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No.466 シンガポール出張
2007年1月9日(火)〜12日(金)
2007年はシンガポール出張で仕事始め。
朝5:30に起きた時なんとなく体調が良くなったように感じたのだが
熱を測ってみたらまだ37.9度あった。
一気に気が滅入るが負けてはいられない。
なんとか自分を奮い立たせる。
・
空港で搭乗を待っている時や機内サービスなどでビールを飲むのが海外出張の醍醐味だったりするのだが
今回は一切我慢。
飛行機はめずらしくJALだったのだが
JALの機内サービスでは何度も「お代わりはいかがですか?」と回って来てくれる。
本当ならしこたま飲めたのに残念。
機内でも厚手のジャケットを着たまま機内食もほとんど食べず
翌日のプレゼンの準備をしたりしながらシンガポール着を待つ。
・
約6時間半のフライトの後無事にシンガポール到着。
こっちは一年中夏。
ムッとする陽気だが厚手のジャケットは着たまま。
まだ5時過ぎでおいしいものを食べに繰り出せたのだがそれも出来ず。
本当に付いてない。
でも体調が回復したときのために近くのセブンイレブンでタイガービールの6本パックを買っておいた。
・
翌日、この日が今回のシンガポール出張の目玉。
ミーティングで僕たちの仕事の成果をプレゼンしなければならない。
体調はだいぶいいような気がするが
体温計を持ってこなかったので熱があるのかどうかは分からない。
ミーティングに備えて血糖値は上げておこうと
前日買っておいたサンドイッチとジュースを口に入れる。
・
シンガポールの協力工場に到着。
もう4度目だから顔見知りばかり。
一人が僕の顔を見て「You look so tired.(かなり疲れてそう)」と言った。
ノロウィルスにやられたなんて言ったら変な意味で心配されそうだったので
「風邪をひいてしまった」とごまかした。
(そもそもノロウィルスなんて言っても通じないだろうけど)
・
いよいよミーティングが始まった。
順調に議事は進行しいよいよ僕の番。
前回のプレゼンの時は結構しどろもどろになってしまって苦労したので
今回は体調も本調子ではなかったので
あらかじめ話すことを書いた台本を用意し
適時それを見ながら話した。
途中何度か質問などもされ
もちろんその時は台本ではなく臨機応変に対応したが
そもそもプレゼンする内容に大きな問題が無かったので(前回は内容そのものがかなり苦しかった)
大きな紛糾もなくかなり順調に終わった。
今回のシンガポール出張の目的をなんとか果たすことができてホッとした。
・
夜はこっちの会社の人たちに夕食に連れて行ってもらった。
まだ体調が完全ではないのでそんなに食べられないと言っておいたのに
案の定たくさんの料理が出されてしまった。
さすがにだいぶ残してしまったがそれでもおいしく食べられたのは
体調が回復してきたからだろうか。
翌日のお腹の調子が不安。
・
心配とは裏腹に翌日もお腹の調子が悪くなることはなかった。
この日は予備日で前日までにミーティングは基本的に無事に終わっていたので
特にやることもなかったのだが
一応また協力工場に来てメールの処理など仕事をした。
前日食事に連れて行ってくれた一人があの後体調を崩して今日はお休みだと聞いた。
やば! 伝染しちゃったかも。
でも後からメールで聞いたら確かにお腹の調子が悪くなったらしいが
最近体調を崩し気味で特に問題ではないと言っていた。
潜伏期間的にも合わないので多分僕が伝染したわけではなさそうだ。
・
本日トップの写真は工場の現場を管理する仲良しのエンジニアと
この日昼食を食べたときに撮影したもの。
彼は本当に穏やかな性格でいいやつ。
顔は中国人系で中国語も話すが
国籍的にはシンガポールのお隣のマレーシアなのだそうだ。
12月に結婚したばかりの新婚さん。
・
最悪の時期にノロウィルスにかかって
