[
前へ |
バックナンバー一覧へ |
次へ ]
No.501 富士を背に釣る男
2007年11月3日(土)
美しい富士山に背を向けて黙々と釣りをする男。
我が兄コウくんである。
今回はめずらしくコウくんから誘われて釣りに行ってきた。
場所は僕のホームグラウンド(?)の
東山湖。
上の写真は僕がトイレに行ったときに撮影したもので
わざわざ携帯でこっちを向いて釣りをするように頼んだ。
我ながら結構いい写真だと思う。
何枚か撮影してもういいやとトイレへ向かったのだが
なんとその直後に釣れたらしい。
絶好の撮影チャンスを逃してしまった。
・
コウくんと一緒に釣りをするのは初めて。
結構楽しみだったが同時に
「負ける訳にはいかない」
という変なライバル心もあった。
そして当日。
釣り始めたはいいものの全く釣れない。
というよりも
6月以来5ヶ月ぶりの東山湖での釣りのカンをすっかり忘れてしまっていた。
そうこうしているうちにコウくんがぽんぽーんと2匹ほど釣った。
2匹ともちっちゃかったが釣れないよりかは何百倍もマシ。
僕の方はさっぱり。
何回かかかったがすぐにバレてしまった。
くやしさというよりもむしろあきらめ感の方が強かった。
もしかしたら本当にボウズかもしれない...。
しかし釣りを始めて2時間以上経った9時過ぎ
ついにかかった。
今回はしっかりと針がかかったみたいでバレなかった。
しかも結構大物っぽくてぐいぐいと引いた。
コウくんにネットを貸してもらってなんとか1匹目をゲット。
それほど特大ではなかったが
それまでコウくんが釣ったものよりも大きかった。
何はともあれ1匹釣ってちょっと安心。
しかしその後も立て続けに僕の方にアタリが来て数匹釣った。
今度はコウくんに焦りの顔が。
しかしそれ以降は2人ともそこそこ順調だった。
コウくんはぽつぽつとだがコンスタントに確実に釣れ続け
僕は波があって連れるときは連続して連れまくり
釣れないときはさっぱり、といった感じだった。
・
そして今回もかかってしまった。
とびきりでかい大物が。
かかった瞬間からそれまでの魚と引きが全く違った。
そいつが泳ぎ始めると強烈な重さが竿に感じられた。
なんとか引き寄せて水面から顔も出させた。
一見コイのような50cmくらいある大きなニジマス。
もうちょっとで網に入りそうなところまで来るが
すぐにまた泳いで行ってしまう。
竿がすごい勢いでしなる。
なんとか糸を切らずに持ちこたえていたが
2〜3回姿を見せた後でいきなりプツンと切られてしまった。
僕は慣れていたのでそうでもなかったが
近くでカメラ片手に見ていたコウくんの方が放心状態だった。
また1個スプーンが持ってかれてしまった。
悔しい。
下の写真はその大物との格闘中の1コマ。
人と行くとこういうシーンを撮ってもらえるのがうれしい。
・
その後も比較的順調。
僕1人の時はお昼過ぎくらいで帰ってしまうのだが
この日は結局4時くらいまで釣っていた。
お持ち帰りは大小合わせて11匹。
後半はよっぽどの大物でないかぎりほとんどリリースしていたので
2人で釣ったのは20匹を超えたのではないだろうか。
かなり楽しめた。
コウくんには僕の案内で東山湖まで来てもらって
楽しんで帰ってもらえて本当に良かった。
これでほとんど釣れなかったらもう2度と来てもらえることはないだろう。
またいつか一緒に来れたらいいなと思っている。
・
※ぎっくり腰はまだ多少腰は痛むものの平常生活を送れるくらいに回復しました。
来週くらいからまた少しずつ走り始めようと思っています。
ご心配おかけしました。
・
(東山湖フィッシングエリアにて撮影)
No.502 ハイドロカルチャー新作
2007年11月18日(日)
ハイドロカルチャーとはハイドロボールという赤茶色い小粒の石のようなものを使った
水栽培の観葉植物のこと。
土栽培の観葉植物に比べて手入れが楽なので
結構好きでいくつもあったが
ここしばらくは一時の熱気も冷め徐々に減りつつあった。
しかしなぜか急にまた新しいのが欲しくなってしまい
ラ・フェット多摩にある
ガーデニング・ショップに行ってきた。
いろいろある中でユキちゃんと迷いに迷って選んだのは
我が家ではすでにもう何度もトライしている
クワズイモと
初体験のガジュマル。
クワズイモは土栽培では何度も枯らしてしまっていて
現在は辛うじて1本がなんとか生き延びている。
ハイドロカルチャーでのクワズイモは初めてで
これならなんとかなるんじゃないだろうか。
ガジュマルはもう全くの初めて。
難しいのか簡単なのかもよく分からないが
形が面白かったのでトライしてみることにした。
・
買ってきた状態ではプラスチックの小さい容器に入っているので
これをちゃんとした入れ物に移し替えてやる。
水の量が分かった方が手入れがしやすいので
透明な器がいい。
ハイドロボールや根腐れ防止剤も手持ちであったので
