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全国秘湯巡り・福島県 2015いわき湯本温泉 ハワイアンズ 2015(前編)
第1日目 大船→上野→湯本駅→ハワイアンズ 第1日目
(スパリゾート ハワイアンズ)この夏の終わり頃、秋の旅行でどこに行くかを考えていたが、いわき湯本のハワイアンズに行ったらどうかと考えてみた。 湯本温泉は2005年に訪問しているが、ハワイアンズには寄らなかった。 温泉宿としても、温泉施設としてもハワイアンズに泊まって温泉を楽しむという気持ちにならなかったのだが、東日本大震災の経験を経て、フラガールたちが全国行脚し地震からの復興に資する働きをしたとテレビなどで報じられて、ハワイアンズでフラダンスを見物するのも悪くないという気がしてきたから不思議だ。 湯本温泉は、「みゆきの湯」が出来、東湯が消えたという。 一方、常磐線は東京-上野ラインが出来て、品川もしくは上野発になったので、東海道線利用者にとっては便利になった。 今回予約した特急日立号は上野発という。常磐線に乗るのは久しぶりなのでこれも楽しみだ。 ハワイアンズの宿泊予約もスムーズに済み、JRの往復の切符の手配も終わった。 当日、予想以上に早く上野に着いた。 休日でもないのに多くの人がホームで待っていた。外国の人も多い。
特急日立号の発車はスムーズで走り出したのが判らないくらいの静かな加速だった。目になじまない車外の景色だったが、筑波山が見える頃には、蓮畑や稲穂も秋の景色だった。 湯本駅は真新しい駅になっていた。
待合室にしゃれたテーブルが並び、一部吹き抜けで二階への階段もある。観光客を迎えるのにふさわしい雰囲気だった。 このページのTop ● みゆきの湯ハワイアンズへの無料送迎バスの出発場所を確認して、「みゆきの湯」に行く。
浴室に入る。 右側に丸い石の上がり湯がある。 浴室は、石造りで、洗い場の床と浴槽の底は滑りにくい十和田石が使用され、浴槽の縁は御影石。上部の木の壁とマッチして雰囲気が良い。 浴槽は左の壁に沿って二槽あり、突き当たりと右側にはL字型にカランが8カ所ほどあって洗い場になっている。 二連の浴槽のうち、手前は4〜5人サイズの浴槽で熱い湯が満たされ、奥の大きい浴槽は12〜3人程度が入れそうで、湯温はぬるめ、壁の表示も41度となっている。 先客がいて、挨拶してぬるめの広い浴槽に入る。薄褐色で透明のお湯はほんのりとたまご臭がする。 奥の湯口のお湯を舐めてみると、苦渋みを感じる。 浴感は肌をやや刺激する感じで、ヌルすべ感は全く無し。 小さな浴槽に移動すると、温度は高く、肌への刺激が強くなり、お湯が皮膚から浸透してくる感じが強まる。 この日はお客が少なく、のんびりと入ることが出来てラッキーだった。 介護浴室について
ハワイアンズの無料送迎バスまで若干時間があったので、みゆきの湯の並びの和菓子「久つみ」で何種類かの温泉饅頭を購入した。 このページのTop ● ハワイアンズへハワイアンズに行く無料送迎バスは、湯本の駅前広場から出発する。待っていた人はおよそ20人ほどで、途中、従業員が1人乗り込んできた。
約3.5キロほどの道のりで10分足らず。小高い丘の上に、何棟ものホテル群にかこまるようにドームが建っていた。 日帰りの人はドーム前でバスを降り、宿泊の人はホテル前までバスが連れて行ってくれた。
ホテルハワイアンズ本館のロビーは人がごった返していた。 多くのホテルマンが対応してくれていたが、ジグザグに並んだ人の数が多く待ち時間は10分以上になった。 さて、ここで、スパリゾートハワイアンズについて学んだことを整理しておくと、
このページのTop ● チェックインで、ようやくチェックインがすんで、南1号棟の7階の部屋に入った。この部屋がとても広かった。部屋の呼び名をなんと呼ぶのか不明だが、和室6畳にリビングがつき、他にベッドルームと天然温泉掛け流しのバスルームがついている。パンフレットにある特別室という部屋か?。 リビングで、パスポート代わりになるムームーとアロハに着替え、今後の行動を考えた。
年齢を考え、目一杯体力を消耗しないようにするのが最近の旅枕の傾向だ。 恥ずかしながら、パスポート代わりのアロハとムームーを紹介する。
このページのTop ● ウオーターパークへホテルハワイアンズの東棟からウオーターパークに向かう。長い地下道のような渡り廊下の左側はいろいろな宣伝ディスプレイがあり反対側は昼食を提供するラーメン屋や焼き鳥屋などが並んでいる。 廊下がつきると広い土産物コーナーがあって、そこがウオーターパークの入り口だった。
