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全国秘湯巡り・秋田
第1日目 東京→盛岡→八幡平→
玉川温泉 |
玉川温泉は、浴槽が広く気持ちがよい。
強烈な酸性泉で様々な病気に効くと
云われており、予約は受付とともにすぐ一杯になるとのこと。
ひろさんも2ヶ月前で予約が取れず、99年4月に新装なった新玉川温泉に泊まった。
新玉川温泉は玉川温泉の下流500bほどの場所に建った
大型の温泉で、浴室の作りは玉川温泉に非常によく似ており、高い
木造の浴室は源泉ほかいくつもの浴槽が並んでいる
(雰囲気も玉川温泉に近い)。
浴室の外側に露天風呂と岩盤浴の場所がしつらえられている。
玉川温泉に入りたければ、玉川沿いに7〜8分歩けばよく、
日帰り券は600円のところが400円と割引料金だ。
客室はA・B・C・D棟とかなりの収容人員。食堂も広い。
食事は一部バイキング形式で、難点といえばこの点だけか
(国籍不明料理というところが難点)。
早朝から、玉川温泉の岩盤浴をする人がゴザを
手に新玉川温泉の玄関を出て行く。
岩盤浴は30分もすると汗で脱水状態になるという。
新玉川温泉のバス停は、玉川温泉の一つ下の「森吉登山口」。
バス停まで送迎車が出る。
田沢湖行きのバスは、
宝泉湖を左に、鎧畑ダムを右に見ながら1時間ちょっとで
田沢湖畔に着く。
田沢湖畔で、田沢湖高原行きのバスに乗り換え、20分ほどで
田沢湖高原。ここからは、夏期(6月〜10月)の間、駒ヶ岳
8合目までバスが運行されており、それも30分間隔(夏休み
期間中)の運行。
八合目から、きつい登りで約1時間少々ほどで、阿弥陀ヶ池
につく。女目岳と男岳の鞍部にあり、避難小屋が池の畔にある。
どちらの山も、ここから15分ほど。
(女目岳(主峰)頂上)
下りは、同じ道を下る他、横岳(1583.0 M )経由の道があるが、
少々荒れているという。
登りより遙かに楽に8合目バス停に戻る。小屋の脇に、水を引いて
きている。うまい。
バスで田沢湖高原に戻り、乗り継いで乳頭温泉へ。
乳頭温泉は、鶴の湯はじめ7つの温泉の総称。
人気の鶴の湯は予約がすぐ満員になるという。
内湯も露天風呂もやや熱目だが、マイルドで透明な湯。食事も良い。
(国民休暇村付近のブナ林)
案内人は環境庁委託のサブパトロール員。
学生のボランティアらしい。
朝食前のブナ林や空吹湿原(からふきしつげん)の散策は
とても気持ちが良い。
下山時間は、少ないバスの時刻から選ぶ。
どのバスも、田沢湖発の新幹線に接続するから、温泉
のハシゴをするか、盛岡に出てなにか企むかはお好み
次第だ。
<若干の情報>
玉川温泉・新玉川温泉
秋田県仙北郡田沢湖町玉川字渋黒澤
0187-58-3100
乳頭温泉・蟹場温泉
秋田県仙北郡田沢湖町乳頭温泉郷
0187-46-2021
玉川温泉へのアクセス。
JR田沢湖駅から玉川温泉行き(八幡平行き=夏期)バス。 盛岡から八幡平で乗り継ぎ、田沢湖行きバス。 JR鹿角花輪駅から玉川温泉行きバス。 |
乳頭温泉へのアクセス。
JR田沢湖駅から乳頭温泉行きバス。 |