これらを使って無事に移し替え完了。
本日トップがその完成図。
左側がクワズイモで右側がガジュマル。
ちゃんと面倒見て長持ちさせるのだ。
・
最後に我が家のハイドロカルチャー勢揃い。
縁日のヒヨコよろしく
ハイドロカルチャーも買った時が大きさも手頃でちょうどいいのだが
その後調子付いてワシワシ成長し
かわいげが無くなってくる。
写真一番後ろのコンシンネも異常に大きくなってしまったし
パキラも超丈夫で枝を切っても切ってもまた生えてくる。
一番手前の今回の新作の2つは
できればこのままちょうどいい大きさを維持して欲しい。
ちなみに下の写真テーブルの上の一番右に置いてあるのは
ハイドロカルチャーでは無く今の新居に引っ越したときに購入した万年青(オモト)だった。
(自宅にて撮影)
No.503 泉の森
2007年11月23日(金)
もしかしたら紅葉が見れるかも知れないと思い
前から気になっていた大和市の
泉の森という公園に行ってみた。
ここはその名の通り引地川という川の水源地を中心とした自然公園。
行ってびっくり。
すぐ近くには国道246号線や東名高速が通っているのに
こんな所にこんな豊かな自然が広がっていたなんて。
自然を極力そのまま残しているので
公園のあちこちに「まむし注意」の看板が立っているのも妙。
この時期はいまいち見所は無かったが
一年を通じて四季折々の植物が楽しめるらしい。
池があって釣りも楽しめるが
ルアー禁止なのがちょっと残念。
・
いつもジョギング中に境川で見かけるサギも発見。
公園の中にある自然観察センターでこの鳥がコサギという名前であることが分かった。
またやはり境川で見かけるもう一回り大きな灰色のサギはアオサギということも分かった。
なかなか勉強になる。
・
公園の中にはバードウォッチングを楽しめる野鳥観察デッキもある。
ちょっとのぞいてみたがこの日は何も見えなかった。
・
緑のかけ橋という泉の森のシンボルになっている橋。
木製でなかなか立派。
・
結局紅葉はまだいまいちだったが
ようやく赤く染まりかけているカエデを見つけた。
しかしこの隣のカエデの葉っぱはまだ青々としていた。
今年は紅葉は遅いのー。
・
とにかく近くにいい場所を見つけた。
結構気軽に来れる場所なのでこれからはしょっちゅう来たいと思う。
是非カワセミを写真に納めたい。
・
おまけ。
ふと見ると月がきれいに浮かんでいた。
今この月に日本の月周回衛星「
かぐや」がいると思うとなんだかとても身近な存在に感じる。
「かぐや」には僕たちの名前が載っているのだ。
(大和市泉の森にて撮影)
No.504 安産祈願
2007年11月24日(土)
気持ちよく晴れて安産祈願には絶好の天気。
誰の安産祈願ってユキちゃんのに決まっているのだ。
そうなのです。
この度ついにユキちゃんもめでたくご懐妊となりました。
なんでも5ヶ月目の戌の日にお参りすると
安産になるという慣わしがあるんだとか。
ということで
東京シティ・エア・ターミナルのすぐ近くにある安産祈願で有名な
水天宮まで
はるばるやって来ました。
この日はたまたま戌の日が土曜日にあたったので
水天宮は安産祈願の人々で大にぎわい。
こうなることは予想していたので早めに来て正解。
やがて境内に入るだけで人数規制が始まって長蛇の列ができていた。
ここにいる女性たちがみんなユキちゃんと同じくらいの妊娠中だと思うと
なかなか壮観である。
無事にちゃんと祈願してもらって腹帯ももらって安産のお守りももらって
これで一安心。
・
境内には犬の像があって周囲には十二支の文字を描いた玉があって
みんなが撫でていた。
これも安産に効くのかと思ってユキちゃんも撫でてきた。
あとで知ったがこれは「子宝いぬ」とのこと。
まあいっか。
(水天宮にて撮影)
No.505 TOEICとわたし
2007年11月25日(日)
いつも走っている境川で見かける光景。
電線にとまっているのはカラスではなく鵜(う)。
首が長いのとクチバシが黒くないのが特徴。
なぜかいつもこの場所にだけたくさんとまっている。
・
1ヶ月前の10月28日に
TOEICを受けた。
前回受けてからもう1年以上経っているし
会社での個人の目標としてTOEIC 900点以上というものもあった。
今回のTOEICは事前の勉強をそれほどやっていなかったにも関わらず
かなりの手応えを感じていた。
試験終了の10分前に全ての解答を終えることが出来
見直しまでする余裕があった。
会社に入社して以来長年TOEICを受け続けてきたが
こんなことは初めて。
今までのハイ・スコアは845点。
今回はうまくすれば900点を超えられるかもしれない。
悪くても800点台後半には行くんじゃないだろうか。
そして待ちに待った試験結果がこの日届いた。
期待と不安が入り交じりつつ恐る恐る封筒を開け結果を見る...。
点数を見てびっくり。
な、なんと945点!
