。
そしてコロナである。
コロナと言えばライム。
近所の24時間営業のでっかいスーパーH-E-Bでは
ライム10個で$1で売っていた(先週買いに行ったら8個で$1に値上がりしていた)。
そいつをナイフで4つ切り。
普通お店で飲むコロナは瓶の中にライムが無造作につっこんであるが
あれは小さく切ったライムだからできる技。
1/4のサイズだったら瓶には入らない。
よってグラスに注いでそこにライムを搾って落とす。
これが激うま!
瓶1本はグラス2杯分なので
最初の1杯目はライムを半分くらい搾って
残りの2杯目は最後まで絞ってグラスに落とす。
ライム1/4でコロナ1本楽しめる。
日本でライム入りのコロナなんか頼もうものなら
最低でも1本\500くらいするのではないだろうか。
それがこっちではライム含めて$2弱。
たまらんです!
思わず飲み過ぎてしまう今日この頃。
・
実はコロナもクアーズも
目覚めたのは9月に
Noboさんと過ごしたMotelでの初夜の時のこと。
Noboさん、ありがとー!!
(ホテルの部屋で撮影)
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