[ 前号へ | バックナンバー一覧へ | 次号へ ]
No.431 虹の郷
2006年4月14日(土)
巨大万華鏡
伊豆、修善寺の近く
虹の郷に行ってきた。
しかしどうやら時期が悪かったらしい。
桜はすでに終わっていてバラはまだ咲いていない。
どうやら花がきれいばところらしいのにほとんど何も咲いていなかった(涙)。

ここはイギリス村、カナダ村、日本庭園、匠の村などいくつかのエリアに分かれている。
そのカナダ村になぜかあったカレイドスコープ・ミュージアム。
いろんな種類の万華鏡があって面白かったが
傑作は本日トップの写真にもあるように双方から向かい合う万華鏡。
鏡が三角柱状に組まれたところに2人で向かい合ってのぞくと
お互いが万華鏡に映り込むというもの。
これは結構面白かった。

大量のコイ
日本庭園の池にコイがたくさんいた。
\100で餌が売っていたので買ってあげるとこれがまたすごい。
押し合いへし合いでたまに完全に水の上に持ち上げられてしまうコイもいる。
僕は昭和記念公園で何度かやったことがあるがユキちゃんは初めて。
はしゃぎまくって餌をあげていた。

ロムニー鉄道機関庫
園内にはロムニー鉄道という蒸気機関車が走っている。
15インチ・ゲージでちょっと小柄だが本物の蒸気機関車。
15インチ・ゲージ・レイルウェイ・ミュージアムには機関庫もあって
金沢工業大学製という日本初15インチゲージ機関車C11が置かれていた。
カッコい!
(虹の郷にて撮影)
No.432 薫製に挑戦
2006年4月15日(日)
薫製に挑戦
近所のアウトドア用品店で段ボール箱の薫製セットを買ってきた。
本当はちゃんとした薫製コンロを買いたいところだが
今後続けてやるかどうかまだよく分からないので
初めはこんなもんでいいだろう。
食材以外は全て一通り揃っている。
とりあえず簡単そうなところでチーズとちくわの薫製に挑戦。
チーズは普通の6Pチーズ。
それにしょう油とお酒で作ったタレにつけて
網に載せて段ボール製薫製コンロにセット。

ガスバーナーでスモークウッドに点火
桜チップを棒状に固めたスモークウッドに
ガスバーナーで点火。
煙が出てきたところでアルミトレイに載せてコンロの下の方にセットし
フタを閉めて2時間待つ。

チーズとちくわの薫製
完成。
ちくわは特に薫製にしたからといってあまり味に変化は無し。
一方チーズはバカウマ!
これがあの普通の6Pチーズだったとは思えないほどのおいしさ。
たった4切れしかやらなかったのが悔やまれる。
次はもっとたくさんやろう。
(自宅のバルコニーにて撮影)
No.433 釣りの季節がやってきた
2006年4月22日(土)
東山湖フィッシングエリアにて
釣りの季節がやってきた。
今年は約15年振りに新しい竿を買って
例年になく気合いが入っている。
3年前に管理釣り場という存在を知ってルアーフィッシングを復活してから
ずっとリヴァスポット早戸一筋だった。
しかしたまには別の所にも行ってみようと思い
この日は東名御殿場インターを降りてすぐのところにある東山湖フィッシングエリアにやってきた。

リヴァスポット早戸は渓流系の管理釣り場。
ここ東山湖フィッシングエリアはポンド系といういわゆる池とか沼のような管理釣り場。

こういうポンド系だと15年前に初めてルアーフィッシング道具を一式揃えて
芦ノ湖に足繁く通い結局1匹も釣ることが出来なかった暗黒時代を思い出してしまう。
リヴァスポット早戸のように目の前を大量の魚が泳いでいるのが見えていて
自分のルアーに対して魚がどういう反応しているのかが見える場所でしかルアーでは釣ったことがない。
果たして魚が見えないポンド系で釣れるのだろうか...。
しかしそんな心配も一投してすぐに消えた。
スプーンをただゆっくり引いているだけなのに結構ピクピクと竿に魚のアプローチを感じるのだ。
一気にやる気が出て2〜3投してるうちについに本格的なヒット!
しかも初ヒットにしてかなり引きが強い。
かくして開始早々いきなり大物をゲットすることが出来た。
この後も順調。
大きさは最初のものほどではないが2匹目3匹目と面白いように釣れていく。
1つのスプーンでしばらく投げているとだんだん魚のアプローチが少なくなってくる。
そんなときは違う色のスプーンに変えると再び積極的にアプローチしてくる。
そんな感じで1つの場所にどっしりと腰を落ち着けて
ルアーを変えながらずっと釣り続けることができた。
順調に釣れていく