シンガポール出張も一時はどうなることかと思ったが
どうにか無事に任務を果たすことができた。
買っておいたタイガービールもこの日ホテルに戻ってやっと堪能することができた。
日本に帰ったらユキちゃんもだいぶ復活していた。
全く人騒がせなノロウィルスだった。
(シンガポールにて撮影)
No.467 天空の湯
2007年1月28日(日)
いきなりお見苦しい写真で申し訳ない。
久々の入浴シーンである。
僕が眺める先
ちょっと見えづらいがうっすらと白く見えるものは
ずばり富士山である。
・
ここは
時之栖(ときのすみか)にある
茶目湯殿という温泉。
ここにある天空の湯という露天風呂で撮影したもの。
前回、
クリスマス・イルミネーションを見に来たときも
実はここに入浴していたのだが
その時はすでに日が暮れてしまっていて何も見えなかった。
今度は明るいうちに入ってみようと再びやって来た。
・
この天空の湯という露天風呂はすごい。
別に普通の室内風呂と普通の露天風呂もあるのだが
(普通と言っても結構それなりに良い)
ここは一度浴衣に着替え小高い丘の上まで階段を上ったところにある。
特に脱衣所といったものは無く
湯船だけがあるだだっ広い板張りの床の上で浴衣を脱いで湯に浸かるだけ。
洗い場も無い。
三方には壁が無くとても開放的。
そして目の前には雄大な富士山の景色が広がるのである。
子供の頃に行っていた銭湯には決まって大きな富士山の絵があったものだが
これは本物。
なんとも贅沢。
・
ここ茶目湯殿のもう1つのいいところは18歳未満お断りなこと。
最近はうちの近所にもこの手の日帰り温泉が増えているが
クソガキどもがワイワイうるさくて
のんびり湯に浸かっていられないことが多い。
でもここは静か。
ゆったりと大人の時間が過ぎていく。
・
時之栖にはもう1つ
気楽坊という温泉もある。
こっちは子供もオッケー。
時之栖で案内図を見ても気楽坊しか見あたらないので注意。
茶目湯殿は
茶目という和風の食事処のとなりにある。
おすすめです。
(時之栖、茶目湯殿の天空の湯にて撮影)
No.468 冬の釣り
2007年2月3日(土)
前回に引き続きまたまた富士山の写真。
理由は後ほど。
・
今年最初の釣り。
毎年もっと暖かくなってから始めていたが
ここ最近釣りが面白くて仕方がない。
暖かくなるまで待てなかった。
・
場所はいつもの御殿場、
東山湖。
朝7時くらいに到着。
十分な防寒対策をしてきたつもりだったがそれでも寒かった。
釣り用に指先が出た手袋を買ったのだが指先が凍るほど冷たい。
・
今日もスプーンのみで粘るつもり。
何本か投げたがアタリは来ない。
突然リールを巻く手に妙な手応えを感じ始める。
よく見ると糸に付いていた水がロッドの先端で氷になっている。
寒過ぎ。
でも次第に日が照ってくるとちょっとずつ暖かくなってきた。
そこかしこで魚が水面を跳ねる。
きっと魚の活性は高いはず。
今日は表層ねらいだ。
スプーンが着水したらすぐにリールを巻き始める。
その判断が正しかったのかどうかよく分からないが
決して好調ではなかったがぼちぼち釣れた。
1度釣れたスプーンで続けていても
魚が見慣れてしまうのかアタリが来なくなる。
定期的にスプーンを交換しながら全部で8匹くらい釣れた。
全部30cm前後のニジマスだった。
・
初めのうちは風はほとんど無く釣りやすかったのだが
途中から風が吹き始めた。
東山湖はだいたいいつもこんな感じ。
朝は無風なのだが途中から風が吹き始める。
風が吹くとルアーがまっすぐ飛ばなくなるし糸も流されてとたんにやりづらくなる。
この頃からあまり釣れなくなってきた。
そういえば釣ったときの写真を撮っていなかった。
なんとかあと一匹釣って写真を撮ろう。
風が吹くととたんに寒くなる。
鼻水も出てきた。
1時まで粘ったが結局それ以降一匹も釣ることができなかった
そんな訳で今回は富士山の写真。
前回からスプーン一筋でがんばりそれなりに調子を回復したつもりだったが
