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青森名所巡りの旅目次>三沢市の共同浴場巡り三沢市の共同浴場巡り2013年8月と2014年10月に九軒の温泉銭湯を訪ねてみた。 三沢市・星野リゾート青森屋 古牧元湯 三沢市・あおば温泉 三沢市・平畑温泉 三沢市・桂温泉 三沢市・岡三沢温泉 三沢市・木ア野温泉 三沢市・太郎温泉 三沢市・三沢空港温泉 三沢市・三沢市民の森温泉浴場 三沢市・星野リゾート青森屋 古牧元湯星野リゾート青森屋・古牧元湯はおもてなし精神に根ざした良質なリゾート生活を提案する星野リゾートが運営する共同浴場だが、同リゾートのモダーンなイメージを若干逆行する古びた印象の共同浴場である。場所は、青い森鉄道の三沢駅に隣接する十和田観光電鉄の旧三沢駅から徒歩数分のところで、前経営から引き継いで昔ながらの面影を残して運営している。 入浴料金は300円という三沢の標準の銭湯料金で利用出来る。 たたずまいも昔のままの(?)だろう。 浴場棟玄関を過ぎると、すぐにロビーと脱衣場があり、脱衣場の設備も、木の脱衣棚と脱衣籠、コインロッカーなどいわゆる共同浴場の標準スタイルで安心する。 浴場に入る。 浴場の雰囲気は昭和そのもの。 浴槽は大きな窓に沿って長く大きく、中に巨石が配されて風情満点。 洗い場は浴槽に沿って、背後のタイルの壁沿いに続いている。 タイルの模様が昭和風?。 無色透明のお湯は、入ると肌にまつわりつくようなアルカリ性の単純温泉でややぬるめ。 この、昔ながらの共同浴場が残ったのは、三沢市民の根強いサポートがあって青森屋らしいモダーンな共同浴場に改造するのをためらったからだろうか?。 ともかく大歓迎したい現象である。
このページのTop 三沢市・あおば温泉あおば温泉は、米軍三沢基地に近い花園町の住宅地のはずれにある。大きな温泉銭湯で、「釜風呂」が有名だが、大きな浴場で、浴槽もバラエティに富み、一つ一つ入って試すと時間が掛かる。 先ず、浴場の中央付近にある円形浴槽は、上部の傘の部分から温泉がしたたり落ちる仕掛けがしてあり、ぬるめの浴槽は子どもに向いている。 この円形浴槽を中心に、右からサウナ、水風呂、寝湯、立ち風呂、メインの浴槽、薬湯、電気風呂などがあり、その外に露天風呂もある。 露天風呂は建物に沿っているため開放感は乏しい。 お湯はややぬるぬる感があるが、むしろさっぱり系といえる。 泉質はナトリウム-塩化物泉(低張性アルカリ性高温泉)で、泉温は45.8度。 源泉掛け流しだが、一部加水ありとのこと。
このページのTop 三沢市・平畑温泉平畑温泉は、米軍三沢基地に面した岡三沢町にある。比較的規模の大きい浴場で、脱衣室も大きい。浴室に入ると、左側の壁と洗い場中央にカランがいくつも並び、奥に浴槽がある。浴槽は左側から大浴槽、掛け流し風呂、電気風呂と並び、突き当たりガラス窓の外に露天風呂がある。 他に、打たせ湯、サウナ等がある。 浴室の床は滑りにくい十和田石を使い、浴槽はタイル張りに御影石の縁取りがしてある。 露天風呂は岩を配した造りで、塀との間の景観に気を配っている。 お湯はややぬるめの設定で、 大浴場は泡風呂になっており、入ると若干のすべすべ感がある。 湯の色はうすみどり色。 掛け流し風呂は大浴場よりあつめで、すべすべ感も強い。 源泉名は平畑源泉といい、泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)。 泉温は45.6度とのことで、加水加温無しで丁度良い源泉温度と云える。
このページのTop 三沢市・桂温泉三沢市の岡三沢町の住宅街にある。規模は比較的大きく駐車場も広い。 桂温泉の特徴はヒバ風呂と身体がぬるぬるになるアルカリ性単純温泉である。 脱衣場と同じ間口の浴場は、正面奥の窓沿いに大浴槽があり、洗い場のカランはその途中にあっる。浴場の左手には遠赤外線サウナ室と水風呂、うたせ湯などがある。 正面のヒバの湯はヒバ材の縁取りがしてあり、内部は二つの仕切られている。 右側の湯口のある浴槽はややあつめ、左側の大きな浴槽はジェット風呂でややぬるめの設定になっている。 ヒバの縁取りは、座って足だけ湯に浸かるのに肌触りが良い。 特に湯口のあるあつい方の浴槽は、湯に浸かると細かい気泡が身体につき、ぬるぬる感が一層増す。 この極上のアルカリ性単純泉は、源泉名を「三沢共同温泉」といい、源泉の場所は三沢市緑町三丁目33とのこと。 地図で探すと岡三沢温泉の近くなので岡三沢温泉と同一の源泉と推定される?。 桂温泉には露天風呂がないが、メインの浴槽の外にはサンデッキがあり、ほてった身体を冷やすのに都合がよい。