ユキちゃんもトライ
この日はユキちゃんも来ていた。
でも料金は1人分しか払っていないのでユキちゃんは見学。
でもさすがに飽きてちょっとやってみたいと言うので
本当はいけないのだが少しやらせてみた。
2〜3回投げているうちにユキちゃんにも魚の感触があったらしい。
しかも一時はかかっていた(本人談)という。
結局釣り上げることはできなかったが
魚がかかる感触を感じられてえらく興奮したらしい。
僕がリールをもう1個買ったらタックルが2セットになるので
そうしたらユキちゃんも仲間にしてしまおう。

見事な富士山
ここ東山湖フィッシングエリアは目の前に見事な富士山が大きく見える。
こんな立派な富士山をまじまじと見たのは久しぶり。
この管理釣り場、相当気に入った。
リヴァスポット早戸よりも釣りをしている気がする。
高速代がかかるのが玉に瑕だが
しばらくここに通おうかな...。

この日の釣果
本日の釣果。
真ん中のでかいのを含めて8匹。
あと5匹くらいは逃がした。
食べ応えありそう〜。
(東山湖フィッシングエリアにて撮影)
No.434  IKEA船橋  ららぽーと
2006年4月29日(土)
東京パンストリート
王様のブランチ」で船橋にオープンしたIKEAという巨大家具屋さんの紹介をしていた。
ユキちゃんは家具屋さんが大好き。
おまけにIKEAというのはテキサス州ヒューストンにもあって
オースチンにいるときからユキちゃんが気になっていたお店。
そのIKEAがついに日本上陸と聞いたからには行かないわけにはいかない。
王様のブランチで「ゴールデン・ウィーク中は混雑するのでくれぐれもご注意を」と言っていたのを軽く受け流し
さっそくこの日、車で船橋のIKEAに向かった。
首都高湾岸線千鳥町ICで降りるまではきわめて順調。
しかしそこから大渋滞。
初めのうちはノロノロと進んでいたがそのうちピタッと止まって動かなくなった。
カーナビのVICSで見るとIKEAがある辺りを中心に上下線とも渋滞になっている。
こっちから行くとIKEAへは右折で入るはずなので右車線にいるのだが
右車線がどうにもこうにも動かない。
左車線はそこそこ流れている。
左車線を進めばIKEAの近くにある「ららぽーと」には入れそうだ。
いい加減お腹も空いてきた。
約1時間程粘ったがあきらめてららぽーとに行くことにした。
左車線に移り進んで行くと予想通り比較的順調にららぽーとの駐車場に入ることができた。

ららぽーとにも行こうと思っていた所があった。
それが本日トップの写真にある「東京パンストリート
日本各地の名物パン屋さんが集まった小さい村のようになっている。
ここも結構なにぎわい。
手近なテーブルを見つけて座り2人それぞれ好みのお店でパンを買ってくる。
ユキちゃんは沖縄にある「オレンジシープ」というベーグルサンドのお店でエビとアボカドのタルタルサンド。
僕は佐世保にあるというバーガーショップ「ビッグマン」でステーキバーガーとビール。
ステーキはなかなかボリュームがあっておいしかった。
※下の写真だとおっぺされてしまっていてあんまりおいしそうじゃないけど...
エビとアボガドのタルタルサンド ステーキバーガー

腹ごしらえを済ませららぽーとの中をちょっと散策。
考えてみるとこうやってちゃんとららぽーとの中を見て回るのはこれが初めて。
いろんなお店があって結構面白そう。
いろいろ見て回りたかったがまずはやっぱり気になるIKEA。
外に出てIKEAの方向へ向かった。
渋滞の先頭になっていたと思われる交差点を歩道橋で渡る。
車がかなり大変なことになっている。
四方八方からIKEA方面へ向かおうとしてる車がすし詰め状態。
見てると僕たちが来た方向からの右折車なんて信号が何回変わっても全く右折できそうに思えない。
やっぱり早々にあきらめてよかった。
IKEAへの交差点の大渋滞

