私は毎日飲まなくては生きていけないということはないですが、週末などに落ち着いて飲む酒は好きです。宴会の時にはついつい飲み過ぎて地獄を味わったりもしますが、量よりは質で、美味しい酒をほろ酔い加減に飲む…これは幸せです。
さてそんなわけで、ライヴハウスは酒と演奏の両方で酔うことができるということでも、天国のような場所です。店によっては酒の種類もなくてプラスチックのコップで出される所もありますが、演奏が良くても少し寂しい感じがします。料理が美味しい店も良いですが、演奏中に食べながら聴くというのは集中できないので、ライヴ前か休憩時間に食べることになります。まわりで食べられているのも気になります…そういえば、アメリカの古いライヴ盤などを聴くと、ざわざわと話す声に混じって食器がカチャカチャ鳴る音が聞こえて、そういった扱いの音楽だったんだなぁと実感できます。
私の場合、ライヴハウスではスコッチとかバーボンなどのスピリッツをロックで頼む、ということに決めています。演奏中(曲間)にチビチビとやって、休憩時間におかわりを頼んでまたチビチビと飲み続ける至福…。私にとってはその2杯が、酔わずに緊張を和らげる、ちょうど良い量なのです。ビールでは途中でぬるくなるしトイレも近くなる、水割では氷が溶けると酒でなくなってしまうので、やはりロックに限ります。あまり他のバーで飲むようなことが無いので、この時とばかりにいろんな銘柄を飲み比べて楽しんでみたりもします。ただ最近は胃の調子が悪いので、強い酒は避けなければならないのですが…。
お薦め スコッチ・シングルモルト ダルモア 味も香りも、ウイスキーらしい豊潤な落ち着きがあって大好きです。 バーボン フォアローゼス・ブラック バーボン特有の香りが際立っています。ブラックでないといけません。 ウオッカ ズブロッカ 最近は市販で安くなったので、バーで飲むのは抵抗ありますが…。
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