このページのTop 三沢市・岡三沢温泉岡三沢温泉は裏ゲート通りと市役所通りの交差点にある公衆浴場で、同名の温泉旅館が隣にあり、別に「龍船」という中華料理店も経営している。岡三沢温泉のホームページ 岡三沢温泉は昭和時代のごく普通の銭湯らしい姿に親しみを感じる。 内部も脱衣場は畳敷きで縁台などがあり、浴室内も何となく銭湯風である。 浴室は脱衣場と同じ間口で、突き当たりに大浴場(あつい)とぬるい湯、電気風呂などがあり、左側に奥からサウナ室、水風呂、うたせ湯、ジェット風呂(寝湯)、トロン温泉(ゲルマニウム鉱石使用)などがある。 大浴場に接するようにある洗い場は、カランが並び、ここも使いやすい。 お湯は、若干のすべすべ感がある単純泉で、中央の大浴場が気持ちが良い。 その隣のぬるい湯は麦飯石を使用した浴槽で塩素や他の有害物質を吸着しミネラルを湯側に融出させる効果があるとうたっている。 このぬるい湯の浴槽はゆっくり浸かるのに良い。 上に記した、ジェット風呂(寝湯)、うたせ湯、トロン温泉(ゲルマニウム鉱石使用)など各種のお湯を、一つずつ楽しんだりしていると思わず時間が過ぎてしまう。
このページのTop 三沢市・木ア野温泉木ア野温泉は市内最大のスーパーマーケット「ユニバース」の斜め前にある。建物は、まるで体育館か屋内プール施設のような大きさで、内部は広く天井も高い。 脱衣場には木の脱衣用棚とプラスティックの籠が並び、コインロッカーもあって広さを誇る 浴室は、正面奥に大浴槽があり、この大浴槽の左側にうたせ湯が2槽とガラス戸で仕切られたサウナ室がある。水風呂はサウナ室の手前側である。 大浴場は25人〜30人が入れる大きさ。 お湯は、古牧元湯、桂温泉、と並んでここも極上のアルカリ性単純温泉で、入ると肌がつるつる感につつまれ、足の裏の皮膚などが溶け出すのではないかと思うほどふやけてくる。 しかも、大量のお湯が掛け流されており、もったいないと思うほどの量である。 洗い場が広いのも木ア野温泉の特徴で、三沢の公衆浴場はどこもカランの数が多く洗い場が広いのだが、ここはカランの数は数えた訳ではないが最多かも知れない。 源泉名は東町温泉、アルカリ性単純温泉で、泉温は43.0度。 理想的な源泉である。
このページのTop 三沢市・太郎温泉太郎温泉は、木崎野温泉の2ブロックほど西にある。市内最大のスーパーマーケット「ユニバース」を越えて次のブロックのユニバースと道路を隔てて反対側に駐車場があり、駐車場の突き当たりに太郎旅館と太郎温泉の建物が見える。 太郎温泉は旅館と公衆浴場を兼営している経営形態で、三沢市には旅館と公衆浴場を同時に経営している形態は珍しくない。 浴場はかなり広い。木野崎温泉ほどではないが、ロビーも脱衣場も浴場も広い。 脱衣場は木の棚と脱衣用籠が並んで壮観。脱衣場の一部は禁煙の張り紙があり、木のベンチが並んでいる。 浴室に入ると中央に浴槽が独立し、間に間仕切りがしてある。 この仕切りに、「高 42度」と「低 40度」と表示されているが湯温はどちらもほとんど変わらない印象で、あつい方は一部泡風呂となっている。 お湯は無色透明、無臭、味は薄塩味。このお湯が掛け流しになっている。 若干のヌルヌル感があり、塩分があるせいか出た後の保温感が強い。 洗い場は中央の浴槽を挟んで壁の両側にあるので、仮に多くの客が入っても十分に間に合うだけのカランの数がある。 訪問時は秋の始めだったが、自家農園?で採れたリンゴを安く販売していてよく売れていた。
このページのTop 三沢市・三沢空港温泉三沢空港温泉は三沢空港の真ん前である。印象としては銭湯と云うよりは日帰り温泉系の浴場に近い。規模はかなり大きく、施設も充実している。 浴室内は、床に滑りにくい十和田石(大谷石みたいなざらざらした肌の石)が敷かれ、メインの浴槽内は一部泡風呂付きの他、ジャグジー風呂、電気風呂、サウナ室、水風呂、等があり、カランは4列、屋外には、メインの浴槽の外に露天風呂があった。 通常は身体があたたまったら写真を撮るのだが、先客の数も多く、撮影の同意が得られそうもないので無人の露天風呂だけ撮って、言葉で説明する羽目になった。 メインの浴槽は十数人入れる大きさで、お湯はやや緑ががった薄色褐色で透明、無味無臭。肌触りはヌルヌルすべすべで、湯温は適温だった。
このページのTop 三沢市・三沢市民の森温泉浴場市民の森温泉浴場三沢市の市民の森にある温泉施設で、全国の市営の温泉でも一二を争う充実した温泉浴場である。 入浴料金は、三沢市の65歳以上の老齢者は無料入浴券が配られ、三沢市民は110円、市民でない人は160円となっている。 「湯っこ」ののれんをくぐり長い廊下を渡ると浴場エリアがあり、広い気持ちの良い脱衣場で衣服を脱ぎ、鍵のかかるロッカーに入れて浴室に入った。 浴場は窓が大きく明るい陽光がさしかかっていて、奥の窓側の浴槽は大小二つの浴槽がつながっており、大きな浴槽は15〜6人が入れそうでジャグジーが付いており、右側の小浴槽は数人が入れる落ち着いた静水。
お湯は新鮮で、弱アルカリ性の単純泉とのことで、ヌルすべ感が強く、中に入ると身体がぬるぬるに浸される。 窓外には小川原湖が垣間見られる。 自治体の運営する日帰り温泉施設の内では、三沢市民の森温泉浴場は、立地も雰囲気もお湯も価格も全てにおいてトップになれる資格がある。
このページで紹介した公衆浴場は、当ホームページの「全国共同浴場巡り」で営業時間、料金などを含めて詳細に報告しています。 「全国共同浴場巡り」へ このページのTop |