そしてついに念願のIKEAに到着...しかし何か嫌な雰囲気。
入り口付近に愛・地球博のパビリオン待ちのような行列が。
なんと入店までに50分待ちだという。
いったいなんだってみんなしてIKEAに行きたがるんだ!(人のこと言えない)
「王様のブランチ」で言っていたことは正しかった。
この時すでに5時。
今から並んで入る気はもう無い。
正面で記念撮影だけしてこの日はあきらめることにした。
(ユキちゃんはちょっと後ろ髪が引かれていた)
IKEAの前で記念撮影

この後またららぽーとに戻ってしばらくぶらぶらして帰路についた。
帰りは特に大きな渋滞もなく順調だった。
IKEAには入れなかったがららぽーとが相当面白そうだったのが本日の発見。
そのうちにまた1日がかりで来てみよう。
(ららぽーと「東京パン屋ストリート」とIKEA船橋前にて撮影)
No.435 無印良品キャンプ
2006年5月5日(金)〜7日(日)
無印良品キャンプ
2年半ぶりのキャンプ。
今回僕たちが選んだのは無印良品プロデュースのキャンプ場
津南、南乗鞍、嬬恋の3箇所にあってどれも遠いが僕たちは嬬恋を選んだ。
予約したのはずいぶん前だったのであまりよく考えていなかったのだが
ゴールデンウィークの嬬恋なんてまだまだ寒そう。
ホームページによると夜には0℃まで気温が下がるらしい。
しっかり寒さ対策をしていかなければ。

テントサイト
テントサイトは結構広い。
久々だったのでちょっと戸惑ったりもしたがなんとか無事にテントとタープを張った。
この日は天気が良く日向は結構暑い。
タープの下でイスに座ってビール飲んでいい気分。

この日の夕食はお決まりの七輪バーベキュー。
カルビやししゃもやタケノコを焼いておいしく食べた。
オースチンで買ったコールマンの2マントルのランタンがやっと大活躍。
やっぱ明るくていいわー(本日トップの写真)。
気温は予想通りどんどん下がる。
夜は寝袋の上に持ってきた毛布を掛けて寝た。
意外とよく眠れた。

手作りソーセージ教室
翌日、せっかくなので何かキャンプ場主催のアウトドア教室に参加しようと事前に予約しておいた。
僕たちが申し込んだのは手作りソーセージ教室。
ゴールデン・ウィーク中ということもあって参加者の半分くらいが小学生。
上の写真のような大きめのタープの下でわいわいがやがやとソーセージを作る。
一人一人に豚肉と羊の腸が配られる。
まずはひたすら包丁で豚肉を細かく切り刻んでいく。
初めから出来上がった挽肉を使うと歯ごたえのないソーセージになってしまうのだそうだ。
でもこれが一仕事。
肉の量が意外に多くそれらを出来るだけ細かく切ろうとすると結構骨が折れる。
これだけで1時間くらいかかったんじゃないだろうか。
次に出来上がった特製挽肉に専用のスパイスを入れお好みでオプションを加える。
僕はバジル、ユキちゃんはガーリックを加えた。
次にロートのような専用の金具の先に羊の腸をセットしてたくし上げていく。
結構コツのいる作業。
全ての腸を金具に巻き取ったら腸の端っこを結ぶ。
あとは絞り袋に挽肉を入れてひたすら絞る。
うまくやると金具の先にセットされた腸に挽肉がつまっていき見る見るソーセージが出来上がっていく。
ここでうまくやらないと腸が破れてしまったり肉の固まりが金具の中につまってしまったり結構大変。
周りではみんな悪戦苦闘。
そんな中僕は結構順調に腸も破れずにどんどんソーセージが出来上がっていった。
おおかた肉を使い切り腸も終わりまで来た。
ここでインストラクターの先生(「日本のお母さん」的ないい感じのおばさん)が好みの長さでねじれと言う。
僕のは結構パンパンに肉が詰まっているのでねじったら破れちゃいそう。
でも言われた通りねじってみる。
やっぱり破れた。
せっかくうまく出来てたのに〜。
これ以上ねじるのはあきらめて1本の超ロングサイズのソーセージにすることにした。
この後は茹でて出来上がりになるのだが
茹で方は何℃で何分と本当はかなり細かいらしい。
でも先生曰くそんなふうにやると結構大変だから、と経験から独自の方法。
大鍋でお湯が沸騰したら火を止めてそこにソーセージを入れて5分経ったら取り出してできあがり。
ということでついに完成!
見た目はいまいちだが挽肉を作るところからやって手作りソーセージ。
このままでも食べられるしフライパンで炒めてもおいしいらしい。
完成