予想をはるかに超える高得点。
自分の中では940点以上取るような人は雲の上の存在。
自分としては900点の大台に乗りさえすれば満足だった。
それが945点とは!
自分でもなかなか実感が湧かない。
ユキちゃんもにわかには信じられず「鳥肌が立っちゃった。」と驚いていた。
自分としては845点を取った時からそれほど劇的に英語ができるようになったとは思えない。
いったいどうしてこんないい点が取れたのだろうか。
・
リスニング・セクションのそれまでのハイ・スコアは455点だったが今回は485点。
30点のアップ。
これに関しては普段の地道な努力が効いているのかもしれない。
昨年
ヒアリング・マラソンを完走した後も
アルクの
イングリッシュ・ジャーナルという雑誌を毎月購読し
付属のCDをMP3プレーヤーに入れ毎日繰り返し何度も聞いている。
英語のリスニング力を強化するにはひたすらこつこつと聞き続けるしかないと思っている。
今回の30点アップはこの地道な努力の成果なんだろう。
・
問題はリーディング・セクション。
それまでのハイ・スコアは405点だったが今回は460点。
なんと55点アップ。
今回はこれが大きかった。
イングリッシュ・ジャーナルには毎月TOEIC対策のコーナーがあって
TOEICをいかに攻略するかのさまざまな戦略が書かれている。
キーワードはタイム・マネジメント。
TOEICのリーディング・セクションはもちろん純粋な英語力も必要だが
いかに時間を効率的に使って時間内に全ての問題を解くかが鍵になっている。
特に2006年5月からTOEICの問題形式が大幅に変更になってから
長文を扱う問題が激増した。
後半これでもかと言わんばかりに次から次へと長文読解の問題が現れる。
だから前半の穴埋め問題をいかに早く終わらせ
後半の長文問題に備えるかが重要になってくる。
穴埋め問題では問題文を始めから最後まで全部読むのではなく
先に4択の答えを先に見て何を問うている問題かを見極め
それから空所の前後を見て素早く正解を見つける
というテクニックが必要になってくる。
頭では分かっていても実際にはなかなか思い通りには行かない。
今回は直前にこの訓練をちょっとだけやっておいた。
これが効いたのか前半を素早く切り抜けることが出来
後半の長文問題に十分な時間を確保することが出来た。
・
もう1つ長文問題対策としてテスト1ヶ月前からやっていたのが
英語の本を読むこと。
左ページに日本語、右ページに英語で文章が書いてある読み物を買って
トイレに入っている時などに速読の練習をしていた。
とは言えたったの1ヶ月。
果たして効いたのかどうかはよく分からないが
比較的すらすらと解いていくことができたのは事実。
多少は945点に貢献してくれたのかもしれない。
・
そしてもう1つ。
試験前日にTOEIC模擬試験集を購入して
家で1回通しでテストをやってみた。
これも大きかったかもしれない。
TOEICは今までに何度も受けているが
毎回試験を受けるたびに各パートに慣れるまでに多少時間がかかってしまう。
これでかなり気持ちが動揺してしまい
リスニングなどでは何問か聞き逃してしまうこともある。
今回は前日に模擬試験を受けたことで事前に各パートに慣らしておいたので
本番では1問目から動揺することなくしっかりと問題に集中することが出来た。
・
こうして獲得した945点。
今までは945点なんて取れる人は英語もペラペラなんだろうなと思っていたが
相変わらず会社の電話会議での英会話では苦労している。
まだまだがんばらなければいけない。
(境川沿いの遊歩道にて撮影)
[
前へ |
バックナンバー一覧へ |
次へ ]