- サンデーブレイク号 復帰緒戦はマリブS(12/26:G1:サンタアニタ競馬場ダ7F)を予定。(11/15)
ベルモントS(G1)3着以降、約半年間にわたり休養していたサンデーブレイク号だが、14日(木)朝Hollywood
Park競馬場にて4F(1/2Mile)49.80の調教時計を出し、復帰緒戦に向けての調整が始まった。
Drysdale調教師によれば「サンデーブレイク号は(年末のサンタアニタ競馬場”冬季開催”の開幕日である)12月26日のマリブS(G1)を目標にすることになるだろう」とのこと。マリブSを皮切りに3戦ほど叩いた後に、大目標であるドバイWC(3/29:G1:ナドアルシバ競馬場ダ10F)へと向かう予定になっているようだ。
ベルモントS終了直後は”真夏のダービー”ことトラヴァーズS(8/24:G1:サラトガ競馬場ダ10F)を目標に夏の間も走り続ける予定だったのだが、前走後初めての稽古の際に、ブレイク号の様子がおかしいことを発見。ベルモントSのレース中に後膝を痛めていたことが明らかになった。そのため、当初予定していた夏のレースを全て回避させ、同馬を滞在先のニューヨークから本拠地であるカリフォルニアに戻して休養させることに決定。ブレイク号は自厩舎のO'Donoghue助手の元で怪我の回復を待つことになった。その後、その回復の程度に応じて細かい段階を踏み、徐々に稽古を再開、年末になりようやく復帰に向けてGOサインが出るに至った。
半年ぶりの戦列復帰。脚部不安明けということもあり、緒戦から結果を出せるかどうかは分からないが、ベルモントS(G1)3着の実力、底力に期待したい。ピーターパンS(5/25:G2)以来の5勝目がなるかどうか。勝てば日本産馬初のアメリカG1制覇となる。今年の競馬は年末ギリギリまで目が離せない。
*マリブS(G1)・・・ダート7Fで行われる3歳限定戦。'95年にG2からG1に昇格。サンタアニタ競馬場の冬季開催の開催初日に行われ、”ストラブシリーズ”の第1戦目にあたる(第2戦目はサンフェルナンドBCS(1/11:G2:ダ8.5F)、第3戦目はストラブS(2/1:G2:ダ9F))。5年前の'97年には2冠馬シルバーチャームがこのマリブSを秋の復帰戦に選びLord Grilloの2着。その後更に上記G2レース2戦を叩いてから(2連勝)見事翌春のドバイWCを制した。更に過去に遡れば'79年(G2時代)にあの三冠馬アファームドが出走して3着になっているなど、まずまず歴史も深く、年末のアメリカ競馬の中でちょっとした注目を集める重賞のようだ。
- サンデーブレイク号 ジムダンディS及びトラヴァーズS回避。この夏は休養へ。疲れが出た模様。
ベルモントS(G1)3着後、Jim Dandy S(8/4:G2:サラトガ競馬場ダ9F)をステップにして、”真夏のダービー”ことトラヴァーズS(8/24:G1:サラトガ競馬場ダ10F)に初G1制覇の照準を定めていたサンデーブレイク号だったが、馬に疲れが出たため、この夏の予定を全て白紙に戻し上記2レースを回避、夏場を休養に充てることになった。
前田幸治オーナーによれば「馬に多少疲れが出たので、今後のために大事を取って休ませていますが、秋以降の目標に変更はありません」とのこと。これからひとまず自厩舎で静養する予定だが、この秋にはブリーダーズCクラシック(10/26:G1:アーリントンパーク競馬場ダ10F)、来春にはドバイWC(3月下旬:G1:ナドアルシバ競馬場ダ10F)で世界の頂点を狙いに行くという壮大なプランには変更はないようだ。昨年の11月末にデビューしてから休みなく月1走のペースで走り続けてきたこともあり、今回の休養が上手くリフレッシュに繋がればという所か。また一から新しい気持ちで秋以降に向かって行こう!
- サンデーブレイク号 今後は”真夏のダービー”を目標にステップレースを使う予定。(6/9)
米国三冠最終戦ベルモントSで3着に健闘したブレイク号。Drysdale調教師によれば、道中向こう正面の第3コーナーで少しふくれたり、力んで走っていたとのこと。まだまだ馬に若さが残っているようだ。またブレイク号の次走については「まだ決めてはいないが、次の目標はJim Dandy S(8/4:G2:サラトガ競馬場ダ9F)かハスケル招待H(8/4:G1:モンマウスパーク競馬場ダ9F)になるだろう」とのこと。今後、一旦同厩舎の本拠地であるカリフォルニアに戻って調教を積むか、それともこのままニューヨークに留まり調整を続けるかは未定のままだが、この夏の最終目標は”真夏のダービー”と称されるトラヴァーズS(8/24:G1:サラトガ競馬場ダ10F)になる模様だ。三冠レースで達成することが出来なかった米国G1制覇の夢をサラトガの地で成し遂げることが出来るかどうか。この夏もサンデーブレイクから目が離せない。
また、その後の青写真としては、秋には大目標ブリーダーズCクラシック(10/26:G1:アーリントンパーク競馬場ダ10F)に駒を進め、来春にはドバイWC(3月下旬:G1:ナドアルシバ競馬場ダ10F)で世界の頂点を狙いに行く予定。ベルモントSでの3着が今後の夢を大きく膨らませてくれた。
*Saratoga競馬場>>米国東海岸ニューヨーク州Saratoga
Springsにある競馬場。
メインコース:1周=1
1/8 Mile 芝コース:1周=1 Mile
*Monmouth Park競馬場>>米国東海岸ニュージャージー州Oceanportにある競馬場。
メインコース:1周=1
Mile 芝コース:1周=7/8 Mile
*Arlington Park競馬場>>米国北部イリノイ州Arlington
Heightsにある競馬場。
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