バラギ湖でルアーフィッシング
午後はすぐそばにあるバラギ湖の管理釣り場でルアーフィッシング。
2時間券が\2,625であったのでこれを利用。
管理釣り場と言っても完全に自然の湖。
ポツリポツリと釣りをしている人はいたが釣れているようには見えない。
こりゃダメそうだなと思いつつも新しく買ったリールをセットしスプーンを投げ始めた。
しばらくは何のアタリも無かったが1回だけビリビリとあきらかに魚のアタリを感じた。
一気にやる気が出てくる。
しかしその後はほとんどアタリは無くなった。
沖の方では時々魚が跳ねる。
残り時間も少なくなってここで気分を変えてスプーンからミノーに変えてみることにした。
すると一投目でいきなりヒット。
オー!自然の湖でついに釣れたか!?
興奮気味にリールを巻いたが残念ながら途中でばれてしまった。
僕のルアーは全部バーブレスフック(カエシの無い針)になっているのでばれやすい。
気を取り直してもう1投。
するとまたまたヒット。
今度はばらさないようにと必死で巻くが突然感覚が無くなった。
なんと糸が切られてしまった。
くやしい。
すぐさま別のミノーを付けてさらにもう1投。
なんとまたもやすぐにヒット。
しかし今回はほんの一瞬でまたもや糸が切られてしまった。
実は今回リールを変えたときに糸を1ランク細いものに変えたのだ。
そのせいだろうか。
あっという間に\1,000ほどのルアーが2個も取られてしまった。
しかしここで負ける訳にはいかない。
さらに別のミノーに変えて投げる。
なんとまたまたヒット。
今回は慎重に取り組みなんとか手元まで引き寄せた。
網ですくい上げてついにゲット。
やったー!
この後時間ギリギリでもう1匹釣ってなんとこの日2匹。
大きさはまあまあだが結構太ったニジマス。
こんな自然のフィールドでルアーで釣れたのはこの日が初めて。
うれしい。
2匹釣れた

七輪で焼き魚
本当はこの日の夕食はしゃぶしゃぶの予定だったが
ソーセージもあるし魚も釣れたので再び七輪の出番。
魚はキャンプ場の炊事場で例のごとくはらわたを取って塩をふって炭火焼き。
ん〜、うまい!
ソーセージもうまいぜ!
最高!

天気予報では最終日の午後くらいから天気が崩れそうな感じだったのだが
この日の夜中突然降り始めた。
最近はキャンプで天気についてない。
結構大粒の雨でボツボツとテントを打つ音が大きい。
風もだいぶ強くなってきた。
雨と風の音が気になってずいぶんと眠れなかった。

雨が降ってしまった
翌朝、初めのうちはまだ雨が残っていたがそのうちに止んだ。
と言っても晴れたのではなく霧に覆われたままでとてもテントは乾きそうにない。
しょうがないので湿ったままテントとタープをたたんで後かたづけ。
この日はゴールデンウィーク最終日。
早く帰らないと大渋滞にはまってしまう。
しかしそんな心配をよそに帰りの高速は比較的順調だった。
最後に雨に降られたのはいまいちだったが
ソーセージも作れたし魚も釣れたし
結構充実した楽しいキャンプだった。
(カンパーニャ嬬恋・嬬恋キャンプ場にて撮影)
[ 前号へ | バックナンバー一覧へ | 次号へ ]