ジュースバー・ココデというお店でフレッシュジュースと軽食を買い、フラダンスショーの行われるビーチシアターに急いだ。 このページのTop ● ビーチシアターのポリネシアン・サンライトカーニバルビーチシアターの袖から奥に進み、一階席の空き状況を見たが指定席は空いているものの、一般席は結構奥までお客さんが詰まっていたので二階席の階段を上った。ポリネシアンサンライトカーニバルのショーは、定刻時間前の子供たちを呼び込んだフラの子供コンテストのチャンピオンを選んでいた。 ビーチシアターのポリネシアン・サンライズカーニバルの感動をデジカメで撮ったビデオで短くまとめてみた。 動画 サンライトカーニバル 抜粋1(約2分) 動画 サンライトカーニバル 抜粋2(約2分30秒) 動画 サンライトカーニバル 抜粋3(約1分40秒) このページのTop ● ウオーターパークの水泳施設昼のフラダンスのショーが終わったので、ウオーターパークを見て歩く。このエリアは裸足のエリアでビーチサンダルを脱ぐ。 大プールは改修中で工事中のフェンスがあった。 アクアリウムプール 隣の流れるアクアリウムプールは大人気で、皆水に浮かんだまま流れに従って目の前を通り過ぎていった。
ウオータースライダー アクアリウムプールとウオータースライダーは共に子供連れの人たちで大賑わいだった。 一通り見て歩いただけなのに、結構疲れ果てて来たのでいったんホテルの自室に戻ることにした。 このページのTop ● ホテル内の温泉施設ホテルハワイアンズには掛け流しの大浴場がいくつかある。これは、同ホテルのホームページの「温泉」の項目を丹念に調べて分かったことなのだが、源泉掛け流しの浴場は、スプリングパークには大浴場パレスの「打たせ湯」と「檜風呂」だけなのに対して、ホテル関係では
また、大浴場の無い東1号館と南1号館では、各個室に源泉が配管されているので、これらの客室は自室で源泉100%を楽しむことが出来る。 中央館の大浴場「湯の岳」 南1号館から中央館に行くには、廊下を少し歩いただけで中央館のエレベーターに乗れるので、そのエレベーターで6階に降りればよい。 中央館大浴場は昼間なの誰もいなかった。ホテル付属の浴場らしく、豪華な脱衣場で、広さも十分だった。 浴場も天井が高く、窓が広い。 浴槽は窓に沿って造られており、右側の奥に湯口がある。湯口に近いところはややあつめで、真ん中がちょうどよい湯、左端がぬるめの湯になっていた。 源泉は加水しているが掛け流しという。
お湯は硫黄泉で、無色透明。若干タマゴ臭がして、肌を刺激する。 ぬるめの湯側の窓からはウオーターパークのドームがよく見えた。 お風呂を出た後も身体がぽかぽかとあたたまってとても良いお湯だった。 東2号館の展望大浴場 東2号館に向かった。 東1号館を抜け渡り廊下で迷いそうになり、従業員に尋ねながらようやく2号棟の端っこの大浴場にたどり着いた。従業員は、ここのお風呂が一番見晴らしが良いと云っていた。 脱衣場は比較的広く、仕様も高い。籠もプラスチックでなく、天然素材だ。 浴場は、床が滑りにくい天然石(十和田石)で、浴槽は御影石の縁取り。浴槽の床は十和田石となっている。 浴槽の大きさは15〜6人入れそうで、肩まで湯に浸かっても付近の山々が見える。 お湯は、含硫黄−ナトリウム−塩化物・硫酸塩温泉(低張性弱アルカリ性高温泉弱)で、ハワイアンズはいわき湯本温泉の源泉から約3.5キロを引き湯している。 ほんのりとした硫黄臭があり、肌にヌルすべ感はないが、良くあたたまるお湯である。 南2号棟の大浴場 引き続き南館の大浴場に行ってみる。 南館は自分の部屋のある場所だから南2号館も行きやすかった。 渡り廊下を歩き、2号館の廊下の突き当たりに大浴場があった。5階の高さに相当するらしい。 南2号館の大浴場は規模が若干小さく、10人程度が入れるだろうか。 お風呂場には窓が無く、一階か地下に相当する場所だろう。造りはタイル張りで、それなりに凝った仕様になっている。 カラン数は3カ所で、大勢が押しかけたら足りなくなるが、たとえば、広大な露天風呂の「与一」にも行けるわけだから満員になることは無いのかもしれない。 お湯は他の各館と同じお湯である。 中央館、東館、南館の各大浴場に入ってみて、お風呂は、大人数があふれているのも良いが、静謐さの中に自分を置くのも必要だと感じた。 長年共同浴場を追求してきたが、一体何を求めてきたのかじっくり考えることも必要だと感じた。 ひとまず部屋に戻りしばしの休息をした。 このページのTop (後編)ハワイアンズと水戸 2015へ
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