やはりそれほど甘くはないようだ。
まだしばらくはスプーンでがんばろう。
(東山湖で撮影)
No.469 逗子でランチ
2007年2月4日(日)
まるでアメリカ西海岸のような風景であるがここは逗子。
この日は天気も良かったので久しぶりに逗子までドライブにやって来た。
相変わらずここは異国のような独特な雰囲気。
逗子マリーナには超豪華なクルーザーが並ぶ。
うらやましい。
・
ユキちゃんが前から行きたがっていた
グランブルーオチアイというイタリアンレストランでランチ。
最近はこういうオシャレなレストランでの食事は控えていたので
久々にちょっと贅沢なおいしいランチを楽しんだ。
(逗子で撮影)
No.470 久々のリヴァスポ
2007年2月10日(土)
この日は久しぶりに
リヴァスポット早戸に来た。
一度
東山湖を知ってからポンドでのルアーフィッシングにはまり
それ以降ここには一度も来てなかった。
でも東山湖は料金が\4,500とちょっとお高めな上
往復に東名を使わなければいけないなど経済的にちょっと厳しい。
ということで今回は割安なリヴァスポで久々の渓流のルアーを楽しむことにした。
・
朝7時過ぎに到着。
こんな寒い時期にリヴァスポに来るのは初めてだったが
こんなに空いているのは初めて。
・
やっぱり東山湖とリヴァスポでは釣りの仕方が全く異なる。
ポンドと渓流の違いというよりも水そのもののせい。
東山湖は水が濁っていて水中の様子が全く見えない。
だから手先の間隔に全神経を集中させあれこれ試行錯誤しながら釣ることになる。
しかしリヴァスポは水が澄んでいて魚の様子が丸見え。
魚がたくさんいるところをねらってルアーを投げその鼻っ面の先を泳がすことができる。
スプーンに魚がどう反応するかも一目瞭然。
完全に目視での釣りになる。
たまにはこういう釣りもいい。
どういった動きや色のルアーに魚がよく反応するかや
どれくらいの速さで引くとルアーがどういう泳ぎをするかが改めてよく分かる。
・
さて釣果はというと
相変わらず魚は大量にいるのにルアーへの反応がいまいち。
ルアーを変えて初めの1、2投は少し興味を持ってゆらゆらと2〜3匹がルアーに付いてくるが
(それでも食うまでには至らない)
そのうちに飽きて全く反応しなくなってしまう。
スプーンでしばらくやってどうにも釣れないので
久々にミノーも試してみたがやっぱりダメ。
いい加減またスプーンに戻るかと思い始めた頃についに1匹目を釣ることができた。
その後も渋くスプーンでまた延々と投げ続けなんとかまた1匹。
最後にミノーに変えてなんとかもう1匹。
ということでこの日は3匹。
うち2匹はちょっと小さめのニジマスだったがこの際大きい小さいなんて言ってられない。
全部お持ち帰り。
・
いつも僕はクーラーボックスにコンビニで買った板氷を入れて氷水を作り
その中に釣った魚を入れておく。
いつもなら釣りをやめる頃にはみんな死んでいるのだが
この日は帰る頃でも余裕で生きていた。
このまま家までも生きていそうな勢い。
可哀想だが水を抜いて死んでもらうことにした。
しばらくクーラーボックスの中からバタバタと音がしていたがやがて静かになった。
家に帰ってからさばくと後始末が大変なのでここでさばいていくことにした。
比較的静かになったとはいえまだ口はパクパクしている。
初めの2匹はいつも通り普通にさばけたが
最後に釣ったちょっと大きめの1匹はたまにバタバタと暴れた。
腹を割り内臓を取るためにエラに指をかけた時にまた大暴れして
歯やエラのとがった部分で指をケガしてしまった。
結構危険だ。
もうすっかり腸も全部取ってしまっているのに
まだたまに生きているかのような暴れ方をする。
ピクピクどころではなくバタンバタンと飛び上がらんばかりな暴れ方。
恐ろしい生命力。
(リヴァスポット早戸にて撮影)
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